【体験談】経理は資格が無いと転職や仕事は出来ないのか経験者が解説
転職活動中の女子

「経理の仕事をしたいけど、専門職だから資格は必須?経験も無いと転職すら出来ないのかな?」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「経理に転職したい未資格者」を対象に以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 資格や経験がなくても転職や就業はできるのか
  2. 無資格&未経験から這い上がった私の体験談
  3. 資格も経験も無い時の不安を取り除く転職術

「経理は専門職だから資格は必要」と考える方は意外にも多いです。
私も経理に就く前まで特別な資格は必要なのか?疑問に感じていました。

しかし、これまでの経理経験(転職も含めて6年以上)から資格の有無と経験の有無について疑問は晴れました

本記事では、当ブログ管理人の今までの経験をメインに、これらの疑問に応えていきたいと思います。

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「今まさに経理職に就こうか迷っている方はお役立てください。いくつかの事例も紹介しながら分かりやすく解説していきます。」

無料で手厚いサポートが受けられる!管理部門におすすめ転職エージェント3選

経理は資格が無いと転職や仕事は出来ないのか

早速経理は資格が無いと転職や仕事は出来ないのかどうかについてまとめていきます。

結論と結論を導き出した私なりの根拠(事例)を以下の順番で解説していきます。

  • 結論と経理の代表的な資格
  • 【事例1】35歳の無資格、未経験者が転職で経理配属
  • 【事例2】22歳の新卒が無資格&未経験で経理に異動
  • 【事例3】31歳の簿記3級保有者が大企業に転職成功

結論と経理の代表的な資格

結論は「無資格でも経理に転職&就業出来る」です。

可能であるという結論が導き出せる事例を3つご紹介する前に、民間の人材紹介サービス「MS-Japan」からも以下の調査結果が公表されています。

【転職を成功させている方は資格を持っているのか。】

経理・財務経験者を対象に行った転職動向調査。
実に『約73%』の人が資格を持たないまま転職に成功した結果が公表されています。

つまり、資格が無くても経理への転職は可能。という事です。
ただ、気になるのは「資格がないと就業出来ないのでは?」「仕事に就いていけないのでは?」という不安。

ちなみに、経理の代表的な資格には以下のものが該当します。

最も有名なのが「日商簿記」
経理経験者であれば大半は受験経験があると言っても過言ではありません。

が、しかし、資格の受験経験が全くないど素人でも経理に転職&就業する事は可能です。

関連記事:経理は転職で年収アップ可能?【知識や資格の取得より成功率を上げる方法】

【事例1】35歳の無資格、未経験者が転職で経理配属

ここから事例を3つご紹介していきます。

まずは、私の前職であった経理の中途採用に35歳の無資格、未経験者が転職してきた話です。

【前職の企業情報】
サービス:ITベンチャー
従業員数:400人
経理人員:4人
上場区分:東証一部上場

ITベンチャー企業と求人にも謳っていますが、東証一部に上場する立派な会社です。

つまり、監査対応やIR対応、株主総会も年一で行われ、毎日忙しい日々を送っていました。

企業情報で最も気になるのが「経理人員」ではないでしょうか。
まさに少数精鋭で業務を回しており、一人一人の裁量の幅も業務量も多かったです。

そんな中、1人退職する話が入ってきて急遽中途採用で経理を募集する事となりました。

東証一部とは言え、知名度もそれほど高くはなかったため、若い応募は全くなく、経験者と名乗る人の年齢は40代以上ばかり。

求人を出して2週間ほど経過した時。35歳で無資格&未経験ながらポテンシャルが高い社会人を採用することとなりました。

採用の決め手は人柄とポテンシャルです。経理としての実績は全くありません。

今もなお彼は前職で活躍してくれていますが、入社当初は相当苦労していました。なんせ経験が全くないので。
さらに、入れ替わりで退職した先輩の業務を全て引き継ぐ形で彼が入ってきたので、OJTで学べるのも超短期間。

後で彼に話を聞くと入社してすぐに「辞める」事も頭を過っていたようです。
それでも辞めなかったのは、経理の仕事をやりたい、という信念があったから。

ここでお伝えしたいのは、

①無資格&未経験でも経理に転職できる事
②未経験なので入社後は人一倍苦労する事
③未経験でも転職できる企業は存在する事

特にお伝えしたいのは③。
中には未経験は断る企業もあります。でも、転職は「戦略次第」で内定獲得の率も変わります。

前職の場合、急遽退職の話が決まったため、未経験でも受け入れる事が決まりました。
採用者が決まった後に中途採用、という流れだったら経験者を採用していたと思います。

つまり、企業の求人を出す理由や背景、内情を理解する事で、求める人物像に合致しさえすれば未経験でも内定は勝ち取れるという事です。

これらの情報を収集するためには「転職エージェント」の力を借りるのは必須です。
私も過去に利用した経験がある、経理の転職で非常に心強い転職エージェント情報を以下関連記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

【事例2】22歳の新卒が無資格&未経験で経理に異動

次の事例は22歳の新卒女子が無資格&未経験で経理に異動してきた話です。

異動時の経理は定員に達しており、特に補充は必要としていませんでした。

ただ、新卒の強い希望もあって入社後半年で経理に異動。
私がこの女の子のOJTと面倒も見ていたのでよく分かりますが、全くの未経験者。

経理の財務諸表(PL・BS・CF)の読み方や仕訳の切り方も一からのスタート。

決算資料の「有価証券報告書」に至っては読み方を「UFO」を勘違いするほどのポテンシャルでした。

なので、最初は覚える側としても不安はあります。本当についてこれるのだろうか・・・と。

しかし、想像以上に呑み込みが早く、私の話を素直に傾聴の姿勢で取り組み、話した後は自席に戻って、必ずメモを取っていました。
(話の最中にメモを取っては失礼だと捉えられるため、だそうです)

月次決算の担当も初月は私が全て行い、隣で私が行う業務を見る形で彼女には座ってもらっていましたが、翌月には一部の業務を任せるに至りました。

とても素直で優秀な新卒でした。

ここでお伝えしたいのは、

①未経験でも素直で努力を重ねれば誰でも身に着けられるという事

経理になるのに資格は不要。
公認会計士のように難しい勉強を重ねて国家資格を取る必要もありません。

最も大切なのは素直さと学ぶ姿勢、だと思います。

経理は専門職なので一定の座学は必要です。
経験だけでなく知識もそれ相応に必要になります。

なので、私は呑み込みが遅いから、勉強は苦手だから、と諦めるのではなく挑戦し続けて欲しいと思います。

最初は辛くても学ぶ事で知識が増えて、分からなかった事も分かる事が徐々に増えていく。
分かる事が増えれば、出来る事も増えるので、経理の楽しさも理解できるようになります。

ここまでくれば後は経験の幅をますます広げる事で、ビジネスマンとしての魅力もアップします。

関連記事:【経理はやめとけ】経理未経験の1年目は辛くしんどい【辞めたい毎日への対処法】

【事例3】31歳の簿記3級保有者が大企業に転職成功

最後の事例は当ブログ管理人の話です。

私は転職時に簿記3級の資格を保有していましたが、正直資格の有無は見られません。
大企業に務めたい時は、資格の有無より実務経験の内容が全てです。

中には簿記2級を取らないと転職出来ない、と嘆く人がいます。

しかし、はっきり言って資格は要りません。
転職を考えているなら資格取得に時間を充てるより、実務経験の幅を広げた方が将来性はあります。

ここでお伝えしたいのは、

①簿記3級でも大企業に転職可能
②大事なのは資格取得よりも実務経験

この、難易度の高い企業への経理の転職は「資格取得か実務経験か」という議論も多くなされています。
結論は間違いなく「実務経験」になります。身を持って感じました。

より詳しい体験談と実務経験だけでなく大切なスキルも以下関連記事でご紹介していますので、興味のある方はご覧ください。

【体験談】誰でも最初は無資格&未経験から這い上がる

経理の転職に資格は不要である理由を解説してきました。

経理に在籍する大半の人は無資格&未経験から業務を覚えていきます。

新卒で配属になる場合は特にこれらに該当します。

では、無資格&未経験者が経理に配属になって、どのような大変な事、苦労を覚えるのか?
気になる経験するまでの過程と体験談についてもご紹介していきます。

経理1年目:下っ端時代

経理1年目は、とにかく場数を踏んで経験を積みつつ座学に取り組む大変な年です。

何もかもが新しく、分からないものだらけ。
新しい仕訳が登場した時は不安でしかありませんでした。経験がないので。

やる業務としては、過去の仕訳を参考に同じ仕訳を切る(数字を入れ替える)事がメイン。
経理事務のような仕事もやりつつ、退社後は必ずカフェかマックで1日の振り返りと覚えた仕訳の切り方を復習していました。

経理業務は反復作業をしてなんぼです。
一度覚えれば応用が利きますので、知識量で圧倒する事が出来ます。

関連記事:経理に向いている人、向いてない人の性格は?【現役経理マンが徹底解説】
関連記事:なぜ経理の仕事はつまらないし楽しくないと感じるのか?【理由と解決策3選】

経理2年目:担当業務の割り当て

経理2年目は、担当する事業部が割り当てられます。

前職の経理では事業部担当制を導入しており、売上・費用のPLは1人の経理マンが担当します。

そのため、事業部から請求書が届いたら一人で処理。
事業部からの経理リクエストも受け取って処理。

ただ、イレギュラーな対応が求められた時は上司に相談し問題解決まで先導する。

2年目に入ると任される仕事は急激に増えます。
なので、1年目でいかに経験を積んで座学に取り組んでおくかが重要になります。

関連記事:経理の残業時間はどれくらい?【現役経理マンが実情をぶっちゃける!】
関連記事:経理の5大ストレスを現役経理マンが暴露【プレッシャーに打勝つ対策】

経理3年目:監査対応と開示書類作成

経理3年目に入ると担当業務だけでなく外部とのコミュニケーションも増えます。

経理の最も多い来訪者は「監査法人」
監査対応や決算期の開示書類作成も年数を重ねると任される重要な業務です。

監査法人は会計のプロ。相当な知識を有します。
そのような人物と対応に渡りあうためには同レベルの知識と経験が必要です。

押されては業務は進みません。
新しい会計基準を取り入れたり、国税庁が発表するリリース内容を読み込んだり、常に経理も成長と進化が求められます。

上場していれば必ず発生する業務です。
そのため、経理から経理に転職する場合はなるべく上場企業を選ぶのが良いでしょう。

経験出来る業務の幅は圧倒的に上場企業の方が多いからです。
もしくは今後上場予定の企業。IPO準備も経理が担当しますので良い経験になります。

関連記事:経理は楽しい!面白さはズバリ自己成長【現役経理マンが語る楽しさ5選】
関連記事:経理のモチベーションを上げる方法【大切な事は成功体験の積み上げ】

経理4年目:プロジェクトリーダー

経理4年目にもなると課長など肩書が付く頃です。

私の場合、管理会計がメインでしたが、予算策定のプロジェクトリーダーを任されました。

全て一人で予算策定方針を作り、役員との合意取次、事業部長との打ち合わせ。
予算の取りまとめと単体と連結のPL数字から整合性のチェック。

予算が出来上がるまでの一貫した業務を責任者として担うレベルに達しました。

関連記事:経理は転職で年収1000万の高収入も狙える?【4つの具体的戦略から解説】
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資格も経験も無い時の不安を取り除く転職術

転職活動中の女子

「経理の転職で資格は不要で、未経験でも企業によって採用されるのはよく分かったけど、それでも不安・・・」

分かってはいても不安。
そんな方に資格も経験も無い時の不安を取り除く転職術をご紹介していきます。

「転職エージェント」利用をおすすめする理由

「資格も経験も無い」つまり未経験者が転職を成功させるには「戦略」と「準備」が必要です。
裸一貫で望んでも良い結果は得られません。

この「戦略」と「準備」をサポートしてくれるのが転職のプロ「転職エージェント」になります。

転職活動には企業に提出する必須書類があり、書類を元にまず書類選考が行われます。
この書類通過率は一般的には30%と言われており、最初の関門で7人が振り落とされる事になります。

しかし、私がこれまで利用してきた転職エージェントの実績を見てみると、50%以上はゆうに超えています。
80%の確率で書類通過させる凄腕エージェントもあるほど、頼れるパートナーと言っても過言ではありません。

つまり、転職エージェントを利用する事で内定獲得の確率は上がる事になります。
また、手厚いサポートと転職市況の有益な情報も収集できるため、転職活動初心者にとっては必須のサービスと言えます。

書類通過率が上がる理由や転職エージェントに対する疑問や不安にも回答した関連記事もあります。合わせてご覧ください。

そして、実際に転職エージェントを利用してみたい方は、私が10社のサービスを体験してみて特にサービスの質が高かった3社を厳選してご紹介します。

無料で手厚いサポートが受けられる!管理部門におすすめ転職エージェント3選

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

経理の転職は「MS-JAPAN」一択

経理の転職を望む方は転職エージェントの「MS-JAPAN」一択です。

なぜなら、“管理部門・士業特化型エージェントNo.1”
登録率、転職相談率ともにNo.1を記録し名実ともに経理に特化した転職支援サービスになります。

経理の職種に転職が決まっている場合は、大衆向けのサービス(リクルートやdoda)を使うより非常に効率的。

管理部門の業界に精通したコンサルタントと的確にアドバイスしてくださいます。
私も過去、利用経験がありますが、コンサルタントからのサポートが他に比べて質の高さが最大のメリットです。

年収アップの内定獲得にも尽力いただき、とても満足のいく転職活動を進めることが出来ました。

経理の現在の転職市況に関する情報収集を目的に登録するだけでも有益です。
どんな求人が出ているのか?どんな企業が現在求めているのか?戦略を練る上で情報収集は欠かせません。

登録する前に体験談や感想が気になる方は以下関連記事をご覧ください。
当ブログ管理人の体験してみての正直な感想とおすすめする理由も詳しくまとめています。

まとめ:不安な人は転職のプロに相談

経理は資格が無いと転職や仕事は出来ないのかどうかについて情報をまとめてきました。

記事のポイントをまとめると

・無資格でも経理の転職は可能
・未経験は入社後ついていくのが大変
・無資格&未経験で転職が不安な方は転職エージェント利用がおすすめ
・経理の転職は「MS-JAPAN」一択

無資格&未経験でも転職も就業の可能です。
ただ、入社後それ相応の努力と学びが無ければついていけなくなります。

特に2年目からは担当や責任の裁量も増えていきます。
それでも経理に転職したい!という方は情報収集もかねて転職エージェントの利用をおすすめします。

内定獲得の近道であり、的確なアドバイスから狙いやすい求人も紹介してもらえます。
会員登録無料で手厚いサポートが受けられるため、転職活動初心者にとっては利用は必須と言えます。

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