転職でやりがいと給料・年収はどちらを取る?【考える上で現状が大切】
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「転職を考えているけど、やりがいと給料はどちらを取るべき?今後の将来のことか、目の前のやりたい仕事なのか。とても迷っている!答えを教えて!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「転職で「やりがい」と「給料」どちらを取るべきか悩んでいる方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 結論とその選ぶ理由
  2. 転職活動者が重視するポイント
  3. 目的を叶えるための取るべき行動

転職活動時に一度は悩んでしまう事。
生活も大事だがモチベーションの為にはやりがいも必要。

分かってはいるもののどちらを選ぶかと問われたら慎重になってしまいます。

そんな将来を見据えて転職活動をしたい方に向けて、世の中の転職活動者の重視するポイントや当ブログ管理人の体験談を交えて解説していきます!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「とても大切な事、両者にもメリット・デメリットがあります。選ぶことで訪れる未来をエビデンスを用いながら詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。」

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転職でやりがいと給料はどちらが大事?

転職時にとても悩む問題です。
「やりがい」と「給料」どっちが大事か問題

初めて転職する方であればなお悩むことかと思います。
結論を述べつつ選ぶことによって起こりえる事をエビデンスを用いながら以下の順番でしっかり解説していきます。

  • 結論「やりがいor給料」
  • 現在の転職活動者が重視するポイント
  • 【体験談】何に重きを置くか

結論「やりがいor給料」

結論は「ケースバイケース」です。
状況によって選ぶべき要因は異なります。

では、どんなケースにそれぞれを選ぶべきなのか?
以下のケースで解説していきます。

  • 「新卒」「第二新卒」「独身」
  • 「結婚を考えている」「既婚者」
  • 「子供がいる既婚者」

「新卒」「第二新卒」「独身」

あなたが「新卒」「第二新卒」「独身」であれば転職時は「やりがい」を選びましょう。

若いうちは経済力ではなく“何をしたいのか?”を重視すべき。
自己実現のために仕事を通して、人間の器や技量を磨くのが大切です。

その理由として、年を重ねると疲れを感じやすく覚えも悪くなります。
一方若い頃はエネルギーも有り余り、徹夜をしても1日2日は平気です。

また、やりがいを通して磨かれたスキルや経験は必ず将来の糧になります。
次に転職する時にはどの企業も欲しがる人材に成長し、自然と年収も上がることでしょう。

モチベーションも高く、やる気に満ち溢れた今、打ち込めるものに正直に取り組むのがベストな選択と言えます。

さらに、転職に対する20代男女の意識調査をまとめたレポートが公表されています。
「仕事・会社に求めるもの」に対する結果が以下の通りとなっています。

1位:27.5%「仕事のやりがい・面白さ」
2位:23.2%「給与・福利厚生など待遇面」
3位:18.8%「休日・残業時間など」
4位:16.2%「職場の環境」
5位: 6.0%「スキルアップ」
6位: 3.5%「勤務地」

「仕事のやりがい・面白さ」を選ぶ若者が多くを占めています。
20代の転職を転職を希望する若者にとっても仕事のやりがいは非常に大切なファクターとなっています。

関連記事:【驚愕】日本人の熱意は世界最下位?30代で仕事にやる気が出ない時の対処法

「結婚を考えている」「既婚者」

もしあなたが「結婚を考えている」「既婚者」であれば転職時は「給料」を選ぶのが良いでしょう。

なぜなら、女性が男性に求める理想の年収ははるかに高い金額を提示しているからです。

以下グラフをご覧ください。
理想の結婚相手に求める男性の年収を示したグラフになります。

1位:21.3%「500~599万円」
2位:20.9%「600~699万円」
3位:17.5%「400~499万円」
4位:10.9%「700~799万円」
5位: 9.5%「800~899万円」
6位: 7.6%「1000万円以上」
7位: 5.7%「300~399万円」
8位: 0.9%「300万円未満」

最も多数派は「500~599万円」で「21.3%」

500万円以上が世間ではどれくらいの“大変さ”を意味しているのか。
別のエビデンスも用いながら説明します。

転職サービス大手のdodaが公表する「最新版の平均年収ランキング」を以下ご覧ください。

20代:「346万円」
30代:「452万円」
40代:「528万円」
50代以上:「645万円」

職種や業界によって年収のばらつきはあります。
しかし、500万円以上となると年齢で言えば40代の“ベテラン”でやっと手に届く金額。

あなたは今何歳ですか?年収はいくらでしょうか?
もし400万円前後の年収の場合、5.7%程度の女性しか見向きしてくれません。

きれいごとでは結婚という人生のターニングポイントには立つことが出来ないという訳です。

すでに結婚している既婚者も同じことが言えます。
将来設計を組む上で「お金」や「経済力」は必須で何より大事なことです。

「結婚を考えている」「既婚者」にあたる方は「給料が上がる転職」を念頭に転職活動に励みましょう。

年収アップにつながる転職は「転職エージェント」を利用することで確率は上がります。
私も転職エージェントを利用することで年収を上げることに成功しました。

ぜひ、将来のため、人生の伴侶のために年収アップの転職に全力を尽くしましょう。

関連記事:30代で手取り20万はヤバいという事実【結婚も考えてるなら即転職を推奨】

「子供がいる既婚者」

あなたが「子供がいる既婚者」の場合も転職時は「給料」を選びましょう。

子供の人数が多ければ多いほど「給料が上がる転職」を選ぶべきです。
それは、すでにお分かりかと思いますが、子供を育てる上でお金は絶対的に必要なものです。

いくつかエビデンスを示します。
まずは「子供が小学生から社会人になるまでに必要だと思う教育資金の平均」を示したグラフです。

2014年から5年間の推移を示したグラフ。
曲線を描きながら直近2018年が最も高い平均「1,348万円」となっています。

年々増加する背景には、習い事や塾など学校以外の教育費に充てる家庭が増えているようです。

少し実感が難しい金額ですので、毎月の支出が子供の数でどれくらい変わってくるのか?も見てみたいと思います。
勤労者世帯のひと月当たりの消費支出を家族構成ごとに示すと以下の概算値になります。

3人家族:約29万円
4人家族:約31万7000円
5人家族:約33万5000円
6人家族:約33万8000円
子どもが1人以上いる家庭が生活していくには、少なくとも月に30万円以上のお金が必要。

住んでいる場所や賃貸か持ち家かによっても支出は変動しますので目安になります。
ここで確認しておきたいのは、子供がいる世帯は30万円以上の支出になる事、そして子供が増えるにつれて支出額は増える事です。

そして、最も気をつけたいのが、夫の年収が低いと妻の不満は高まるという調査結果もあることです。
リスクモンスター株式会社が行った「離婚したくなる亭主の仕事」で夫の年収別に見る不満度が以下の通り公表されています。

1位:66.7%「300万円未満」
2位:57.6%「300~400万円」
3位:52.8%「400~500万円」
4位:51.7%「500~600万円」
5位:36.8%「600~800万円」

当然ですが、年収が低ければ低いほど妻の不満は最高潮に達します。

また、もう一点着目すべきは「夫に転職して欲しい」と考えている割合。
こちらも年収が低いほど「転職して欲しい」と強く願っていることが数字から明らかとなっています。

つまり、お金がなければ子供を育てられないどころか、妻の不満も増大し離婚危機にも発展しかねません。

関連記事:【体験談】家族の為の仕事でも過ごす時間が少ないのは不幸【対策は5つ】

子供がいる既婚者は必ず年収アップにつながる転職活動に取り組むことを強くおすすめします。
転職エージェントを利用することで年収アップの成功率も高まります。私も「doda」を利用して年収アップに成功しました。

「doda」公式ホームページはこちら!
【doda(デューダ)の体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

現在の転職活動者が重視するポイント

ここまででケース別に転職活動で重要視すべき視点をまとめてきました。

それでは、世間一般での転職活動者は何に重きを置いて活動しているのでしょうか?
現在の転職活動者が重視するポイントについてもご紹介していきます。

大手転職サービスを展開するリクルートが転職活動者(全世代対象)にアンケートを実施。
「転職で実現したいこと」の問いに対する結果が以下の通りです。

最も多い答えが「仕事のやりがいを感じられる」で「95.1%」
次で「経験や能力が活かせる」「専門性やスキルの習得等」でいずれも90%を超える結果となりました。

今回のアンケート調査は全世代が対象になっています。
そのため、現在の転職活動者は自己のスキルの向上と仕事へのやりがいを求めて転職を希望していることがうかがえます。

一方で「生活における仕事とプライベートのバランスについて、理想の考えを教えてください」という問いに対しては

圧倒的多数で「仕事とプライベートのバランス」の取れた働き方を望む人が多い結果となりました。

今までは「仕事中心」でかつ「企業に尽くす」人材が多かった中、プライベートも重要視する考えが増えてきています。

つまり、「働き方」から「生き方」へ考えがシフトしていると言えます。

関連記事:仕事だけの人生は楽しい?後悔?【つまらない毎日を変える2つの事】

【体験談】何に重きを置くか

ここから私の転職活動時の体験談をお話していきます。

私も1度転職を経験しています。

転職活動を行う上で重視したのは「やりがい」と「年収アップ」の両面です。
なかなか両方実現させるのは難しく、片方をメインに活動する中で私は両方の夢を実現すべく活動していました。

また、私の行う業務、裁量の関係で引継ぎが長期化することも想定し先に退職の旨を伝えて転職活動をしていたことからタイムリミットは決まっていました。

最短で結果を出すために転職エージェントの登録は必須と考え10社ほど登録して並行して求人を見つつ応募していました。

結果、1週間で3社ほど企業から内定をいただき、2週間も経てば5社から内定をいただく結果を残せました。

その中で大手製造業からの内定を承諾し、現在は年収1,000万円を超えています(退職時年収は約500万円)

転職を意識した時には私は既婚者です。
年収も500万円でしたので特に妻からの不満はありませんでしたが、私自身のやりがいが前職にはもう残っておらず新しい環境で挑戦したいという気持ちの方が上回っていました。

転職時には年収が下がると聞かされていたため、下げることなくかつやりがいに繋がる企業を選ぼうと戦略を練って、業界的にも年収が上がりやすい製造業を選びました。

転職エージェントからのアドバイスも参考にしつつスケジュールを組んで進めていました。

「やりがい」と「年収アップ」の両面に重きを置いて活動していた最大の理由は将来の為。
将来、子供が出来た時には必ず経済的豊かさは必要です。かつ、私自身のモチベーションも保つべくやりがいになる仕事を選びました。

転職活動を行う上で何を大事にすべきか、改めて考えなおして活動するのが良いでしょう。
ケース別でもご紹介しましたが、エビデンスの通りで当てはまる部分は多くあります。

ぜひ、今後転職活動を控えている方は参考にしてください。

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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

「やりがい」を叶えるために取るべき行動

「やりがい」と「給料」のどちらを選ぶべきかについてまとめてきました。

もしあなたが「やりがい」を選ぶ場合。
「やりがい」を叶えるために取るべき行動もご紹介していきます。

企業の情報収集は必須

転職活動を行う上で企業に求人情報だけ見ていても何をしている会社なのかは具体的には見えてきません。

まして、あなたのやりがいに繋がる業務を行っているかも分かりません。
そのため、見るべきポイントは実際にその会社で働いている従業員の口コミ評価です。

口コミから企業の情報を収集しあなたのやりがいに繋がる業務を行っているかどうかを判断するのが大切です。

口コミは企業の赤裸々な思いが集まります。
同じくやりがいを求めて入社したのに、与えられた業務は全く違うものだった、というケースもあります。

入社後のギャップ、ミスマッチを防ぐ意味でも重要な作業です。
企業の口コミを調べるには、300万件以上の口コミが掲載されて無料で利用できる【転職会議】がおすすめです。

東証プライム上場企業の『リブセンス』が運営するサービス【転職会議】
登録会員数は「700万人以上」。企業で働く社員、元社員が実際に働いて感じた口コミ「300万件以上」を掲載!掲載企業数も「400万社」を超えている豊富な情報が満載。登録料、利用料は一切かからず、無料会員登録後すぐに口コミ検索から企業の内部を知ることができます!失敗しない転職を叶えたい方におすすめの口コミサイト。求人情報も「17万件以上」を掲載し、口コミを見ながら求人も合わせて閲覧できる非常に便利なサービスになります。

「いい会社」と「悪い会社」の見分け方については以下関連記事も合わせてご覧ください。
関連記事:いい会社と悪い会社の見分け方とは【転職成功に欠かせない7つの条件】

改めて自己分析を行う

そもそもあなたのやりがいは何ですか?
この問いに応えられない場合は改めて自己分析を行いましょう。

今一度自分を見つめ直し、“何をしたいのか?”“何が生きがいになっているのか?”
じっくり問いかけて、答えが見つかった、その時に転職活動を始めましょう。

しかし、自己分析をいざ始めるとなると何から始めたらいいか?

自己分析のやり方に不安を覚える方は多いです。
なぜなら、自己を客観的に分析し理解するのは至難の業だから。

そんな方はプロのキャリアコーチングに相談するのが賢明です。
無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。

自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選

「給料・年収アップ」を叶えるために取るべき行動

もし、あなたが「やりがい」ではなく「給料・年収アップ」を選びたいなら。
「給料・年収アップ」を叶えるために取るべき行動もご紹介します。

転職エージェント利用で年収アップが見込める

以下グラフをご覧ください。

大手人材紹介サービスのリクルートエージェントを利用することで年収アップを実現した割合を示しています。

実に半数以上の転職者が年収アップに成功しています。
これほど成功する理由には、転職エージェントが求人企業に対して年収交渉をあなたに代わって行っているからなのです。

全てにおいて成功するとは限りません。
しかし、私の転職経験上、ほぼ100%に近い確率で年収アップに成功しています。

年収アップを成功させたい人は転職エージェントの利用は必須と言えます。

「リクルートエージェント」公式ホームページはこちら!
【リクルートエージェントの体験談や利用しての感想が気になる方はコチラの体験記事をご覧ください】

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事も合わせてご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】

まとめ:給料よりライフスタイルに応じて転職先は選ぶべき

転職でやりがいと給料・年収はどちらを取るべきかについて情報をまとめてきました。

改めて、本記事のポイントをまとめると、

本記事のポイント

  • 20代かつ独身者はやりがいを選ぶべき
  • 既婚者もしくは結婚を考えている人は年収アップを選ぶべき
  • 子供がいる既婚者は間違いなく年収アップを選ぶべき

人それぞれのライフスタイルに合わせて選ぶべきだと思います。

昨今の転職活動者は「働き方」から「生き方」へと考えがシフトしています。

何に重きを置いて、転職で叶えたいか。
改めてじっくり考えた上で答えを出して転職活動に踏み切るのが良いでしょう。

エビデンスも紹介していますので、今まさに悩まれている方は参考にしてください。

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