正社員になりたくない?リスクは把握してる?【なれない悩みにも対処法あり】
落ち込む人

「正社員になりたくない!このままフリーターでいたい。けど正直不安。フリーターから正社員になれないのが本音。このままフリーターを続けるのはリスクかな?」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「正社員になりたくないと考えていても本音は不安な方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 正社員とフリーターとの比較からリスクを解説
  2. 正社員として働きたい人の割合は6割超え
  3. 正社員になりたくてもなれない悩みに対する対処法
  4. フリーターから正社員へなりたいなら早く行動したほうがいい理由

「正社員になりたくないのはなぜですか?」

もしあなたが、なりたくてもなれないと悩んでいるなら。
この記事に書かれた情報は有益かもしれません。

正社員との比較からフリーターであり続けるリスクとなれない悩みへの対処法を詳しく解説していきます!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「フリーターから正社員へなりたいなら早く行動したほうがいい理由もまとめていきます。今まさに就業状況に悩みを抱えている方は、参考にしてみてください。」

フリーターから正社員を目指す!おすすめ就職・転職エージェント3選

正社員になりたくない?フリーターとの比較からリスクを解説

オタク

「正社員にだけなりたくありません。大卒フリーター希望です!」
引用: Yahoo!知恵袋「就職活動」

2019年の調査で日本のフリーター人口は「約138万人」
年々減少傾向にはあるものの上記コメントの通り、フリーターを希望する人は後を絶ちません。
(出典:総務省統計局「労働力調査」

しかし、フリーターになるデメリットを考えたことはあるのでしょうか?
さらには老後までフリーターで居続けるリスクも把握されているのでしょうか?

ここでは正社員とフリーターとの比較からリスクを解説していきます。

まずは以下比較表をご覧ください。
順番に比較内容を解説していきます。

【就業形態】比較表 正社員 フリーター
①給料(生涯賃金) 多い(平均給与503万円) 少ない(平均給与175万円)
②社会的信用 信用力が高い 信用力はほぼなし
③人脈・社会的交流 社内外問わず多い 社会的孤立になりやすい
④恋愛・結婚 理想の結婚相手トップ 不安定な職業として嫌煙されがち
⑤周囲の評価 高い(喜ばれる) 低い(不安がられる)

【比較1】給料(生涯賃金)

一つ目の比較情報が「給料(生涯賃金)」

受け取れる給料の比較は容易にできるかと思います。
実際、国税庁が公表する正社員と非正規(フリーター)の平均給与は以下のようになります。

 正規雇用者の平均給与 503万円
非正規雇用者の平均給与 175万円

ただ本当のリスクは、毎月の給与ではありません。
「生涯賃金」と呼ばれる定年まで受け取れる賃金総額にあります。

仮に大卒から65歳まで正社員で働いた場合の生涯賃金は約「2億~2.5億」
一方、フリーターはわずか「1億未満」と1億円以上もの差がひらくことになります。

また、厚生年金に加入していないフリーターにとっては老後の「お金問題」は目に見えて起こるリスクです。

関連記事:「ボーナス出ないから辞めたい」なら即転職を推奨【理由と賞与なしの原因も解説】

【比較2】社会的信用

正社員とフリーターで特に差を感じるのが「社会的信用」

正社員の人なら意識することは少ないでしょう。
以下の「借りる行為」は全て「信用」で成り立っています。

  • 住宅ローンの借り入れ
  • 賃貸物件の賃貸借契約書
  • クレジットカードの申込

正社員は「会社」という大きな信用力を持つ「法人」に籍を置いています。
ですので、気づかないうちに社会的信用を得ていると言っても過言ではあります。

正社員になる最大のメリットは「社会的信用=肩書」だと私は考えます。

しかしフリーターになった途端、信用力はなくなります。
そして、肩書はなく収入も安定しない就業状況に大事なお金は貸せるはずがありません。

実際以下5つの非正規雇用者は、住宅ローン審査は通りにくい職業として紹介されています。

  1. 自営業
  2. 個人事業主
  3. フリーター
  4. 派遣社員
  5. アルバイト・パート・無職

正社員になりたくない方はこの社会的信用に関して、慎重に検討されることをおすすめします。

関連記事:30代職歴なしでも就職可能?【無職・フリーターから正社員を目指す方法5選】

【比較3】人脈・社会的交流

次の比較は「人脈・社会的交流」

会社員であれば社内外問わず多くの人脈形成が可能です。
また取引先の紹介など今までの人生では出会えないような社会的交流も可能になります。

一方フリーターはどうなのか?
5年間のフリーター経験から人脈はほとんど広がらなかったことが調査で明らかとなっています。
(出典:労働政策研究・研修機構「フリーターへの経路」

人脈は将来にわたって形成される「資産」
特に独立時や老後のコミュニケーションに必要不可欠と言っても過言ではありません。

【比較4】恋愛・結婚

そして見逃せないのが「恋愛・結婚」

「正社員」と「フリーター」
どちらが恋愛・結婚において有利でしょうか?
異性から結婚相手として見られるでしょうか?

当然ながら「正社員」のほうがモテます。
これは給料や社会的信用に通ずる話しですが、不安定な職業より安定している職業が好まれます。

実際に調べてみてもその差は圧倒的です。
「理想の結婚相手に求める仕事上の肩書き」について以下の通り結果が公表されています。

「正社員」は『48.8%』に対して「自営業やフリーランス」はわずか『5.2%』

その差は9倍以上と肩書は重要だということです。
一生私は結婚しない!という方には関係ない話ですが。

でも一生独身(孤独)というのも、辛いものはあります・・・

関連記事:大企業に入ればモテる?勝ち組?【結論モテる!でも大事なのは中身】

【比較5】周囲の評価

最後の比較情報が「周囲の評価」

あなたは「嫁ブロック」「親ブロック」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

嫁ブロックとは夫の独立や転職を妻が反対する行為のこと。
既婚男性の約3割が経験済みでブロックする主な理由は「年収が下がるから」
(出典:エンジャパン「嫁ブロック実態調査」

親ブロックも同じような意味です。
経済的自立が不安定になれば家族が止めに入るのは当然の結果。

フリーターは総じて周囲からの評価は低いです。
それ相応の説得と計画性がなければ実現不可能な事案といえます。

関連記事:【新卒でベンチャー企業は危ない?】やめとけと言われる不安な理由と見極め方

正社員として働きたい人の割合は6割超え

ここまで正社員とフリーターとの比較からリスクを解説してきました。

比較するまでもなく多くの人は気づいています。
フリーターより正社員の方が優遇されている、ということを。

実際正社員として働きたい人の割合は6割超えです。
多くのフリーターが正社員就業を希望している実態があります。
(出典:ディップ総合研究所「正社員で働きたい人が6割」

でも、正社員にはなりたくない。

疲れた女性

「正社員になりたくない20歳、女性です。今はアルバイトをして生活していますが、いずれかは正社員にならなきゃいけないと思っています。周りの友達もみんな正社員として働き、バイトなんてしてるのは私ぐらいで、自分が社会のゴミだとか生きていちゃいけないのかなとまで思ってきます。」
引用: Yahoo!「職場の悩み」

なぜ正社員になりたくないのでしょうか?
理由はどこにあるのか、実態を調べていきます。

フリーランスという生き方には相当の覚悟が必要

正社員になりたくない理由の一つに「働き方」が挙げられます。

フリーターが目指す働き方として多いのが「フリーランス(個人事業主)」
フリーランスとして働く以下のメリットを得るべく目指す方は多いです。

  • 働き方の自由度が高い
  • 会社に束縛されない生き方が可能

しかし、現実は甘くはありません。
フリーランスの生存率は、1年で『62.3%』、3年で『37.6%』

10年の月日が経つ頃には『11.6%』
1割しか生き残れない厳しい現実が待っています。
(出典:中小企業白書「事業の存続・倒産と再生」

さらに銀行からの借り入れも簡単ではありません。
実績のないフリーランスであれば審査は厳しく、資金面での不安は絶えません。

つまり、フリーランスという生き方には相当の覚悟が必要だということです。

関連記事:ベンチャー転職は後悔する?【大企業との違いから向き不向きを解説】

正社員として働けていない最大の理由は「転職活動に自信がないから」

正社員としての就業を諦めているわけではありません。
実際に転職活動を行っているフリーターもいます。

ただしかし、この転職活動に理由が隠されています。
それは正社員として働けていない理由は「転職活動に自信がないから」

以下、正社員就業希望者への意識調査の結果をご覧ください。

【現在、正社員のお仕事で働けていない理由について、あてはまるものをすべて教えてください。】

「学歴・職歴など経歴に自信がない」(19.7%)
「自分でもできる仕事があるか自信がない」(17.0%)
「職場になじめるか心配」(16.2%)

特に目立つのが「転職活動に対する不安」
不安から自信が持てず、行動を起こせていない人がいることが分かります。

つまり、これらの転職活動に対する不安解消がフリーターをはじめとする非正規雇用者には重要といえそうです。

正社員になりたくてもなれない悩みに対する対処法

ここまでの調査結果から、

「正社員にはなりたい、でも自信がないから転職活動できない。」

このように結論づけられます。
従って、必要なのは「正社員になりたくてもなれない悩みに対する対処法」

その対処法というのが正社員就業を支援するサービスの利用。
なかでも18歳~39歳までのフリーター・既卒・第二新卒・大学中退などを支援する「就職カレッジ」が有効です。

就職カレッジ利用時の入社後定着率は『91.3%』
これまで2万人以上の就職支援に取り組んできた大手人材紹介会社運営のサービス。

特に注目すべき特徴・利用メリットは、

  • 未経験から正社員に就職成功率は81.1%
  • 求人の全てが正社員就業で書類選考なし
  • ブラック企業を徹底排除しホワイト企業のみを紹介

気になる方、正社員就業を目指したい方はまずはカウンセリングから受けましょう。
サービス利用料、サポート費用も全て無料、利用しない手はどこにもありません。

フリーターから正社員へなりたいなら早く行動したほうがいい理由

正社員就業を目指す対処法を解説してきました。
積極的に行動したい方はぜひご利用ください。

そして、もしあなたがフリーターから正社員へなりたいなら早く行動したほうがいい理由があります。

それはフリーターの「期間」にあります。
以下厚労省資料の通り、フリーター期間が長くなればなるほど正社員になれる確率は低くなる現実があります。

【フリーター期間別にみた正社員になれた者の割合(20~29歳)】

フリーター期間が「半年以内」だと正社員になれた割合は『64%』
フリーター期間が「3年超え」だと正社員になれた割合は『48.9%』

その差『15pt』もの差がひらいています。

早く行動するに越したことはありません。
正社員就業を目指したら、決意したその日から行動に移していきましょう。

現在コロナ禍だからこそ正社員希望が急増中

最近では正社員希望が急増しています。
急増の背景には2020年より流行を続ける新型コロナウイルスの影響があります。

『4割』が新型コロナウイルスにより正規雇用化を強く希望。
コロナ禍だからこそ給与アップや雇用の安定を求めて正社員を目指す人が増えています。

言い換えるならライバルがそれだけ増えているということ。
採用枠は常に限りがあり、選考も難しさを増すことが容易に想像できます。

そのため、適切な対策とプロによるサポートを受けて差別化をはかることが重要です。

働き方は自由でも現状認識から将来を見据えた行動が重要

最後に本記事で最も伝えたかったことをまとめます。
それは働き方は自由でも現状認識から将来を見据えた行動が重要だということ。

正社員を目指そうと、フリーターやニートのままでもあなたの自由。
職業選択は自由、生き方も自由なのが人間の尊厳であり、与えられた権利です。

しかし、生活できない状況が続けば生きていくことすら難しくなります。

生きていくうえで必ず選択が迫られます。
その選択肢も選べるカードは多く手札を持っていたほうが有利であるのは確かです。

  1. 就業経験がなく今までずっとフリーター
  2. フリーター経験もあり正社員としても就業経験あり
  3. 正社員から現在フリーランスとして活動中

明らかに様々な経験をつんだほうが選択の幅は広がります。
そのための働き方を現状認識からしっかり把握し行動していくことが重要ということです。

フリーターから正社員を目指す!おすすめ就職・転職エージェント3選

就職・転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

まとめ:正社員になれない悩みは適切な対処法で解消可能

正社員とフリーターとの比較から分かるリスクと正社員になれない悩みへの対処法をまとめてきました。

改めて、記事のポイントをまとめると、

本記事のポイント

  • フリーターのほうがリスクは高い
  • 正社員になりたい人は6割超え
  • でも働けていない理由は「転職活動に自信がないから」
  • 悩みの対処法が就職支援サービスの利用「就職カレッジ(ジェイック)」
  • そしてフリーター期間に長いほど正社員になれる確率は低くなる

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