【副業】システムエンジニア(SE)で副業するくらいなら転職したほうがいい理由
パソコンを操作する人

「本業のSEが収入少ないし、将来も不安なので副業に挑戦したい!でも収入を増やす目的なら転職したほうがいいとも聞くけど、副業と転職、どちらを選ぶべき?」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「現役のシステムエンジニア(SE)で副業を検討している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. システムエンジニア(SE)で副業するくらいなら転職したほうがいい理由
  2. 副業以上の収入アップが期待できるエンジニア向け転職支援サービス5選
  3. 将来独立したいSEなら副業ではなくフリーランスエンジニア一択
  4. それでも副業したいシステムエンジニア(SE)向けにおすすめ3選

“すきまワーカー”、“パラレルワーカー”、“在宅勤務”

多様な働き方が確立される中で際立つのが「副業」
大副業時代のあおりを受けて副業に興味を示すSEも多くいます。

ただ、副業するくらいなら転職したほうがいい理由があります。

なぜ副業より転職を選ぶべきなのか?
副業歴10年、経理部署のRPA開発にも現在携わる当ブログ管理人

SEが取り組む副業のメリット・デメリットや将来を見据えた目標まで体験談と客観的事実に基づき解説していきます!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「副業以上の収入アップが期待できるエンジニア向け転職支援サービスも合わせてまとめていきます。今まさにSEで副業を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください!」

システムエンジニア(SE)で副業するくらいなら転職したほうがいい理由

SEが副業する最大の理由は「収入アップ」
収入の柱を増やすべく副業に取り組む実態があります。

でも収入を増やすために副業を選ぶなら、本業の選択が間違っている可能性があります。

なぜなら、副業で得られる収入は微々たるものだから。
現状、ITエンジニアが副業で得る平均月収で半数を占めるのが「9千円未満~4万円台」

さらに同調査から副業を辞めた理由トップ3もみてみると、

  1. 副業する時間に余裕がなくなったから(45%)
  2. 満足する副業収入が得られなかったから(23%)
  3. 副業先の都合により辞めざるを得えなかったから(17%)

わずか数千円のためにプライベートを犠牲にしてまで副業するメリットはあるのでしょうか?
副業で収入を補填させるより、収入の高い業界・職種に転職したほうがよっぽど賢明だといえます。

ここではシステムエンジニア(SE)で副業するくらいなら転職したほうがいい理由について解説していきます。

【理由1】転職したほうが大幅な収入アップは期待できるから

まず1つ目の理由が「転職したほうが大幅な収入アップは期待できるから」

大前提として労働市場におけるSEの需要は高いです。
IPAによると約92%のIT企業は人材が不足していると回答する調査結果を公表。

つまり、SEの需要が高い=転職しやすいことは明白です。

さらにIT企業に限らず、ほぼ全ての業界でDXやデジタル化が普及。
そのため、開発を内製化すべく社内SEを採用する動きは活発になっています。
(出典:パソナキャリア「DX推進に伴う社内SEの転職市場と求められる人材とは?」

そんな転職市場でも引く手あまたなSE。
需要があるので、転職による年収アップも比較的容易に達成可能といえます。

実際、ITエンジニアの平均的な年収アップ率は『5~25%』
年収アップ達成の要因は「最初から年収アップできる環境に的を絞ったこと」
(出典:リクナビNEXT「ITエンジニア100人が語る、年収アップ転職成功の条件」

つまり、年収ベースの高い業界に転職。
あるいは将来的に需要の高まるIT領域に転職するだけで収入は上がるといえます。

ちなみに業界別の年収差を見てみると100万円以上の差があります。
転職で収入を上げる際には、転職先の業界に留意しながら活動するのが賢明です。

関連記事:転職で給料はどれくらい上がる?【年収アップ成功者が体験談を告白】

【理由2】副業でスキルアップは期待できないから

次に2つ目の理由が「副業でスキルアップは期待できないから」

副業に取り組む理由に「スキルアップ」も意識されています。
ただ最初に結論をいうと、小銭を稼ぐ程度の副業に手を出しても市場価値は上がりません。

なぜなら、本業とは別に副業としてできることには限界があるからです。

例えば、SEの副業に人気の開発案件を例に取り上げます。
様々な開発言語を扱えば、エンジニアとしてスキルアップが期待できます。

基本的に開発案件の副業は在宅可を選ぶのが無難です。
それは平日仕事終わりと土日のみの作業と考えたら、常駐型の副業はほぼ不可能だからです。

でもこの時点で、開発案件の内容に制限がかかっています。
以下のように常駐できない以上、できる範囲は極小的になります。

  • 業務の成果を納品物によって把握できる
  • データや進捗状況の共有をオンラインでできる

また副業に興味はあるも時間が捻出できず諦めるエンジニアが大半を占める調査結果もあります。

つまり、レベルの低い副業しかできないならスキルアップは期待できないということです。

本業がありながら副業するのは「二足の草鞋」状態。
でも時間の捻出ができない以上、取り組んでも「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。

システムエンジニアの副業は、自由を犠牲にした結果、体も心も壊す末路が待っています。

関連記事:リモートワーク希望のエンジニアにおすすめ転職サイト15選【フリーランス求人あり】

【理由3】副業で得られるメリットよりデメリットのほうが大きいから

そして3つ目の理由が「副業で得られるメリットよりデメリットのほうが大きいから」

まずSE副業のメリット・デメリット比較表をご覧ください。

メリット デメリット
  1. 収入が増える?
  2. スキルアップができる?
  3. 社外に人脈をつくれる?
  4. 自分の市場価値を測れる
  1. 自由な時間が無くなる
  2. 精神的、身体的負担が増える
  3. 確定申告など雑務が発生する
  4. 責任は全部自分が背負う必要がある
  5. (場合により)会社から処分される

メリットの1,2は理由の説明通りで微妙です。
さらに、3についても在宅副業に取り組んでも人脈は広がりません。

つまり、SEの副業で得られるメリットは自分の市場価値が分かるということ。

一方デメリットを見てみると5以外は事実あります。
(副業禁止の会社であれば懲戒処分の可能性もゼロではありません)
(出典:厚労省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」

また確定申告は、副業で年20万円以上稼ぐと申請が必要になります。

確定申告も人によっては煩わしい作業です。
確定申告を避けて20万円以下に抑えようとすると収入は月1.5万円になります。

月1.5万円程度のために時間も労力も費やす気力はありますか?

システムエンジニアほど転職市場で需要の高い職種はありません。
つまり、副業するより転職したほうがよっぽどリスクなく堅実に収入アップが期待できます。

関連記事:【その副業は危険かも】在宅ワークで詐欺の見分け方と安全に稼げる方法7選

副業以上の収入アップが期待できるエンジニア向け転職支援サービス5選

ここまでシステムエンジニア(SE)で副業するくらいなら転職したほうがいい理由について解説してきました。

仕事に悩む人

「SEの副業実態は分かったけど、どうすれば収入アップできるの?」

ここからは副業以上の収入アップが期待できるエンジニア向け転職支援サービス5選についてまとめていきます!

【サービス1】転職者の約77%が年収アップに成功の「レバテックキャリア」

公式サイト:https://career.levtech.jp

サービスの特徴・強み

  • ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1の経験者専門エージェント
  • 保有求人7000件以上のうち8割以上が年収600万円以上のハイクラス求人
  • 紹介可能な企業は大手IT企業からWeb系企業、スタートアップまでを幅広く網羅
  • 専門性の高いアドバイザーによる職務経歴書やポートフォリオ作成のアドバイス
  • 技術課題や面接の対策、就労後のフォローなどのエンジニア転職を徹底サポート

利用に向いている人

  • 20代後半~40代前半のIT/Web系エンジニア経験者
  • 現職以上のスキルアップ&年収アップを実現したい方
  • 関東・関西・九州の首都圏在住の方

【サービス2】多くの人事採用と太いパイプを持つ「マイナビIT AGENT」

公式サイト:https://mynavi-agent.jp/it

サービスの特徴・強み

  • 国内最大級の転職支援実績を持つマイナビ運営のIT・Web業界に強い転職エージェント
  • 全国の大手上場企業から人気ベンチャー企業まで圧倒的な求人情報を保有
  • 多くの人事採用担当者との間に太いパイプがあり隠れた優良企業も紹介可能
  • IT業界出身のキャリアコンサルタントがブレーンとなりニーズにマッチした転職を提案
  • 応募書類の準備から面接対策まで親身な転職サポートを実施

利用に向いている人

  • 20代~30代のエンジニア経験者
  • 社内SEとして別業界・業種に転職したい方
  • 首都圏・関西圏・東海圏(特に関東エリア)で求人を探している方

\エンジニア経験者向け転職エージェント/
『マイナビIT AGENT』にまずは無料登録する
※マイナビのプロモーションを含みます。

【サービス3】転職支援実績No.1を誇る「リクルートエージェント」

公式サイト:https://www.r-agent.com

サービスの特徴・強み

  • 転職支援実績No.1!転職支援実績は累計41万名以上(2017年3月期時点)
  • 10万件以上の業界最大級を誇る豊富な非公開求人情報
  • 実績豊富なアドバイザーによる充実した転職サポート

利用に向いている人

  • 多くの求人情報の中から仕事を探したい方
  • 職種・業種はまだ決まっていない転職希望者
  • 転職を希望する全年代の方

「リクルートエージェント」公式ホームページはコチラ!
【リクルートエージェントの体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

【サービス4】高年収&高待遇の求人のみを扱う「TechClipsエージェント」

公式サイト:https://agent.tech-clips.com

サービスの特徴・強み

  • 扱う求人は500万円以上のみで約4,500件の豊富な求人情報を保有
  • 紹介可能な企業は自社サービスを持つ事業会社に特化
  • 経験豊富なエンジニアがキャリアコンサルタントを担当

利用に向いている人

  • 3年以上実務経験を持つ現役エンジニアの方
  • 関東首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)で転職活動をしている方

『TechClipsエージェント』公式ホームページはこちら!
【TechClipsエージェントの評判が気になる方はコチラの記事をご覧ください】

【サービス5】専門コンサルが適職探しをサポートする「メイテックネクスト」

公式サイト:https://www.m-next.jp

サービスの特徴・強み

  • エンジニア専業の転職支援で求人数第1位
  • 土曜・日曜・祝日にもキャリアコンサルタントとの面談対応可能
  • IT分野に精通する専門コンサルタントが本当の適職探しをサポート

利用に向いている人

  • エンジニア経験のある理系の方
  • 大手メーカーへの転職を希望している方

【未経験向け】エンジニア未経験から転職成功率99%の「テックキャンプ」

公式サイト:https://tech-camp.in

サービスの特徴・強み

  • プログラミングスクール実績No.1(受講者数、転職成功人数ともにNo.1)
  • 受講料最大56万円offの専門実践教育訓練給付制度の対象スクール
  • 転職成功率99%(転職できなければ全額返金保証付き)
  • エンジニア業界の巨匠が監修の現場で使える実践的な技術を習得可能
  • ライフスタイルに合わせて学べる学習方法は3つ(オフラインでもオンラインでも毎日学べる)
    「短期集中スタイル」「週末集中スタイル」「オンラインスタイル」

利用に向いている人

  • エンジニア未経験でITエンジニアに転職したい方
  • 転職サポート付きのスクールに通いたい方
  • スクール仲間と一緒に切磋琢磨したい方

将来独立したいSEなら副業ではなくフリーランスエンジニア一択

エンジニアが副業する理由に「将来独立したいから」が一部で散見されます。

でも将来独立したいSEなら副業ではなくフリーランスエンジニア一択です。
なぜなら、エンジニア職は将来有望なスキル・経験を有しているから。

なぜフリーランスがおすすめなのか?
具体的な理由を最適なサービスも合わせてご紹介していきます!

スキルがあればフリーランス転身直後から収入アップも期待大

まずスキルがあればフリーランス転身直後から収入アップも期待大です。

フリーランスエンジニアの人口および市場規模は年々増加傾向。
実際、業界の平均年収は高くMidworks調べでは「700~1,000万円」

それほど需要の高い将来性のある仕事であることは言うまでもありません。

フリーランスエンジニアになりたい方はまずエージェント登録から始めましょう。
(エンジニア経験があれば容易にフリーランス転身は可能)

そして登録は1社だけでなく複数社登録が鉄則です。
なぜなら、案件や福利厚生などのサービスメリットはそれぞれ異なるから。

登録後に開発案件の紹介を受けるので、その中から自身のスキルに合った開発に着手できます。

高単価案件多数掲載!フリーランスエンジニアへの転身におすすめエージェントサービス&案件情報サイト3選

実務経験が浅いなら副業ではなく本業にコミットが得策

ただし実務経験が浅いなら副業ではなく本業にコミットが得策です。

なぜなら、エンジニアは実務経験も必要だから。
経験を積むことでスキルやプログラミングの知見も広がります。

実務経験が浅い方は、開発現場にコミットするのがよいでしょう。

ただ本業以外の環境でもスキルを伸ばしたい方。
将来独立しフリーランスなど自由な働き方を手に入れたい方はスクールに通うのがおすすめ。

同じ志を持った仲間にも出会えます。
無料カウンセリングを受けるだけでもスクールの雰囲気を把握することはできます。

高度なプログラミングスキル習得!おすすめオンラインスクール3選

副業する前に副業の目的を明確にし最適な手段を選ぶのが賢明

そして副業する前に副業の目的を明確にし最適な手段を選ぶのが賢明です。

何のために副業するのか?

エンジニアほど需要の高い仕事はありません。
そんな需要の高いスキルを持ちながら安い時間切り売り副業をしても全くうまみがない。

副業する目的を明確にしましょう。
限りある時間を何に投資するかで、将来設計は決まります。

それでも副業したいシステムエンジニア(SE)向けにおすすめ3選

ここまでSEは副業するくらいなら転職を推奨する理由を解説してきました。

とはいえ、すぐに転職・独立できない事情もあります。
今すぐに収入アップできる方法を探しているSEの方もいます。

それでも副業したいシステムエンジニア(SE)向けにおすすめ3選をご紹介していきます。

ここで紹介する副業の条件は以下の通り。
おすすめを選定するにあたり好条件の副業のみをピックアップしまとめていきます。

おすすめを選定する条件

  • 土日のみの作業でOKな副業
  • SEのスキルや経験が活かせる副業
  • 本業以上の収入アップも期待できる副業

そして具体的なおすすめの副業が以下の3つ。
順番に副業の内容と最適なサービスも合わせてご紹介していきます!

システムエンジニア(SE)向けおすすめ副業3選

  1. ブログ運営
  2. Webライター
  3. プログラミング講師

【副業1】ブログ運営

まず1つ目のおすすめの副業が「ブログ運営」

個人でブログを運営し広告収入を得るビジネス。
完全在宅で、パソコン1台でできる副業になります。

当ブログ管理人もブロガーの一人。
10年以上のキャリアがあり、累計報酬は1,000万円を超えています。

なので会社に雇われなくても生活していくことは十分可能。
稼ぐ方法に興味がある方は「アフィリエイトで月1万円稼ぐ方法」をご覧ください。

しかし、自由とはいえ成功するには継続が重要です。
なぜなら、ブログの1年継続率は30%、3年にもなれば0.3%に留まるデータがあるから。

すなわち、ブログ運営には継続力が何より問われる仕事だといえます。

さらにブログ運営にWebマーケティングのスキル習得は必須。
独学でも始められますが、ほぼ途中で挫折して組織生活に逆戻りします。

一からスキル習得に励みたい方は、Webマーケター養成スクールの受講が強くおすすめです。

Webマーケスキル習得に特化!転職サポートも付いたおすすめマーケター養成スクール3選

【副業2】Webライター

次に2つ目のおすすめの副業が「Webライター」

Web上のメディア媒体に記事を寄稿する副業。
扱うテーマは様々で、目的に沿ってライティングを行います。

SEやプログラミングなどの執筆テーマも多数募集されています。
まずは得意なテーマや書いてみたいジャンルをまずは取り扱うのがおすすめです。

完全未経験からでも始められる初心者向けの副業。
隙間時間にも作業できるとあって社会人にも人気の副業となっています。

Webライターの仕事探しなら「クラウドワークス」の利用がおすすめ。
ただ完全未経験から始められるとはいえ、高単価獲得までには時間がかかります。

そのため、Webビジネススキルの習得は必須。
スキル習得には独学でも可能ですが、時間ロスで遠回りとなります。

本気でWebライターとして食べていきたい方はプロに学ぶのが賢明。
実績を出している方に相談しながら進めたほうが、学習速度ははるかに早くなります。

Webビジネスのスキル習得に特化!おすすめオンラインスクール3選

【副業3】プログラミング講師

そして3つ目のおすすめの副業が「プログラミング講師」

プログラミングを受講生に教える副業。
今ではプログラミングスクールも多くリリースされています。

サービス提供に伴って、教える講師も需要が高まっています。

週末、休日のみ講師を勤めるもよし。
それほど引く手あまたの売り手市場なのがスクール市場です。

まとめ:システムエンジニア(SE)で副業するくらいなら転職したほうがいい

SEで副業するくらいなら転職したほうがいい理由をまとめてきました。

改めてSEで副業するくらいなら転職したほうがいい理由をまとめると、

SEで副業するくらいなら転職したほうがいい3つの理由

  1. 転職したほうが大幅な収入アップは期待できるから
  2. 副業でスキルアップは期待できないから
  3. 副業で得られるメリットよりデメリットのほうが大きいから

ITエンジニア転職(経験者向け)に特化!おすすめ転職エージェント3選

とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
そんな仕事選びや将来のキャリアに悩む人は、プロのキャリアコーチングに相談するのがおすすめです。

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