「経理の転職って難しいの?心配になってきた・・・」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「経理の転職を検討している方」に向けて、以下の内容で記事を書いていきます。
- 経理への転職が難しいかどうかケース別に難易度をチェック
- 経理の転職におすすめの転職エージェント3選
「未経験」「実務経験が浅い」「一般事務」「資格取得」
経理に転職する際に心配になる状況や事柄は非常に多くあります。
これらの転職時に心配となる主なケースを取り上げて「経理への転職は難しいか否か」
現役経理マンの当ブログ管理人が徹底解説していきます!
「客観的データとなるエビデンスも用いながら解説していきますので、今まさに心配になっている方は参考にしてくださいね。」
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経理の転職が難しいか心配なあなたに
早速ケース別に経理の転職が難しいかどうかまとめていきます。
主なケースは以下の通りです。順番に解説していきます。
- 経理未経験で転職
- 管理部門から転職
- 一般事務から転職
- 実務経験が浅い
- 採用年齢の制限
- 業界を変えて転職
- 女性しか採用されない?
- 簿記を取得していない
【心配1】経理未経験で転職
「経理未経験だと経理に転職は難しい?」
最も多い心配が「経理未経験」から経理への転職は難しいかどうか。
結論からお話すると「難しい」です。
「転職出来ない」ではなく「難しい」という回答が正しいです。
その理由と未経験でも狙える求人の特徴や最低限準備しておきたい事を以下関連記事で詳しくまとめています。
経理未経験でも経理に転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・未経験で経理に転職したいと考えている方に ・経理職の求人数や求人倍率 ・30代現役経理マンの私が転職活動で感じた体験談 ・さらに周りの就 …
【心配2】管理部門から転職
「総務や人事など管理部門から経理に転職するのは難しい?それとも簡単?」
経理未経験に並んで多いのが「管理部門」所属で経理に転職は難しいかどうか。
当ブログ管理人のたかひろは、経理から経理へ転職した経験しかありません。
しかし、社内の人事異動で財務から経理へ移った経験があり、その時の経験をお伝えすると。
転職においても管理部門から経理への転職は難しくはありません。
なぜなら、経理の仕事は一部管理部門全体で担う場合があるからです。
つまり、管理部門に居ながら経理の仕事に携わり、経験出来ている為、未経験や畑違いな職種から転職するよりも有利になります。
この「管理部門から経理」に転職しやすい理由や現在の経理の転職市況についても、以下関連記事で詳しくまとめています。
経理への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・経理に転職したいが転職しやすいか気になっている方に ・結論とその理由 ・現在の経理の転職市場と動向 ・おすすめの転職エージェント3選 当 …
【心配3】一般事務から転職
「営業事務や会計事務所補助事務員など事務職から経理に転職するのは難しい?やっぱり実務面でも事務の方が劣っているから難しいのかな・・・?」
一般事務からキャリアアップも念頭に経理へ転職を希望する方は多くいます。
「一般事務」とは、業務の補佐的な役割を担う従業員の事。
つまり、責任や与えられる業務には幅が決められており、大きな裁量は与えられないのが最大の特徴です。
経理にも「経理事務」という雇用形態があります。
経理事務が行う業務の多くは、経理の補佐として雑務や書類整理など関連業務がメイン。
経理の決算業務や税金計算、監査法人対応など決算に直接かかわる仕事は与えられません。
そのような状況に置かれる事務から決算を取りまとめる経理に転職するのは「難しい」のが答えです。
ただ、未経験と同じく出来ない事はありません。
資格を取得したり、まずは経理事務に転職し経理業務の側で決算業務に触れながら覚えて経験を積むことで経理への道は開かれます。
転職活動時にも経験は全てアピールする事が出来ます。
アピールできるのは大きな強みにもなりますので努力次第で望む職種に就くことは可能です。
関連記事:事務職はつまらない人生だと感じるあなたに【理由と3つの解決策】
【心配4】実務経験が浅い
「現役経理だけど経理業務に携わってまだ1年。実務経験が浅いままだと別の企業への転職は難しいのかな?」
経理に配属してはいるものの実務経験が浅いと別企業の経理に転職は難しいかどうかという心配。
結論からお伝えすると未経験者並みに転職は「難しい」です。
まずは以下図をご覧ください。
人材紹介会社「MS-Japan」が公開する「経理・財務の転職希望者の経験年数」を示したグラフです。
このグラフによると経理・財務の経験年数が「10年以上」の人は「41%」
5年以上が大半以上を占める結果となっており、1年や2年といった実務経験が浅い人はごくわずか。
さらに、大手人材サービス「マイナビ転職」の一般ユーザーからの声に答えるコラムには以下のコメントが投稿されています。
Q.経理募集では、資格があっても実務経験がないと厳しい?
A.経理の中途採用は、即戦力として活躍できる経験者を採用するケースが多いのが実情です。簿記1級の勉強を続けることも大切ですが、経理に関連する業務を経験していきながら、スペシャリストへとステップアップすることも可能です。出典: マイナビ転職「転職ノウハウ」
マイナビ転職のキャリアアドバイザーがはっきりと答えていますね。
経理は専門職。中途採用は即戦力の人材を求人企業も求める為、選考基準に「実務経験」は必ず盛り込まれています。
つまり、ポテンシャルやスキルが同レベルの求職者が複数いた場合、実務経験が長い方が採用されやすい可能性もあるという事です。
そのため、現職での実務経験は少なくとも3年以上積んで別の環境へ移るのが良いでしょう。
関連記事:【経理はやめとけ】経理未経験の1年目は辛くしんどい【辞めたい毎日への対処法】
関連記事:【経理のエクセル活用術】業務効率化&自動化に役立つ関数5選と使い方
【心配5】採用年齢の制限
「経理の採用に年齢制限などはあるのでしょうか?」
気になる「採用年齢の制限」
この心配についても人材紹介会社「MS-Japan」が公表する以下レポートに情報が明らかとなっています。
上記は経理・財務の転職希望者の年齢を示したグラフです。
10代から60代まで転職を希望して活動している求職者が示されています。
つまり、経理の転職に年齢の制限などはありませんのでご安心を。
特に転職活動に積極的な年齢は30代~40代になります。
関連記事:経理の転職で年齢制限は存在する?【年齢に応じた経験と実績が重要】
【心配6】女性しか採用されない?
「経理は女性の職場なイメージがある。男性も採用されるのかな?」
「経理のイメージ」が先行して持たれがちな勘違い。
確かに経理などの管理部門は女性が多いのが大半の企業です。
管理部門に女性が集中してしまう理由は以下のような事が考えられます。
一般的に、管理部門の女性が占める割合は男性と比較して高い傾向にあるのが現状。その中でも、女性の割合が非常に高いとされるのが、転勤もなく安定して働ける事務系一般職です。
その理由は、女性特有の、結婚、出産、育児などライフイベントが女性の総合職への雇用を妨げており、転勤がなく安定して働ける一般職に限られてしまうのです。
つまり、女性特有のライフイベントを考慮して管理部門に集中してしまう現状があるようです。
しかし、だからと言って男性が採用されない訳はありません。
実際、私の前職では経理チーム4人中、女性はゼロ。誰一人女性はいませんでしたw
ですので、経理など管理部門には女性が多いのは確かな情報ですが、男性ももちろん働いています。
男性だから経理採用に不利に働く事も全くありませんのでご安心ください。
関連記事:経理のモチベーションを上げる方法【大切な事は成功体験の積み上げ】
【心配7】簿記を取得していない
「簿記などの経理業務に関わる資格は転職活動前に取得しておいた方がいいのかな?」
簿記など資格取得についても転職活動時に心配する事柄の一つです。
結論からお伝えすると「取得しておいた方が転職には有利なのは当たり前」です。
経理の中途採用を望む企業の求人の多くに「簿記2級歓迎」との文字が載せられています。
これは、簿記2級を一つのボーダーにして、あなたの経理スキルや経験を見定めるのも目的の一つになっているからです。
つまり、簿記を取得しておいた方が転職には有利に働く場面が多い、ということです。
この簿記などの資格を取得しておいた方が良い理由や私自身の体験談を以下関連記事で詳しくまとめています。
今現在、簿記も含め何も資格を取得していない方で、心配になっている方は参考にしてみてください。
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経理の転職におすすめの転職エージェント3選
「結局経理に転職するのに重要なことって何?利用すべきサービスがあれば教えてほしい!」
これまで経理の転職で難しいと感じる心配ごとや状況をケースごとにまとめてきました。
ただ、先ほども解説した通り、経理は「専門職」です。
つまり、転職活動でも専門的な質問や実務経験を問われる難しい選考が待ち構えています。
そのような選考に打ち勝ち、内定を勝ち取るためには「転職エージェント」の力は必須と言えます。
ここではそんな経理の転職におすすめの転職エージェントを厳選し3選ご紹介していきます。
まだ転職エージェントに登録していない、どこに登録しようか迷っている方もぜひ参考にしてみてください。
【おすすめ転職エージェント1】MS-Japan(エムエス ジャパン)
東証上場企業の人材紹介会社「MS-Japan(エムエス ジャパン)」
“管理部門特化型エージェントNO.1”の唯一無二の転職エージェント。
経理などの管理部門に転職を考えている方は必須で利用したいおすすめの転職エージェントです。
私ももちろん利用しましたが、最大のメリットは以下かなと思っています。
・業界に精通したキャリアコンサルタントが付いてくれる
・管理部門特化型とあって特定の業界に関する情報収集はピカイチ
最も感動したのは「紹介された求人が他人材紹介会社とほぼ被らない点」
一度でも転職活動をしたことがある方なら分かると思いますが、基本的に複数の転職エージェントを利用すると求人は被ります。
全て被った時もあり、転職エージェントを利用する必要もなく、時間の無駄では?と感じた時があるほどです。
しかし、MS-Japanの場合は他にはない求人の紹介が多く非常に感動を受けたことを覚えています。
さらに、サポート体制も充実しており、内定が出るまで尽力すると言われた時には本当に頼もしかったです。
会員登録、面談、その他のサポートも無料で受けれます。
転職に悩まれている、情報収集をしたいという方も気軽に面談に足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
有益な情報は得られるかと思います。
【おすすめ転職エージェント2】doda(デューダ)
パーソルキャリアが運営する大手人材紹介サービス「doda(デューダ)」
私が思うメリットをいかにまとめます。
・熱血のキャリアコンサルタント
・良い意味で背中をゴリゴリ押してくる
まずは老舗人材紹介会社とあって扱う求人数は圧倒的に多いです。
そのため、数打てば当たる、面接の練習にいくつか受けたいと考えた時に役立つと思います。
さらに、とにかくキャリアコンサルタントが熱血。
スポコン漫画に登場しそうな方でしたが、容赦なく電話を1日に何度もかけてきます。
電話から現在の転職活動の状況や背中も押してくれました。
業界の情報、求人企業の特徴や内情なども質問すれば必ず答えてくれるのが、コミュニケーションを積極的に取りながら転職活動を進めたい方には非常にマッチする転職エージェントかと思います。
【おすすめ転職エージェント3】リクルートエージェント
転職と言えば「リクルートエージェント」
ただ、リクルートエージェントを利用するなら「MS-Japan」もしくは「doda」を利用されることをおすすめします。
それは、リクルートエージェントを利用してみて感じたのは「事務的」な部分。
やはり大手で誰もが知る企業。転職希望者の最も多いです。
そのため、1人の求職者に対するサポートは薄いを感じるのが本音です。
dodaほど電話もかかっては来ません。電話をしたのは内定が出た時のみ。それ以外は基本メールでした。
ただ、リクルートエージェントのメリットはdoda以上に求人数が多い点。
リクルートエージェントにしかない求人もありますので、複数登録しておくのも戦略としてはおすすめです。
まとめ:ケース別での経理転職の難しさを解説
経理の転職が難しいかどうかケース別に解説してきました。
「未経験」や「一般事務」からの転職はやはり難しいと言えます。
しかし、資格を取得したり経理に関連する業務に積極的に拘わる事で転職活動時のアピール材料としても使えます。
全てはあなたの行動と努力次第で環境を変えることが出来ます。
ただ、どうしても転職活動の選考の準備や面接対策はプロの手ほどきが必要です。
そのため「転職エージェント」の利用は必須と言っても過言ではありません。
経理への転職を希望するものの不安や心配ごとがある方は、一度転職エージェントに相談するのも方法の一つです。
無料の面談からアドバイスやサポートも受ける事が出来ます。ぜひ、行動してみて転職の感触をつかんでみて下さい。
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