「在宅勤務可能なテレワークを導入した企業に転職したいけど、資格は取らないといけないの?必要な資格があれば教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「在宅勤務が可能なテレワークの働き方に興味があり転職も検討している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- テレワーク導入企業に転職する際の資格の有無
- 転転職を有利に進める職種別のおすすめ資格
- 転職活動でおすすめの求人サイト
2020年代に突入してから大流行した「コロナウイルス」
自宅待機や学級閉鎖など社会的にも大きな影響をもたらす感染症。
企業も『テレワーク』という働き方を積極的に導入するようになりました。
テレワークは自宅にいながら仕事が出来るとあって、メリットが多く利用者の満足度は総じて高い事が民間の調査結果から報告されています。
ただ、テレワークという働き方を初めて知った方や知ったはいいものの転職にあたって資格は必要なのか?は気になる情報です。
この記事では、テレワーク初心者に向けて私自身の体験談も踏まえながら情報を詳しく解説していきます!!
「今まさに社会の流れも多様な働き方を受け入れつつあります。絶好の転職のタイミングとも言えますので、転職を考えている方は、ぜひ参考にしてください。」
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テレワーク(在宅勤務)の転職に資格は必要?
早速テレワーク(在宅勤務)の転職に資格は必要なのかどうかについてまとめていきます。
結論からいうと「不要」です。
なぜ不要と言い切れるのか?テレワークの定義や検定に基づいて解説していきます。
- テレワークの定義
- テレワーク検定なるものもある
テレワークの定義
そもそもの話ですが、テレワークとは?という定義についてご紹介します。
テレワークとは、情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことで、「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語。
テレワークは働く場所によって、自宅利用型テレワーク(在宅勤務)、モバイルワーク、施設利用型テレワーク(サテライトオフィス勤務など)の3つ分けられます。
つまり、テレワークは働き方・福利厚生の一つで、企業の導入の有無で従業員も選択する事が出来ます。
(就業規則などの規定でテレワークに該当する従業員や働き方が明記されます)
なので、「資格があるから働ける」ではなく「導入している企業で働き方を選択できる」という考えが正しいと言えます。
求人からも確認可能
実際の求人を見ることでテレワーク導入企業の有無を確かめることが出来ます。
以下リクナビネクストに掲載された求人のようにテレワーク可能な企業の募集も出されています。
出典: リクナビネクスト
確認するポイントは、企業の「待遇・福利厚生」の欄。
「テレワーク」と検索すれば募集が表示されますが、求人内容からも確認することが出来ます。
テレワーク検定なるものもある
テレワークの資格を調べると多くの人が見つけていると思います。
「テレワーク検定」
一般社団法人エコ・ペーパーレス協議会 テレワーク検定とは、テレワークを行う時の準備や心構えも踏まえた基本の「き」から、実際にテレワークを行っている時のコツも習得できるEラーニング検定です。
「Eラーニング検定」とは、ICTを活用した教育研修プログラムの事で主に受講対象者以下のようになっています。
・いつかテレワークにチャレンジしたいとお考えの企業の従業員の方
・すでにテレワークはしているが、さらに効率よくテレワークを活用したいとお考えの企業の従業員の方
つまり、Eラーニング検定はテレワークを導入する企業が、従業員に対して行う研修。
個人がこれから転職を見据えて資格取得の目的に行うものではないという事ですね。
なので、個人の方は上記の目的では受ける必要はありません。
また、もし個人が受けているのであれば試験内容などに対して悩みや心配事が生まれます。
実際にYahoo!知恵袋で「テレワーク検定」について調べてみると。
出典: Yahoo!知恵袋
悩みの件数はわずか「12件」、個人が受けていない証拠になります。
(2020年3月2日検索時点)
ちなみに、経理の資格取得で有名な「簿記検定」
こちらの資格について同様にYahoo!知恵袋で調べてみると「24,000件以上」の悩みが投稿されています。
つまり、大手ポータルサイト上にもコメントが投稿されていないので個人は受けていない=テレワーク転職で資格は不要という事になります。
関連記事:【経理のエクセル活用術】業務効率化&自動化に役立つ関数5選と使い方
転職を有利に進める職種別のおすすめ資格
「特定の資格は要らないのは分かったけど、とはいえ転職活動に当たって、職種別に資格は持っておいた方が良いよね?」
テレワークに関する資格の取得は不要である事が分かりました。
しかし、実際に転職活動を始めてみると職種別に有利に働く資格は取っておいた方がいいのではないかと多くの人が思います。
この結論については、取得しておいて損はありません。
私も経理職で転職する際「VBA」の資格を取っていましたが、今はRPAと呼ばれるAI領域の仕事に繋がっています。
本章ではそんな「少しでも転職を有利に進めたい方」に向けて、職種別のおすすめの資格取得をご紹介していきます!
紹介する職種は以下の通りです。
- エンジニア
- WEBデザイナー
- 管理部門(経理)
エンジニアの場合
まずエンジニアへ転職する場合の資格取得についてまとめていきます。
直近のIT業界の求人倍率は「4.89倍」
(出典:doda「転職求人倍率レポート(2020年11月)」)
コロナの影響で去年より下がりますが、それでも引く手あまたの売り手市場と言えます。
少しでも転職で他ライバルよりアピールするためにも有名な、役立つ資格は取得しておいた方が転職活動は有利に働きます。
基本情報技術者試験
特 徴:国家試験の一つ。今後ますます需要が高まる「高度IT人材」育成を見据えた知識だけでなく技能を兼ね備えた人材を育てるべく行われる試験。
合格率:25%前後
受験者数は5万人前後と非常にエンジニア関連の資格取得ではポピュラーな試験と言えます。
しかし、合格率は25%前後と低く、ある程度勉強時間は確保しなければ合格する事は難しいでしょう。
応用情報技術者試験
特 徴:基本情報技術者試験の応用の位置づけ。ワンランク上を目指すエンジニアはぜひ取得しておきたい国家試験。
合格率:25%前後
基本情報技術者試験とワンセットで受験するエンジニアが多いです。
そのため、受験者数も5万人前後。合格率についても同水準となるため、引き続き抜かりなく勉強は必要です。
ただ、合格率が低いという事は、取得できれば努力アピールができますので、チャレンジする価値は十分にあります。
ネットワークスペシャリスト試験
特 徴:情報処理技術者試験の中でも最高ランク「レベル4」に区分される国家試験。合格率も低く取得は難しいものの合格出来れば一目置かれる存在になれるのは間違いなし。
合格率:15%前後
特に難易度の高い資格取得。
現役エンジニアでも取得が難しいほど、しっかりとした対策と準備が必要不可欠と言えます。
WEBデザイナーの場合
WEBデザイナーへ転職する場合の資格取得についてまとめていきます。
IT業界が伸びるという事はWEB業界も追従するがごとく伸びます。
インターネットの普及が加速し、5Gなど新しい規格も主流になる中でネットを支える業界は今後も伸びることが予想されます。
そんなデザイナーの中でもWEBに特化した職種について見ていきたいと思います。
ウェブデザイン技能検定
特 徴:関連国際標準規格等に基づきウェブデザインに関する知識・技能、実務能力等が問われる国家検定。
合格率:3級70%前後、2級50%前後
Webデザイナー検定
特 徴:WEB制作に関する知識の習得を体系的に評価する検定
合格率:65%前後
IllustatorRクリエイター能力検定試験
特 徴:制作能力から現実社会における職場区分を想定した級種設定がなされた検定
合格率:70%前後
管理部門(経理)の場合
管理部門の中でも特に経理へ転職する場合の資格取得についてまとめていきます。
経理も専門職の一つ。
資格取得がアピール材料として役立つ場面は多々ありますので、取っていて損はありません。
ただ、経理に長年所属しているからこそ断言できます。
資格取得と実務経験のどちらに時間を投下(優先)させた方が良いかと言えば「実務経験」です。
その理由と私自身が経験した転職活動の体験談も以下関連記事でご紹介していますので、合わせてご覧ください。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・経理に転職を考えている方に ・資格取得と実務経験はどちらが大切か ・体験談とエビデンスを用いて解説 特に多いのが「簿記2級」は取得してお …
簿記検定
特 徴:経理と言えばの資格取得。一般的には3級と2級を受験(1級は会計士や部長クラス)
合格率:3級50%前後、2級20%前後
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
特 徴:エクセルやワードなどマイクロソフトの技能を図る検定
合格率:スペシャリスト80%前後、エキスパート60%前後
VBAエキスパート
特 徴:エクセルVBAの技能習得をはかる検定
合格率:非公開(体験上は40%)
転職を考えた時に登録必須のおすすめ求人サイト
「資格も取ったのでこれから転職活動!でも、どの求人サイトを使えばいいの?」
転職活動初心者の方であれば一度は悩む「どの求人サイトを使えばいいのか問題」
今では求人サイトも数多。
どれを使えばいいのか、転職活動を始める前から躓き億劫になってしまいますよね。
そんな悩みを解消すべく当ブログ管理人が利用して、内容やサービスの質が高いと感じた求人サイトのみで構成された比較表を以下の通り作成しました。
また、比較表下にある関連記事では、特におすすめの求人サイトの特徴や転職エージェントについても解説していますので、ぜひご覧ください。
おすすめ求人サイト比較表
テレワークの求人が掲載された求人サイト比較表が以下の通りです。
求人サイト比較表 | 求人数※ | 公開求人数 | ジャンル | 特徴 |
---|---|---|---|---|
リクナビネクスト | 1,600件 | 44,419件 | 全般 | 転職者の約8割が利用の転職決定数No.1 |
doda | 1,175件 | 57,422件 | 全般 | 圧倒的求人数(非公開含め約10万件) |
ビズリーチ | 1,125件 | 40,178件 | ハイクラス求人多数 | 国内最大級のハイクラス転職サイト |
マイナビ転職 | 266件 | 10,473件 | 20代転職に強い | 20代に支持される日本最大級の転職サイト |
ワークポート | 424件 | 25,171件 | IT・WEBに強い | 50万人の転職利用実績 |
エン転職 | 209件 | 5,420件 | CMでも話題 | 顧客満足度NO.1の転職サイト |
※2020年8月11日調査時点の内容
※求人数:「テレワーク」or「在宅勤務」で検索時のヒット件数
おすすめ求人サイト3選
テレワーク導入企業の求人を探すのには、以下のおすすめ求人サイト3選をまとめた関連記事をご覧ください。
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テレワーク(在宅勤務)に向いてる仕事・業務の特徴
そもそもどんな仕事がテレワークに向いているのか?
業務の特徴と具体的な職種を6つまとめています。在宅勤務に興味のある方は参考にしてください。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、「在宅勤務が可能なテレワーク導入企業に転職したいと考えている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。 ・テレワーク(在宅勤務)に向いてる仕事・業務の特徴 ・特徴 …
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関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
まとめ:テレワークは満足度の高い働き方の一つ
在宅勤務のテレワークに関する資格取得の有無について情報をまとめてきました。
改めて、記事のポイントをまとめると、
- テレワーク導入企業に転職を考えた時、特定の資格取得は不要
- 職種ごとにアピールできる資格はあり取って損はない
- 求人サイトで見つけた企業を転職エージェントに紹介して貰うのも効率良く活動を進めるコツ
テレワークが企業の働き方、福利厚生の一つになるため、転職にあたって特定の資格は不要です。
資格が無くても転職する事は可能です。
しかし、職種ごとで見ると持っていて損にはならない資格は多数あります。
むしろ取得しておいた方がアピール材料になるため、他ライバル以上に好感に見られる事は十分にあり得ます。
テレワーク導入企業への転職を考えた時のおすすめ求人サイトもご紹介しています。
社会的にも多様な働き方が受け入れられつつ今だからこそ波が来ていると言えます。
この波に今乗らず、いつ乗りますか?
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とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
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