経理は売り手市場?今が転職のチャンス?【現役経理マンが徹底解説】
転職活動中の女子

「経理に転職を考えているけど、今の転職市況ってどうなってるの?売り手市場?それとも転職しづらい状況なのかな?状況を見極めてから転職活動したい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは、「転職を考えている経理職の方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

①現在の経理の転職市況
②経理が転職に最適な時期
③経理職に適した転職支援サービス

経理職は現在「売り手市場」なのか「買い手市場」なのか。
市況によって転職活動を本格的に始めようか留まるか考える人は非常に多くいます。

この記事では、最新のエビデンスを用いた経理の求人倍率や転職市況と私自身の転職活動の経験を踏まえて悩みに答えていきたいと思います。

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「現役経理マンの当ブログ管理人が転職に便利なサービスもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!」

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【2020年】経理は売り手市場?今が転職のチャンス?

早速経理の現在2020年の転職市況についてまとめていきます。

結論から先に述べると「売り手市場ではありません」
売り手市場どころか競争率の高い職種と言えます。

ただし、特定の経理職に限っては引く手あまたな状況が待っています

最新のエビデンスと私の体験談を交えて以下の順番で解説していきます。

  • 【数字で確認】経理職の転職市況の現況
  • 大企業がAI/RPAを積極導入
  • 【体験談】特定の経理職は転職が引く手あまた状況
  • 転職する前にキャリアプランを考えるべき

【数字で確認】経理職の転職市況の現況

まずは経理職の転職市況の現況についてです。

人材紹介会社MS-Japanが公表する経理の求人数と求人倍率が記された「経理の転職マーケット概況」
以下2020年3月までの1年間の推移がグラフでまとめられています。

レポート結果をまとめると

・経理の求人倍率は「0.47倍(2020年3月)」
・新規求職者数は年度末採用が一旦落ち着き再び増加傾向
・一方新規求人数はほぼ横ばい

最も注目すべきは「経理の求人倍率」
厚労省が発表する全職種の平均有効求人倍率「1.39倍」を優に下回ってしまっています。

また、求人数はほぼ横ばいなのに新規求職者数は増加傾向。
つまり、MS-Japanの調査結果から言える事は「売り手市場どころか競争率が高い職種」となります。

これほどまで求人倍率が低いのには、経理特有の仕事内容と企業の目指す将来像が影響していると考察します。

大企業がAI/RPAを積極導入

近年、大企業はAIやRPAといった「ロボット」の導入を加速させています。

以下総務省が公表する「AI導入状況と今後の予定」からもその動きは明らかとなっています。

2018年の導入率が「19.7%」に対して、2020年の未来予想では「38.3%」の約2倍にまで成長予定。

AIやRPAが導入されることによって、まず起こりえるのは「人件費の削減」
人に代わってロボットが仕事をするようになるため、かさむ固定費を真っ先に削減されるのは明らかです。

さらに、経理事務員はロボットの普及によって10年~20年にも代替可能性の高い職種と言われています。
出典:野村総合研究所と英オックスフォード大学の共同研究「10年~20年後には人工知能やロボット等によって代替可能性が高い職業

ここでいう経理事務員とは、膨大な仕訳データの入力、経費処理、その他雑務といった「事務員」を指します。

つまり、ロボットに代替されるような

・仕訳入力業務
・複雑なワークフローを伴わない反復作業
・膨大な時間を要するデータ入力業務

これらの業務に携わる経理スタッフは徐々に淘汰される事が予想されます。
そのため、経理スタッフの求人数も日本全体の企業業績が回復するにも拘らず求人を出せない背景があると考えます

【体験談】特定の経理職は転職が引く手あまた状況

とはいえ、経理職は全く求人がないわけではありません。
しかも私の体験談として特定の経理職にとっては現在の転職は引く手あまた状況と言えます。

なぜ転職が引く手あまたと言えるのか?
それは、経理がITリテラシーにも精通出来る時代が到来しているからです。

私は前職ITベンチャー企業で6年間管理部門に勤めていました。
メイン業務は経理の管理会計、主計も多少かじっていましたが、予算や着地管理などの未来予想が主な業務でした。

そして、現在は大手製造業の経理チームとして管理会計とIRがメインの仕事です。
特にメインで取り組んでいるのが経理チームへの「RPA導入支援」

経理の簡単な仕訳入力業務や雑務を全てRPA化させようとチームを編成し日夜ワークフローの洗い出しと改善を行っています。

私がITベンチャー企業から大手製造業に転職できたのも「経理業務も理解出来てITリテラシーにも精通」していた点が非常に大きかったです。

つまり、経理特有の仕事だけしかできない人材は今後淘汰されると予想します。

経理業務だけでなくプラスαスキルや経験を持つ人材が今後企業が求める人物像になります。
私の場合、現在経理の求人倍率は低くても転職活動を2週間ほど取り組んで5社から内定を獲得する事が出来ました。

経理が転職活動を成功させるカギは「経理業務プラスα」=「付加価値人材」にあると考えます。

ただ、自分一人の力で内定を勝ち取った訳ではありません。
転職活動には「転職エージェント」のサポートが非常に大きくかかわります。

転職エージェントを利用せずに転職活動するのは「敵に素手で戦いを挑むようなもの」
さらに転職初心者であれば尚更転職エージェントの力やサポートは受ける事をおすすめします。

無料で転職の相談や情報収集も出来るため、利用しない手はありません。

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転職する前にキャリアプランを考えるべき

転職活動中の女子

「経理業務プラスαって何を身に着ければいいの?今のうちに出来る事ってあるの?」

闇雲に転職活動しても内定はおろかいずれ淘汰される運命の仕事を延々とやる羽目にもなってしまいかねません。
そのため転職する前に必ずあなた自身のキャリアプランを考えましょう

おすすめは経理職に在籍しながらITリテラシーを身に着ける事です。

今後ますます需要が増える人材は「IT人材」
IT業界の将来性とIT転職市況は以下関連記事から確認する事が出来ます。

私のようにITスキルを用いて、経理業務に今後ますます必要となるRPAの導入やロボット支援を後押しするチームに不可欠な人物として重宝されます

また、管理会計やIR、事業企画など通常の経理職からのキャリアプランもおすすめです。
あなた自身の市場価値を確認しつつ想定されるキャリアプランを以下の関連記事で整理してますので、ぜひ合わせてご覧ください。

間違ってもただ仕訳する、単純なデータ入力業務をやり続けるのは避けましょう。
「付加価値人材」から遠く及ばない人材はどの業界も求められず、転職活動が不利でしかありません

経理が転職に最適な時期

・経理の求人倍率は「0.47倍(2020年3月)」
・売り手市場どころか競争率が高い
・経理業務プラスαのスキル、経験を有する人材が転職に有利

エビデンスからも経理全体が売り手市場という訳ではないのは明らかです。
ただ、特定の経理業務だけでなくプラスαスキルや経験を有する人材が引く手あまたの転職活動を送る事が出来るのが私の見解です。

転職活動中の女子

「じゃあ転職活動自体はいつすればいいの?」

ここでは経理が転職に最適な時期についても見ていきたいと思います。

【転職の最適時期1】繁忙期前

企業が経理の求人を出すタイミングに合わせて転職活動をするのが最適な時期と言えます。
その時期というのが決算前にあたる「繁忙期前の時期」

なぜこの時期に求人を多く出すのか?
それは猫の手も借りたいほどに人員が不足するからです。

私自身も12月決算企業に勤めており、年始早々本決算と株主総会対応で連日残業は当たり前でした。

また、勤め先企業が繁忙期に入ってしまうとどうしても辞めづらい雰囲気が出始めます。
そのため、繁忙期に入る前までに転職活動を始めて、内定まで獲得しておくのがベストな状況と言えます。

大手人材紹介サービス「doda」からも転職するタイミングについて以下アドバイスが示されています。

経理で働く人のほうも繁忙期には退職しにくくなりますので、スムーズな転職を考えるのであれば、年明けすぐに活動をスタートし、2月中には転職先の候補を絞り込んでおきたいところです。

勤め先の会社の決算月を改めて確認し、繁忙期がいつになるのか。
いつまでに転職活動を終わらせればいいのか、転職エージェントにも相談しながらスケジュールを組むのがおすすめです。

関連記事:経理は忙しい?この問いに答えます【結論は決算時期と月初が鬼多忙】

【転職の最適時期2】決算終了後は避ける

一方で決算終了後は経理は閑散期に入ります。
この閑散期を使って余った有給を消化したり、普段できなかった業務に取り組みます。

そして、転職活動も進める人は多いです。
しかし、決算終了後の転職活動は避けるべきです

なぜなら他にも同じように考える経理人材が多いため、求人倍率が著しく低下してしまいます。
求人数は年間を通してほぼ横ばいなのに転職希望者が増えれば、それだけ競争が生まれてしまいます。

決算終了後すぐは本格的に転職活動を行うのではなく、転職エージェントに登録して情報収集に取り組むのがおすすめです。

経理の転職市況で情報収集に役立つのは「MS-Japan
“管理部門特化型転職エージェント”として業界の最新情報と求人を紹介してもらう事が出来ます

「MS-Japan」公式ホームページはコチラ
【MS-Japanの体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

【転職の最適時期3】結論いつでもOK

とはいえ転職はあなたの人生の方向性を決める大切な取り組み。
会社が繁忙期だろうと他に求職者が多かろうと転職を考えた時に活動するのがベストです。

繁忙期は確かに転職しづらい状況ではあります。
しかし、繁忙期が転職出来ない理由にはなりませんし、あなたを会社に留める権利も会社にはありません。

つまり、仕事を辞めるタイミングを気にする必要などないという事です。
その理由と退職時の注意すべき点は以下関連記事で詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。

経理職に適した転職支援サービス

転職活動には転職エージェントの利用は必須です。
ここでは経理職に適した転職支援サービス「おすすめの転職エージェント3選」をご紹介していきます。

私は今まで転職活動時に10社ほど転職エージェントを利用してきました。
この経験をもとに、実際に利用した中から経理などの管理部門に強い転職エージェントを厳選してご紹介していきます。

【転職支援サービス1】MS-Japan(エムエス ジャパン)

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【MS-Japanの体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

東証一部上場企業の人材紹介会社「MS-Japan(エムエス ジャパン)」
“管理部門特化型エージェントNO.1”の唯一無二の転職エージェント。

経理などの管理部門に転職を考えている方は必須で利用したいおすすめの転職エージェントです。

私ももちろん利用しましたが、最大のメリットは以下かなと思っています。

・求人が他人材紹介会社とほぼ被らない(優良求人多し)
・業界に精通したキャリアコンサルタントが付いてくれる
・管理部門特化型とあって特定の業界に関する情報収集はピカイチ

最も感動したのは「紹介された求人が他人材紹介会社とほぼ被らない点」
一度でも転職活動をしたことがある方なら分かると思いますが、基本的に複数の転職エージェントを利用すると求人は被ります。

全て被った時もあり、転職エージェントを利用する必要もなく、時間の無駄では?と感じた時があるほどです。

しかし、MS-Japanの場合は他にはない求人の紹介が多く非常に感動を受けたことを覚えています。
さらに、サポート体制も充実しており、内定が出るまで尽力すると言われた時には本当に頼もしかったです。

会員登録、面談、その他のサポートも無料で受けれます。
転職に悩まれている、情報収集をしたいという方も気軽に面談に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

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【転職支援サービス2】doda(デューダ)

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パーソルキャリアが運営する大手人材紹介サービス「doda(デューダ)」

私が思うメリットをいかにまとめます。

・圧倒的な求人数(全国10万件以上)
・熱血のキャリアコンサルタント
・良い意味で背中をゴリゴリ押してくる

まずは老舗人材紹介会社とあって扱う求人数は圧倒的に多いです。
そのため、数打てば当たる、面接の練習にいくつか受けたいと考えた時に役立つと思います。

さらに、とにかくキャリアコンサルタントが熱血。
スポコン漫画に登場しそうな方でしたが、容赦なく電話を1日に何度もかけてきます。

電話から現在の転職活動の状況や背中も押してくれました。
業界の情報、求人企業の特徴や内情なども質問すれば必ず答えてくれるのが、コミュニケーションを積極的に取りながら転職活動を進めたい方には非常にマッチする転職エージェントかと思います。

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【doda(デューダ)の体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

【転職支援サービス3】リクルートエージェント

「リクルートエージェント」公式ホームページはコチラ
【リクルートエージェントの体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

転職と言えば「リクルートエージェント」
ただ、リクルートエージェントを利用するなら「MS-Japan」もしくは「doda」も併用することをおすすめします。

それは、リクルートエージェントを利用してみて感じたのは「事務的」な部分。
やはり大手で誰もが知る企業。転職希望者の最も多いです。

そのため、1人の求職者に対するサポートは薄いを感じるのが本音です。
dodaほど電話もかかっては来ません。電話をしたのは内定が出た時のみ。それ以外は基本メールでした。

ただ、リクルートエージェントのメリットはdoda以上に求人数が多い点。
リクルートエージェントにしかない求人もありますので、複数登録しておくのも戦略としてはおすすめです。

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【リクルートエージェントの体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

まとめ:経理の転職市況は明るい!

経理の現在の転職市況と利用すべき転職支援サービスについてまとめてきました。

記事のポイントをまとめると

・経理の転職市況は売り手市場ではない
・売り手市場ではないが特定の人材は引く手あまた
・その人材は「経理業務プラスα」のスキルと経験を有する

残念ながらエビデンスからも分かる通り、経理全体で見た時の転職市況は売り手市場ではありません。

その背景には、経理業務のAI/RPA化の波があります。
大手企業の多くがロボットを使って、経理の単純業務をAI化させようとしています。

そのため、仕訳やデータ入力といった単純業務は全てロボットに代替されます。

これからの経理に求められるスキルは経理業務だけでなくプラスα必要です。
求められる人材、他にはない優れたスキルを持つ人物は将来にわたって転職に有利となります。

経理として生き残りたい方はまずは転職エージェントに相談する事をおすすめします。
転職市況の現在の最新情報から求人、どんな人材が求められているのか、詳しく調べる事が出来ます。

行動せずして望む環境、求めるライフスタイルは手に入れる事は出来ません。

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