「コミュ障って営業には向いてない?昔から人付き合いが苦手で話すのが得意ではない。こんなコミュ障な私でも営業職はできますか?」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「コミュ障は営業に向いてないと感じている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 「コミュ障は営業に向いてない」は単なる思い込みである理由
- コミュ障が営業で失敗しないために意識すべき対策
- どうしても営業はコミュ障に向いてないと感じる時の対処法
営業に話の上手さ(トーク力)は不要です。
人見知りでも根暗でも陰キャラであっても。
コミュ障だと思っている人も営業の仕事は十分できます。
なぜなら、「自分が話す」のではなく「相手に話してもらう」のが営業の仕事だからです。
コミュ障でも営業はできる理由と失敗しないために意識すべき対策を詳しく解説していきます!
「どうしても営業はコミュ障に向いてないと感じた時の対処法もまとめていきます。今まさにコミュ障で営業の仕事に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!」
「コミュ障は営業に向いてない」は単なる思い込みである理由
「僕はコミュ障なんですが営業に就職するのを考えています。やめといたほうがいいのでしょうか?」
引用: Yahoo!知恵袋「人生相談」
「コミュ障で営業は向かない?」
Yahoo!知恵袋には600件以上もの多くの悩みが寄せられています。
ですがこの「コミュ障は営業に向いてない」は単なる思い込みです。
なぜなら、日常的に使う会話力と営業に必要な会話力はイコールではないから。
いったいどういうことなのか?
コミュ障の特徴や本当に必要な営業スキルなど順番に解説していきます。
- 【理由1】コミュ障でもコミュ力は鍛えられるから
- 【理由2】営業に話の上手さ(トーク力)は必要ないから
- 【理由3】仕事で他人に興味なんて持たなくていいから
【理由1】コミュ障でもコミュ力は鍛えられるから
まず1つ目の理由が「コミュ障でもコミュ力は鍛えられるから」
営業にとってコミュニケーション能力は必須です。
コミュ力なければ営業として仕事が成り立たないほど最も必要なスキル。
でも「コミュ障だからコミュ力は低い」という因果関係は存在しません。
なぜなら、コミュニケーションは個人の能力に還元できるものではないから。
二人以上の当事者がいて初めて成立する関係性に応じて変化する手段がコミュニケーションです。
(出典:岩波書店「「コミュニケーション能力がない」と悩むまえに」)
また「コミュ障」の意味を改めて調べてみると、
一般に「コミュ障」という言葉を使うとき、それは専門的な意味合いではなく、「コミュニケーションが苦手な人」という程度の意味である。最近はコミュニケーションが上手いか下手かということが、われわれにとって重要な意味や価値を持つようになった。
「コミュ障」=「コミュニケーションが苦手な人」
単なる俗称として用いられる状態を表す言葉になります。
さらにコミュ障の特徴について、以下のように説明されています。
- 常に周りの人に対して遠慮しがちで、自分の意見が話せない
- 人見知りや緊張が激しく、人と話すときに動揺してしまう
- 人前に立つと緊張によるパニックで頭が真っ白になる
- 周りの会話のペースについていけず、黙ってしまう
- 会話や質問などにうまく受け答えできない(内容も話し方も)
- 自分から上手で積極的なコミュニケーションができない(会話を拒む)
特徴を一言でいえば「他人からの評価を気にし過ぎ」
相手の気持ちや言動ばかり気にして、意識が内向きなのが問題です。
つまり、「コミュ障はコミュ力低いから話せない」と自ら決めつけているだけなんです。
書籍にもある通りコミュ障でもコミュ力はつきます。
従って、コミュ障でも営業で活躍することは何ら難しいことではないのです。
関連記事:【コミュ障におすすめ仕事10選】転職で辛く続かない日々からの脱出
【理由2】営業に話の上手さ(トーク力)は必要ないから
2つ目の理由が「営業に話の上手さ(トーク力)は必要ないから」
営業の仕事にコミュニケーション能力は必須です。
ただ日常生活で使用するようなトーク力は全く必要ありません。
営業に必要なスキルは「問題解決能力」
なぜなら、顧客の抱える悩みを解決することが営業の本来の仕事だからです。
雑談すること、商品を売り込むことが営業の仕事ではありません。
そして、問題解決能力を3つの要素に分解すると以下のようになります。
- 傾聴(ヒアリング)力
どのような解決策を求めているのかを読み取るスキル- 課題発見力
ヒヤリングの後に具体的な課題を見つけるスキル- コミュニケーション力
相手と意思疎通を図るために分かりやすく情報を伝えられるスキル
大事なのは「自分が話す」のではなく「相手に話してもらう」
そのために聞き手にまわって、問題を引き出すことが営業に求められる能力なんです。
つまり、営業に話の上手い下手といったトーク力は一切不要。
相手の気持ちに寄り添って、悩みを汲み取れるかどうかが重要だといえます。
アメリカのトップ営業が使っている営業でも「相手の仕事に関心をしめす手法」が紹介されています。
従って、コミュ障でも聞き手にまわれば営業として十分成功できる素質はあるということです。
関連記事:【事実】営業職がきつい理由5選と大変でもポジティブに捉える人との違いとは
【理由3】仕事で他人に興味なんて持たなくていいから
そして3つ目の理由が「仕事で他人に興味なんて持たなくていいから」
「コミュ障を治したいと思っているのですが、そもそも他人に興味が持てません。すぐに損得など、即物的に考えてしまい、いやです。」
引用: Yahoo!知恵袋「生き方」
コミュ障の中には「他人に興味が持てない」
「他人に興味がないから営業は向いていない」と考える人もいます。
しかしこれは大きな勘違いです。
なぜなら、仕事において他人に興味など持たなくていいから。
仕事の話は、質問したり深堀りしたりしやすいもの。相手の困っていることを聞き出せて、自分が手助けできることであれば、人間関係も構築できます。
上記の通り「質問」するだけで仕事も人間関係も成立します。
深堀りすればするほど潜在的な相手の悩み(問題点)が浮き彫りになります。
つまり、興味を持つべきは「どうしたら問題を解決できるのか?」
人に興味を示すのではなく仕事(問題)に興味を持つ、ただこの一点のみです。
日常の中で用いる雑談や話などの会話力は必要ありません。
コミュ障でコミュニケーションが苦手でも、営業に必要な能力を伸ばすことは可能です。
関連記事:他人に興味がない人の特徴と向いてる仕事12選【改善より適職探しが重要】
コミュ障が営業で失敗しないために意識すべき対策
ここまでコミュ障は営業に向いてないと感じるのは思い込みである理由を解説してきました。
「思い込みといってもコミュ障はコミュニケーションが苦手なわけで営業の仕事には苦手意識があるよ。どうすれば失敗しないで働ける?」
ここからは具体的にコミュ障が営業で失敗しないために意識すべき対策についてまとめていきます。
【対策1】短所の克服ではなく長所を伸ばすことを意識する
まず1つ目の対策が「短所の克服ではなく長所を伸ばすことを意識する」
「コミュ障」=「コミュニケーションが苦手な人」
総じてコミュニケーションに対する苦手意識を持つ人を指します。
- 無言の時間に焦って商品の説明を繰り返す
- 気の利いた話が必要だと雑談やトークに力を入れる
- 契約が取れないのは説明の仕方に問題があるとトークスクリプトばかりブラッシュアップする
苦手意識を持ったままでは、上記のような失敗が起こります。
そのため、コミュ障は苦手なコミュニケーションを克服することに意識を向けがちです。
しかし短所を克服する行動こそ失敗の原因といえます。
重要なことは、短所の克服ではなく長所を伸ばすことに意識を向けることです。
なぜなら、長所を伸ばすことで短所は自ずと克服されるから。
長所と短所は表裏一体、裏返しの関係性。
伸びた部分のプラスが短所のマイナス部分を補う関係があります。
- 聞き上手で細やかな気配りや配慮に富む
- 相手の気持ちを深く理解しようとすることが得意
- 良い距離感が取れて人を裏切らない誠実さと堅実さ
コミュ障にも長所はあり、この関係を「長所伸展法」と呼びます。
(実業家で企業の経営コンサルを行う船井幸雄氏が提唱する教育法)
一方、短所を克服してもマイナスをゼロにできるだけ。
人並み程度のレベルになっただけで、大きなプラスをもたらすことはありません。
つまり、自身の長所に気づき伸ばすことに意識を向けることが何より重要だといえます。
関連記事:仕事できない人ほど非効率な生き方を選びがちな話【勝てる場所を選ぶのが正解】
【対策2】自己分析から得意なことを徹底的に研究する
2つ目の対策が「自己分析から得意なことを徹底的に研究する」
短所克服より長所伸展が重要だと説明しました。
でも、そもそも長所は何なのか?
長所の把握ができなければ伸ばしたくても伸ばせません。
そんな時に取り組むべきが「自己分析」
自己分析とは己の強みや得意を理解すること。
強みが分かれば、向いてる仕事や将来のキャリア形成も自ずとみえてきます。
ただ自己分析のやり方に不安を覚える方は多いです。
なぜなら、自己を客観的に分析し理解するのは至難の業だから。
ではどうすればいいのか?
自己分析のやり方に不安を覚える方は、プロのキャリアコーチングに相談するのが賢明です。
自己分析に迷ったらまずは気軽に相談をおすすめします。
一人で迷うよりプロに相談するだけで、悩みは解消されることは多々あります。
無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。
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【対策3】得意を活かせる営業職を選ぶ
自己分析が完了したら「得意を活かせる営業職を選ぶ」
長所伸展法に則り得意を活かせる営業職を選ぶようにしましょう。
決して短所となる営業職を選ぶのは厳禁です。
自己分析から把握した強みや長所をもとに転職活動を始めましょう。
そして営業職には様々な種類の仕事があり、大きく分けると以下に分類されます。
- 契約を取る対象が「法人営業」なのか「個人営業」なのか。
- そして売る商材が「有形商材」なのか「無形商材」なのか。
これらを掛け合わせた4種類の営業職に大別されます。
(例:有形商材を扱う法人営業、無形商材を扱う個人営業など)
この中でコミュ障にもおすすめは無形の法人営業。
業界でいえばIT、IT営業は今後も必要とされ専門スキルも身につく需要のある仕事といえます。
コミュ障から営業職にチャレンジしたい方は「マイナビ営業 AGENT」の利用がおすすめです。
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どうしても営業はコミュ障に向いてないと感じる時の対処法
「コミュ障」の分類は俗称だけではありません。
発達障害のカテゴリーにも分類される場合があります。
同じカテゴリー(DSM-5)にはASDやADHDなども含まれています。
つまり、医学的知見からみて会話が成立しない。
営業に向かない、相手の気持ちをくみ取れない性質を持った人もいます。
このようにどうしても営業はコミュ障に向いてないと感じる時の対処法についてもまとめていきます。
【対処法1】営業以外の職種に転職する
まずは「営業以外の職種に転職する方法」
最も手っ取り早い対処法です。
コミュ障でなくても営業に向いてない人は向きません。
仕事には必ず向き不向きがあって適性を見定めることが何より最優先です。
そのための手段が自己分析であり長所伸展。
自己を理解し長所を活かせる仕事選びがコミュ障の生存戦略になります。
そして、転職活動を始める際には転職エージェントの力を借りましょう。
自己分析の情報をもとに適切な求人を紹介してくれます。
また、不得意な面接の対策も徹底的にアドバイス&サポートしてくれます。
転職エージェントを利用するメリットは「転ばぬ先の杖」
転職活動で失敗しないためにも利用は必須。
おすすめの3社を厳選してご紹介します、ぜひご活用ください。
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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
【対処法2】人と関わらない仕事を選ぶ
次に「人と関わらない仕事を選ぶ方法」
コミュニケーションが苦手ならコミュニケーション不要の仕事に就くのも対処法の一つです。
コミュニケーション不要とは人と関わらないということ。
人と関わらずできる仕事も現代では多く世の中に存在します。
なぜなら、オンライン完結のプラットフォームが普及しているから。
オンラインを介し取引を仕事にすれば人と関わることはなくなります。
具体的には以下のような仕事があり、すべて未経験からでも始められます。
- ブログ(アフィリエイト)
- ユーチューバー
- デイトレーダー
仕事内容や人と関わらない仕事の特徴については以下関連記事をご覧ください。
関連記事:【厳選】人と関わらない仕事3選!人と会わない&人と接しない仕事も解説
【対処法3】フリーランスや起業家に転身する
そして「フリーランスや起業家に転身する方法」
会社に属さず自らの力で業を成す個人事業主。
人間関係も働く場所も仕事も自由に設計可能になります。
つまり、コミュニケーションの悩みも簡単に解消できます。
ただし個人で業を成すにはスキルは必須。
スキルなくして個人で仕事を受注するのは至難の業です。
(会社員は会社の看板があるから仕事が取れているようなもの)
会社に属さない生き方を選択したい方はまずスキル習得に専念しましょう。
おすすめはプログラミングやデザインなどWebビジネスに関するスキル。
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まとめ:他者の悩みを引き出せるコミュ障は営業に向いている
コミュ障は営業に向いてないと感じるのは思い込みである理由と対策をまとめてきました。
改めて、「コミュ障は営業に向いてない」は思い込みである理由をまとめると、
- コミュ障でもコミュ力は鍛えられるから
- 営業に話の上手さ(トーク力)は必要ないから
- 仕事で他人に興味なんて持たなくていいから
とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
そんな仕事選びや将来のキャリアに悩む人は、プロのキャリアコーチングに相談するのがおすすめです。
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無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。
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