【失敗談】30代で転職した私の挫折経験【解決法と面接の質問への回答例】

就職活動と同じく人生の今後を左右する「転職活動」
夢や目標を持って、今いる環境から飛び出そうとする方は多いです。

しかし、全てが上手くいけばいいものの転職活動で「挫折」を経験してしまう人が多いのも事実。

このブログでは、以下の方々を対象に記事を書いていきます。

  1. 初めての転職活動で挫折してしまった方
  2. 面接で「挫折経験」の回答に困っている方
  3. 挫折からなかなか立ち直れない方
  4. 転職活動が上手く行かない方
  5. 挫折からの解決方法を探している方

少しでも私の失敗談「挫折経験」から得た学びと内定獲得までの実体験が参考になれば幸いです。

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「今転職活動で悩んでいる、挫折して先に進めない方も参考にしてください。また、解決方法をすぐに見たい方はコチラを選んでください。読み飛ばすことができます!」

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【体験談】30代で転職した私の挫折経験

まず30代で転職した私の挫折経験の内容についてご紹介していきます。

「転職活動を通して挫折した経験」と「会社での挫折経験」の2つをまとめていきます。

  • 転職活動の活動期間と進め方
  • 転職活動での挫折経験
  • 会社での挫折、失敗談

転職活動の活動期間と進め方

私は30代前半で初めて転職活動を行いました。
現在は転職も無事に成功し、業界も環境も全く違う世界へと飛び込み絶賛多忙中です(笑)

転職活動の活動期間は、転職エージェントのカウンセリングから数えて約2ヵ月ほど。

事前に会社には退社する旨を伝えて転職活動を行っていた。
そのため、平日の面接の都合や休みの問題は特に考える必要はありませんでした。

たかひろたかひろ

「現職に在籍中に転職活動を行うのも挫折の一つと聞きます。なぜ、事前に退社を伝えて転職活動をしていたのか、在籍中に転職活動を行った方が良いか悪いか、メリット・デメリットなどについても後日ブログでまとめていきたいと思います。」

もともと30代になったら転職することも考えており、きっかけも出来たのですぐ行動に移すことに。

ただ、転職活動自体初めての経験で右も左も、やり方も進め方も分かりませんでした。

初めて転職活動に取り組み人の最初のハードルも「そもそもやり方が分からない」というところにあるのかと思います。
そんな時に非常に力になったのが「転職エージェント」の存在です。

転職エージェントって何?と超初心者の方は以下関連記事をご覧ください。
一般的な転職エージェントに対する疑問や不安に回答していますので参考になるかと思います。

転職エージェントとまさに二人三脚で活動を進めて、志望する企業から内定を勝ち取った訳ですが。

全てが上手く行った訳ではありません。

転職活動で私が経験した「最大の挫折」
それは、“第1志望の企業から内定を勝ち取れなかった”ことです。

関連記事:【体験談】転職活動でストレスを感じる3つの理由と原因に対する改善策

転職活動での挫折経験

小さな挫折や失敗はあります。
ただ「最大の挫折」と聞かれたら“第1志望の企業から内定を勝ち取れなかった”ことです。

第1志望の企業の選考フローは以下の通りです。

6ステップ:書類選考 → 1次 → 2次 → 事業部長 → 役員 → 最終面談

一般的な企業に比べて選考が多いか?と思いましたが、行きたい企業だったので企業分析&自己分析を入念に実施。

しかし、結果は事業部長の面談で落ちました。

なぜ落ちてしまったのか、なぜ駄目だったのか。
選考落ちした通知が届いた時には愕然とし、転職活動での初めての挫折を経験しました。

しばらく立ち直れない時期もありました。
でも、他企業の選考は容赦なく進みますので猶予も落ち込む暇もありません。

ただ、落ち込んで無意識のまま次へ進むのは落ちた意味がありません
当時もすぐに実践しましたが、ここでも改めて自分なりに分析・考察をしてみたいと思います。

関連記事:【どこにも採用されない不安と理由】転職が上手く行かない人の特徴と対策3選

会社での挫折経験、失敗談

分析・考察に入る前に会社での挫折、失敗談もまとめておきます。
転職活動の質問への解答のヒントになるかもしれませんので。
(読み飛ばしたい方はコチラを選んでください)

以下が私の会社での挫折、失敗談になります。

・スケジュール管理を怠ってしまい工期に間に合わなくなった
・仕訳の数値と勘定科目の入力を間違ってしまい予実管理に影響した
・議事録作成を失念してしまい会議参加者に迷惑をかけてしまった
・エクセルの数値引用にエラーがあることに気づかず提出書類に不備があった
・パワポの作り、会議の進め方にダメ出しを食らった
・IRの訪問時間を間違えてしまった
・印刷部数を間違えてしまった
・ワードの漢字変換がおかしなことになっていた
・提出書類がそもそも別のものを出してしまった
・Pマーク提出のための書類に不備があった

挙げればきりがありません。
新卒で入社した当初はほぼ毎日のように何かしらの失敗をしてきました。そして挫折。この繰り返しです。

しかし、上司から言われることは一つ「改善してやり直し」

失敗を失敗で終わらせず、なぜ失敗したのか?失敗からどのように改善すれば“同じミスは起きないか”を考えさせられました。

重要なのはこの同じミスを犯さない、同じ轍は踏むなということです。
社会人になって厳しく叩き込まれたマインドの一つ、今でも活きておりとても財産になっています。

関連記事:仕事に行くのが怖いあなたに【不安やストレスを和らげる解消法8選】

なぜ上手く行かなかったのか自分なりに分析・考察してみる

上手く行かない時、失敗した時は冷静になって「客観的に」物事を考えるのが大切です。

つまり、自分なりに「分析・考察」するということ。
なぜ上手く行かなかったのか?失敗から自分なりに分析・考察してみたいと思います。

【失敗談1】単純に準備不足

多くの落ちる理由が面接対策や企業分析など準備不足が挙げられます。

私も準備不足が選考落ちした原因の一つと考えています。
管理部門経験者なので転職先も管理部門の所属を希望して活動していました。

転職で求められるのは「即戦力」。
管理部門として「すぐに力を発揮できるアピール」をするために、有価証券報告書や決算短信、IR資料など読み込んで面接でも開示資料関連の質問をバシバシ投げかけ、1次、2次は難なく通過。

ただ、最大の欠点は「全てのサービスを利用していなかった点」

志望する企業がサービスの多角化を進めており、ある一つのサービスの話になると全く話すことが出来なくなりました。
実は、これまで決算、数字の話で押し切ってきて、会社の要である自社サービスについて把握していなかったのが原因の一つだと考えています。

そして、事業部長の面談で選考落ち。
振り返ってみれば、上手く行かない理由の多くは簡単なことだと改めて思いました。

関連記事:転職面接に何度も落ちる人の4つの特徴とは【問題点を把握して対策を】

【失敗談2】つまり最大の原因は「マッチング」

転職活動の面接転職活動の面接

「管理部門として即戦力として働けるのは分かった、では自社サービスについて説明してください。」

求人を出す企業には非常に様々な業界、業種、職種が存在します。
ただ、全ての企業が同じ人材を求めているとは限りません。

私が第1志望に選んだ企業は、サービスの多角化を進める中でサービス重視で管理部門にしろ営業にしろ仕事に取り組める人材を求めていました。

つまり最大の原因は求職者と企業との「マッチング」が上手く行かなかったことが理由です。

関連記事:転職が怖いから行動しない?それは不幸です【理由と恐怖を感じる原因も解説】

解決方法は意外にも簡単だった

改めて自分なりに転職を挫折して、その原因を分析・考察してみました。

ただ、実は自分なりに分析・考察する前にも挫折からすぐに立ち直って解決し次へと進めた簡単な方法があります。

ここでは挫折から立ち直った解決方法についていくつかご紹介していきます。

具体的な解決方法だけでなく、マインド面での解決方法についてもまとめていきます。
今まさに転職活動で壁にぶち当たり、挫折している方、挫折しそうな方も参考にしてください。

【具体的な解決方法1】転職エージェントに相談&アドバイスを貰う

最も手っ取り早い解決方法は「転職エージェントに相談&アドバイスを貰う」です。

転職エージェントは転職希望者の強い味方です。
多くの転職エージェントが内定を勝ち取るまで手厚いサポートとアドバイスをしてくれます。

そんな転職エージェントは求人企業の内情も非常に精通しています。
つまり、どんな人材を企業が求めているのか、今後の成長戦略や展望まで詳しく熟知しています。

まさにその企業に勤めているかの如く話を聞くことができます。
転職活動で選考落ちした理由についても詳しく分析して教えてくれます。

特に私がお世話になった転職エージェントは「doda

親身になって求職者に寄り添ってサポートする“「キャリアコンサルタントの質の高さ」”が最大の強み。
他にも利用してみてサービスの質の高さを感じる転職エージェントを3つ厳選してご紹介します。ぜひ参考にしてください。

無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

【具体的な解決方法2】直接企業に問い合わせる

ただ、転職エージェントを利用せずに転職活動を行っている方も多いかと思います。

そんな方は「直接企業に問い合わせる」のが解決の糸口につながります。

なぜなら、選考落ちを決めたのは求人企業だからです。

なぜ選考落ちを決めたのが、理由や原因まで教えてくれる企業はあります。
中には選考内容について一切情報を開示しない企業もありますので過度の期待は注意が必要です。

関連記事:転職は書類選考の段階でほぼ内定が決まる?【結論と通過率を上げる方法】

【マインド面の解決方法1】同じく転職活動する同志と情報交換する

悩みの共有は同じ悩みを持った者同士の方が分かり合えます。

「同じく転職活動する同志と情報交換」はマインド面はもちろん、具体的な解決方法にもつながります。

ただ、欠点はなかなか同志が見つからないこと。
同じ職場で探すわけにはいきません。

探したい方は、転職フェアや転職セミナーに出向けば同じく活動する人には出会えますので参考にしてください。

大手人材紹介サービスの「doda」では定期的に転職フェアが開催されています。
国内最大級の転職イベントとしてメディアにも取り上げられる規模。一度参加されてみてはいかがでしょうか。

dodaに無料会員登録後、誰でも無料で参加する事が出来ます。

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【doda(デューダ)の体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

【マインド面の解決方法2】友人と飲みに行く

精神面だけでなく羽目を外したり次への活力にもなるのが「友人と飲みに行く」

飲みに行くだけでなくただ話したり、雑談をするだけでも気持ちは落ち着きます。
気兼ねなく話せる友人、知人、家族や恋人、身内でも良いでしょう。

心の支えは必ずいます。
今現在の悩みを話すだけでも肩の荷はおります。

関連記事:【体験談】転職活動は想像以上に孤独!誰にも相談できない時の対処法3選

転職活動の面接で「挫折経験」「失敗談」を聞かれた時の回答

最後に転職活動の面接で「挫折経験」「失敗談」を聞かれた時の回答をまとめていきます。

ここでは、実際に聞かれた内容ややり取りから「私だったらこう回答する」、「回答した」という実例を交えてご紹介していきます。

まだ「挫折経験」「失敗談」に対する回答がまとまっていない方も参考にしてみてください。

【実例】仕事上の挫折経験、失敗談を教えてください。

面接面接

「仕事上の挫折経験、失敗談を教えてください。」

面接でも多く質問される内容。
ですので、この「経験談」は必ず事前準備をして臨みたいところです。

まずは回答内容の「失敗例」と「私の回答例」、さらに「質問の意図」を順にまとめていきます。

【失敗例】経験“だけ”を伝える

転職活動中の男性転職活動中の男性

「スケジュール管理を怠ってしまい工期に間に合わなくなってしまった」


転職活動中の女性

「仕訳の数値と勘定科目を間違ってしまい予実管理に影響してしまった」


転職活動中の男性転職活動中の男性

「議事録の作成を放念してしまい会議参加者に迷惑をかけてしまった」

もっと長く伝えると思いますが、しかし上記の経験を伝える“だけ”では選考はまず落ちます。

肝心なのは

・経験から何を学んだのか
・その失敗からどのように軌道修正し改善したのか

挫折や失敗は誰にだってあります。
優秀な学者でもスポーツ選手でも有名芸能人でも失敗はあります。

ただ失敗を失敗のままで終わらせず、どのように向き合って改善したのか

肝心のは「その後の行動」にあります。

【私の回答例】学び → 軌道修正 → 改善

私ならこのように回答する、という回答例を示していきます。
肝心なのは「経験だけ」を伝えるのではなく「学び → 軌道修正 → 改善」を伝えることです。

【回答例1】
転職活動中の男性転職活動中の男性

「スケジュール管理を怠ってしまい工期に間に合わなくなってしまった」


たかひろたかひろ

「スケジュール管理を怠ってしまったのは、ルーティン化されておらず、ワークフローにも組み込まれていなかったために見落としてしまっていた。今後は社内ポータルサイトのスケジュール帳にポップアップされるように管理し、1日のうちに何時から何時まではスケジュール管理を確認するようにしました」

【回答例2】
転職活動中の女性

「仕訳の数値と勘定科目を間違ってしまい予実管理に影響してしまった」


たかひろたかひろ

「仕訳の数値と勘定科目の入力ミスはヒューマンエラーが原因。仕訳の自動入力を実装しヒューマンエラーによる間違いを軽減した。結果、予実管理の精度も高まり、かつ仕訳入力のリードタイムも短縮に成功しました」

【回答例3】
転職活動中の男性転職活動中の男性

「議事録の作成を放念してしまい会議参加者に迷惑をかけてしまった」


たかひろたかひろ

「議事録作成のフォーマット(ワードorエクセル)を作り、参加者、議事の内容、決定事項、アクションプランを即座に入力できるようにし会議後30分以内に参加者に周知できるようにしました」

関連記事:転職活動の面接で「成功体験」の質問に何と答える?【最善策はプロに相談】

「挫折経験」「失敗談」を質問する意図

先ほども軽くご紹介しましたが「挫折経験」「失敗談」を質問する意図その後のあなたの行動を見るためです。

ただ挫折や失敗した経験を聞いているのではありません。

その経験を踏まえて、どんな学びを得て軌道修正し改善したのか。この取った行動が特に聞きたいポイントです。

転職から求める人材の共通点は「即戦力」です。
つまり、入社後にこの人はどんな行動を取るのか?自主的にかつ能動的に動ける人材なのか?を判断しています。

新卒だと「ポテンシャル採用」というのがあり、実績がなくてもその後の期待値だけで評価されて採用に至るケースがあります。

しかし、転職の場合は「ポテンシャル採用」より、これまでやってきた「実績」が見られます。
実績を確認する最適な手段が必須書類の「職務経歴書」になります。

企業は「職務経歴書」に記載された実績と経歴から、仕事を通して歩んできたこれまでの行動を確認したいのです。

具体的にあなたの行動を確認する質問の一つに「挫折経験」が有効という訳です。

関連記事:経理の転職面接で多い質問は何?【実際の回答例を現役経理マンが解説】

まとめ:転職活動に失敗しないためにも事前準備の充実が内定を制する!

転職活動の中で味わった挫折の経験と解決方法に関する情報をまとめてきました。

改めて、転職活動の挫折から乗り越える解決方法をまとめると、

【具体的な解決方法1】転職エージェントに相談&アドバイスを貰う
【具体的な解決方法2】直接企業に問い合わせる
【マインド面の解決方法1】同じく転職活動する同志と情報交換する
【マインド面の解決方法2】友人と飲みに行く

そして、転職活動の面接で「挫折経験」「失敗談」の質問の意図は「あなたの取った行動(学び → 軌道修正 → 改善)」を見るためです。

誰にだって挫折、失敗の経験はあります。後は伝え方の問題です。
これから転職活動に臨む方、挫折しそうな方は参考にしてください。

ただ、どうしても不安な方は転職エージェントに力を借りましょう。

自分一人で悩み続けても時間の無駄です。
効率的に内定を勝ち取りたい方にも転職エージェントは強い味方となってくれます。

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