「転職活動の最終面接まで進めばほぼ合格、面接内容も顔合わせ程度で特に質問されないってよく聞くけどホント?」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「転職活動の最終面接まで進めばほぼ合格かどうか気になっている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 転職活動の最終面接はほぼ合格ってホント?
- 最終面接まで進んで落ちる理由と合格率
- 合格率を上げる対策3選
- 最終面接の結果が届くまでの間に行うべきこと
「最終面接=内定が出たも同然(ほぼ合格!)」
当ブログ管理人も最終面接に辿りつくまで信じていました。
しかし、真実をお伝えしなければなりません。
体験談も交えて巷に広がるいくつもの誤解と転職者の悲痛な叫びを。
「転職活動の最終面接はほぼ合格」の真実と合格率を上げる対策を詳しく解説していきます!
「最終面接の結果が出るまでの間に行うべきことも網羅的に情報をまとめていきます。今まさに転職活動中の方は参考にしてみてください。」
転職活動の最終面接はほぼ合格ってホント?
「最終面接の連絡がありました。最終面接を受けたら、ほぼ内定いただけると考えてよいのでしょうか?」
引用: Yahoo!知恵袋
上記の通りネット掲示板にも多くの投稿が見られます。
「転職活動の最終面接はほぼ合格なのでしょうか?」
結論からいうと最終面接だからといってほぼ合格ではありません。
なぜなら、最終面接でも落ちる人は落ちるからです。
最終面接でも油断大敵、しっかりとした対策が必要です。
ではなぜ「最終面接=ほぼ合格」と思い込んでしまうのでしょうか。
それにはいくつかの、巷に広まる「誤解」が関係しています。
特に多い誤解をピックアップしご紹介します。
情報に振り回されないよう、信念をもって転職活動に取り組みましょう。
【誤解1】最終面接は顔合わせ程度の面談
1つ目の誤解が「最終面接は顔合わせ程度の面談」
「特に最終面接に至っては私の人柄についてのみ深掘りされ、最終面接のテンプレートのような条件確認、意思確認等はされない選考だったので、本当にこの会社を志望する強い想いなどを伝え切れず、不完全燃焼でモヤモヤしています。」
引用: Yahoo!知恵袋
上記コメントの通り、
・受ける前は顔合わせ程度(条件確認、意思確認等)と思い込んでいた。
・しかし結果は深掘り質問が多く回答も不十分で不完全燃焼に終わってしまった。
想定が甘かったと言わざるを得ません。
ただ「最終面接はほぼ合格なので顔合わせ程度で終わる」という誤解は実は非常に多いです。
特に準備もせず最終面接に臨むと悲惨な結果に終わります。
こちらで解説する対策をしっかり講じながら最終面接に臨みましょう。
【誤解2】給与や配属先など具体的な話をしたら合格
こちらも誤解として多いのが「給与や配属先など具体的な話をしたら合格」
「給与や配属など具体的な話までしていて、和やかな雰囲気で、合格はほぼ確定だと思っていました。でも、本命だった大手企業に最終面接で落ちました。」
引用: Yahoo!知恵袋
最終面接で具体的な話をしたからといって合格にはなりません。
なぜなら、まだ選考段階の途中だからです。
回答した内容も踏まえ、企業が定める採用基準や求める人物像に合致するかの合否判断に用いられます。
ちなみに条件面の話しは、内定後のオファー面談でしっかり行います。
なので1次面接から最終面接までの間に、条件面の話しが出ないことは多々あります。
(私も過去10社以上と面接を行いましたが条件面の話しは一度も出た経験はなし)
【誤解3】第二新卒は最終面接まで進めばほぼ合格
30代の転職活動だけでなく20代の誤解として「第二新卒は最終面接まで進めばほぼ合格」
「新卒もそうだと思いますが、中途採用(第二新卒)の場合、最終面接までこぎつけたらほぼ内定だろうと思ってよいのでしょうか?」
引用: 「」
企業が求める人物像や採用基準に合致しない限り受かることはありません。
「第二新卒だから受かる」というおごりは危険です
内定が出る保証はどこにもないため、しっかりとした対策が必要です。
【誤解4】最終面接が役員or社長面談の場合は合格
そして意外に多い誤解が「最終面接が役員or社長面談の場合は合格」
「役員面接の日程と一緒に、最終面接である社長面接の日程も連絡がありました。当然役員面接が合格でなければ次の社長面接もないわけですが、ほぼほぼ役員面接合格の見込で社長面接の日程も教えてもらえたと見ていいものでしょうか?」
引用: Yahoo!知恵袋
中小企業、ベンチャーなら最終面接に社長が面談するのはあるあるです。
大企業の場合は最終面接は担当役員が面談を行います。
なぜなら、そのほうが意思決定は早いこと。
そして間接コストを考慮しても最適解だからです。
企業の採用活動にはコストがかかります。
なかでも特に慎重なのが、人事部や面接官の時間を拘束する「間接コスト」と呼ばれる費用。
いかに効率よく、有効な方法で進められるかを企業は採用計画を立てています。
ですので、最終面接に社長が登場しても至極当然。
何ら変わらない面接が行われるため、引き続き対策が重要といえます。
最終面接まで進んで落ちる理由とは
転職活動で最終面接まで進んだからといって合格ではないことを解説してきました。
では最終面接まで進んで落ちる理由は何なのでしょうか。
最終面接に関する誤解とも繋がってくる理由になります。
【理由1】最終面接だからという気の緩み
転職者本人の問題として「最終面接だからという気の緩み」
先にも紹介した誤解も影響してくる理由です。
- 最終面接だから顔合わせ程度で終わる
- 最終面接だから深堀り質問はされない
- 最終面接だから条件面での話で終わる
しかしこれら全て思い込みです。
最終面接だからといって合格する保証はどこにもありません。
つまり、最終面接で落ちる最大の原因は対策が不十分である点が挙げられます。
関連記事:転職面接に何度も落ちる人の4つの特徴とは【問題点を把握して対策を】
【理由2】応募者複数の中で比較検討した結果
転職面接では必ず行われる行為で「応募者複数の中で比較検討した結果」
例えば3名のうち1名を選ぶことになれば必ず比較検討を行います。
1名採用の枠に3名の応募者の中から選ぶことになるため、合格率は「30%前後」
つまり、応募者が多ければ多いほど合格率も下がることになります。
応募者複数の中で頭出すためには自己PRが大切です。
そして何より、企業が求める人物像や採用活動を行う目的など企業研究が重要になってきます。
関連記事:転職は書類選考の段階でほぼ内定が決まる?【結論と通過率を上げる方法】
【理由3】採用活動の最終決裁者による判断
最終的に採用するか否かは最終決裁者の判断に委ねられます。
最終決裁者とは社長もしくは担当役員が担います。
つまり、最終面接まで高評価を得ても最終決裁者で評価が覆されるケースはあるということです。
そのため、最終面接の面談担当者が誰なのか。
転職エージェントなどを活用し事前に情報を仕入れたうえで対策に臨んだほうが勝率は上がります。
関連記事:【採用サイン】転職面接の合格フラグ見極めは1つだけ【根拠と対策3選】
最終面接の合格率は50%が妥当
- 努力次第で合格率は上げられる
- 応募者多数なら合格率も下がる
- 最終的には決裁者の判断で決まる
残念ながら「こうすれば最終面接に合格する!」
という確固たる事実も正解もありません。
つまり、最終面接の合格率は50%という数字が妥当です。
なので大事になってくるのが「合格率を上げる対策」
そのために必要なことが、落ちるリスクを極力軽減することにあります。
対策をしっかり行えば合格率は上がります。
逆もまた然りで何の対策も取らなければ落ちる確率だけ上がってしまいます。
関連記事:【転職活動がしんどい】上手くいかない5つの原因と3つの対処法とは
最終面接で失敗したくない!合格率を上げる対策3選
「最終面接だからといって合格できる保証はないことは分かったよ。じゃあどうしたらいいの?対策を教えてほしい!」
ここからは最終面接で失敗したくない方に合格率を上げる対策3選を解説していきます!
【対策1】転職エージェントを使って面接対策を行う
必ず行っておきたい対策が「転職エージェントを使って面接対策を行う」
転職活動のことなら転職のプロに聞くのが鉄則。
転職のプロというのが「転職エージェント」のことです。
転職エージェントを利用すれば面接対策から企業情報まで幅広くアドバイスもらうことが可能です。
また面接対策の一環として模擬面接も受けられます。
これらサポートを受けることで面接の合格率がアップすることが報告されています。
(引用:転職エージェント利用時の最大のメリットとは)
現在まで多くのエージェントサービスがリリースされています。
そのなかでも特にサポートの質が高かった3社を厳選しご紹介します。
これから転職活動を始める方、まだ利用していない方はこの機会にぜひご活用ください。
✅無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)
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転職エージェントを利用したことがない方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
【対策2】自己分析&企業研究を今一度徹底する
手を抜きがちな対策が「自己分析&企業研究を今一度徹底する」
自己分析と企業研究から行うべき対策は「落ちるリスクの軽減」
具体的には、
・自己分析から強みのアピール材料を探る。
・企業研究から求める人物像を把握し面接対策に備える。
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
この言葉の通り、無防備のまま面接という戦場に臨んでもよい結果は得られません。
とはいえ、強みや得意を客観的に把握するのは困難です。
ではどうすればいいのか?
プロのキャリアコーチングに転職活動全般を相談するのが賢明だといえます。
無料相談だけでも非常に有益なアドバイスがもらえます。
自己分析に迷ったらまずは気軽に相談をおすすめします。
なぜなら、一人で迷うより誰かに相談するだけで悩みは解消されることが多々あるからです。
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【対策3】逆質問を考えておく
そして必ず準備しておきたいのが「逆質問を考えておく」
逆質問を考えておく理由は3つあります。
- 最終面接でも質問を求められるから
- 逆質問がない=志望動機が低いと見られるから
- 逆質問を考える行為が対策意識の向上に繋がるから
特に意識すべきは2つ目。
逆質問の時はいわばラストチャンスの機会です。
チャンスをみすみす逃す行為は落ちるリスクを高めていることと同義。
企業側からみても当然好印象には見られません。
逆質問の準備は必須です、思いつかない場合は転職エージェントに相談するのがおすすめです。
最終面接の結果が届くまでの間に行うべきこと
「最終面接の結果がまだ届かない。。もしかして落ちたのかな?結果はいつ届くんだろう・・・」
最終面接の結果待ち期間は概ね1週間から10日前後になります。
1週間から10日前後で結果連絡があるのが一般的
結果が届くまで心配する方は多くいます。
しかし心配したところですぐに結果は届きませんし、心配する時間ももったいない。
最終面接の結果が届くまでの間に行うべきことも解説していきます。
【行動1】気にせず他求人に応募し続ける
結果待ちの間でも気にせず他求人に応募し続けましょう。
もし仮に最終面接まで進んで落ちた場合。
そして応募していた会社が1社だけだと、一から応募しなければなりません。
そのため、1社に絞らず複数社に応募し並行して選考を進めるのが転職活動成功の鉄則です。
ちなみに転職活動時の応募社数平均は「8.4社」
(出典:マイナビ転職「平均応募社数や、選考通過・内定の確率はどれくらい?」)
応募者の年齢が高くなればなるほど応募社数は増える傾向にあります。
(それだけ内定獲得率も下がるということを意味します)
【行動2】転職エージェントの見直しを行う
そして支援サービスの内容に違和感があれば転職エージェントの見直しを行いましょう。
最終面接まで進めばそれなりの経験を積むことができます。
経験値は現在利用中の転職エージェントに対する強みや利用メリットなどの把握にも役立ちます。
把握したなかで実際、自分にとって利用メリットが本当にあるのか?
疑問符が残る場合があり、例えば実体験としてよく経験したのが、
- 担当者との相性
- 面接対策へのサポート体制
- アドバイスの内容や担当者の姿勢
全てにおいてパーフェクトは存在しません。
なぜなら、転職エージェントも人間であり、相性というのが存在するからです。
相性が悪いとすべてがうまく回らなくなります。
転職エージェントの対応で転職活動事態に支障をきたしては本末転倒。
自分にあったサービスを探し当てるのが最適解です。
ただ、現在まで数多のエージェントサービスがリリースされています。
そこで私がこれまで利用してきた転職エージェントのなかでも特にサポートの質が高かった3社を厳選しご紹介します。
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まとめ:転職活動は最終面接までしっかりとした対策が必要
「転職活動の最終面接はほぼ合格」という誤解と合格率を上げる対策に関する情報をまとめてきました。
改めて、合格率を上げる対策をまとめると、
- 【対策1】転職エージェントを使って面接対策を行う
- 【対策2】自己分析&企業研究を今一度徹底する
- 【対策3】逆質問を考えておく
「最終面接=合格」ではありません。
気の緩みは命取り、しっかりとした対策が必要です。
面接対策と客観的な自己分析は必要不可欠な対策になります。
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とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
将来のキャリア選択に迷ったらまずはプロのキャリアコーチングに相談がおすすめです。
「どう生きたいか?」でキャリアを決める転職トレーニングサービス。
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