大企業が合わない人の特徴10選【安定・安泰を好まない人は向いていない!】
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「大企業にすごい憧れがあるんだけど、合わない人・向いていない人の特徴って何かあるのかな?大企業といえば「安定」というイメージが強いけど、他に特徴的なあるあるがあれば教えてほしい!転職や就職活動の参考にしたい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは、「大企業への向き不向きを理解して転職活動や就活に取組みたい方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 大企業が合わない人・向いていない人の特徴10選

大企業には大企業ならではの特徴が存在します。

当ブログ管理人はベンチャー(IT業)に6年、その後大企業(製造業)に転職した現役経理マンです。

各事業規模を経験しているからこそ分かる特徴があります。
大企業の特徴から大企業が合わない人・向いていない人の特徴を詳しく解説していきます!!

たかひろたかひろ

「大企業への転職や就活を考えている方は参考にされてみてください。衝撃的な特徴もありますので、合わない人は合わないと思います。。。」

大企業が合わない人・向いていない人の特徴10選

早速大企業が合わない人・向いていない人の特徴をまとめていきます。

特徴は以下10個になります。

大企業が合わない人・向いていない人の特徴10選

  1. 安定・安泰より挑戦を好む人
  2. 突然の転勤は困る人
  3. ジェネラリストよりスペシャリストを目指したい人
  4. 希薄な職場環境は避けたい人
  5. 本業に加えて副業にも挑戦したい人
  6. ネームバリューより成長できる環境を望む人
  7. 会社は「人」で選びたい人
  8. 経営層の近くで仕事がしたい人
  9. 将来起業や独立したい人
  10. 個人でも影響力を持ちたい人

当てはまる人は大企業に向いてません。
ベンチャー企業や独立(フリーランス)の道を模索した方が良いでしょう。

内容を順番に解説していきます。

【特徴1】安定・安泰より挑戦を好む人

大企業の代名詞といえば「安定・安泰」

  • 給料が高い
  • 福利厚生が充実する
  • 社会的信用力が高い

資本力を活かして、従業員に手厚いサービスを施してくれます。
生活水準は間違いなく上がります、これは事実です。

私の務める大企業も信用力が高いです(入社早々ゴールドカード申込書をもらいました笑)

一方で、仕事の内容を見てみると。
出来上がったサービス、事業を淡々とこなす業務が多いです。

つまり、新規事業やイノベーションの創造は大企業は不得意と言えます。
なぜなら、すでに出来上がった企業だから。

その点、ベンチャー企業はまだまだこれから。
挑戦しかない環境で自身を追い込み続ける事が出来ます。

そんな安定・安泰より挑戦したい人には合わない事業体と言えます。

大企業勤務経験もあり、ベンチャーへ転職後に起業した株本編集長でも「安定」が大企業の特徴として紹介しています。

さらに最大のデメリットについては「スキルが身につかない」
つまり、プロジェクト単位で見た時に一部しか担えない大企業では挑戦的な仕事はできないということが以下YouTube動画で解説されています。

【特徴2】突然の転勤は困る人

大企業勤務なら経験者も多いはずの「転勤」

大企業ともなれば全国各地や世界各国にも支社を作ります。
グローバル化の流れを受けて、売上拡大に寄与するサービスの多角化が進められます。

つまり、従業員が多い分、配置転換は容易に行われてしまいます。

私の務める大企業は優秀な人材ほど海外赴任が多いです。
私も入社早々、山口に単身赴任という形で働き方ががらりと変わりました。

しかし、突然の転勤は人間のライフスタイルまでも一変させます。
サイボウズ社長の青野さんも大企業の強制転勤について苦言を呈しています。

家族持ち、働く場所を自分自身で選びたい方には合わないです。
私の単身赴任時代の苦しみや地方勤務となった時の体験談も載せておきます、合わせてご覧ください。

関連記事:【体験談】単身赴任は想像以上に辛い!限界で離婚危機なら転職すべき
関連記事:【体験談】地方勤務は辛く孤独!辞めて転職活動時に注意したい3つの事

【特徴3】ジェネラリストよりスペシャリストを目指したい人

大企業の仕事は基本「ジェネラリスト」

ジェネラリストとは簡単に言えば「何でも屋」
短期間のうちにジョブローテーション制度を行って仕事に携わらせる特徴があります。

大企業は事業が多岐に渡るため制度を使って社員を育成します。
しかし専門性や経験とスキルの面で見れば習熟度は乏しいといえます。

つまり、他の企業では通用しない人材になってしまうということ。
他でも通用するスペシャリストを目指したい方は、大企業は合いません。

関連記事:器用貧乏に向いてる仕事10選【転職には短所の意識改革と適職探しが重要】

【特徴4】希薄な職場環境は避けたい人

大企業=「従業員が多い」

大企業の定義は従業員数「300人以上」
とにかく中で働く社員が多いため全員の顔と名前は覚えられません。

一方、中小零細企業は全員覚えられます。
私の務めていたベンチャーもワンフロアに全員出社していたため他部署でも交流がありました。

つまり、大企業ほど職場環境は希薄になりがちです。
仕事だけの付き合いになりがちで、社員同士で士気を高め合うということもありません。

人間関係も尊重しながら仕事に邁進したい方も大企業は合わないでしょう。

関連記事:人間関係の良い職場の特徴8選【転職から職場を変えるだけでQOLは上がる】

【特徴5】本業に加えて副業にも挑戦したい人

大企業は未だに「副業禁止が多い」

2019年にみずほFGが副業&兼業を解禁した事は非常に話題となりました。

しかし、足元のデータでは大企業ほど副業推進が進んでいないのが実情です。

【副業&兼業の従業員規模別の推進・容認率】

300人以上の大企業では「20%台」に留まる結果に。。
働き方改革を政府が推し進める中、未だ副業禁止の会社はもはや「やばい会社」と言わざるを得ません。
(参考:【厳選】やばい会社の特徴12選!留まっても時間の無駄なので即転職を推奨

しかし300人以下の中小企業は「30%以上」の容認率。
特に10~49人のベンチャー企業は容認率「43.3%」と最も高い!

本業だけでなく副業にも挑戦したいアグレッシブ社員はベンチャーが相応しいです。
もしくは、副業解禁する大企業を探して転職するのが賢明な行動です。

転職エージェントを使えば、希望に沿った求人紹介を的確に受けられます。

無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)

【特徴6】ネームバリューより成長できる環境を望む人

大企業という「ネームバリューが強力」

他人にベンチャー企業の名前を伝えても「?」
しかし、超有名な大企業の名前を伝えた途端に「優秀な方なんですね」

大企業に務めている人=優秀な人、という固定観念が日本人は多いです。

ただし、ネームバリューは所詮飾り。
大企業に務めているから優秀とは決して限りません。

私の会社にはいませんが、「マインスイーパーおじさん」が昔ながらの大企業にはいるようです。
そして、地方公務員の係長クラスにも仕事できないのに高給取りが多いです(知人談)

40代に突入した時に他人と大きな差を実感することでしょう。
それは、ネームバリューにしがみついて生きてきたか、成長できる環境で切磋琢磨してきたか。

総じて、大企業勤務はネームバリューに頼る人が多いです。

転職支援サービスを手掛ける「UZUZ」の以下インタビュー動画に大企業に20年以上勤める方が登場。
ネームバリューや綺麗な景色が見れるオフィスであってもいずれは飽きると解説。

大企業のキラキラしたイメージも中で働く従業員にとっては、日ごとに当初抱いた感動は薄れてしまうもの。

「どこで働くか、ではなく何ができるか?」
企業のネームバリューより誰と働いて、成長できる環境であるかどうかがを最重視したい方は大企業は不向きです。

関連記事:大企業はつまらない?それとも楽しい?【大事なのはやりがいを持つこと】

【特徴7】会社は「人」で選びたい人

大企業だと従業員が多すぎて「誰と働くか不透明」

転職面接でもお会いした方とは違う方と働いています。

悪い意味でも大企業は人を選べません。
特に上司の引きが悪ければ社会人人生は詰みます。

一方、ベンチャー企業では起こり得ません。
面接で合った人が上司や同じ職場で働く人になります。

従業員も少ないため、どんな人が働く職場にいるのか透明性が高いです。

結局、人が多くても関われる人数には限りがあります。
会社ではなく人で選びたい方は、大企業は不向きです。

関連記事:【上司が合わないから転職?】辞める前の対処法と退職決意の判断基準は1つ

【特徴8】経営層の近くで仕事がしたい人

大企業あるある「一度も経営層と会ったことがない」

決算説明動画やPRでは拝見したことがある。
しかし、面談や直接仕事を通して会う事はまず起こり得ません。

一緒に仕事をするなど天変地異が起こります(笑)

一方、ベンチャーだと社長と仕事をする機会は多分にあります。
私は前職IRの仕事で社長のカバン持ちもしていました。

間近で会社を設立、軌道に乗らせるまで押し上げた社長の手腕を盗むことも可能です。

成長したければ、自分より頭のいい人とつきあいなさい
有名な書籍があるように経営層の近くで仕事ができれば成長スピードは上がります。

関連記事:上司に恵まれる方が奇跡!【無能な上司に恵まれない時の4つの対処法】

【特徴9】将来起業や独立したい人

大企業には安定に浸って「挑戦する人が少ない」

その結果、起業や独立志向の人も少ないです。
また、特徴5でも触れた通り、独立の先駆けとなる副業がまだ十分に解禁されているとは言えません。

つまり、将来起業や独立したい人にとって大企業は足枷でしかありません。

現在会社員で将来が不安な方。
将来独立を視野に動きたい方は以下関連記事もご覧ください。

会社員をしながら副業するメリットもまとめています。
関連記事:会社員に向いてない社会人は仕事どうすれば?【サラリーマンの特徴から結論は1つ】

【特徴10】個人でも影響力を持ちたい人

大企業の商品は基本「ヒット作品が多い」

看板を掲げて商品PRをすれば売れます。
それはネームバリューがすでに確立されているから。

つまり、個人の力ではなく会社の看板が影響をもたらすからです。

個人でも影響力を持ちたい人にとっては大企業はつまらない仕事が多いです。

現代はSNSなどソーシャルメディアの時代。
個人の発言がダイレクトに世の中に影響を与えられる時代です。

20歳で新卒社長に就任してしまう強者もいます。
(引用:型にはまらない20歳の新卒社長

また、有名ブロガーのマナブさんも「会社」ではなく「個人」の影響力の方が重要であることを以下YouTube動画で言及しています。

なぜなら、大企業でリストラ(希望退職者)の嵐が吹き荒れているから。
会社に依存せず、個人の名前で仕事を取るのが本質的な安泰に今後は繋がります。

大企業という型にはまりたくない人。
個人というブランド力を身に着けて、挑戦し続けたい方には大企業は到底向きません。

関連記事:正社員にこだわる働き方だと人生消耗する話【時代遅れの考えから多様な生き方へ】

まとめ:大企業に合わない人・向いていない人は即転職推奨

大企業が合わない人・向いていない人の特徴についてまとめてきました。

改めて、大企業が合わない人・向いていない人の特徴を挙げると、

大企業が合わない人・向いていない人の特徴10選

  1. 安定・安泰より挑戦を好む人
  2. 突然の転勤は困る人
  3. ジェネラリストよりスペシャリストを目指したい人
  4. 希薄な職場環境は避けたい人
  5. 本業に加えて副業にも挑戦したい人
  6. ネームバリューより成長できる環境を望む人
  7. 会社は「人」で選びたい人
  8. 経営層の近くで仕事がしたい人
  9. 将来起業や独立したい人
  10. 個人でも影響力を持ちたい人

主戦場が「会社」か「個人」か、の違いです。

会社のネームバリューを使って、戦いたい方は大企業向き。
個人の力を身に着けて、挑戦し続けたい方は大企業は向きません。

将来起業や独立を視野に動いている方も大企業は選ばない方が吉です。

転職活動から望む働き方が実現できる会社を選びましょう。
さらに、「人」で選んだ方がこの先の将来の財産が増えます。

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