「固定残業代制を導入する会社にホワイト企業はない?ブラック企業ばかり?!見極め方とホワイト企業に転職する方法も教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「固定残業代制を導入する企業はホワイトなのかブラックなのか気になる方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 固定残業代制の導入企業はホワイト?ブラック?
- こんな固定残業代制の運用がホワイト!ブラックとの見極め方
- 固定残業代制を導入するホワイト企業に転職する方法
- 固定残業代制に限らずブラック企業を見分ける方法
みなし残業代とも呼ばれる「固定残業代」
残業代の取り扱いに関して定めた制度の一つ。
求人票を眺めているとよく見かけるワードかと思います。
でもこの固定残業代・・・
労働者からのクレームが多い制度であることをご存知でしょうか。
固定残業代制を導入する企業はホワイトなのかブラックなのか見極めるポイントを詳しく解説していきます!!
「固定残業代制を導入していてもホワイト企業に転職する方法も解説していきます。今まさに求人票を眺めていて固定残業代というワードを見かけてブラック企業なのでは?と不安な方は、ぜひ本記事の情報を参考にし転職活動にお役立てください。」
固定残業代制を導入する企業はホワイトか、ブラックか。
結論、制度を運用する企業次第になります。
なぜなら、本来の制度の目的は労使双方にメリットがある仕組みだから。
つまり、ホワイト企業に出会うためには適切な運用の見極めが重要になってきます。
ただしかし、個人が制度を見極めるのには至難の業。
プロに相談しながら企業の内情や運用実績を確認することが賢明です。
そのプロというのが「転職エージェント」
求人票に書かれた情報だけでなく企業の実態までアドバイスもらえます。
固定残業代制を導入する企業に転職する予定の方。
ホワイト企業かどうか見極めたい方には転職エージェントの利用は必須といえます。
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固定残業代制の導入企業はホワイト?ブラック?
「固定残業代(みなし残業代)を採用している会社はブラック企業でしょうか?普通でしょうか?」
引用: Yahoo!知恵袋「就職、転職」
「固定残業代制を導入する企業はホワイトなのか、ブラックなのか。」
このような問い合わせが実は多いことをご存知でしょうか。
それもそのはず労働者と企業との採用時のトラブルで特に多いのが「固定残業代」
以下の通り、募集要項と実際の労働条件の相違に対する申出・苦情でダントツ1位となっています。
では固定残業代制を導入する企業はブラックなのか?
この問いに対する答えは「運用する企業次第」になります。
全ての企業がブラックではない、ということです。
なぜなら、本来の制度の目的は労使双方にメリットのある仕組みだからです。
固定残業代制の仕組みと本来の目的とは
そもそも固定残業代制の仕組みと本来の目的とは何なのでしょうか。
(すでにご存知の方は読み飛ばしてください)
残業の有無にかかわらず、固定給に含めて支払われる毎月定額の賃金を固定残業手当といいます。固定残業代の導入メリットには従業員間の不公平感の解消や、給与計算の手間の削減などがあげられます。固定残業手当を適法に行うためには、基本給と固定残業手当の明確な区分などの要件を満たさなければならないほか、就業規則を変更し、従業員に周知する必要があります。
つまり、基本給にみなしの残業分が上乗せして支払われる仕組みが「固定残業代制」
ポイントは「残業の有無にかかわらない点」
就業規則等に固定残業代に関する「労働時間数」と「支給額」が必ず明示されています。
そして、導入メリットは残業代の管理コストの削減。
労働者にとっては定額の残業代が支給されるため、生産性の向上が期待されます。
従って、労使双方に固定残業代制の導入メリットは存在します。
関連記事:1日12時間労働は違法ではない?【結論より当たり前と思考停止する方が危険】
固定残業代制がブラックといわれる所以は制度の悪用にあり
適切に運用すれば固定残業代制もメリットはあります。
しかし固定残業代制がブラックといわれる所以は制度の悪用にあります。
本来の目的から逸脱した悪質な運用には以下のようなものが挙げられます。
- 給料を大きく見せ掛けて募集する
- 固定残業代分を強制的に労働を強いる
- みなし残業時間の超過した残業代を支払わない
適切に運用すれば何ら問題ない制度です。
しかし、明らかに違法行為に当たる制度運用。
法的にうまく網目を潜り抜けて労働者に強制を強いるブラックな企業は存在します。
「固定残業代制にホワイトは一切なくブラックだ!」
とクレームが多い理由には、これら制度の運用方法に問題があるといえます。
みなし残業のおかしな運用事例は他にもあります。
詳しくは以下関連記事も合わせてご覧ください。
関連記事:【おかしい!】みなし残業なのに残業しないで早く帰るのはおかしいこと?
こんな固定残業代制の運用がホワイト!ブラックとの見極め方
ここまで固定残業代制がなぜブラックと呼ばれるのかを解説してきました。
固定残業代制の本来の目的は労使双方にメリットがあります。
ただし、労働者側のメリットは企業の適切な運用がなされてはじめて享受できるもの。
悪質なブラック企業のもとでは固定残業代制もデメリットと化します。
そこで!ここからはこんな固定残業代制の運用がホワイト!ブラックとの見極め方について解説していきます。
いくつかの重要なポイントを取り上げてまとめます。
まずは以下の比較表を確認し、詳細について後述していきます。
【比較表】固定残業代制の運用内容 | ホワイト企業 | ブラック企業 |
---|---|---|
①求人票などの募集要項 | 時間と金額を分けて表示 | 含めた合計金額で表示 |
②労働条件通知書の記載内容 | 時間と金額を明確に記載 | 時間と金額が不明確かつ未記載 |
③固定残業時間の超過分の扱い方 | 割増賃金を追加で支給 | 追加で支払わない |
④実務内容と固定残業時間の乖離 | 大きな乖離はなし | 乖離が大きい |
⑤制度の理解と労働環境の整備 | 仕事が終われば帰れる | 仕事が終わっても強制労働 |
【見極め方1】求人票などの募集要項について
まず1つ目の見極めるポイントは「求人票などの募集要項」
転職活動時に必ず見かける「求人票」
この求人票の募集要項には、明示しなければならない情報(労働条件)があります。
それが以下の3つになります。
【時間外労働の有無に関わらず一定の手当を支給する制度(いわゆる「固定残業代」)を採用する場合には、次の内容の全てを明示する必要があります。】
- 固定残業代を除いた基本給の額
- 固定残業代に関する労働時間数と金額等の計算方法
- 固定残業時間を超える時間外労働、休日労働及び深夜労働に対して割増賃金を追加で支払う旨
ブラック企業は相応にして明示がありません。
特に注意すべきは①、なぜなら給料を大きく見せ掛けることができるからです。
ホワイト企業なら以下の例と同じくしっかり情報が明示されています。
求人票はブラック企業に引っ掛かりやすいポイントですのでご注意ください。
関連記事:会社が信用できないと感じる特徴5選【不安なら転職を選ぶべき理由も解説】
【見極め方2】労働条件通知書の記載内容について
次に見極めるべきポイントは「労働条件通知書の記載内容」
募集時だけでなく採用時にも労働条件を明示しなければなりません。
書面の交付により明示が必要で、その際に用いるのが「労働条件通知書」
労働基準法第15条第1項には、「使用者は、労働契約の締結に際し、労働者に対して賃金、労働時間その他の労働条件を明示しなければならない。」と規定されています。
ブラック企業は明示はおろか書面の交付すら行いません。
採用時に明示がなければ、しっかり担当者に確認を取りましょう。
参考までに厚労省が労働条件通知書のサンプルを公開しています。
これから入社予定で通知を受ける方は、事前情報としてお役立てください。
参考情報:厚労省「労働条件通知書サンプル」
【見極め方3】固定残業時間の超過分の扱い方について
3つ目の見極めるポイントは「固定残業時間の超過分の扱い方」
明示された固定残業時間を超える時間外労働を行った場合。
別途残業代を支給する必要があり、ホワイト企業なら適切に対応してくれます。
該当月の残業した時間が「45時間」だった場合。
⇒ 45-40=「5時間」の超過分を固定残業代とは別に支払う必要があります。
支払う残業代は以下3種類のうち該当する割増賃金で処理されます。
が、ブラック企業はこれらの超過分を一切支給せず。
何時間働いても残業代は“固定”という間違った認識を持つ企業も少なくありません。
関連記事:使えない嫌いな上司の5つの特徴と対策【ストレスを抱えない付き合い方】
【見極め方4】実務内容と固定残業時間の乖離について
次に見極めるポイントは「実務内容と固定残業時間の乖離」
固定残業代制を導入する際の「固定残業時間」
残業時間の取り決めは法的には決まっておらず、企業側の判断に委ねられます。
適切な時間は法律的には決まっていません。目安として20?30時間の企業が多いと思われます。多くても、36協定書の1か月の上限(45時間。1年単位の変形労働時間制のときは42時間)までに留めることをおすすめします。
ただ、労働者が行う実務内容と固定残業時間に大きな乖離があれば問題です。
乖離というのは端的にいえばハードワークなのに固定残業時間が少ない場合。
単純に業務管理ができていない無能な会社か、明らかに意図的な時間設定を行うブラック企業の手口です。
固定残業時間の超過分をしっかり支払えば違法にはなりません。
しかし、ブラック企業はハードワークを強いるうえ残業代も支給しない悪質性があります。
関連記事:いい会社と悪い会社の見分け方とは【転職成功に欠かせない7つの条件】
【見極め方5】制度の理解と労働環境の整備について
そして5つ目の見極めるポイントは「制度の理解と労働環境の整備」
固定残業代は、あらかじめ定めた時間外労働時間に満たない場合でも全額支払わなければなりません。
出典: 山梨労働局「残業手当」
つまり、固定残業時間の有無に拘らず仕事が終われば帰れます。
そして固定残業代は毎月明示された金額を支給する義務が企業にはあります。
「固定残業時間分働け!」と主張する企業や管理職がいますが間違いです。
制度の理解と労働環境の整備も必要です。
ホワイト企業なら行き届いているもののブラック企業は未だ理解の浸透は乏しいようです。
関連記事:仕事が終わらないのに帰るのはNG?【新人でも実践可の残業できない時の対処法】
固定残業代制を導入するホワイト企業に転職する方法
ここまで固定残業代制の運用からホワイトかブラックかを見極めるポイントをまとめてきました。
「ポイントは分かったんだけどそれでも不安・・・固定残業代制を導入するホワイト企業に転職できる決定的な対処法はないの?」
転職も考えていてホワイト企業に入社したい方に。
ここでは固定残業代制を導入するホワイト企業に転職する方法を解説していきます。
結論からいえば「転職エージェントを利用する方法」です。
ただ、転職エージェントの中でも特定のサービスに限定します。
それが「ブラック企業の求人掲載を徹底的に排除したエージェントサービス」
そのサービスというのが以下3つの転職エージェントになります。
順番にサービス内容やどのようにしてブラック企業を排除しているのか解説していきます。
【方法1】厳しい審査基準を基にブラック企業を徹底排除する「就職カレッジ(ジェイック)」
厳しい審査基準を基にブラック企業を徹底排除する「就職カレッジ(ジェイック)」
18~39歳までの正社員就業を目指す人向けの支援サービス。
厚生労働省委託「職業紹介優良事業者推奨事業」の職業紹介優良事業者に認定されています。
つまり、紹介する求人は優良・ホワイトのみ。
そもそもブラック企業に入社する危険性がありません。
その他の就職カレッジ(ジェイック)の特徴・利用メリットとしては、
- 未経験から正社員に就職成功率は81.1%
- 求人の全てが正社員就業で書類選考なし
- 転職して入社後定着率は91.3%
優れた実績を有する就職支援サービス。
まともな会社を選びたい方に適した就職支援サービスと断言できます。
【方法2】優良企業1万社から求人を紹介する「第二新卒エージェントneo」
履歴書の添削はもちろん、一緒に職務経歴書の作成も行います。
経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたの将来像や希望にあう求人を厳選紹介。
その他の第二新卒エージェントneoの特徴・利用メリットとしては、
- 1人あたり平均10時間の手厚いサポートを実施
- スタッフ全員第二新卒と若手が多く相談しやすい
- 就活アドバイザーによる最適なキャリアプランニング
18歳~28歳までの正社員就職希望者が対象。
優良企業のみを紹介してほしい方におすすめの転職支援サービスです。
【方法3】他社の10倍就活サポートに時間をかける「UZUZ(ウズウズ)」
20代に特化した就職支援サービスの「UZUZ(ウズウズ)」
紹介する求人の企業はすべてを訪問。
そして、求人の掲載企業には離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態などで厳しい基準を設定。
つまり、掲載する企業は厳正な審査を潜り抜けたホワイト企業。
自信をもって紹介できる企業のみを取り扱う高品質の就職支援サービスです。
その他のUZUZの特徴・利用メリットとしては、
- 支援実績者数は35,000人以上
- 書類選考通過率は87%超え
- オーダーメイド型の個別就業サポートを実施
特に注目すべきは「他社の10倍就活サポートに時間をかける徹底ぶり」
ブラック企業を回避し、充実のサポート体制のもと転職活動に励みたい方におすすめです。
固定残業代制に限らずブラック企業を見分ける方法
最後に固定残業代制に限らずブラック企業を見分ける方法もご紹介します。
日本にはどれくらいのブラック企業が存在するか考えたことはありますか?
答えは『約7割』です(68.2%もの日本企業が法令に違反)
(出典:厚労省「労働基準監督年報」)
この数字を見ると多いことに驚愕してしまいます・・・
つまり、ホワイト企業に巡り合える確率の方が限りなく低いということです。
なのでブラック企業の特徴把握はもはや必須です。
見分け方を会得することが、劣悪な労働環境から身を守る最善策といえます。
ブラック企業の特徴は以下情報から見分けられます。
- 【求人情報】から見える特徴
- 【他者情報】から見える特徴
- 【企業の業態や雰囲気】から見える特徴
客観的な情報だけでなく自主的に取り組める方法もあります。
上記3つのカテゴリーに分けて、入社しないほうがいい会社(ブラック企業)の特徴を以下関連記事でまとめています。
関連記事:【入社しないほうがいい会社】特徴10個と見分け方をランキングで解説
まとめ:固定残業代制を適切に運用する企業がホワイト
固定残業代制を導入する企業はホワイトなのかブラックなのかの見極め方をまとめてきました。
改めて、記事のポイントをまとめると、
- 固定残業代制は労使双方にメリットあり
- しかし適切な運用でなければ労働者側にメリットがない
- 制度の悪用が固定残業代制をブラックと呼ばれる所以
固定残業代制は本来労使双方にメリットのある制度設計になっています。
しかし、ブラック企業の横行により労働者側のメリットは搾取される事例があります。
そのようなブラック企業に入社しない方法があります。
それがブラック企業の求人掲載を徹底的に排除したエージェントサービスを利用する方法。
固定残業代制を導入するホワイト企業に転職して適切に固定残業代制の恩恵を受けましょう。
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とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
仕事選びや将来のキャリアに悩む人は、プロのキャリアコーチングに相談するのがおすすめです。
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