「経理の志望動機を考えているけど、『なぜこの会社を選んだ転職理由』がどうしても思い浮かばない・・・何かいい例文はないかな?面接対策におすすめのサービスもあれば教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「経理職への転職で面接対策(特に志望動機)を準備している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 経理の転職活動で「志望動機」はほぼ必ず聞かれる
- 経理の志望動機『なぜこの会社を選んだのか?』例文5選
- 面接対策を万全に整えたい方におすすめ転職支援サービス3選
経理の志望動機で『なぜこの会社を選んだ転職理由』はほぼ必ず聞かれます。
当ブログ管理人は新卒から転職を経て現在に至るまで管理部門の経理職をメインに従事する現役経理マンです。
転職活動時には実に30社を超える企業の面接を経験しています。
これらの経験から実際に私が準備した志望動機の例文(内定済み)と面接対策を詳しくまとめていきます!
「様々な業界を見ることも目的に積極的な転職活動を行いました。実体験だからこそ話せる対策や利用して有益だと感じたサービスも合わせてご紹介していきます!経理職への転職を希望される方は、ぜひ参考にしてください。」
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経理の転職活動で「志望動機」はほぼ必ず聞かれる
経理マンの私が転職活動で出会った20社以上の企業からほぼ必ず聞かれる質問がありました。
それが「志望動機」です。
割合で言えば『9割』もの企業が面接時に質問されました。
「なぜ弊社を選ばれたのでしょうか?志望動機をお聞かせください」
数ある企業の中から「なぜこの会社を選んだのか?」
一次選考の人事面接でほぼほぼ聞かれます。
会社に限らず、個人でも気になりますよね。
恋人や結婚相手を選ぶ際にも「なんで私?」と。
志望動機、つまり、あなたの「選んだ理由」が気になるのです。
意図は「志望度の確認と入社後のマッチング」
志望動機を質問する意図としては2つあります。
1つ目は「志望度の確認」
転職希望者は内定獲得に向けて並行して何社も選考に進みます。
その中で最終的にどの会社を選ぶかは当事者本人です。
人事も状況は把握しています。
採用活動を行う以上は結果を出さなければいけません。
つまり、採用機会や人事コストを最小限に抑えるべく志望度を必ず確認してきます。
中には、他にどんな企業の選考を受けていて、内定はすでに出ているのか?
直接聞いてくる人事もいますので、返答内容には要注意です。
関連記事:【不安】20代で転職先や仕事が半年も1年も決まらない理由は1つ
2つ目は「入社後のマッチング」
無事に採用が決まっても転職者と企業とのマッチングが上手く行かなければすぐに辞められてしまいます。
辞められたら会社は多大な損失を被ります。
そのため、お互いのミスコミュニケーションを未然に防ぐ意味でも志望動機は聞かれます。
・入社後の働くイメージ
・3年後、5年後のキャリアが明確
・入社したいという強い意思と熱意
志望動機から上記の重要なメッセージを汲み取る事が出来ます。
関連記事:【どこにも採用されない不安と理由】転職が上手く行かない人の特徴と対策3選
志望動機の準備は面接対策をする上で最重要課題
つまり、志望動機の準備は面接対策をする上で最重要課題です。
言い換えるなら、ほぼ必ず質問する内容に対する面接対策が不十分だと簡単に不採用になってしまいます。
↓
第一志望ではないと見抜かれる
やる気が感じられない
ミスマッチが容易に考えられる
↓
お祈りメール(不採用通知)が届く
お祈りメール受信を防ぐべく十分な面接対策は必要不可欠です。
関連記事:経理の転職で失敗しないか不安な方に【対策と成功率アップの方法】
経理職ならではの質問も多数
経理職ならではの質問も多く存在します。
実際に私が今までの転職活動で受けた質問の一例を挙げると、
- 前職or現職で取り組んできた業務内容
- 得意な事&不得意な事
- (財務会計であれば)決算は締めた事があるかどうか
- (管理会計であれば)予算策定でのポジション&裁量
- (税務会計であれば)税金計算の知識とスキル
特に実務に関する質問が多いです。
なぜなら、経理は専門職であり、実務経験から即戦力か否か判断しようとしています。
その他の具体的な質問内容については、以下関連記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
関連記事:経理の転職面接で多い質問は何?【実際の回答例を現役経理マンが解説】
経理の志望動機『なぜこの会社を選んだのか?』例文5選
ここから早速経理の志望動機『なぜこの会社を選んだのか?』例文5選をご紹介していきます。
私が受けた業界ごとに例文をまとめていきます。
業界の特徴を捉えながら志望動機を使い分けていますので参考にしてください。
また、経理職に未経験で転職を希望する方もいるかと思います。
参考情報として最後に志望動機の例文をまとめていますので、今後の転職活動にお役立てください。
【例文1】製造業
「製造業の弊社●●を志望する動機を教えてください。」
「御社の売上高成長率、サービスの独自性、業界相関図におけるポジショニングなど総合的に鑑みても入社後は成長と挑戦できる環境に身を置けると考え志望させていただきました。私は前職、経理課の原価計算を担当しています。特に管理会計の分野ではリーダーも務め、予算策定やワークフローの改善など業務効率化に従事しております。入社できた暁には御社の抱える業務のスリム化を推進するAIやRPA分野に即戦力として貢献したいと考えております。」
製造業での経理課の要は「原価計算」です。様々な商流に合わせて原価計算が出来て初めて一流の経理マンとして活躍できます。そのため、実務のアピールは必須です。さらに、会社を志望する動機の明確化、入社後のイメージが付きやすいように具体的にどのポジションを希望しているのか、会社の求人票やホームページを事前に確認して、求める人物像と照らし合わせて志望動機を準備しておきましょう。
【例文2】IT業界
「IT業界の弊社●●を志望する動機を教えてください。」
「御社の掲げる「インターネットを通じて得られる楽しさの拡充」を実現すべく志望させていただきました。私はVBAエキスパートやMOS資格などITリテラシーにも長けた人材と自負しております。経理とITを駆使して、サービスの流れ、数字の特性特徴を理解し、御社の決算説明資料も拝見させていただきましたが、第二の柱として次の成長軸としている「広告・メディア事業」の拡大、M&Aなど、より経営に深い経営企画という立場に立ち企業に貢献していきたいと思っています。」
IT企業はベンチャーから大企業まで数多存在します。その中でこの会社を選んだ動機づけに「企業理念への共感」が非常に効果的です。さらに、具体的なITリテラシーへの理解と経理だけでなく幅広く業務に携わる事が出来る能力を持ち合わせている事のアピールが重要です。IT企業へ入社を希望する以上は移り変わりの早いIT業界へのチャレンジ精神と素直さや謙虚さも合わせてアピール出来るとポイントは高いです。
【例文3】ゲーム業界
「ゲーム業界の弊社●●を志望する動機を教えてください。」
「子供の頃からゲームは好きで、特に御社が提供するサービスは今でもプレイするほど満足度の高いゲームです。御社の発表するゲームとともに私も成長し、よりよいサービス提供に携わりたいと考え志望させていただきました。」
まずは、サービスへの理解とゲームが好きだという興味関心をアピールする必要があります。ゲームが好きでなければ入社後のミスマッチが起こりやすいです。また、面接時にはほぼ必ず「ゲームは好きですか?」と聞かれます。そもそもゲームが好きでないのにゲーム業界を受けるのは本末転倒。ゲームが心から好き、その中でも志望する企業の良さや他とは違う差別化ポイントを説明出来れば志望度は高まります。
【例文4】金融業界
「金融業界の弊社●●を志望する動機を教えてください。」
「御社の掲げる「ナンバーワン」「プロフェッショナリズム」という企業理念に共感し志望させていただきました。この企業理念に、土俵は違えど現職で●●業界のリーディングカンパニーとして走り続けてきました。御社も国内大手証券および国内FX市場の●●%以上のサービスシェアを誇るリーディングカンパニーとして、私のスキルが今まで以上に磨かれると確信し、志望いたしました。」
熾烈な競争社会に位置する金融業界。移り変わりも早く、取引先にも大手や外資、官公庁も含まれるなど市場規模は特に大きいマーケットです。その中で生き残るためには、社員一人一人のパフォーマンスが試されます。転職希望者も自己実現と成長性をアピールする必要があります。特に転職が難しい分野ではありますが、入社出来れば成長できる環境が整っているため、ぜひ挑戦したい業界の一つです。
【例文5】サービス業界
「サービス業界の弊社●●を志望する動機を教えてください。」
「御社の行動規範にある「顧客に感謝される仕事をする。」に共感したたため志望させていただきました。経理の決算や仕訳業務を通じて、サービス理解を早め、経営判断に資する資料の作成まで早期に実現できる人材になりたいと考えております。また、経理業務だけでなく御社の抱える膨大なビッグデータを活用した数字的アプローチからサービスの多角化に携われる人材にも成長したいと考えております。」
サービス業界の特徴は店舗経営やサービスの多角化といった業態ボリュームが大きい点。本社だけでなく支社や店舗を複数保有しているケースが多いです。そのため、経理業務も本社の決算だけでなく店舗経営の収支報告資料や業績評価に判断しする資料の提供が求められます。サービスに興味があり、店舗ごとの業績評価も作成できる人材が好まれます。また、経理人材も店舗に出向くケースは十分に考えられます。経理業務以外にも関心がある事をアピールする事で入社後の働くイメージが人事側に伝わりやすくなります。
【参考】経理未経験者の例
「経理経験はありませんが、今までの営業職で培ったコミュニケーション能力や交渉事から他部署との連携ならびに外部との折衝には即戦力として動ける自信があります。経理職でも他部署と連携し決算を締めます。監査法人や税理士法人とのやり取りでもコミュニケーション能力は必要ですので、対外交渉については即戦力として動けるポテンシャルがあります。後は経理スキルのみですが、現在取得を進める簿記2級の勉強を引き続き進め、自助努力で経理の勉強も欠かさず行いたいと考えています。」
経理未経験者が志望動機を説明する際は実務経験は語れないため、今までの経験を踏まえて入社後に何が出来るのか?積極的なアピールが重要です。勉強して簿記を取得した、営業経験からコミュニケーション能力が高い、接客業から店舗経営に携わった経験あり、事務職で培われたパソコン操作には慣れているなど経理業務に直接結びつかなくても間接的に役に立つスキルや能力は必ずあります。それらのアピール材料を見つけ出し、加えてポテンシャルも志望動機に含める事で経理未経験者でも勝機は十分にあります。
経理未経験者でも経理職への転職は可能です。
しかし、経験者に比べたら即戦力としての価値は落ち込むため戦略的な面接対策は必要です。
またそれ相応の覚悟と毎日勉強の日々が待っています。
詳しくは以下関連記事にて情報をまとめていますので、参考にしてください。
関連記事:経理へ転職は未経験だと難しい?【30代現役経理マンが徹底解説】
関連記事:【経理はやめとけ】経理未経験の1年目は辛くしんどい【辞めたい毎日への対処法】
面接対策を万全に整えたい方におすすめ転職支援サービス3選
「例文は分かったけど、上手く話せるか不安。面接対策に有効なサービスって何かないの?」
ここでは面接対策を万全に整えたい方におすすめ転職支援サービス3選をご紹介していきます!
私が実際に利用してみてサポートの質が高かった管理部門の転職に特化したサービスをまとめていきます。
【サービス1】MS-Japan
管理部門特化型転職エージェントの「MS-Japan」
管理部門に関する大企業から中小零細企業。
また、監査法人や弁護士に法律事務所など士業関連の求人まで幅広く揃う『管理部門・士業の登録率No.1』
MS-Japanの強みは「求人の質」
大手転職エージェントにも扱っていない管理部門に関する求人が揃います。
そのため、複数登録で起きる「ダブり」がありません。
つまり、管理部門に転職を考えている方には必須の転職エージェントと言えます。
私も、MS-Japanを利用して他にはない優良求人をいくつも紹介いただき心躍りました。
そして、そのうちの1社から内定もいただく事ができました。
これもMS-Japanの面接対策をはじめきめ細やかなサポートがあっての事です。
管理部門や士業への転職を考えている方は必ず登録しておきましょう。
登録するだけでも転職市況の情報や求人情報を無料で貰う事が出来ます。
【サービス2】ジャスネットキャリア
経理、財務、会計士、税理士特化の転職エージェントが「ジャスネットキャリア」
管理部門全般が「MS-Japan」
さらに、会計士・経理・財務に特化した転職エージェントが「ジャスネットキャリア」
なぜなら、ジャスネットキャリアの創業者が一人の会計士。
公認会計士の転職支援を皮切りにサービスを多角化したのがはじまりです。
これまで蓄積された転職ノウハウを特定領域に特化して提供し現在に至ります。
そのため、経理など転職希望する職種がすでに決まっている方は必ず登録しておきましょう。
特化型のメリットは他にはない競争優位性と独自性にあります。
転職支援サービス大手にはない独自のノウハウからハイレベルの支援を享受する事が出来ます。
【サービス3】doda(デューダ)
圧倒的求人数を誇る大手「doda(デューダ)」
非公開求人も含めた総求人数は約10万件。
大企業だけでなく珍しい中小零細企業まで扱う総合型の転職エージェント。
また、転職支援の関連サービスも充実しています。
特に人気なのが「転職フェア」と「年収査定」
一度に約300社を超える企業に出会う事が出来る大規模イベントを開催。
個別ブースも設け、転職への悩みや心配事をエージェントに相談する事も可能です。
会員登録後、非公開求人(全体の約80%)が紹介可能なので登録必須です。
まとめ:経理の志望動機は戦略的アプローチが重要
経理の志望動機『なぜこの会社を選んだ転職理由』と面接対策をまとめてきました。
改めて、今回ご紹介した例文と面接対策に優れたサービスをまとめると、
- 製造業
- IT業界
- ゲーム業界
- 金融業界
- サービス業界
- 経理未経験者の例
- MS-Japan
- ジャスネットキャリア
- doda(デューダ)
経理の志望動機を回答する際は実務だけでなく企業の理念や行動規範にもアプローチして組み立てる必要があります。
なぜなら、経理業務は事業やサービスに深く携わる仕事だからです。
企業の理念に共感なくして事業に携わる事は出来ません。
また、経理未経験者は今までの経験とポテンシャルをアピールする事。
直接的に関係がなくても間接的に経理業務に役立つスキルが存在します。
それだけ経理業務は幅広い事も意味します。
転職エージェントに相談しながら志望動機の内容組み立て、面接対策をブラッシュアップしていきましょう。
✅転職で年収アップも実現!管理部門におすすめ転職エージェント3選(無料&Web面談実施中)
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