【体験談】現役経理の私が転職活動から内定獲得までの軌跡を赤裸々告白
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「経理に転職してみたいけど、転職活動はどのように進めればいいの?何を準備しておけばいいのかな?現役経理の人に内定獲得までの流れや注意した点を教えてほしい!」

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「こんな疑問、悩みに現役経理マンの私(たかひろ)がお答えします!」

このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。

  1. 管理人の略歴
  2. 転職活動の流れ
  3. 転職活動時に重視していた点

経理への転職を考えているが、実際の体験談も確認してみたい方はぜひ参考にしてください!

転職で年収アップも実現!管理部門におすすめ転職エージェント3選(無料&Web面談実施中)

当ブログ管理人(現役経理マン)の略歴

まず初めに当ブログ管理人(現役経理マン)の略歴についてご紹介していきます。

転職前と転職後の変化を以下ご覧ください。

【転職前(退職時点)】

会社 ITベンチャー企業
年収 500万円
職種 経理(管理会計メイン)
在職年数 6年間
資格取得 ・簿記3級
・FP2級
・VBAスタンダード
・MOSエキスパート
・TOEIC400点

【転職後(今現在)】

会社 大手製造メーカー
年収 1,200万円
職種 経理(管理会計+IR+RPA)

一番の成功は年収アップ。
退職時の年収は500万円でしたが、今現在は1,200万円となります。

また、業務の幅も多岐にわたり、管理会計とIRは前職でも経験済みですが、新たにRPAにも携わっています。

経理の転職を考えている方にお伝えしたいのは、特に資格取得は気にする必要はないかと思います。
ご覧の通り、転職時の私の資格取得は簿記は3級、TOEICに至っては400点の低いものとなります。

それでも大手(東証上場企業)に転職することに成功しました。

大切なのは「面接時に思いを伝えられるかどうか」です。
もっと言うと、コミュニケーション能力を存分に発揮できるかどうかだと思います。

そして、転職エージェントの力も借りて二人三脚で転職活動を進めるのが内定獲得の秘訣と言えます。

関連記事:経理は転職で年収1000万の高収入も狙える?【4つの具体的戦略から実現可能】

なぜ転職しようと思ったのか(きっかけ)

最も気になると思います。「なぜ転職しようと思ったのか」

転職のきっかけは「尊敬する上司の退職」です。

私は前職6年間管理部門をメインに勤めていました。
6年間のうち経理を務めたのは約4年間、その間お世話になった上司がいます。

私はこの上司の背中を見て成長したと言っても過言ではありません。
いつか上司のような社会人になりたいと強く思っていました。

そんな矢先、上司の退職の話が浮上し1年をかけて引継ぎを完了させ、退職されていきました。

会社員はいつか会社を“卒業”していきます。
ただ、私にとっては目標を失い、前職に留まる理由もなくなり、追うように転職を決意しました。

また、新しい環境で挑戦したい、成長したいという向上心も加わって転職を後押ししました。

関連記事:なぜまともな人から辞めていくのか?【有能な人ほど退職する本当の理由】

なぜ経理に転職したのか

経理はいわば専門職。
専門的なスキルや経験がなければ務まらない仕事です。

私は国立大学の理系を卒業しています。
研究者タイプで専門性を活かした研究や仕事が好きです。

その時に出会ったのが経理。経理の業務が非常に好きです。自分自身も向いていると思います。

そのため、転職先でも同様の経理業務につきたいと思い経理に転職することを決めました。

ただ、中には経理に向かない人もいます。
経理に向いている人、向いていない人の特徴やその理由について以下関連記事で詳しくまとめていますので、合わせてご覧ください。

退職・転職した時期はいつか

退職したのは「3月末」、転職したのは「4月1日」

特にこだわりはありません。
上司の退職が11月末だったため、すぐに退職の意向を示し、転職活動して3月末に退職することにしました。

さらに、前職企業は決算期が12月。
つまり、最も忙しい時期に転職したことになります。

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「え!忙しい時期に辞めていいの?!」

この辞める時期やタイミングについても勘違いや思い込みが多いように感じます。
会社に対して不要な配慮をしていては一向に転職することなど出来ません。

転職を決意したその時から転職活動に取り組んで、内定獲得に集中するべきです。
この一連の流れについては次項にまとめていきます。

また、“忙しいから辞められない”という考えは「言い訳」です。
以下関連記事でその理由を詳しくまとめています。合わせてご覧ください。

転職活動の一連の流れ

それでは、ここからは実際の転職活動を一連の流れと共にご紹介していきます。

退職の旨を伝えたタイミングや転職エージェントに登録した時期、どれくらいの期間で何社から内定を獲得できたのか、赤裸々にまとめていきます。

内定獲得までのスケジュール

まずは内定獲得までのスケジュールは以下の通りです。

12月上旬:会社に退職の旨伝える
12月下旬:転職エージェントに登録後すぐに面談()
1月第1週目:選考スタート
1月第2週目:1週間で2社から内定獲得
1月第3週目:2週間で3社から内定獲得
1月第4週目:第一希望の企業から内定獲得
2月上旬:内定承諾
2月中旬:内定企業のオファー面談実施
2月下旬:引継ぎに専念(最後の仕事)
3月全般:有給消化のため休暇(20日残っていたため)
3月末日:退社
4月1日:内定企業の入社日

転職エージェント登録し、内定獲得から退社、内定企業の入社日までのスケジュールになります。

大事なことは「スピード」
転職活動をしているのは私だけではありません。多くの、優秀なライバルがいます。

もたもたしていては良い求人はすぐに取られてしまうため、スピード重視で活動していました。
次項から細かく見て行きたいと思います。

関連記事:【どこにも採用されない不安と理由】転職が上手く行かない人の特徴と対策3選

退職の報告はいつのタイミングで?

退職の報告は転職活動で内定を獲得してから切り出す方が多いかと思います。

それは、履歴書にブランクが出来ることを避けるための安全策です。

しかし、私の場合は退職をまず告げてから転職活動に入りました。
それは、リーダーの役職がついており、引き継ぎ内容が多岐にわたるため、短期間では到底引き継げないと考えたためです。

また、最初に退職を打ち明けた方が転職活動も取り組みやすいと考えたのも理由の一つです。
(実際、選考の面接は平日に実施されます。何度も休むことは難しく、誰でも不自然に思います)

以上の事から私は先に退職を伝えることに決めました。

関連記事:【体験談】転職活動は「働きながらor辞めてから」だとどちらが有利?

転職エージェントの登録は必須?

転職エージェントの登録は必須です。

転職活動初心者であれば尚更転職エージェントは登録すべきです。
それは、内定獲得までのスケジュールを明確に線引きしてくれるため、無駄な動きをしなくて済みます。

さらに、求人紹介や手厚いサポート、書類添削など有料級のサービスを無料で受けることが出来ます。
年収交渉にも取り次いでくれるため高確率で年収アップにつながります。

無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)

転職エージェントについて詳しく確認したい方は、以下関連記事をご覧ください。

転職活動の選考の感触

転職活動の選考は経理から経理を希望していたため、実績に関する質問が多い印象です。

また、選考は非常にスピーディーで1次面接を終えたら次はもう最終面接と2回だけの面接も多かったです。

関連記事:転職は書類選考の段階でほぼ内定が決まる?【結論と通過率を上げる方法】

転職活動時に重視していた点

次に転職活動時に重視していた点についてです。

とにかくスピード重視

ケツが決まっていたのでとにかくスピード重視で選考を進めていました。

スピード重視ですので、転職エージェントの力は必須です。
求人紹介も無駄なく、ピンポイントで私の希望する求人を出してもらうようにしていました。

選考にも希望度の低い求人には一切応募せず、絞って活動していたため、1日の面接は5回連続などハードなものでした。

関連記事:【体験談】転職活動でストレスを感じる3つの理由と原因に対する改善策

やりがいと年収の両面を転職で実現

やりがいと年収の両面を転職で実現できるように行動していました。

関連記事:転職でやりがいと給料・年収はどちらを取る?【考える上で現状が大切】

経理に転職して良かったかどうか(今現在の心境)

振り返ってみても現職の経理に転職して良かったです。

それは、大手企業というやりがいが得られる点と福利厚生がとにかく充実。
大手のいいところは従業員への待遇がベンチャー企業より優れている点です!

関連記事:住宅手当は出ないのが当たり前?【家賃補助のある会社の探し方と転職方法】