経理のリアル実態を把握して転職を!【共感を呼ぶあるあるまとめ】
経理スタッフ

「経理に転職したいけど、経理ってぶっちゃけどうなの?財務会計や仕訳などの仕事は何となく分かるけど、業務だけじゃないリアルな実態を慎重に把握して転職するか決めたい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「経理職に転職を考えている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  • “あるある!”と共感する良くも悪くも経理の
  • リアル実態をしっかり把握して転職を決意できるように特徴をご紹介

当ブログ管理人は大手製造業の経理チームに所属する現役経理マンです。
現職に就く前も6年ほど管理部門で経理を長年担当していました。

ですので、経理の一般的な業務だけでなく他の職種では見られない“特徴的な”側面も熟知しています

そんなあるあるなリアル実態をまとめて、これから転職を考えている方に入社後のギャップを埋めるのが最大の目的です!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「考えられる限りのリアル実態をまとめていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。」

転職で年収アップも実現!管理部門におすすめ転職エージェント3選(無料&Web面談実施中)

経理の主な仕事

まず一般的な経理の主な仕事についてご紹介していきます。

大きく分けると以下3つに分類されます。

・財務会計
・税務会計
・管理会計

仕訳や決算など“ザ経理業務”は「財務会計」
私が現職でも行っている予算や着地管理を扱うのが「管理会計」
そして、税金計算が税務会計になります。

ざっくり説明すると以上です。
以下関連記事でも詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

関連記事:【経理の独学での勉強方法】未経験から経験者まで現役経理マンが解説

【共感を呼ぶ】経理のリアル実態を把握!

それでは早速まとめていきます!「経理のリアル実態」

・私がこれまで6年間管理部門で経験した特徴的な実態や
・周囲からも聞いたり、スタッフの行動など比較して、

“これ、経理ならでは?”という実態をまとめていきます。

忠実に再現していきます。
かつ経理の業務は基本どの企業へ行ってもやることは一緒です。

これから転職活動で経理を目指したい方は参考にしてください。

【実態1】エクセルがやたらと得意

経理あるある①
✅エクセルがやたらと得意

中にはマクロ組める人も!
関数使いすぎて引用元が分からない
特に「vlook」の使用頻度が高い
とにかく関数で工数を減らしたがり
エクセルで作った入力フォーマットを事業部に渡すと理解できない時も
そもそもハイペなど経理システムはエクセルと互換性高い

エクセルが得意な人が多いです。
それは仕事柄普段からエクセルを使う機会が他の職に比べて多いからが最たる理由かと思います。

また、経理が扱う会計システムはエクセルとの互換性の良いシステムが多いです。
ハイペリオンなど大企業が扱う管理会計システムもエクセルを使って処理します。

中小企業であれば多いのは勘定奉行になるかと思いますが、これまたエクセルとの互換性は非常に良い。

そのため、自然とエクセルは得意になってしまうのが実態です。
言い換えるとエクセルが不得意な方は、入社後痛い目を見ます。今のうちに練習しておきましょう。

関連記事:【経理のエクセル活用術】業務効率化&自動化に役立つ関数5選と使い方

【実態2】人の本性が垣間見れる

経理あるある③経理あるある②
✅人の本性が垣間見れる

特に分かりやすいのが「経費処理時」
・領収書をなくされると一度経理のせいにされる
・間違っていると経理で修正しといてと言われる
・紙に領収書の貼り方が雑
・提出が雑
・修正にすぐには対応しない
・月初に慌てて駆け込んでくる

普段優しそうな、几帳面そうな人も経理の業務を通して本性が分かります。

例えば、経費計算の時に領収書の提出は必須です。
しかし、何度も領収書を紛失、提出し忘れる人がいます。几帳面そうに見えても。

さらに、自身のミスによる申請にも拘らず「忙しいから」という理由で修正しない方もいます。

経理を下に見ているのかは分かりません。
でも、自身の業務を最優先に考える人は少なからずいて、経理業務を通してその本性は分かります。

関連記事:経理のやりがいや楽しさ、大変さとは何?【現役経理マンが忖度なしに解説】

【実態3】腰痛になりやすい

経理あるある③
✅腰痛になりやすい

・基本仕事中は座りっぱなし
・会議や外出など立ち上がる機会が少ない
・重度ではないが私も腰痛持ち
・整骨院は週末御用達ですでに仲良し
・マイクッションを持ってくるスタッフも多い
・寒い日はひざ掛けがあった方がいい(女性)

女性の方は特に注意です。
経理業務は基本長時間の座位が続きますので腰痛持ちになりやすいです。

ストレッチは必須です。ランチは外へ食べに行かれた方が良いです。
私は、毎週飛行機通勤を行っていた時代があり、軽傷ですが腰痛持ちです。

適度な運動とストレス発散にデスクから離れるのも業務効率には大切です。

関連記事:デスクワークじゃない仕事でおすすめ職業8選【パソコン使わない仕事も紹介】

【実態4】月初は鬼忙しい

経理あるある④
✅月初は鬼忙しい

・大手もベンチャーも関係なく月初は忙しい
・特に前半の日程がキツイ
・後続に影響するためとにかく忙しい
・後続に待つのは上司パートが多い
・そのため急ぐしかない
・連日残業は当たり前
・でも月中は落ち着く(この時に有給を取る人多し)

大手でもベンチャーでも経理業務は月初が鬼忙しいです。
先月の決算を〆なくてはいけないため、2社経験して2社とも7営業日で締めるスケジュールです。

特に忙しいのは前半パート。
現金や小口、預金などの膨大な量の仕訳を打つパート。とにかく忙しい。

前半が急がないと後続がしわ寄せを食らうため、休む間もありません。
私は月初の時はランチは簡易的に済ませていました。

関連記事:経理は忙しい?この問いに答えます【結論は決算時期と月初が鬼多忙】

【実態5】なんでも屋になりがち

経理あるある⑤
✅なんでも屋になりがち

・全社数字を扱ってるためか何でも聞かれる
・総会は計算書類だけでなく運営も任されがち
・Pマークなど専門の対応部署がなければ大抵経理管轄
・全社規程の改定作業もする
・でも対応すると感謝される
・結果モチベーションにつながる

全社数字を扱っているからかとにかく全部署からいろんな質問が来ます。

・来年の売上シミュレーションを出してほしい
・PVと売上の相関を見てほしい
・規程類を見せてほしい
・広告宣伝費の内訳を出してほしい
・契約書を確認してほしい

たかひろたかひろ

「契約書の確認って、法務じゃねぇ!」

と冷静に突っ込みたくなるほどいろんな質問が来ます。
また、専門部署がない場合は基本的に経理管轄になります。

いわゆる“社長案件”というやつです。

自分の業務が進められず、滞って残業になったり有給が取れなくなったりしますが、対応したら感謝されます。

モチベーションにつなげたり、様々な業務を通して経験も培われます。
基本的には断らないようにしていますが、明らかに管轄違いな業務は適切に対処した方が良いでしょう。

関連記事:経理のモチベーションを上げる方法【大切な事は成功体験の積み上げ】

経理の転職市場と最新動向

経理のリアルな実態だけでなく経理の転職市場と最新動向についてもまとめておきます。

現在、どれくらいの求人が出ていて求職者数はどれくらいなのか?
さらに、経理は転職しやすいのか?未経験だと転職は難しいのか?

疑問に対して、以下関連記事にて詳しく情報をまとめています。
これから真剣に経理に転職したいと考えている方は、参考情報としてお役立てください。

【関連記事】
経理へ転職は未経験だと難しい?【30代現役経理マンが徹底解説】
経理は売り手市場?今が転職のチャンス?【現役経理マンが徹底解説】
経理は転職しやすい?【年収アップにも成功した現役経理マンが徹底解説】

まとめ:体験談から経理のリアル実態あるある

経理のリアル実態について情報をまとめてきました。

ここでご紹介した実態以外にもまだまだ特徴的な日常は存在します。
分かり次第、随時更新していきますので、気になる方はチェックしてみて下さい。

今回の経理リアル実態を踏まえて、

「経理に転職したい!」
「経理に挑戦したい!」

という方は転職エージェントの利用をおすすめします。

転職エージェントはあなたの大きな力になってくれます。
面談も無料で受けれて、情報収集にも役立ちますので、気軽に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。

転職で年収アップも実現!管理部門におすすめ転職エージェント3選(無料&Web面談実施中)