夜勤はすべてがおかしくなる8つのリスク【頭おかしくなる前に対策必須】
仕事に悩む人

「夜勤は健康に悪いってホント?どんなリスクがあるのか教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「夜勤従事者でこのまま仕事を続けるべきか悩んでいる方」や「夜勤に就く予定の方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 夜勤はすべてがおかしくなる8つのリスク
  2. 夜勤に就くことによる3つのメリット
  3. 夜勤に向いてる人の特徴
  4. 夜勤に向いてない人への適切な対処法
  5. 夜勤は続けたいけど健康を心配する人への対策

圧縮労働」とも呼ばれる働き方の一つが「夜勤」

夜勤はエッセンシャルワーカーに多い傾向です。
高賃金を目当てに就業する人も多いですが、それ以上にデメリットに目を向けるべきです。

なぜなら、多くの健康リスクを引き起こす恐れがあるから。

夜勤はすべてがおかしくなるリスクと頭おかしくなる前に取るべき対策を解説していきます。

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「夜勤に向いてない人への適切な対処法もまとめていきます。今まさに夜勤のリスクについて心配な方は、ぜひ参考にしてみてください!」

夜勤はすべてがおかしくなる8つのリスク

落ち込む人

「夜勤をずっとやっているのですが、体調が、最近ひどくなってきました。睡眠は4時間もしくはそれ以下しか眠れず、食欲が異常になり、ストレスは解消されず備蓄され、体は震えて手とか頭とかこんな感じです。」
引用: Yahoo!知恵袋「病気、症状」

コメントにもある通り、夜勤で不調を訴える人は非常に多くいます。
実際、4割近くの夜勤従事者が夜勤前に比べて体調に変化があったと回答。
(出典:厚労省「深夜業務の従事状況について」

なぜ夜勤によって人間の身体は不調が起きるのか?
簡単にいえば「人間の生体リズムに反する働き方だから」

基本的に人間の生態は昼間活動して夜間睡眠をとります。
(この生体リズムを「サーカディアンリズム」と呼ぶ)

そしてこのリズムが崩れる時、人間の身体に様々な不調を引き起こします。

では具体的に夜勤を続けるとどのようなリスクがあるのか。
夜勤はすべてがおかしくなる8つのリスクについて解説していきます。

【リスク1】発がん性リスクなど長期的健康リスクの上昇

まず1つ目のリスクが「発がん性リスクなど長期的健康リスクの上昇」

以下表をご覧ください。
WHOの専門機関である国際がん研究機関(IARC)が公表した「発がん性リスク」の一覧です。

夜勤や交代制勤務は「グループ2A」に分類されています。
端的にいえば、発がん性のリスクが高い(発がん性がおそらくある)ということ。

つまり、夜勤を続ければ長期的健康リスクは高まることを意味しています。

ガソリンエンジンの排ガスよりリスクが高いのは驚きです。
実際、すでに健康被害は報告されており、多いのが「乳がん」と「前立腺がん」

  • 夜勤業務に携わる女性労働者は乳がんのリスクが約1.5倍程度上昇
  • 夜勤者については日専勤務者にくらべ2.3倍のリスク上昇

IARCの公表を受けて、各国も対策に乗り出しています。
その一つで、デンマークでは夜勤交代勤務経験を有する乳がん患者の一部を労災認定しています。
(出典:公明党「夜勤で高まる発症リスク」

国も労災認定を下す夜勤という働き方。
人間にとって健康リスクを上昇させる働き方であることは明白です。

関連記事:帰って寝るだけの人生では幸せになれない理由【現状から抜け出す方法も解説】

【リスク2】睡眠の質低下による身体的かつ精神的疲労の蓄積

2つ目のリスクが「睡眠の質低下による身体的かつ精神的疲労の蓄積」

夜勤によってサーカディアンリズム(概日リズム)は乱れることが報告されています。

人間にとってサーカディアンリズムの役割は何か?
改めて概日リズムと疾患との関係性についてもまとめてみると、

肝臓と心臓においては、発現する全遺伝子の約10%がCCGだとされています。これら時計遺伝子が安定的に発現振動することで、約24時間周期の睡眠/覚醒、血圧、体温、ホルモン分泌など多くの生命活動の調整が行われています。また、概日リズムの破綻や概日関連遺伝子の多型は高血圧や糖尿病、睡眠障害など多くの疾患との関連性が報告されています。

一言でいえば、人間の身体に様々な変調をきたすということ。
概日リズムの乱れは、睡眠の質を低下させ身体的にも精神的にも疲労が蓄積されます。

夜勤は心の健康にも害をもたらす行為。
よほどの理由がない限りは日勤の仕事を選ぶのがおすすめです。

関連記事:【休日は寝て終わるだけのあなたに】寝だめより生活の質を改善する方法12選

【リスク3】夜勤特有のシフトによるストレスの増加

3つ目のリスクが「夜勤特有のシフトによるストレスの増加」

睡眠の質が低下すればストレスも増加します。
ただ、それ以上にストレスが増加する最大の原因は「勤務形態(シフト)」

なぜなら、シフトの組み方で長時間労働につながるから。
「日勤-深夜」「準夜-日勤」の弊害として、睡眠不足がストレスを増加させると報告があります。
(出典:医学書院「看護師の夜勤への警告」

看護師だけでなく介護の現場でも同様の現象がみられます。
深夜勤務の介護の現場でも、ほぼ全員が心身に大きなストレスを感じると回答。
(出典:日本労働研究雑誌「介護職員のストレス」

また夜勤は精神的ストレスも大きくのしかかります。

  • 相談相手がいない不安
  • 自分で判断しなくてはならない重圧感
  • 気遣いや責任感から、一般病棟に相談したくてもできない

つまり、夜勤というシフトはストレスが増大する働き方だと断言できます。

関連記事:もう無理!仕事のストレスが限界で辞めたいあなたに【5つの対策と対処法】

【リスク4】身体的能力が低下し事故リスクも高まる

4つ目のリスクが「身体的能力が低下し事故リスクも高まる」

睡眠時間が不足すると集中力は低下することが報告されています。
実際、起こしたエラーを同じ職場の人間が発見しづらくなります。
(出典:日本看護協会「夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」

そして集中力が低下すれば、身体的能力に様々な影響を引き起こします。

睡眠不足は脳にどのような影響を与えるのか?
英国出身の神経科学者オーウェン教授が、科学的に説明しています。

「意思決定や問題解決、記憶で極めて重要として知られる前頭葉と頭頂葉の活動が、ぐっと減ってしまう」

つまり、夜勤はストレスの増加だけでなく身体的能力の低下も引き起こします。

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【リスク5】家族の負担が増える

5つ目のリスクが「家族の負担が増える」

「家族に夜勤あり」が最も負担感は大きくことが報告されています。

関連記事:ワーカホリックの末路は離婚?【仕事中毒の特徴から抜け出す対処法3選】

【リスク6】自律神経不調で感情が不安定になる

6つ目のリスクが「自律神経不調で感情が不安定になる」

たった1回の夜勤でも自律神経系に異常あり。
(出典:東京大学「睡眠がメンタルヘルスに与える影響に関する研究動向と今後の展望」

さらに不安感が増大すればバーンアウトの原因と推測される。
(出典:日本職業・災害医学会会誌「看護師のバーンアウトに関連する要因」

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【リスク7】ホルモンバランスが乱れて諸症状を引き起こす

7つ目のリスクが「ホルモンバランスが乱れて諸症状を引き起こす」

睡眠の質低下は、女性ホルモンの分泌に影響します。
(出典:omron式美人「仕事が忙しいのですが、睡眠不足は女性ホルモンの分泌にも影響しますか?」

その結果、ホルモンバランスは乱れ肌荒れの原因になります。

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【リスク8】女性特有の健康リスクにも注意が必要

そして8つ目のリスクが「女性特有の健康リスクにも注意が必要」

妊娠の合併症を引き起こすことが研究で明らかとなっています。

  • 早産
  • 低体重児
  • 妊娠高血圧症候群

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夜勤に就くことによる3つのメリット

ここまで夜勤はすべてがおかしくなる8つのリスクについて解説してきました。

夜勤はそれ自体がデメリットでしかない。
とはいえ、夜勤に就くことによるメリットはあります。

ここでは夜勤に就くことによる3つのメリットについてまとめていきます。

【メリット1】夜勤手当等で高い給料を得やすい

まず1つ目のメリットが「夜勤手当等で高い給料を得やすい」

以下法律の通り、夜勤の場合は割増賃金適用により賃金が25%上がります。

(時間外、休日及び深夜の割増賃金)
第三十七条 使用者が、第三十三条又は前条第一項の規定により労働時間を延長し、又は休日に労働させた場合においては、その時間又はその日の労働については、通常の労働時間又は労働日の賃金の計算額の二割五分以上五割以下の範囲内でそれぞれ政令で定める率以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。

具体的にどれくらい手当は支給されるのか?
看護師の3つの働き方から手当の支給額を比較してみると、

  • 三交代制準夜勤:4,154円
  • 三交代制深夜勤:5,122円
  • 二交代制夜勤:11,286円

つまり、日勤より夜勤のほうが短時間で効率よく稼げるメリットがあります。

関連記事:儲かる仕事おすすめ12選!10年後の未来でも儲かる職業と衰退業界の違いも解説

【メリット2】朝の通勤ラッシュから解放される

次に2つ目のメリットが「朝の通勤ラッシュから解放される」

夜勤は労働基準法の深夜労働時間帯(午後10時~午前5時)を含む勤務形態です。
深夜勤でも午前8時半までなので朝の通勤ラッシュにはほぼほぼ合いません。

つまり、夜勤の働き方を取れば朝の満員電車から解放されるメリットがあります。

関連記事:満員電車のストレスは不快指数80超え?【解消法と苦痛から脱出する方法】

【メリット3】昼間の時間を有効活用できる

そして3つ目のメリットが「昼間の時間を有効活用できる」

日勤の会社員では難しい以下の用事が容易になります。

  • 銀行や役所など平日しか開いていない施設で手続きが容易
  • 平日開催される子どもの行事に参加しやすくなる
  • 混雑を避けてイベントや各種娯楽を楽しむことができる

夜勤だからこそ昼間の時間が自由に使えます。
昼間の時間を有効活用できるのもメリットの一つだといえます。

関連記事:通勤時間の無駄を省けば人生の幸福度は上がる話【有効活用術も紹介】

夜勤に向いてる人の特徴

夜勤に向いてる人の特徴は以下のようになります。

夜勤に向いてる人の特徴

  • 短時間で高収入を得たい人
  • 朝型より夜型の人
  • 決まった時間での労働が向かない人

関連記事:人と話さない仕事がしたい!【高収入バイト8選と正社員におすすめ職種6選】

夜勤に向いてない人への適切な対処法

夜勤に向いてない人への適切な対処法について解説していきます。

【対処法1】転職して仕事を変える

根本的な解決策として「転職して仕事を変える」

無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

【対処法2】職場は変えず日勤に変えてもらう

2つ目の対処法が「職場は変えず日勤に変えてもらう」

関連記事:異動希望は通らないのが当り前?理由と部署異動したい時の伝え方と書き方

【対処法3】夜勤後は元の生活リズムを早期に取り戻す

そして3つ目の対処法が「夜勤後は元の生活リズムを早期に取り戻す」

関連記事:【やりたくない仕事ランキングTOP12】したくない仕事への対処法も解説

夜勤は続けたいけど健康を心配する人への対策

根本的な解決策は仕事を変えることです。

不調をきたす原因は夜勤という働き方自体にあるので。
夜勤ではなく日勤の昼の仕事に変えるのが適切な対処法になります。

とはいえ、夜勤を続けたい、続けなければならない理由は人それぞれあります。

でも健康への影響は心配してしまう。
そんな方に向けて夜勤は続けたいけど健康を心配する人への対策をご紹介していきます。

【対策1】睡眠満足度を上げる

まず1つ目の対策が「睡眠満足度を上げる」

夜勤による健康被害への対策は睡眠の質を上げることが何より重要。
そのために夜勤前日の夜には9時間以上の睡眠をとることで睡眠満足度は上がると報告されています。

【対策2】適度に仮眠を取る

次に2つ目の対策が「適度に仮眠を取る」

2時間程度の仮眠を取ることが推奨されています。

【対策3】夜勤回数・時間を調整してもらう

そして3つ目の対策が「夜勤回数・時間を調整してもらう」

まとめ:夜勤はすべてがおかしくなるので対策必須

夜勤はすべてがおかしくなるリスクと対策に関する情報をまとめてきました。

改めて夜勤はすべてがおかしくなるリスクをまとめると、

夜勤はすべてがおかしくなる8つのリスク

  1. 発がん性リスクなど長期的健康リスクの上昇
  2. 睡眠の質低下による身体的かつ精神的疲労の蓄積
  3. 夜勤特有のシフトによるストレスの増加
  4. 身体的能力が低下し事故リスクも高まる
  5. 家族の負担が増える
  6. 自律神経不調で感情が不安定になる
  7. ホルモンバランスが乱れて諸症状を引き起こす
  8. 女性特有の健康リスクにも注意が必要

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