営業から営業や他職種へ転職は可能?【結論可能でも転職成功には対策が必要】
仕事に悩む人

「営業職に長年就いてそろそろ転職を考えたいけど、営業から転職って可能?異職種でも転職できるのかな?転職に向けた対策もあれば教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「営業職から営業職もしくは他の職種に転職を考えている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 営業から営業や他職種へ転職は可能?
  2. 人気の営業職でも転職するためには対策が必要
  3. 営業から転職するときの成功率を上げる方法
  4. 営業から営業への転職でおすすめの職種3選
  5. 営業スキルも活かせるおすすめの他職種3選

売上を立てる最前線の部署にいるのが「営業」

営業なくして売上は立ちません。
会社が売上を立てるためには営業は必要不可欠な存在なのです。

つまり、営業職はどの業種でも転職に有利な職種といえます。

ただ営業なら誰でもいい訳ではありません。
営業から転職は可能かの結論に対する理由と転職成功に必要な対策まで詳しく解説していきます!!

たかひろたかひろ

「転職先で営業スキルを活かすおすすめの職種もまとめていきます。今まさに営業から転職を検討している方は参考にしてみてはください。」

営業職専門の転職支援サービス!おすすめ転職エージェント3選

営業から営業や他職種へ転職は可能?

早速営業から営業や他職種へ転職は可能かどうかについて解説します。

結論からいうと「可能」です。
営業から営業だけでなく未経験の他職種への転職も可能です。

ではなぜ可能と結論づけられるのか。
その理由には営業職ならではのスキルと転職市況が絡んでいます。

具体的な理由についてエビデンスを用いながら解説します。

  • 【理由1】営業スキルは汎用性が高いから
  • 【理由2】営業職の募集求人が職種の中でも特に多いから
  • 【理由3】不安定な経済市況の中でも採用活動が活発だから

【理由1】営業スキルは汎用性が高いから

まず1つ目の理由が「営業スキルは汎用性が高いから」

営業スキルの特徴の1つが「汎用性の高さ」
どの仕事にも転用できることを意味し営業職最大の強みともいえます。

具体的に営業で身に着けられるスキルというのが、

  1. コミュニケーション能力
  2. ヒアリング能力
  3. クロージング能力
  4. 課題分析能力
  5. 時間効率化能力

営業ほど汎用性の高いスキルが身につく職種は他にはありません。
なぜなら、どの業界・業種においても営業は売上を立てるために必要な職種だからです。

実際、営業から転職を考えた時、異業種を希望する人が圧倒的多数派。
以下資料の通り、約半数近くの営業職が異業種へ転職していることが分かります。

【キャリア移行比率_経験職種別】

それほど営業職は人気かつ異業種への転職も有利な職種であることがうかがえます。

つまり、営業から営業への転職は即戦力として優遇されます。
営業スキルを身に着けることで未経験の異業種や他職種への転職も有利にはたらきます。

関連記事:デスクワークじゃない仕事でおすすめ職業8選【パソコン使わない仕事も紹介】

【理由2】営業職の募集求人が職種の中でも特に多いから

営業スキルだけでなく転職市況でも人気の職種といえます。
それは「営業職の募集求人が職種の中でも特に多いから」

以下マイナビが公表する転職活動の実績資料をご覧ください。

【直近の転職活動で、「閲覧した求人の数」「応募した求人の数」「面接を行った数」「内定を獲得した数」をお答えください。】

  • 閲覧した求人の数
  • 応募した求人の数
  • 面接を行った数
  • 内定を獲得した数

上記全ての情報において営業職が最多となっています。
つまり、営業職は募集求人が多く、転職活動がアクティブな職種といえます。

関連記事:いい求人netの評判は?【営業職や未経験の転職に強いか口コミと求人比較から検証】

【理由3】不安定な経済市況の中でも採用活動が活発だから

そして3つ目の理由が「不安定な経済市況の中でも採用活動が活発だから」

2020年より世界で猛威をふるう新型コロナウイルス。
ウイルスの影響で失業者は増え、さらに企業の採用活動も消極的に(求人数の減少)
(出典:厚労省「一般職業紹介状況について」

しかし、そんな中でも採用活動を積極的に行う職種があります。
それが以下エンジャパン公表の中途採用実態調査で明らかとなっています。

【積極的に採用活動が行なわれていると感じる職種を教えて下さい。】

技術系と並んで営業系も積極的に採用活動が行なわれていると感じる職種と回答。

両職種とも会社にとって売上を立てる重要な職種です。
つまり、営業職はコロナ禍のように経済市況が不安定の中でも採用に強い職種といえます。

関連記事:生き残る仕事・職業となくなる仕事ランキング50【将来生き残るために必要なのは創造力】

人気の営業職でも転職するためには対策が必要

営業職は未経験の他職種であっても転職が可能である理由を解説してきました。

とはいえ人気の営業職でも転職するためには対策が必要です。
なぜなら、直近の転職市場において営業職は、即戦力採用の傾向が強くなってきているからです。

【営業職は即戦力採用の傾向。IT系の営業の採用ニーズが増加】
新型コロナ以降の転職市場では、経験者採用の傾向が強まっています。この背景としてあるのは、リモートワークの広がりです。働き方が一変し、これまであまり進んでいなかったメンバーシップ型からジョブ型へ移行する企業の実例が増えてきました。企業が求める人材が今まで以上に「専門性のある人材」にフォーカスされてきていて、即戦力人材を採用する傾向に変化しているのです。

つまり、採用は積極的でも誰でもいいというわけではない、ということです。

また営業職人員は年々減少し続けている実態も背景としてあります。
(出典:livedoorニュース「この15年で130万人の営業マンが消滅したワケ」

減少する主な理由は取引の多様化による別職種への代替。
さらにAI導入による業務の合理化による配置転換が挙げられます。

従って、営業職でも転職成功に向けた戦略的な対策が必要だといえます。

営業から転職するときの成功率を上げる方法

仕事に悩む人

「営業職は転職に有利でも誰でもいいわけではない(即戦力採用の傾向が強い)ことは分かった!転職成功に向けた対策は何かないの?」

ここからは営業から転職するときの成功率を上げる方法を解説していきます。

【方法1】転職エージェントを利用すれば選考通過率はアップ

まず転職で成功率を上げるためには「転職エージェントの利用は必須」
なぜなら、転職者に内定獲得を指南するために生まれたサービスだからです。

その中でも営業職に特化した転職エージェントが「マイナビ営業 AGENT
マイナビ営業 AGENTを利用すれば一人ひとりのニーズにマッチした転職を提案してくれます。

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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

【方法2】営業から営業(異業種)へ転職する場合

次に「営業から営業(異業種)へ転職する場合」
方法は転職エージェントの「マイナビ営業 AGENT」の利用がおすすめです。

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【方法3】営業から未経験の他職種へ転職する場合

そして「営業から未経験の他職種へ転職する場合」
方法は圧倒的求人数を誇る転職エージェント「リクルートエージェント」の利用がおすすめです。

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【リクルートエージェントの体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

営業から営業への転職でおすすめの職種3選

ここまで営業から転職するときの成功率を上げる方法を解説してきました。

営業職専門の転職エージェントを利用すれば転職成功率は飛躍的に上がります。
また営業職未経験でも対応する転職支援サービスはあり、利用しない手はありません。

仕事に悩む人

「転職エージェントの利用は必須なのは分かったけど、転職先でおすすめの職種って何かある?」

ここではそんな営業から営業への転職でおすすめの職種3選をご紹介していきます。

【職種1】高収入を狙うなら「コンサルティング営業」

転職で高収入を狙うなら「コンサルティング営業」

コンサルティング営業の平均年収は「498万円」
全職種の平均が「445万円」であるため『+53万円』高いことになります。
(出典:キャリコネ「コンサルティング営業」

比較的年収は高い傾向にあります。
また、仕事内容もスキルと専門性を求められるやりがいのある仕事です。

関連記事:アクシスコンサルティングの評判は?【コンサル転職に強いか口コミと求人比較から検証】

【職種2】需要の高いスキルと専門性を磨くなら「IT業界の法人営業」

次世代を担う需要の高いスキルと専門性を磨くなら「IT業界の法人営業」

昨今、IT業界は日本のみならず世界で注目を集める産業の一つ。
そのため、ITエンジニアは引く手あまたの熾烈な人材獲得の争奪戦が世界で起きています。

開発したシステムやサービスは販売しなければ売上にはなりません。
その売上を担うのがITリテラシーに精通する法人営業の営業マン。

エンジニア職と並んで営業職の需要が高いのには、近年のIT業界の需要拡大に大きく関係しています。

「専門性を求める求人」は具体的にはIT系の営業職が飛び抜けてニーズが高い状況です。コロナ禍で求人倍率が下がる中でも、ITに関する業界・職種に関してはそれほど変化が見られません。ITに関連する商材や取引先など、ITリテラシーの高い営業経験者は、より専門性を活かせる会社への転職が可能です。

つまり、IT業界の法人営業は非常に需要の高いおすすめの職種といえます。

関連記事:食いっぱぐれない資格のはずが将来消える仕事?【大事なのは将来性のある仕事選び】

【職種3】ノルマが低くワークライフバランス重視なら「ルート営業」

仕事よりノルマが低くワークライフバランス重視なら「ルート営業」

ルート営業とは既存顧客に営業する仕事。
新規開拓営業と違ってノルマも低く、基本顧客のフォローがメイン業務になります。

ルート営業最大の特徴はスケジュール管理をしやすい点。
すでに回るべき顧客は決まっているため、業務コントロールをしやすいのが特徴です。

そのため、ワークライフバランス重視にはおすすめの職種といえます。

ただルート営業といえどノルマは存在します。
ノルマという目標に追われない仕事を選びたい方は営業以外の仕事に就くのがよいでしょう。

関連記事:【営業職が辛い】辞めたいほど向いてない時に取るべき行動は転職一択

営業スキルも活かせるおすすめの他職種3選

ここでは営業スキルも活かせるおすすめの他職種3選もまとめていきます。

【職種1】商品開発

商品の企画・立案を行う「商品開発」

商品が実際にリリースする前の段階の仕事。
世の中の需要と供給を見極め、何が必要なのか?消費者ニーズをくみ取る重要な仕事です。

営業職もクライアントのニーズを汲み取る必要があります。
現在何に困っていて、何を必要としているのか?

そのための商品やサービスを提案するのが営業の仕事(提案型営業)

ニーズを汲み取る点では商品開発も営業も同じ思考回路が必要です。
つまり、営業で培われたスキルは商品開発にも転用できるおすすめの職種です。

関連記事:【ENTPの適職12選】特徴と強みから討論者型の向いてる仕事・職業を分析

【職種2】マーケティング

サービスの売上拡大を担う「マーケティング」

マーケティングの目的はサービスの売上拡大。
そのための認知度向上やブランディング戦略など施策を練る部隊です。

商品開発がリリース前の作業ならマーケティングはリリース後に動き出す仕事。

ただどちらも共通するのは消費者ニーズの汲み取り。
さらには潜在的なニーズの掘り起こしから売上を拡大するための戦略を立案します。

売上を立てる(拡大する)仕事は営業も同じ。
つまり、マーケティング戦略も営業スキルを活かせるおすすめの職種といえます。

関連記事:頭を使う仕事でおすすめ職種8選とその理由【もし苦手で向いてない人は転職推奨】

【職種3】人事(人材派遣)

社内の人材戦略を練る「人事(人材派遣)」

会社にとって人材は人財。
配置転換や適材適所一つとっても売上を大きく左右します。

これらの施策は社長主導でありながら手を動かすのは人事の仕事。
従業員のポテンシャルや実績、スキル、経験など総合的に勘案して実行に移す重要な施策です。

人間の深層心理に入り込み動かすのは営業も同じ。
つまり、人事の重要なポジティブは営業スキルも活かせるおすすめの職種といえます。

関連記事:華やかな仕事がしたい!【女性も活躍のおしゃれな花形職業ランキングTOP15】

まとめ:転職しやすい人気の営業職でも事前の対策は必須

営業から営業や他職種へ転職は可能である理由と転職成功に向けた対策に関する情報をまとめてきました。

改めて、本記事のポイントをまとめると、

営業から営業や他職種へ転職は可能である理由


【理由1】営業スキルは汎用性が高いから
【理由2】営業職の募集求人が職種の中でも特に多いから
【理由3】不安定な経済市況の中でも採用活動が活発だから

営業職はどの職種・業種でも汎用できるスキルがあります。
そのため、転職市場において需要の高い職種の一つになっています。

しかし、人気だからこそ転職活動時には対策が必須。
最近では即戦力を求める傾向も強く、誰でも就ける仕事ではなくなってきています。

特に営業未経験であれば転職エージェントの力を借りましょう。

専門のコンサルタントが徹底的にサポートしてくれます。
営業経験者でも転ばぬ先の杖としても役立つうえ、内定率も飛躍的に上がります。

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とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
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