生き残る仕事・職業となくなる仕事ランキング50【将来生き残るために必要なのは創造力】
悩む女性

「生き残る仕事・職業って何?!職を失いたくない!仕事だけでなく生き残るために必要なことも教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「2023年以降の将来も生き残る仕事・職業を知りたい方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 生き残る仕事・職業となくなる仕事ランキング50
  2. AI(人工知能)の導入事例と代替された仕事
  3. しかしIT人材(中でもAI人材)は不足し政府も懸念
  4. 生き残るために今からできる具体的な取組み3選

「あなたの現在の仕事は、将来生き残る仕事ですか?」

多くの人がピンとこないと思います。
しかし、社会の変化に合わせて「生き残る」「なくなる」仕事が顕著に出始めています。

その社会に大きな変革をもたらす「アレ」は音を立てて近づいています。

指をくわえて現状維持を続けるとどうなるか?
将来的に職を失う可能性もゼロではありません。

生き残る仕事・職業と将来生き残るために必要なコトを詳しく解説していきます!

たかひろ@一人起業家たかひろ@一人起業家

「2023年の今から準備できる具体的な取り組みもまとめていきます。将来の仕事に不安を抱く方はぜひ参考にしてみてください!!」

生き残る仕事・職業となくなる仕事ランキング50

早速生き残る仕事・職業となくなる仕事ランキング50をまとめていきます。
(以下クリックすると知りたい情報から読み始められます)

生き残る仕事・職業ランキング50からみえてくる共通点

まずは以下「生き残る仕事・職業ランキング50」をご覧ください。

1位:精神科医(0.1)
1位:言語聴覚士(0.1)
3位:中学校教員(0.2)
3位:外科医(0.2)
3位:教育カウンセラー(0.2)
3位:バーテンダー(0.2)
3位:助産師(0.2)
3位:ゲームクリエイター(0.2)
3位:旅行会社カウンター係(0.2)
3位:フードコーディネーター(0.2)
11位:小学校教員(0.3)
11位:経営コンサルタント(0.3)
11位:ネイルアーティスト(0.3)
11位:保育士(0.3)
15位:スポーツインストラクター(0.4)
15位:雑誌編集者(0.4)
15位:エコノミスト(0.4)
15位:グラフィックデザイナー(0.4)
15位:観光バスガイド(0.4)
15位:ディスクジョッキー(0.4)
21位:ファッションデザイナー(0.5)
21位:ペンション経営者(0.5)
21位:アロマセラピスト(0.5)
21位:ツアーコンダクター(0.5)
25位:犬訓練士(0.6)
25位:内科医(0.6)
25位:ソムリエ(0.6)
25位:報道カメラマン(0.6)
25位:インテリアコーディネーター(0.6)
30位:映画監督(0.7)
30位:舞台演出家(0.7)
30位:俳優(0.7)
30位:アナウンサー(0.7)
30位:芸能マネージャー(0.7)
35位:コピーライター(0.8)
35位:学芸員(0.8)
35位:声楽家(0.8)
38位:作詞家(0.9)
39位:作曲家(1.0)
39位:評論家(1.0)
39位:料理研究家(1.0)
42位:美容師(1.1)
42位:漫画家(1.1)
42位:手話通訳者(1.1)
42位:社会福祉施設介護職員(1.1)
46位:声優(1.3)
46位:看護師(1.3)
48位:動物園飼育スタッフ(1.9)
49位:ホテル・旅館支配人(2.1)
50位:化粧品訪問販売員(2.2)

これらの仕事は「AI(人工知能)やロボット等による代替可能性が低い職業」
野村総研発表の資料から女性セブンが数値化&ランキングした順位になります。

一通り内容を見てみると共通点が見えてきます。

それは、

  • 人と積極的に関わる「医療従事者」
    (例:精神科医、言語聴覚士、外科医、助産師、看護師など)
  • 人に教える立場にある「教育者」
    (例:中学校教員、教育カウンセラー、小学校教育など)
  • 創造力を発揮する「クリエイティブ」
    (例:バーテンダー、ゲームクリエイター、フードコーディネーターなど)

つまり、人との接点が多く、人間にしかできない「創造性」を用いる仕事といえそうです。

AIに代替可能性の高いなくなる仕事・職業ランキング50

一方同資料のAIに代替可能性の高いなくなる仕事・職業ランキング50は以下の通りとなります。

1位:電車運転士(99.8)
1位:経理事務員(99.8)
3位:包装作業員(99.7)
4位:路線バス運転手(99.6)
4位:じんかい収集作業員(99.6)
6位:郵便外務員(99.5)
6位:学校事務員(99.5)
6位:ビル清掃員(99.5)
9位:銀行窓口係(99.4)
9位:計器組立工(99.4)
9位:金属製品検査工(99.4)
12位:給食調理人(99.3)
13位:スーパー店員(99.2)
13位:弁当・惣菜類造工(99.2)
15位:新聞配達員(99.1)
16位:マンション管理人(98.9)
17位:通関士(98.8)
18位:ホテル客係(98.7)
19位:自動車組立工(98.3)
20位:警備員(97.8)
21位:測量士(97.3)
22位:タクシー運転手(95.4)
23位:刑務官(94.7)
24位:秘書(94.5)
25位:航空管制官(94.3)
26位:プログラマー(94.2)
27位:税務職員(94.0)
28位:行政書士(93.1)
29位:税理士(92.5)
30位:航空自衛官(92.3)
31位:弁理士(92.1)
32位:機会修理工(91.6)
33位:クリーニング師(88.6)
34位:自動車板金工(88.4)
35位:原子力技術者(88.1)
36位:型枠大工(86.2)
37位:公認会計士(85.9)
38位:不動産鑑定士(84.0)
39位:家政婦(82.7)
40位:稲作農業者(82.6)
41位:ラーメン調理人(82.1)
42位:鍛造技術者(79.9)
43位:社会保険労務士(79.7)
44位:OA機器販売員(79.0)
45位:司法書士(78.4)
46位:国際公務員(78.0)
47位:臨床検査技師(77.6)
48位:信用金庫渉外係(75.9)
49位:テレフォンアポインター(74.9)
50位:大工(72.9)

仕事を見ると「員」や「士」が多い印象です。
(例:電車運転士、経理事務員、包装作業員、路線バス運転手など)

そして気になる点があります。
それは「学校関連の仕事」が生き残る仕事、なくなる仕事ともに存在している点です。

関連記事:食いっぱぐれない資格のはずが将来消える仕事?【大事なのは将来性のある仕事選び】

生き残る仕事となくなる仕事の違いを比較

ここで生き残る仕事となくなる仕事の違いを比較してみたいと思います。

比較情報は先ほど疑問点を挙げた「学校関連の仕事」についてです。
生き残る仕事に「中学校教員」、なくなる仕事に「学校事務員」が上位にランクインしていますね。

どちらも学校関連の仕事に変わりはないはず。
なのに生き残るか否かの天と地ほど差があります。

しかし、仕事の内容をみてみると大きな違いが存在します。

それは「職員(教員)」か「事務職員(事務員)」かの違い。
教鞭を執るのが「職員」であり、学校の管理・運営(総務や人事など)を担うのが「事務職員」です。
(出典:文科省「学校事務職員の職務内容等について」

もっというと、直接人と接するのは「教員」
人と接せずに事務的作業を行うのが「事務職員」ということになります。

つまり、生き残る仕事となくなる仕事の違いは「人との関わり度合い」
AIが発達しても人と関わり事業を成長させる仕事や職業は生き残るといえそうです。

言い換えるなら、人と関わらない「単なる作業員」はAIによって淘汰されることを意味します。

関連記事:頭を使う仕事でおすすめ職種8選とその理由【もし苦手で向いてない人は転職推奨】

AI(人工知能)導入が近年加速する理由

ここまで生き残る仕事となくなる仕事のランキングから違いを解説してきました。

違いはその仕事における「人との関わり度合い」
人と関わる仕事はAIに取って代わることができず将来も生き残る仕事になります。

そんなAIの発展は日本でも積極的に導入が行われています。
実際、学校のカリキュラムにAI関連の専門分野を履修する取組みが政府から提言されています。
(出典: 内閣府「AI戦略 2019」

そしてAI(人工知能)導入が近年加速する理由があります。

少子高齢化社会での労働力低下を支えるのがAI

理由の一つに日本が抱える社会問題「少子高齢化社会の進行」があります。

特に問題として指摘されるのが労働人口減少に伴う「労働力の低下」
政府は少子高齢化社会への問題を踏まえ課題解決に日夜取り組んでいます。

その解決策として必要なのが「人に代わって自律的に活動するロボット」

つまり、日本にとってAIの開発&導入は急務といえます。
(出典:内閣府「ムーンショット目標3」

労働人口の減少を食い止めるのには限界があります。
なので1人あたり生産性の向上と労働人口に代わる代替案が何より重要。

そのための解決策がAI(人工知能)ということです。

AI導入事例と代替された仕事

実際のAI導入事例を見ながら具体的に代替された仕事は何なのか?
現状の導入現場を把握していきたいと思います。

【事例1】無人AI決済コンビニ

無人AI決済コンビニ

【事例2】自律走行バス

自律走行バス

【事例3】AI搭載配膳ロボット

AI搭載配膳ロボット

【事例4】警備・案内等ロボット

警備・案内等ロボット

参考:東京都「羽田空港で警備・案内等ロボットの実証実験」

将来も残る仕事の共通点は「人間にしかできない仕事」

ここまでの情報を整理すると、

  • 人と積極的に関わりる仕事や教える立場の仕事は生き残る
  • なぜならAIなどのロボットに取って代わることができないから
  • そして少子高齢化の流れは止まらず労働人口の代替案が急務
  • その代替案の有力候補がAI(人工知能)

将来も残る仕事の共通点は「人間にしかできない仕事」
もっというと、必要なスキルは偏った需給を解決する「創造力」

失ったものを取り戻すことはできません。
そのために「生み出す創造力」と「創造力を駆使する人間」が何より重要です。

下図は政府が目指す未来「Society 5.0」

仮想空間と現実空間を融合する全く新しい社会。
新しい社会を築き上げるのはどんな時も「人間の力」が試されます。

つまり、人間にしかできない仕事が将来も生き残る仕事だと断言できます。

しかしIT人材(中でもAI人材)は不足し政府も懸念

AI導入を積極的に進める日本。
しかしIT人材(中でもAI人材)は不足し政府も懸念する実態があります。

以下、各国と日本のAI導入状況を比較した図をご覧ください。
見ての通り中国・米国・欧州主要国に比べて日本は大きく下回っています。

具体的なIT人材の不足数を示した資料を見ても需要不足が懸念されています。

最も悪いシナリオで「約79万人」ものIT人材が不足すると試算。
中でも特に不足するのはAI関連のシステム開発に携わるAI人材。

「AI需要の伸び」が平均成長率16.1%/年とした場合、2030年には最大12.4万人の需給ギャップが生じると予測されています。

【AI人材需給ギャップの見通し】

AI人材不足に対する政府の取り組み

人材不足の現状を踏まえ政府は何もしていないわけではありません。
実際にAI人材育成の目標も政府から発表され、その内容が全大学を対象にした「AI教育の標準科目策定」

・文理を問わず、全ての大学・高専生(約50万人卒/年)が、課程にて初級レベルの数理・データサイエンス・AIを習得
・文理を問わず、一定規模の大学・高専生(約25万人卒/年)が、自らの専門分野への数理・データサイエンス・AIの応用基礎力を習得

つまり、AI人材の育成は日本にとって急務といえます。
言い換えるなら、エンジニアの存在価値はますます高まることが容易に予想できます。

関連記事:【ビッグデータナビ(BIGDATA NAVI)の評判】強みと特徴を口コミや案件・単価比較から検証

生き残るために今からできる具体的な取組み3選

仕事に悩む人

「今後IT人材の需要はますます増えて、ITエンジニアの不足が懸念されているのは分かったけど、生き残るために私は何をすればいいの?」

ここから生き残るために今からできる具体的な取組み3選をご紹介していきます。

【取組み1】プログラミングスクールに通ってITスキルを身に着ける

IT人材が不足していて政府も企業もエンジニア需要を求めています。

とはいえ全くのノースキルでは話しになりません。
ITスキルを身に着けるためには、プログラミングを実際に触れて使うのが先決です。

そのための育成カリキュラムが整っているのが「プログラミングスクール」
エンジニア未経験者であれば、まずはプログラミングスクールに通ってITスキルを身につけることから始めましょう。

昨今プログラミングスクールは多くのサービスが各社リリースされています。

中でも特におすすめの3社を厳選しご紹介します。
何よりITエンジニアへの転職保証が付いたプログラミングスクールがおすすめです。

まずは無料カウンセリングを受けてみて、現状把握と今後のキャリア選択にお役立てください。

未経験からITエンジニアに転身!転職成功率9割超のおすすめプログラミングスクール3選

【取組み2】IT業界やITエンジニア職に転職する

  • プログラミングスクールを受講した方
  • すでにエンジニアとしての経験がある方

このような方々はIT業界やITエンジニア職に転職することでも待遇は大きく変わってきます。

先にも紹介した通り、IT人材やAI人材は不足しています。
世界各国と比較しても日本は遅れており、政府も懸念を表明しています。

つまり、需要の高い業界・職種に転換するだけでも生き残れる確率は高まることになります。

業界を変えるだけでも年収幅が上がるのもよくある話し。
より高スキルと需要のある経験を得ることで求められる人材へと成長することが可能です。

ITエンジニアへの転職には転職エージェントを利用しましょう。
約77%の利用者が年収アップに成功した事例もあり、総じて満足度は高いものとなっています。

ITエンジニア転職におすすめの転職エージェントを3社厳選しご紹介します。

登録料、利用料すべて無料で利用しない理由はありません。
ITエンジニアの転職市況や企業の求める人物像など、転職エージェントだからこそ持ち得る情報も仕入れられます。

ITエンジニア転職(経験者向け)に特化!おすすめ転職エージェント3選

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

【取組み3】フリーランスエンジニアに転身する

  • ITエンジニア経験(2年以上)が豊富な方
  • フリーランスとして活躍したい方

このような方々はフリーランスエンジニアに転身する取組みも可能です。

フリーランスエンジニアの平均年収は「862万円」
需要の高まりから会社員時代の年収以上の待遇を受け取ることも可能です。

フリーランスエンジニアになるためにはまずはエージェントサービスへの登録が必要です。

エージェントから開発案件の紹介を受けて着手する流れ。
また正社員並みの福利厚生や保障を準備したエージェントサービスも存在します。

フリーランスになったら最も不安視されるのが収入面。
エンジニアがシステム開発に専念できるよう手厚いバックアップも準備されています。

高単価案件多数掲載!フリーランスエンジニアへの転身におすすめエージェントサービス&案件情報サイト3選

まとめ:将来からの逆算思考で生き残る準備&行動が仕事選びに大事

生き残る仕事・職業となくなる仕事ランキング50と将来生き残るために必要なことをまとめてきました。

改めて、将来生き残るために今からできる取組みをまとめると、

将来生き残るために今からできる取組み

  • プログラミングスクールに通ってITスキルを身に着ける
  • IT業界やITエンジニア職に転職する
  • フリーランスエンジニアに転身する

将来生き残るために必要なのは「創造力」
創造性を用いた生み出す力が今後も求められるスキルです。

AIに代替される単純作業や非クリエイティブな仕事はなくなる仕事として淘汰されます

日本は少子高齢化社会を迎え、労働人口は確実に減少します。
もはや増えることはないでしょう、そのための代替案としてAIを積極導入を進めています。

日本とロボットが共生する未来も現実味を帯びてきています。
そんな中、指をくわえてただただ将来を待つのか、今のうちに準備を進めておくのか。

前者と後者では大きな差が生まれるのも、いうまでもありません。

ITエンジニア転職(経験者向け)に特化!おすすめ転職エージェント3選

エンジニア未経験の方であれば転職保証付きのプログラミングスクールを検討されるのがおすすめです。

未経験からITエンジニアに転身!転職成功率9割超のおすすめプログラミングスクール3選

とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
そんな仕事選びや将来のキャリアに悩む人は、プロのキャリアコーチングに相談するのがおすすめです。

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