経理の5大ストレスを現役経理マンが暴露【プレッシャーに打勝つ対策】
悩む女性

「経理のストレスって何があるの?経理初心者だからプレッシャーへの事前対策に教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「経理のストレスが気になる方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 経理の5大ストレスとは
  2. プレッシャーに打ち勝つ3つの対策
  3. 経理の向き不向きを見誤るとさらにストレス
  4. 経理を1年経験し向かないと感じたら転職が吉

当ブログ管理人は新卒入社から現在まで7年間管理部門の特に経理業務に勤めてきた現役経理マンです。

だからこそ分かる経理の日々の業務で感じるストレスを熟知しています。
さらに、他の職種では味わえない経理特有のストレスも経験しています。

これら経理のストレスからストレスによって引き起こされるプレッシャーに打ち勝つための対策まで詳しく解説していきます!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「経理にはどんなストレスがあるのか?特に未経験者、初心者の方、経理に転職を考えている方は参考にしてください!」

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経理の5大ストレスとは

早速経理の5大ストレスをご紹介していきます。

エビデンスだけでなく私の体験談も交えながら以下のストレスについて解説していきます。

  • 【ストレス1】気難しい人間関係
  • 【ストレス2】数字ミスが許されないプレッシャー
  • 【ストレス3】期日までに決算締めれるか迫りくる恐怖
  • 【ストレス4】他部署からの理不尽かつ無茶な依頼
  • 【ストレス5】人事評価基準が不透明

【ストレス1】気難しい人間関係

最初のストレスは「気難しい人間関係」

以下情報をご覧ください。

【20代・経理職 退職理由ランキング】

管理部門特化転職エージェントのMS-Japanが公表の経理の退職理由トップ3。

堂々の1位は「人間関係」
経理に限らず仕事全般で人間関係の悩みは退職理由上位の常連です。

ただ、経理の人間関係は特有です。
それは、経理業務が専門的過ぎるため、経験上集まる人間も尖った、こだわりの強い人間が多いです。

その結果、お局のような存在や能力のなさを卑下されたり精神的苦痛を味わいます。

また、経理はチームで仕事をします。
単体での仕事はほとんどないため、人間関係がこじれれば仕事のやりづらさに直結する特徴もあります。

経理は人間関係の良好さで仕事の質も上下するほど気難しい職種と言えます。
言い換えるなら、人間関係の構築が苦手な方は経理には向かないかもしれません。

関連記事:経理は人間関係の良好さで仕事の質が決まる【理由と3つの築く方法】

【ストレス2】数字ミスが許されないプレッシャー

経理特有のストレスが「数字ミスが許されないプレッシャー」

経理のメイン業務の「決算」
会社の通信簿ともいえる業績をまとめた決算を締めるのは経理の役目です。

上場企業であれば四半期ごとに決算を公に発表します。
発表された数字に誤りがあれば、社内だけでなく投資家や全てのステークホルダーに多大なる影響を与えます。

そのため、数字は絶対にミスる事が許されません。

切り捨て以下の数字や小さな単位での扱いは誤差の範囲内です。
しかし、切り捨てられるからそれ以下の数字は適当でいい、などというスタンスでは仕事は務まりません

私のいた職場は1円たりとも誤りは許されませんでした。
実際、月次決算で数字を誤った先輩リーダーが降格させられたのを見ています。

それほど経理にとって数字のミスは致命的。
経理独特のプレッシャーは他の職種では味わえない緊張感が常に漂っています。

でも、他では味わえない緊張感があるからこそ達成できた時のやりがいにも繋がっているのは確かです。

関連記事:経理のやりがいや楽しさ、大変さとは何?【現役経理マンが忖度なしに解説】

【ストレス3】期日までに決算締めれるか迫りくる恐怖

次も経理特有のストレス「期日までに決算締めれるか迫りくる恐怖」

毎月、毎四半期ごとに決算を締めます。
これらの決算業務は、いつまでに締めなければいけないかの期日が法律で決められています。

決まっているので、スケジュールが組み易いメリットはあります。
が、それ以上に「期日までに締められるのか?」というプレッシャーの方が大きいです。

なぜなら、決算業務中に高確率でイレギュラーが発生するから。

そのうえ、事業のワークフローが変われば仕訳のやり方も変わります。
経理に報告なく売上集計のシステムが変更された経験もあります(あり得ないけど起きますw)

様々なイレギュラーと戦いストレスは溜まる一方です。
決算が終了するまでは常にプレッシャーと隣り合わせで精神が病むのは間違いないです。

関連記事:経理は忙しい?この問いに答えます【結論は決算時期と月初が鬼多忙】

【ストレス4】他部署からの理不尽かつ無茶な依頼

他部署とのコミュニケーションも多い経理。
そんな時に味わうストレスが「他部署からの理不尽かつ無茶な依頼」

特に多いストレスを抱く依頼が以下2つ。

① 経費申請のミスが多い
⇒ 経理の方で修正しておいてと毎回言われる
② 営業ツールに使える資料が欲しい
⇒ 簡単に出せると思って今日中に依頼される

経費計算を行う経理マンなら気持ちは分かるはず。
金額や領収書貼り忘れ、勘定科目の部門付け間違いなどとにかくミスが多い。

そのうえ、申請者のミスなのに経理側で修正しておいてと依頼してくる!!
さらに、経理に資料出しの依頼をすれば今日中に出せると勘違いする部署が多い!!

このように、部署内だけでなく他部署からの理不尽かつ無茶な依頼によってストレスは増大します。

関連記事:仕事の割り振りがおかしい時の対処法は3つ【不平不満をもらす前に】

経理の悩みとストレスを忠実に再現したCMがあります。
これから経理に転職する予定の方はご覧ください、これが経理のリアルです。

忠実に再現されてて笑いました(笑)

【ストレス5】人事評価基準が不透明

営業部と比較した際に抱くストレスが「人事評価基準が不透明」

営業は、ノルマや契約数、売上など「数字」を用いて評価されます。
前年同月売上いくら達成により営業部のAさんが社長賞を受賞!など。

半期に行われる経営方針説明会では毎回のごとく営業部が表彰されます。

一方、経理は・・・
売上も立たない、ノルマもない、契約もない。

あるのは期日に沿って愚直に締める決算。

正しく決算を締めても評価されません。
経営層はそれが当たり前だと考えているから。

しかし、決算でミスを犯すと降格にあいます。
コストセンターなどとも言われ、屈辱的な思いもしてきました。

数字では語りづらい経理の評価。
毎回、知恵を絞って決算を何日短縮できたなどアピールできるポイントを模索してます。

さらに残念なことに、評価しづらいため年収も上がりづらいです。

実際に、管理系の職種の中でも経理は低層に位置し表裏一体の財務より低いです。
経理の年収についても気になる方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:経理の年収が低く上りづらい3つの理由【努力しても給料アップは絶望的】

プレッシャーに打ち勝つ3つの対策

新卒女子

「経理特有のストレスもあるんだね。数字や決算業務、どれもプレッシャーに押しつぶされそう。。どうすればプレッシャーに打ち勝てるの?」

ここからはプレッシャーに打ち勝つ3つの対策を解説していきます。

特に経理特有のストレスで発生するプレッシャーに対する対策です。
私の体験談でかつ実績のある対策になりますので、取り入れれば一定の効果はあるかと思います。

【対策1】普段から準備&段取りを意識

すぐに実践できる対策が「普段から準備&段取りを意識」

決算業務は先にご紹介した通り期日が決まってます。
言い換えると、スケジュールを必ず決めるため、いつに何をするのかの動きが予測しやすいメリットもあります。

つまり、事前準備と段取りで決算業務の進み具合も決まってくるという事です。

経理業務は、ルーティンワークが多いです。
事前に準備できる雑務は月中から月末までの余裕のある時期に済ませておきましょう。

そして、決算に入ったら段取り通りに動く。
あとはイレギュラー対応だけこなせば難なく終える事は可能です。

関連記事:【仕事の要領が悪くて辛い】悩みを改善する15のコツと強みを活かす方法

【対策2】ヒューマンエラーをなくす努力

数字にミスは経理にとって致命的です。
しかし、ミスの多くはヒューマンエラーです。

この「ヒューマンエラーをなくす努力」も有効な対策の一つです。

私は、前職経理部の管理会計リーダーを勤めていました。
管理会計の業務の一つに決算締めた後の数字を使って、事業部単位での業績評価の議論に資する資料のアウトプットがあります。

そのため、決算数字の「異常値」を確認する役割も担っていました。
財務会計と管理会計は表裏一体、どちらか欠けては牽制はきかなくなります。

異常値チェックから数字のミスを見つけ修正をかけていました。
しかし、M&A等で事業規模が拡大すると人的リソースだけでは限界を迎えました。

そこで、ミスの根源にもなっている仕訳入力の自動化に着手。
手入力していた仕訳データを全て自動化しヒューマンエラーを可能な限りゼロに近づける施策を取りました。

結果、ヒューマンエラーの改善だけでなく決算の締め日を1営業日短縮する事にも成功しました。

大企業ともなれば仕訳入力はほぼシステム化されています。
ですが、中小零細企業は仕訳レコーダー数も少ない事から手入力が基本です。

手入力をなくす事が、ヒューマンエラーをなくす事に直結します。
ひいては、人的リソースの確保にも繋がります。

今すぐできる対策ではありませんが、長期的に見れば重要な取り組みです。

関連記事:なぜ経理の仕事はつまらないし楽しくないと感じるのか?【理由と解決策3選】

【対策3】勉強や資格取得に励む

ストレスを抱えてしまうのは、経験不足や知識不足も原因として考えられます。

これらを解消する対策として「勉強や資格取得に励む」

経理は専門職で、常に勉強は必要です。
新しい会計基準の導入や仕訳が生まれれば対応しなければなりません。

その時に頼りになるのが経験と知識。

自助努力によって経理業務はやりやすくなります。
高めれば高めるほど、あなたの付加価値は高まり、転職した時にも有利にも働きます

勉強する上で特に有効なのが「簿記検定の取得」
2級を取得していれば転職時にもアピール材料になります。

簿記検定の取得に向けてのオンライン学習を受けるのが効率的です。
出題範囲の要点やポイントなど講師が分かり易く解説してくれます。

これから勉強を始める初心者にもおすすめの内容となっています。

経理の向き不向きを見誤るとさらにストレス

経理のストレスとプレッシャーへの対策を解説してきました。

経理は他職種では味わえない特徴的な業務が多いです。
そのため、経理業務は人によって向き不向きがあります。

この経理の向き不向きを見誤るとさらにストレスを抱える結果になってしまいます。

疲れた人

「会社のために頑張りたい。でも、どうしても経理業務は向いてない気がする・・・」

前職で以下の経験があります。

経理配属となった新卒の後輩がいました。
この後輩は、明るくコミュニケーション能力が高く周りへの気配りも長けたいいヤツ。

ただ一点だけ気になったのが「注意が散漫」という性格。
そのため、一つの業務に長時間集中するのが難しくミスも多かったんです。

そんな後輩がある日転職してしまいました。

転職先の職種は営業。
未経験であったものの営業に就くやすぐに頭角を現しました。

1年も経たずに能力は評価され、昇格したとの話を聞きました。
時々会う機会がありますが、当時一緒に働いていた時以上に輝いて見えました。

人の性格や特徴から仕事の向き不向きは必ずあります。
特に経理などの専門職は、向かない人は向かないでしょう。

無理しても当事者が苦しむだけです。
経理に向いている人、向いてない人の性格を詳しくまとめた記事もありますので事前に確認してみてください。

関連記事:経理に向いている人、向いてない人の性格は?【現役経理マンが徹底解説】

経理を1年経験し向かないと感じたら転職が吉

経理業務は1年サイクルです。
1年経過するとまた同じ業務内容を1年間こなすサイクルになっています。

つまり、経理を1年経験し向かないと感じたら転職するのが吉です。

苦しく向かない業務をまた経験しないといけません。
先の向き不向きでご紹介した通り、転職してすぐに評価を受ける人物もいます。

無理する必要などありません。
あなたに向いた天職のような職種は必ずあります。

ここからは、転職活動時に利用したい転職支援サービスをまとめていきます。

関連記事:【経理はやめとけ】経理未経験の1年目は辛くしんどい【辞めたい毎日への対処法】

まずは転職エージェントに登録

転職活動を本格的に始める前にまずは転職エージェントに登録しましょう。

登録目的は転職市況の「情報収集」です。

あなたは今向いてる職種が分からない。
つまり、やりたい仕事が何なのか分からない状況だとお察しします。

そのような状況で闇雲に転職活動を始めても非効率です。
まずは、転職エージェントにサポートを受けながら求人を見せて貰いましょう

情報を集めて、やりたい事を見つけてから本格的に転職活動を始めるのが吉です。

転職エージェント登録は全て無料です。
質問に対する的確なアドバイスも貰えます。

複数社登録する事で多角的に様々な情報が得られるため、以下3社全て登録しておく事をおすすめします。

転職で年収アップも実現!管理部門におすすめ転職エージェント3選(無料&Web面談実施中)

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

自己分析から転職の方向性を固める

転職エージェントからの情報だけでなく自己分析から転職の方向性を固める事も大切です。

・仕事は何が好きなのか
・業務上のやりがいは何なのか
・大事なのはやりがいか年収か
・規模は大企業か中小零細企業か
・私にとってのモチベーションとは

就職活動時に自己分析を行ったように転職時にも自己分析は必須です。

今一度、あなたが何者かを知るために必ず行いましょう。
とはいえ自己分析のやり方に不安を覚える方は多い。

なぜなら、自己を客観的に分析し理解するのは至難の業だからです。

そんな方はプロのキャリアコーチングに相談するのが賢明。
一人で迷うより誰かに相談するだけで悩みは解消されることが多々あります。

無料相談だけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。

自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選

まとめ:経理特有のストレスは中々厄介なので対策必須

経理の5大ストレスをプレッシャーに打勝つ対策をまとめてきました。

改めて、ストレスと対策をまとめると

【ストレス1】気難しい人間関係
【ストレス2】数字ミスが許されないプレッシャー
【ストレス3】期日までに決算締めれるか迫りくる恐怖
【ストレス4】他部署からの理不尽かつ無茶な依頼
【ストレス5】人事評価基準が不透明
【対策1】普段から準備&段取りを意識
【対策2】ヒューマンエラーをなくす努力
【対策3】勉強や資格取得に励む

経理に向かない人は苦痛でしかありません。
もしかしたら対策を講じてもストレスは解消されない可能性があります。

そんな時は無理せず転職して別の職種に移りましょう。

あなたに合った職種や仕事は必ずあります。
それは、ただ知らないだけで情報を集める事で心躍る仕事は見つかります

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