仕事をばっくれるとその後どうなる?【安全安心に退職できる方法あり】
疲れた女性

「今すぐにでも会社を辞めたい・・・!万が一、ばっくれてしまうとその後はどうなるのかな?転職活動や社会生活に影響はあるの?」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「今すぐにでも会社を退職したい、ばっくれたいと考えている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 仕事をばっくれるとその後どうなる?
  2. 正社員がばっくれるとどうなる?
  3. バックレは危険!でもそれ以上に危険な事
  4. 今すぐ退職したい方必見の会社を辞める方法
  5. 【参考情報】転職活動時にホワイト企業の見分け方

仕事のばっくれは一時的な逃げ、本当に怖いのはその後です。

でも、ばっくれる事以上に危険な事があります。
悪いことは言いません、適切な退職手続きを踏んで退職しましょう

ばっくれる事で起こり得る事象から安心安全かつ確実な退職する方法まで詳しく解説していきます!!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

当ブログ管理人も前職で従業員にバックレられた経験があります。この経験と労働契約など法律の観点も交えながらまとめていきます!」

仕事をばっくれるとその後どうなる?

早速仕事をばっくれるとその後どうなるのかについてまとめていきます。

ちなみに「ばっくれ」とは?

ばっくれとは、学校や会社を無断で休むことなどを示す俗語。「しらばっくれる」という意味の略称。「しらばっくれる」とは、本来知っているのに、知らないふりをすることを意味する語。

私は、ばっくれは信頼を裏切る行為だと考えています。
雇用契約を結んでいるにも拘らず、何の連絡もなしに仕事に来なかった、信頼を裏切った。

そんなばっくれをしてしまうとその後はどうなるのか?
実際に前職で起きたい体験談も交えて、どんな雇用形態であれほぼ必ず起こり得ることをまずは記載していきます。

まずは電話がかかってくる

まずはばっくれた本人に会社から電話がかかってきます。

目的は一つで「安否確認」

もしかしたら、体調が悪く寝込んでいるのかもしれない。
自力で会社に電話も掛けれないほどひどい状況に陥っているのかもしれない。

なぜ仕事を放棄したのか?
ばっくれた理由を確認すべく会社側がまずは動きます。

次に社員が家まで訪ねてくる

そして、電話に出ない時は次に社員が家まで訪ねてきます。

私の前職でも社員が従業員の家まで出向きました。

もしかしたら倒れているのかもしれない。
だから電話にも出れなかったとかもしれない。

家に居るのであれば、その場で会社に来なかった理由が聞けます。
ブラック企業でない限りは音信不通となれば心配して家まで訪ねます。

バイトやパートは粛々と解雇手続きが進められる

・電話しても応答しない
・家まで訪ねても音信不通

出来うる対処を会社側が行っても従業員からの返答がない場合。
対象がバイトやパートで就業規則に記載の労働契約期間を超過していれば粛々と解雇手続きが進められます。

ばっくれは社会人として非常識な行為です。

しかし、驚くなかれ約5人に1人がアルバイトをばっくれした経験があると答えたデータもあります(※1)

そのため、会社側も呆れ、諦めている側面は実際あります。
ばっくれ自体も民法709条の不法行為にあたり、損害賠償を請求することは可能です。

ただ、バイトやパートのばっくれは、会社に多大な不利益をもたらすほどの不法行為が行われた事象を立証する事はまず難しいです。

万が一請求できても少額に留まります。
それならば、時間と労力を鑑み、解雇手続きを粛々と進める企業がほとんどということです。

(※1)データ引用元:ディップ株式会社 「アルバイト離職白書」

正社員がばっくれるとどうなる?

そして、あなたが正社員の場合。
正社員が仕事を無断でバックレるとどうなるのか?

バイトやパートと一緒だと思ってはいませんか?
もし、そのように考えているなら危険です。

非常に危険かつ将来にわたって履歴書に傷を負う事になるかもしれません。

特に危険なのが懲戒解雇処分

特に危険なのが懲戒解雇処分の対象になります。

懲戒解雇処分となれば一時的な処罰ではなく一生汚名を着ることになります

まず、懲戒解雇された人材を取る企業はどこにもいません。
なぜなら、非常識かつ問題のある社会人だと判断されるからです。

また、転職活動でも支障が出ます。
前職を懲戒解雇で辞めたことを採用面接で伝えず転職した場合「経歴詐称」となり内定取り消しは免れません

つまり、懲戒解雇は、その後の人生に大きな痛手となります。

落ち込む人

「懲戒解雇って・・・でも、会社はそう簡単に社員を辞めさせる事はできないでしょ?」

その通りで会社は、即座に従業員を解雇する事は出来ません。
従業員に何らかの落ち度があったとしても会社として改善の努力義務が課せられます(※2)

しかし、労働基準監督署では「解雇予告除外認定基準」として以下が認められています。

2週間以上正当な理由なく無断欠勤し、出勤の督促に応じない場合

解雇予告除外認定とは、即日解雇が可能な制度です。

つまり、もうお分かりですよね?
悪しき正社員には聖なる鉄槌が下されてしまいます。

悪いことはいいません、怖いのも分かります。
でも、適切な手続きを踏んで会社を退職しましょう!

(※2)参照元:厚労省 労働契約の終了に関するルール

退職金が支給されない

会社が規程する就業規則に

「懲戒解雇の場合、退職金を支払わない・減額する」

上記文言が記述されている場合。
適切なフローで退職手続きができていないため退職金は支給されません。

不適切な退職を行ったばかりに、これまでの努力は全て水の泡。
老後の不安は一層強まり、家族持ちであれば路頭に迷う事は言うまでもありません。

関連記事:【退職で後悔】前の会社・仕事に戻りたい!未練がある時の3つの解決策

場合によっては損害賠償請求も

バイトと同じく正社員でも無断欠勤は不法行為です。
ただし、労働契約や与えられる仕事の内容などバイトとは責任の度合いが大いに異なります。

そのため、場合によっては損害賠償請求も起こり得ます。

例えば、巨額のシステム開発案件を受注。
プロジェクトリーダーを担う従業員がばっくれ!無断欠勤が続き案件が滞った場合。

発注元の企業に違約金が発生する場合があります。
その際の責任を取らせるべく損害賠償という形でばっくれ社員に負わせる、など考えられます。

実際、不当な退職を行った社員に対して、会社側が債務不履行に基づく損害賠償請求の裁判を起こした裁判例があります。

ケイズインターナショナル事件(H04.09.30東京地判)

気になる方はご覧ください。
会社員なら、ばっくれなど不適当な方法はやめて、適切な退職手続きを踏みましょう。

関連記事:仕事が終わらないのに帰るのはNG?【新人でも実践可の残業できない時の対処法】

バックレは危険!でもそれ以上に危険な事

ばっくれしたその後を解説してきました。

一言でまとめると「バックレは危険」
その後の人生にもマイナスな影響を与える危険な行為です。

絶対にやめましょう。

しかし、バックレ以上に危険な事があります。

それは、あなた自身の命の危険です。

心身ともに限界に達し、会社に行けるような状況ではない。
極限まで追いつめられると予期せぬ気を起こしてしまいます。

追い詰められる前に適切な対応を取りましょう。

退職願で意思表示すれば退職できる

わざわざ危険な橋を渡らなくても退職願で意思表示すれば退職できます。

民法627条1項(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する

2週間前までに退職願を提出し、退職を意思を伝えれば辞められます。
民法によって、退職のルールは明確に定められています。

さらに、退職願は郵送も可能です。

Q.退職願を郵送したいのですが…?
A.郵送しても法律違反ではありませんが、いきなり送りつけるやり方は会社側の心証が悪くなるのは否めなません。できるならば、事前に口頭で意思を伝え、十分に話し合った上、退職願を提出するのがベストでしょう。

ただ、Q&Aの通り、出来るなら口頭で退職の申し出を行った方が印象は良いのは確かです。

関連記事:退職はメールで切り出しても大丈夫?【円満退社に向けて例文も紹介】

話し合って退職手続きを進めるのがベストなやり方

一方的に退職を伝えるのではなく話し合って退職手続きを進めるのがベストなやり方です。

退職時のデータを見ても『54.9%』の半数以上が「円満退職だった」と回答。
しっかり会社と向き合い、話し合って解決の道を探せば円満退職も可能です。

万が一、退職の旨伝えて引き止めに合いそうなら以下関連記事をご覧ください。
しつこい引き止めは違法性もあり、会社側が処罰の対象になり得ます。

関連記事:退職引き止めがしつこい!その理由と違法性【残留判断は1つだけでOK】

重複になりますが、労働者には職業選択の自由が日本国憲法で定められています。
退職の適切な手続きを踏めば、誰でも会社を退職する事は可能なのです。

今すぐ退職したい方必見の会社を辞める方法

落ち込む人

「会社員の懲戒解雇は人生そのものに影響する事、適切な手続きを踏んで退職はすべき事。分かってはいるけど、そう簡単に退職を切り出せない。。。勇気が出せないんだ。」

でも、中には退職したいのに以下のような行動に移せない人もいます。

・上司が怖くて退職を切り出せない
・会社にも行けないほど追い詰められている
・私に代わって誰か退職まで手伝って欲しい

ここでは今すぐ退職したい方必見の会社を辞める方法をまとめていきます。

安心安全かつ確実に退職できる方法

安心安全かつ確実に退職できる方法があります。

それが『退職代行サービス』を利用する方法。
退職代行サービスとは、退職希望者本人に代わって退職手続きを代行してくれるサービスの事

落ち込む人

「そんなサービス、本当にあるの?」

従来の退職は、本人が勇気を出して切り出さなければ退職自体取り次ぐ事は出来ませんでした。

しかし、現在は違います。
すべてサービスを利用する事でストレスなく確実に退職が実行されます。

しかも退職成功率は『100%』
中には万が一退職出来なかった場合は返金制度も設ける安心安全なサービスもあるほどです。

気になる退職代行は現在まで多くのサービスが世の中にリリースされています。
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退職代行サービスの内容について詳しく知りたい方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:労働組合の退職代行SARABAユニオンが話題【特徴やサービスを比較】

特におすすめは労働組合が運営するサービス

数あるサービスの中でも特におすすめは労働組合が運営する『退職代行SARABA』

最大の特徴はサービスを労働組合が運営している点

労働組合の最大の特徴は「団体交渉権」を有する点
そのため、会社は労働組合の団体交渉に応じなければ「不当労働行為」となり交渉を拒否することは禁止されています。
出典: 厚生労働省「不当労働行為とは」

つまり、退職したいあなたの代わりに労働組合が団体交渉権を振りかざし、企業に対して退職を申し入れて成立させることを「退職代行SARABA」は行っているということです。

【参考情報】転職活動時にホワイト企業の見分け方

退職を決意する前に事前に準備しておきたいことがあります。
それが「転職活動を経て内定を獲得しておくこと」です。

退職後に転職活動しては精神的にも経済的にも余裕がなくなります
なので、退職前に転職活動しておくことをおすすめします。

仕事に悩む人

「転職活動は分かったけど、どんな企業がいい?もうブラック企業には就職したくない!」

そんな方に転職活動時にホワイト企業の見分け方をご紹介します。

ホワイト企業・優良企業を探すにあたり見分け方を18個厳選して以下関連記事にまとめています。
関連記事:ホワイト企業・優良企業の見分け方18選【探し方と転職におすすめの方法】

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まとめ:仕事をバックレたいほど追い詰められた時の最後の手段

仕事をばっくれたその後に起きる事象と安心安全な退職する方法をまとめてきました。

改めて、本記事のポイントをまとめると、

本記事のポイント

  • 正社員のばっくれは懲戒解雇の対象になり得る
  • 懲戒解雇はその後の転職や人生にマイナスの影響を与える
  • 退職は適切な手続きを踏んで進めるべき
  • どうしても退職できない時は退職代行サービスを利用

退職は勇気がいる行動です。
だからといって、ばっくれてはいけません。

一度のバックレで人生を台無しにしてしまう恐れさえあります。

必ず適切な退職手続きを踏みましょう。
心身ともに追い詰められているほど、退職に踏み切れない時は。

あなたに代わって人生をリセットしてくれる救世主がいます。
サービスを利用して、ストレスから解放されましょう。

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