「経理への転職を考えているけど、経理って転職しやすいの?経理から経理だけでなく営業などの畑違いな職種からでも転職しやすいのかな・・・?」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは、「経理に転職したいが転職しやすいか気になっている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 経理は転職しやすいかの結論とその理由
- 現在の経理の転職市場と動向
- 経理に転職する際のおすすめ転職エージェント3選
当ブログ管理人は、前職では6年間管理部門にて従事。
そのうち4年間ほど経理の仕事をこなしてきました。
そして、転職し大手製造業の経理チームに所属している30代現役経理マンです。
私の仕事上の経験と転職活動時の経理転職市場と動向なども交えながら「経理は転職しやすいのか?」の疑問にお答えしていきます!
「実際に転職活動時に利用して最も良かったと思う転職エージェントもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。」
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【結論】経理は転職しやすい?
早速結論から話していきたいと思います。
経理は転職しやすいのか、それとも転職しづらいのか?という疑問。
結論は「転職しやすい」が私の見解です。
ただこれは「ケースバイケース」になります。
「転職しやすい人」と「転職しにくい人」がいるという事です。
以下の順番で解説していきます。
【ケース1】経理→経理の場合
最も転職しやすいケースが『経理→経理の場合』
前職も経理職で仕事をしていて、業界が変わっても経理として転職する際は非常に転職しやすくかつ有利です。
転職しやすい理由を挙げると経理業務の特徴とも絡んできます。
② 経理業務の中には年一の仕事も多く(本決算、税金計算、予算策定、計算書類など株主総会書類etc)経験値が必然的に求められる
③ PL/BSは読めても「仕訳」という概念が実生活では養えない
④ 向き不向きが大きく分かれる
⑤ 専門用語がとにかく多く、会議でも専門用語で会話するのが当たり前
特に②は営業など畑違いな職種から経理に転職した際、まず出来ません。
そのため、経理未経験者は即戦力にはならず下積みをコツコツ積むことになります。
この時点で即戦力として採用したい企業は経理経験者を求める傾向になります。
つまり、経験者は非常に有利にはたらくということです。
さらに、会議や面談時は経理・会計の専門用語を用いて話します。
監査法人との折衝では会計用語がバシバシ飛んでくるため、そもそも用語の理解と本質を掴めてないとついていけません。
苦しく地獄を見るだけです。
その点、経理経験者であればすでに勉強および実務で経験しているため、説明する必要もありません。
私もITベンチャー企業から大手製造業に経理職で転職に成功しました。
IT系から製造業ですので業界は全く異なる分野ですが、快く内定をいただけましたので、経理→経理は非常に転職しやすいと言えます。
経理経験者に求めるスキル
では、実際に転職を考えた時。
特に気になるのは「経理経験者の求人を出す企業はどんな人物像を求めているのか」ですよね。
この問いに対し、人材紹介会社MS-Japanが調査したレポートにヒントがあります。
まずは以下グラフをご覧ください。
経理の転職市場において、「転職希望者の経験年数」と「転職に成功した年齢」を示したグラフです。
まず、みて欲しいのは「転職希望者の経験年数」
10年以上の経験豊富な経理マンが圧倒的に転職を望んでいますね。
近年、企業では仕訳が出来る、決算が締めれる、だけでなく「マネジメントもできる経理」を求めています。
つまり、通常の経理業務プラスα経験に基づくスキルも求めているようです。
さらに、「転職に成功した年齢」について見てみると「30代」「40代」が半数以上!
企業は即戦力を求めていて、経験・スキルともに豊富な年齢層を欲しているのが今回の結果から読み取れますね。
関連記事:経理の転職は簿記2級など資格取得より実務経験が大切?【体験談から解説】
経験豊富な経理マンを企業は求めている
まとめると、「マネジメントも出来る経験豊富な30代以上の現役経理マンを企業は求めている」ということです。
今回ご紹介した情報を掲載する「MS-Japan」は“管理部門特化型転職エージェント”を運営しています。
私も過去利用したことがありますが、非常に有益な情報をいただくことが出来ました。
面談を受けるだけでも今後の転職活動の役に立ちますので、一度面談を受けてみてはいかがでしょうか。
【ケース2】管理部門→経理の場合
財務や総務、人事などの『管理部門→経理の場合』も比較的転職しやすいと言えます。
理由について挙げるとしたら2つあります。
②マインド面(社内顧客という考え)が同類であるため、アピール次第では転職しやすいと言える
特にアピールすべきは①。
本決算や株主総会の準備はとにかく人出が足りません。
この時に基本バックオフィス総出で協力して本決算を乗り越えるのが通常の企業のあり方だと思っています。
実際の仕訳や実務はしないにしても、その姿、進め方、何をしているのかは他職種に比べたら管理部門の方が熟知しています。
この点をアピールすれば管理部門でも転職に有利にはたらく場合があります。
さらに、現状経理不足で嘆いている企業が多い(特にベンチャー企業)
未経験でも経理の基本業務から取り掛かれる企業はありますので、挑戦する価値はあるかと思います。
関連記事:経理へ転職は未経験だと難しい?【30代現役経理マンが徹底解説】
【ケース3】営業(畑違いな職種)→経理の場合
最も転職しづらいケースが『営業などの畑違いな職種→経理の場合』です!
まず以下情報をご覧ください。
「経理が希望する職種」を示したグラフになります。
ダントツで経理は経理の職種を転職でも希望しているのが一目瞭然ですね。
この結果から何が言いたいかと言いますと。
もしあなたが営業で経理に転職を考えるなら周りの求職者はほぼ経理経験者ばかり。
その経験者の中で経理への転職活動を頑張らないといけないということです。
前述の通り、企業は経理の経験豊富な経理マンを求めていて、営業は求めていません。
つまり、相当不利だということは認識しておいた方が良いです。
志望動機も書き方は非常に苦労するでしょう。
なぜ経理に転職したいのか?人事が納得するロジックが必要です。
ちなみに、私は前職6年間管理部門に勤めていましたが、一度も営業職などの全くの畑違いな人が入ってきた経験はありません。
(経理でなくても事業企画や経営企画経験者などはありましたが。)
それでも、経理に転職したい方は「転職エージェント」の利用は必須と考えて下さい。
あなた一人の力より誰かのサポートを受けて、しっかり志望動機を考えた方が内定率も上がります。
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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
現在の経理の転職市場と動向
経理に転職しやすいケース、しづらいケースをご紹介してきました。
ここで一般的な現在の経理の転職市場と動向についても情報をまとめていきます。
経理経験者も未経験者も今後の転職活動にお役立てください。
経理職の求人数と求人倍率
まず経理職の求人数と求人倍率についてです。
以下グラフをご覧ください。
人材紹介会社MS-Japanによる「経理の転職マーケット概況」に関する調査結果です。
レポートからの結果をまとめると
・新規求職者数は年度末採用が一旦落ち着き再び増加傾向
・一方新規求人数はほぼ横ばい
求人倍率は「0.47倍」
厚労省が発表した2020年3月の有効求人倍率は「1.39倍」ですのでその差は歴然。
新規求職者数は月次推移、前年同月比で見ても増加傾向。
しかし、新規求人数はほぼ横ばいでMS-Japanだけでなく他の人材紹介会社からも求人数の変動は小さいことが報告済み。
以上のことから言えるのは「経理職は人気の職と言えて競争率が非常に高い」ということです。
関連記事:経理は売り手市場?今が転職のチャンス?【現役経理マンが徹底解説】
経理経験者でも豊富なスキルが必要
経理の転職市場は人手不足とも言われています。
特に「経験者」。
高度なスキルを有する即戦力かつ豊富な経験を持つ経理マンが不足していると言われています。
冒頭でもご紹介しましたが、近年の企業が求める人物像は「マネジメントも出来る経験豊富な経理マン」です。
つまり、経理の通常業務だけでなくプラスαスキルを身に着けるだけで転職の成功率は非常に高まることがうかがえます。
私も経理から業界を変えて経理職に転職しました。
年収の上がりやすい業界だったこともあり、年収は前職500万円から現在1,200万円まで跳ね上がりました。
(跳ね上がった最たる理由は賞与が3回出ること、基本給が高いこと)
経理は経験豊富であればあるほど転職しやすいです。
さらに、年収ベースの高い業界に転職すれば間違いなく上げやすいです(経験談)
ぜひ、転職を考えているのであれば挑戦してみてはいかがでしょうか。
経理の転職時年収に関しては以下関連記事でもまとめていますので合わせてご覧ください。
関連記事:経理は転職で年収アップ可能?【知識や資格の取得より成功率を上げる方法】
経理に転職する際のおすすめ転職エージェント3選
経理に転職する際のおすすめ転職エージェント3選をご紹介していきます。
私は今まで転職活動時に10社の転職エージェントを利用してきました。
この経験をもとに、実際に利用した中から経理などの管理部門に強い転職エージェントを厳選してご紹介していきます!
【おすすめ1】MS-Japan(エムエス ジャパン)
東証上場企業の人材紹介会社「MS-Japan(エムエス ジャパン)」
“管理部門特化型エージェントNO.1”の唯一無二の転職エージェント。
経理などの管理部門に転職を考えている方は必須で利用したいおすすめの転職エージェントです。
私ももちろん利用しましたが、最大のメリットは以下かなと思っています。
・業界に精通したキャリアコンサルタントが付いてくれる
・管理部門特化型とあって特定の業界に関する情報収集はピカイチ
最も感動したのは「紹介された求人が他人材紹介会社とほぼ被らない点」
一度でも転職活動をしたことがある方なら分かると思いますが、基本的に複数の転職エージェントを利用すると求人は被ります。
全て被った時もあり、転職エージェントを利用する必要もなく、時間の無駄では?と感じた時があるほどです。
しかし、MS-Japanの場合は他にはない求人の紹介が多く非常に感動を受けたことを覚えています。
さらに、サポート体制も充実しており、内定が出るまで尽力すると言われた時には本当に頼もしかったです。
会員登録、面談、その他のサポートも無料で受けれます。
転職に悩まれている、情報収集をしたいという方も気軽に面談に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
有益な情報は得られるかと思います。
【おすすめ2】doda(デューダ)
パーソルキャリアが運営する大手人材紹介サービス「doda(デューダ)」
私が思うメリットをいかにまとめます。
・熱血のキャリアコンサルタント
・良い意味で背中をゴリゴリ押してくる
まずは老舗人材紹介会社とあって扱う求人数は圧倒的に多いです。
そのため、数打てば当たる、面接の練習にいくつか受けたいと考えた時に役立つと思います。
さらに、とにかくキャリアコンサルタントが熱血。
スポコン漫画に登場しそうな方でしたが、容赦なく電話を1日に何度もかけてきます。
電話から現在の転職活動の状況や背中も押してくれました。
業界の情報、求人企業の特徴や内情なども質問すれば必ず答えてくれるのが、コミュニケーションを積極的に取りながら転職活動を進めたい方には非常にマッチする転職エージェントかと思います。
【おすすめ3】リクルートエージェント
転職と言えば「リクルートエージェント」
ただ、リクルートエージェントを利用するなら「MS-Japan」もしくは「doda」を利用されることをおすすめします。
それは、リクルートエージェントを利用してみて感じたのは「事務的」な部分。
やはり大手で誰もが知る企業。転職希望者の最も多いです。
そのため、1人の求職者に対するサポートは薄いを感じるのが本音です。
dodaほど電話もかかっては来ません。電話をしたのは内定が出た時のみ。それ以外は基本メールでした。
ただ、リクルートエージェントのメリットはdoda以上に求人数が多い点。
リクルートエージェントにしかない求人もありますので、複数登録しておくのも戦略としてはおすすめです。
まとめ:結論、経理→経理が最も転職しやすい
経理は転職しやすいかしづらいかについての情報をまとめてきました。
改めて、本記事のポイントをまとめると、
- 経理→経理の場合は「非常に転職しやすい」
- 管理部門→経理の場合は「転職しやすい」
- 畑違いな職種→経理の場合は「転職しにくい」
やはり「経理→経理」の転職は非常に有利です。
さらに、経験豊富でマネジメントも出来ればより転職には有利で年収も上がりやすいです。
一方、営業などの畑違いな職種からの経理は難しいです。
それなりの努力は必要な上に、転職出来てもその後も引き続き勉強は必要です。
いずれにしても経理の場合、専門知識が必要となります。
引き続き、スキルを磨きつつプラスαの経験を積んでいけばより待遇は良くなると私は思います。
経理に転職する際は必ず転職エージェントの力を借りましょう。
内定率が上がるだけでなく年収交渉から給料アップも実現可能が高いです。
✅転職で年収アップも実現!管理部門におすすめ転職エージェント3選(無料&Web面談実施中)
- 経理・財務職 最大級の転職サイト『最速転職ヒュープロ』|転職満足度95%以上&掲載求人数5,000件以上!転職希望者一人ひとりにマッチした求人だけを厳選紹介する管理部門特化の転職支援サービスです。
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