30代の転職は年収下がる?【理由と年収を上げる具体的戦略3選】
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「30代に入って転職を考えるようになった。でも、年収って転職したら下がるの?それとも上がる?実際のところをズバリ教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「30代で転職に挑戦したい方」に向けて、以下の内容で記事を書いていきます。

  1. 30代の転職は年収下がるのか
  2. 転職で年収を上げる3つの具体的戦略
  3. 年収アップを意識した転職時の注意点
  4. 転職活動時に利用したい心強いサービス

ライフスタイルの変化や現職の仕事に慣れてさらに成長を望む多くの30代。
30代に差し掛かると転職を意識し始めます。

しかし、転職を意識する反面、年収は下がるのではないか?という不安は付き物。
実際のところ、転職したら年収は下がるのか、それとも上がるのか?特に気になる情報です。

そこで!31歳で転職した現役経理マンの当ブログ管理人が、信憑性の高いエビデンスと私自身の体験談を交えて、この疑問に答えていきます!!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「今まさに転職で年収の心配を抱えている方は参考にしてください。具体的数値や割合を用いて分かりやすく解説していきますので、今後の転職活動の役にも立つかと思います。」

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30代の転職は年収下がるのか

早速30代で転職は年収が下がるのかどうかについて切り込んでいきます。

全年代における転職市況と30代にフォーカスした転職状況。
さらに、年収が下がってしまう理由や私の体験談を以下の順番でまとめていきます。

  • 転職で年収の増減割合
  • 30代の転職は結論「下がるor上がる」
  • 異業種からでも年収アップは狙える
  • 年収が下がる多くの理由
  • 【体験談】1回の転職で年収アップに成功した話

転職で年収の増減割合

まず転職で年収の増減割合をご紹介します。

大手人材サービスの「マイナビ」が会員292人に対しネットアンケートを実施。
「転職前に比べ、年収は上がりましたか」という問いに対して以下の結果が公表されています。

【転職前に比べ、年収は上がりましたか?】
「はい」(57.2%)
「いいえ」(42.8%)

実に半数以上の割合で「年収が上がった」と回答。
また「どれくらい年収が上がったか」についてのアンケートも実施しており、結果は以下の通り。

【どれぐらい年収があがりましたか?】
1位「10万円以内」(29.3%)
2位「11~20万円」(18.6%)
3位「31~50万円」(15.6%)
4位「100万円以上200万円未満」(15.0%)
5位「21~30万円」(9.6%)
6位「51~99万円」(7.2%)
7位「200万円以上」(4.8%)

「10万円以内」が最も多い回答数になっているが、下がるよりはよほど良いですね。

ただ、この結果は全世代を対象にしています。

30代にフォーカスしていないため、次に30代でも年収は上がるのか?
最も気になる情報を民間の調査結果をもとに解説していきます。

関連記事:転職で給料はどれくらい上がる?【年収アップ成功者が体験談を告白】

30代の転職は結論「下がるor上がる」

30代の転職は結論「下がるor上がる」についてですが。

結論は「上がります」
その結果は以下の大手人材紹介サービス「リクナビネクスト」の調査で明らかとなっています。

30代前半の社会人を対象にしたアンケート調査。
結果は、「転職で年収が上がった」が「46.6%」と5割弱もいる結果となりました。

ちなみに「転職で年収が下がった」割合は「37.6%」

つまり、転職によって年収が上がったor変わらない割合は「62.4%」
この結果から年収に対する不安や心配は軽減される情報であると言えそうです。

また、30代後半についても転職後の年収調査が以下の通り公表されています。

【転職後に年収が上がるミドルと下がるミドルの年齢層をそれぞれ教えてください。】

30代後半が最も「年収が上がった」割合が多い事が明らかとなっています。

つまり、総じて30代は転職によって年収は上げやすい年代だと言えそうです。

関連記事:経理は転職で年収アップ可能?【知識や資格の取得より成功率を上げる方法】

異業界からでも年収アップは狙える

転職活動中の男性転職活動中の男性

「でも、全くの畑違いな業種への転職はさすがに年収下がるよね?」

実は異業界からの転職でも年収アップが狙える場合があります!

その驚くべき結果は人材紹介サービス大手「doda」が公表する以下転職ガイドで明らかとなっています。

転職者の転職前&転職後の業種・職種を示したグラフになります。

この結果によると「異業界/同職種」が「39.0%」と全体の4割近くを占めており、条件次第では年収アップも狙えると解説。

その理由には、

比較的スキルや経験の汎用性が高い職種では、異業界への転職後にも高い評価を受けられるケースが珍しくはありません。商品やサービスが異なっても、確立された営業手法を持っていれば大きな強みになる営業職などは代表例といえるでしょう。

営業職やITのSE、プログラマー、管理部門など専門スキル、技量に知識を有する場合は、異業界となっても転職しやすく、年収も上がりやすいと言えます。

しかし、一方で年収が下がってしまう場合もあります。

関連記事:経理の年収が低く上りづらい3つの理由【努力しても給料アップは絶望的】

年収が下がる多くの理由

年収が下がる多くの理由は何なのでしょうか?

この理由についても人材紹介サービス「エン・ジャパン」の公表する「転職後の年収実態調査」で明らかとなっています。

「どのようなケースで転職後の年収が下がることが多いですか?」という問いに対して、結果は以下の通りです。

最も多い回答は「大手企業での経験者が、中小企業へ転職する場合」で「66%」
半数以上の割合で「企業の規模の大きさ」が大きく関係しているようです。

つまり、年収を上げたい場合は中小零細企業ではなく大手企業を狙った方が確率は上がるという事です。
転職する際の注意点としても参考になる情報と言えますね。

関連記事:大企業に入ればモテる?勝ち組?【結論モテる!でも大事なのは中身】
関連記事:大企業はつまらない?それとも楽しい?【大事なのはやりがいを持つこと】

【体験談】1回の転職で年収アップに成功した話

当ブログ管理人も過去1度転職した経験があります。
ここからは1回の転職で年収アップに成功した話をしていきます。

編集中

転職で年収を上げる3つの具体的戦略

転職活動中の男性転職活動中の男性

「30代の転職は年収が上がりやすいのは良く分かりました。では、具体的にどんな戦略を練って転職活動すればいいのでしょうか?」

ここからは転職で年収を上げる具体的戦略をご紹介していきます。

実際に私も取り入れた戦略で再現性は非常に高いです。

そして、年収アップに資格取得やスキルを身に着ける、といった方法も世の中には出回っています。
しかし、これらの「下準備」には時間も労力もかかって「今すぐ」転職して年収が上がる可能性は低いでしょう。

ですので、年収が上がる方法の中でも確率の高い方法を厳選してご紹介していきます。

【戦略1】年収の高い業界/職種に転職

私も意識して実践した方法です。「年収の高い業界/職種に転職」

まずは以下表をご覧ください。

【業種別「平均金額アップ率」ランキング】

【職種別「平均金額アップ率」ランキング】

業界/職種別の「年収の平均アップ額」を示した調査結果になります。

この結果からお伝えしたいのは、業界/職種の違いによって年収には大きな差があるという事です。

例えば、職種で見ると「金融関連専門職種」の「92.6万円」と「医療系専門職種」の「67.6万円」
1位と2位だけでも「25万円」もの差が開いています。

年収のアップ額を示した結果ですので、月2万円の給料が転職によってアップした計算になります。

また、転職支援サービスを手掛ける「UZUZ」の川畑翔太郎氏も年収に関して以下のようにツイート。

年収って業界ごとに大体相場が決まってるから、平均年収が低い業界にいたら年収は上がらない。同じ能力なら平均年収が高い業界にいる人の方が年収高い。
だから、年収を上げたければ平均年収が高い業界を狙おう。その時には、今までやっていた仕事のスキル、実績が流用できるポジションを探そう。

・業界ごとに平均年収は異なること
・同じ能力なら平均年収の高い業界に所属した方が年収は高くなること

つまり、年収の高い業界/職種に転職するだけで年収や給料や今よりもアップさせることは可能です。

関連記事:経理は転職で年収1000万の高収入も狙える?【4つの具体的戦略から実現可能】

【戦略2】福利厚生、手当の充実した企業に転職

収入ではなく所得を増やしたい場合の方法が「福利厚生、手当の充実した企業に転職」

特に狙いたいのは「住宅手当」
企業によっては住宅手当として「月10万円」、従業員に支払う福利厚生制度を設けるケースがあります。

つまり、固定費の家賃が手当で賄えるという事

転職によって年収ベースは変わらなくても手当を上手く利用する事で最終的な収入から経費を差し引いた「所得」は前職よりも増える計算になります。

年収や給料だけでなく経費に着目して、所得を増やす事も生活が豊かになる大事な考え方です。

関連記事:住宅手当は出ないのが当たり前?【家賃補助のある会社の探し方と転職方法】

【戦略3】完全実力主義の会社に転職

私も実践した転職の考え方。「完全実力主義の会社に転職」

代表的なのが「営業職」
営業職の多くは「ノルマ」があり、ノルマの達成が業績評価に連動しインセンティブなどの収入が多く付与されます。

これらの雇用形態は、基本給は少なくても自身の努力や頑張りによって給料を増やす事が出来る歩合制があります。

あえてチャレンジする道を選んでも良いかと思います。
しかし、努力がなければ(ノルマ未達)前職よりも低い年収になってしまうリスクもあるため、選ぶ際は慎重に検討した方が良いでしょう。

ただ、実力主義の世界にやりがいを感じる人は絶好の環境です。
一方で、やりがいはライフスタイルの安定であれば選ばないのが賢明です。

このやりがいを取るべきか?給料や年収を選ぶべきかについては以下関連記事で詳しくまとめています。
悩まれている方は参考にしてください。

年収アップを意識した転職時の注意点

年収アップを意識した転職時の注意点があります。

それは、転職面接時に転職理由を「年収アップです」と直接伝えてしまう場合。
何の上がる要素や根拠のないまま話してしまうとあなたは以下のように面接官から思われてしまいます。

・現実感のない人
・自身のメリットしか考えない人
・またすぐに辞める人
・大人のコミュニケーションが取れない人

お金の話はデリケートです。

何のオブラートにも包まず、他の転職理由を考えずに私利私欲のために伝えるのはNG。
デメリットでしかありません。

この転職理由や退職理由についてはしっかり考えた上で答えた方が良いでしょう。

ただ、今すぐに良い回答を思い浮かばないかと思います。
そんな時に大いに役立つサービスが存在しますので、次に私も実際に利用した「転職活動で必須のサービス」をご紹介していきます!

関連記事:転職面接に何度も落ちる人の4つの特徴とは【問題点を把握して対策を】
関連記事:経理の転職面接で多い質問は何?【実際の回答例を現役経理マンが解説】

転職活動時に利用したい心強いサービス

ここからは転職活動時に利用したい心強いサービスについてご紹介していきます。

【サービス1】転職エージェント

まず必須で利用したいサービスが「転職エージェント」

転職エージェントをおすすめする最大の理由は、利用することで年収が上がるケースが多いことが報告されているからなんです!

【転職後に現在よりも年収が上がる人と下がる人では、どちらが多いですか?】

実に7割もの人が「人材紹介サービスを通じたミドルの転職は年収が上がるケースが多い」と回答。

私自身も転職エージェントを利用して年収アップに成功しました(500万円→1200万円)

この年収が上がる理由は明確で、求職者と転職エージェントとの利害が一致しているからなんです。

実際にあなたの目でも確認した方が早いでしょう。
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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

【サービス2】口コミ情報サイト

転職活動において企業の情報収集は必須です。

その際に便利なのが「口コミ情報サイト」
求人には載っていないリアルな声と内情を把握する事が出来ます。

情報収集から転職前の希望と転職後の現実とのギャップを埋める事も可能です。

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【サービス3】求職者の市場価値把握

企業の情報だけでなくあなた自身の「市場価値把握」も重要です。

市場価値を事前に把握する事で転職活動にプラスに働きます。
具体的には想定年収やあなたに適した求人の提案、活動内容が明確になります。

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まとめ:30代でも戦略的転職に取り組めば年収アップは狙える

30代転職の年収に関する情報をまとめてきました。

改めて、本記事のポイントをまとめると、

本記事のポイント

  • 30代でも十分年収アップは狙える
  • 年収アップには戦略的活動が必要
  • その一つが転職エージェントを利用する方法

31歳で転職した私も年収アップに成功しました。

全く歯が立たず、むしろ前職より低くなるだろうと予想していましたが、結構あっさり上がったのは印象的です。

行動してみて実現可能な事は多いですが、年収や給料についても行動によって変えられます。

ただ、最も変えずらいのが現職に留まる場合。
さらに、年収ベースの低い業界に在籍していても一向に給料は上がらないでしょう。

それなら転職エージェントの力を借りて年収を上げる転職に取り組んだ方が手っ取り早く確率が格段に上がります。

後はあなたの行動次第。
ぜひ、望む生活、ライフスタイルを勝ち取って豊かな将来を歩みましょう。

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