「女子ウケも間違いないコンサルにとりあえず転職したい!でも実際のところどうなんだろう?高ステータスでもプライベートの充実は不可能?実態を教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「コンサルに転職・就職しようか検討している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- コンサルはやめとけの理由
- 「とりあえずコンサル」は思考停止であり危険
- しかしコンサルの仕事満足度は4年連続1位を獲得
- コンサルに向いている人の特徴3選
- コンサルに転職したい人におすすめの支援サービス
「コンサル」と名乗るだけで女子ウケ必須の憧れる業種。
しかし、コンサルの実態をご存知でしょうか?
仕事の向き不向きを考えずに転職すると地獄が待っています。
コンサル転職はやめとけと話す理由と向いてる人の特徴まで詳しく解説していきます!
「コンサルに興味があって転職も考えている方はぜひ参考にしてみてください!」
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コンサルはやめとけの理由
コンサルはやめとけの理由についてまとめます。
まずどれくらいコンサルは就活生に人気なのか?
高学歴学生が選ぶ人気の業種ランキングを見てみると、
上位TOP10のうち7社がコンサル企業。
外資系だけでなく日系企業もコンサルは人気の業種に映っているようです。
しかし忘れてはいけないのは、あくまで就職したことのない学生が対象の人気ランキング。
実際、入社すると壮絶な労働環境や激務が待ち構えています。
数字が全て物語っていますので無理はいいません、コンサルはやめとけ。
【理由1】仕事レベルが高すぎて激務になりがちで離職率も高い
まず第一の理由が「仕事レベルが高すぎて激務になりがち」
結論から言うと、コンサルタント業務がハードなのは事実だと言えそうです。そもそも、コンサルタントの顧客は、高いフィーを払ってまで解決したい問題があり、コンサルティングファームに仕事を依頼してきます。
コンサル業の仕事上の共通する特徴を挙げるなら、
- 扱う業務の多くは企業の様々な経営課題
- コンサルタントに求められるスキルが高度
- クライアントからの要求は難解かつ高次元のレベル
上記の通りレベルの高い仕事が求められる傾向にあります。
なぜなら、高いフィーが支払われるためフィーに見合った仕事を行う必要があるからです。
さらに、とある外資系戦略コンサル企業の話。
新卒向け会社説明会にて離職率は「20%前後」と説明していたようです。
(出典:キャリアインキュベーション「コンサルファームはブラック企業なのか?」)
厚労省発表の一般的労働者の離職率(パートを除く)は「11.4%」
平均より『10pt』近い差がひらいており、いかにコンサル業は離職率が高い仕事かがうかがえます。
(出典:厚労省「雇用動向調査結果の概況2019年」)
つまり、コンサル業は激務になりがちで離職率は高くなる傾向にあるのが数字からも明らかです。
関連記事:【厳選】ノルマのない仕事5選!辛い数字のストレスで辞めたい方必見
【理由2】コンサル業は残業が当たり前
そして激務になれば弊害として起こるのが「時間外労働(残業)」
実際に有名コンサル企業の残業時間を調査してみたいと思います。
調査方法は300万件以上にのぼる口コミを掲載する『転職会議』を利用した以下表をご覧ください。
会社名 | 残業時間(時間/月) | 有給消化率(%) | ジャンル |
---|---|---|---|
野村総合研究所 | 41.4 | 49.9 | シンクタンク系 |
ボストン・コンサルティング・グループ | 53.0 | 64.5 | MBB戦略系 |
アクセンチュア | 40.7 | 63.1 | 外資系 |
KPMGコンサルティング | 33.9 | 66.5 | BIG4ファーム |
デロイトトーマツコンサルティング | 64.0 | 51.8 | BIG4ファーム |
A.T.カーニー | 66.9 | 85.7 | その他戦略系 |
三菱商事 | 27.7 | 62.8 | 商社 |
ほぼ月40~50時間超えが平均の残業時間。
長時間労働は、労働者の心身にも悪影響を及ぼすことが研究結果からも明らかになっています。
また、厚労省では時間外労働の上限規制を2019年より施行。
長時間労働の是正と働き方改革に政府が積極的に乗り出しています。
残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。
出典: 厚労省「時間外労働の上限制限」
ちなみに、同じく人気ランキングにランクインしていた「三菱商事」の残業時間は「27.7h」
いかにコンサル企業の残業時間が長いかが比較からも分かります。
関連記事:残業のない仕事・定時で帰れる仕事に転職したい時の探し方【おすすめ業界5選】
【理由3】残業が多い割に年収(時給)は低い
これほどハードなのに悲しいかな「残業が多い割に年収(時給)は低い」
コンサルの役職によって時給はどれくらいなのか?
実際に時給換算した記事(※)を参考にしつつ独自に労働時間が300時間/月の場合での時給も算出し検証してみます。
役職 | 年収 | 時給(280時間/月) | 時給(300時間/月) |
---|---|---|---|
アナリスト (1~3年目) |
約400万~700万円 | 約1200円~2100円 | 約1100円~2000円 |
コンサルタント (4~6年目) |
約700万~1000万円 | 約2100円~3000円 | 約2000円~2800円 |
マネージャー (10年目~) |
約1000万~2000万円 | 約3000円~6000円 | 約2800円~5600円 |
パートナー (責任者) |
約3000万~3億円 | 約9000円~90000円 | 約8000円~80000円 |
上記換算表を見てあなたはどのように感じるでしょうか。
激務、離職率が高い割には・・・
ここでいいたいのは、コンサルを目指すなら給料だけで判断していては長続きしないということ。
お金以外のやりがいを見出さなければ人間の幸福度は上がりません。
まして何のために仕事をしているのか?自問自答の繰り返しになります。
ちなみにマクドナルドの時給は高校生でも「1,100円以上」
マックとコンサルの仕事、どちらが激務かは考えなくても分かりますね。
(※)参考記事:factlogic「Q. 時給に換算するとコンサルの給料って安いんですか?」
「とりあえずコンサル」は思考停止であり危険
コンサルやめとけという理由を3つ解説してきました。
就活人気ランキングの常連でもあるコンサル企業。
しかし、実態は激務で労働時間も長くなる傾向にある過酷な現場が待っています。
つまり、「とりあえずコンサル」は思考停止であり危険です。
「とりあえずコンサル」となりがちなのが「仕事の中身ではなく周りからの見られ方やステータス」
女性からモテる職業ランキングではコンサルは6位。
士業や国家資格を除いた「会社員」でみれば2位と上位層に位置します。
コンサルは女子ウケ必須です。
なぜなら、高スペックかつネームバリューに魅力があるからです。
モテるため、イメージだけでコンサルになるか。
それともコンサルの仕事を理解した上で、使命感のもと業務に取り組むか。
目的意識や目指すべき将来像が持てるかでコンサルへの姿勢は変わっていきます。
関連記事:大企業に入ればモテる?勝ち組?【結論モテる!でも大事なのは中身】
しかしコンサルの仕事満足度は4年連続1位を獲得
激務で残業時間も長いのがコンサルの実態です。
しかし「仕事の中身」を見てみるとコンサルの仕事満足度は4年連続1位を獲得しています。
離職率も高い仕事であるにも拘らず満足度は高い。
満足度コメントにもある通り、
- 専門性が高い
- 顧客の満足が直接見られる
- やりたい領域を勉強しながら進められる
他の職種では体験できないハイレベルな仕事に就けます。
大事なのは「仕事にやりがいを見出せるかどうか」
つまり、表面上のステータスだけを追い求めては自滅する可能性が非常に高いということになります。
コンサルに向いている人の特徴3選
取り組み方で見え方も変わる「コンサル」
仕事の中身か、表面上のステータスで判断するか。
コンサルの向き不向きは大きく分かれるといっても過言ではありません。
そこで!ここからはコンサルに向いている人の特徴3選をまとめていきます!
【特徴1】仕事にやりがいを見出せる人
何のために行うのか?「仕事にやりがいを見出せる人」
仕事は目的があって遂行されます。
大義名分は会社の企業理念のもとに労働者は動きます。
しかし、コンサルの場合、仕事のほとんどがクライアント商売。
クライアントあっての仕事が成り立つため、仕事の目的は常に自社ではなく他社にあります。
何のために仕事をしているのか?
仕事のやりがいや目的意識を素直に持てる人はコンサル向きといえます。
【特徴2】仕事の好き嫌いがないジェネラリスト志向の人
スペシャリストではなく「仕事の好き嫌いがないジェネラリスト志向の人」
コンサルは究極のジェネラリスト集団。
様々な案件、業務内容に向き合い、愚直に課題解決にコミットします。
コンサル自身がやりたいのではない。
クライアントのニーズを汲み取って、イシューをあぶり出します。
仕事を好き嫌いで選べません。
強いジェネラリスト志向の人はコンサル向きといえます。
【特徴3】高い目標達成力と巻き込み力を持つ人
自主性だけでなく「高い目標達成力と巻き込み力を持つ人」
コンサル業は目的達成のための高い目標を掲げます。
そして、個人ではなくチームで動き、他社も巻き込みながらスパイラルアップを図ります。
チームで動き時も高い専門性とレベルが求められます。
扱うクライアントの業界/領域も理解した上でチームアップが求められます。
動きながらも自身をアップデートする行動力が問われます。
強靭な精神力がなければコンサルは務まらない専門職です。
コンサルに転職したい人におすすめの支援サービス
「コンサルの特徴や向き不向きも分かった!それでもコンサルに転職したい!」
そんな積極的な方にコンサルに転職したい人におすすめの支援サービスがあります。
それが転職エージェントの「アクシスコンサルティング」
「現役コンサルタントの転職支援数No.1」
大手コンサルティングファーム在籍者の転職支援数は第1位を獲得。
現役コンサルだけでなく未経験でもレクチャーを実施。
これまで、10,000名の転職志望者を支援した実績を有するコンサル転職特化型エージェント。
現役から未経験までコンサル転職を希望する方。
未来のキャリア実現のため、動きたい方にぜひ利用して欲しいサービスです。
まとめ:コンサルやめとけ!は向き不向きを見極めた上で転職を
コンサル転職はやめとけと話す理由と向いてる人の特徴をまとめてきました。
改めて、コンサルやめとけという理由と向いてる人の特徴をまとめると、
- 仕事レベルが高すぎて激務になりがちで離職率も高い
- コンサル業は残業が当たり前
- 残業が多い割に年収(時給)は低い
- 仕事にやりがいを見出せる人
- 仕事の好き嫌いがないジェネラリスト志向の人
- 高い目標達成力と巻き込み力を持つ人
激務で残業時間も多いのがコンサルの実態。
離職率も高いため、合わない人はすぐに辞めてしまいます。
しかし、マッチすれば最高の仕事が待っています。
その証拠に仕事満足度では、コンサルが4年連続1位を獲得。
つまり、向き不向きが大きく分かれる特徴的な仕事ともいえます。
コンサルに興味がある方、高い専門スキルを身に付けたい方。
未来のキャリア実現のために動き出したい方は、一度転職エージェントの面談をおすすめします。
相談するだけでも視野は広がります。
今後の転職活動の情報収集のためにも利用しない手はありません。