

「新卒でうつ病を患いました。仕事のストレスや職場の人間関係、会社に対する不信感など積もりに積もって心の病に。この先どうなるんだろう・・・転職も出来なくなるのかな。とても不安。」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは、「新卒でうつ病を患い転職できるか不安な方」に向けて、以下の内容で記事を書いていきます。
②退職を選ぶ前に取るべき行動
③おすすめの就労支援、転職支援サービス
うつ病などの心の病にかかる人は多くいます。
仕事のストレスや人間関係。
些細なことも気にしてしまう日本人の気質も病を助長させています。
ただ、新卒にとっては一度の疾患でこの先の将来がとても不安になります。
「このまま社会復帰できないのかな?」
“頑張れ”や“大丈夫”などの安易な言葉は逆効果になります。
このブログでは公的な資料(エビデンス)を用いて、事実と取るべき行動を詳しく解説していきます。

「当ブログ管理人も過去に極度のストレスを長期間経験しました。少しでもあなたの今後の参考になればと思います。」
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新卒がうつ病を患うと転職できない?
早速新卒がうつ病を患うと転職できないのかどうかについてまとめていきます。
採用担当者による見解や公式なエビデンスを用いながら以下の順番でまとめていきます。
- 結論「うつ病を患っても転職できるか否か」
- 採用担当者が見ている3つのポイント
- 新卒のうつ病発症割合
- 休職から転職はできる?
結論「うつ病を患っても転職できるか否か」
早速結論から述べていきます。
うつ病を患っても転職できるか否かについてですが、以下の通り心の病にかかったからと言って転職出来ないことはありません。
企業にとって大切でかつ採用時に重視するポイントは「いかに長期間にわたって就労してくれるか」「本当に今採用してもいいのか」など採用のその後の働きを見ています。

「うつ病を患ったからと言って完全に転職や就職は出来ない訳ではないんだね。一先ずは一安心かな・・・」
ただ、企業がこれほど慎重になるのには理由があります。
うつなど心の病を患ったものの離職が2008年の調査で1年以内に約50%にものぼる調査結果が発表されていることも背景として挙げられます。
つまり、採用してもその後の就労を注意深く見るために採用や転職活動時の選考で「履歴書のブランク」「退職理由」などは詳しく聞かれることになります。
この質問に対して適当な回答、正当な理由が説明できなければ不採用になる可能性は高くなります。
関連記事:休職中の転職活動は違法ではない!【でも面接や辞める時の3つの注意点】
採用担当者が見ている3つのポイント
企業の採用担当者が面接時に見ている3つのポイントがMedia116から公表されていますのでご紹介していきます。
②体調や病気について本人がしっかり理解し、受け入れられているか?
③採用後、配属先が本人の希望する配慮事項を実施できそうか?
全ては採用後に就労できるか、当社で生き生きと働いてくれるか。がポイントとなります。
会社も心の病を患った方の採用は特別な事ではありません。
共に働く仲間として受け入れることが出来るのか。
そして、企業側にとっても受け入れられる体制が整っているのか。入念に確認します。
上記の3つのポイントについては事前に必ず確認した上で応募した方が良いでしょう。
関連記事:【どこにも採用されない不安と理由】転職が上手く行かない人の特徴と対策3選
新卒のうつ病発症割合
話を少し変えて現在の新卒のうつ病発症割合についても見ていきたいと思います。
今現在どれくらいの新卒がうつ病などの心の病を患っているのか。数値で確認してみたいと思います。
うつ病など心の病気を患う人口は、世界の人口のうち3~5%がうつ病であるとの報告がなされています。
出典: 厚労省「休養・こころの健康」

「3~5%!日本で考えたら人口1億人に対して、300万人~500万人にのぼる計算になるね。」
概算値になりますが理論上は300万人~500万人が日本人のうつ病発症割合です。
そのうち新卒(大卒)はどれくらいになるのでしょうか?以下の手順で算出してみます。
令和元年5月1日時点の大学の在学者数は「2,918,668人」
そして、大学等卒業者の就職内定率は「98.0%」
つまり、大卒で就職した人数は「約286万人」
このうち、3~5%が心の病気を患うことを想定するとその人数は約「85,800人~143,000人」
上記が日本の人口の約3%が新卒でうつ病などの心の病を患っている計算になります。
【数値データ出典元】
文科省「令和元年度学校基本調査(確定値)の公表について」
厚労省「令和元年度大学等卒業者の就職状況調査(98.0%)」
関連記事:仕事のストレスで会社を辞めたい新卒へ【対処法と円満退社の秘訣】
休職から転職はできる?
うつ病を患った際、多くの人が「休職」を選びます。
ここで気になるのが休職から転職が出来るか否か。
休職についても先ほどの採用時のポイントと同じく、休んでいたからと言って転職出来ない訳ではありません。
しかし、面接時に休職していた事を隠したり、職務経歴書に休職について記載しておらず、その後休職の事実が判明すれば企業は間違いなく不信感を抱きます。
ただ、休職中であることを記載しなかっただけで、内定取消し・解雇になることは通常ありません。
つまり、休職していた事由をしっかり説明し、今現在は健康状態で就労できる状況にあることを説明した方が、お互いにとっても信頼関係を築くことが出来ます。
後ろめたい気持ちのまま入社してもどこか嘘をつき続けているような感覚に陥り、業務に集中できないことも起こりえます。
退職理由は必ずどの企業へ応募しても選考時に聞かれます。
履歴書にブランクがあれば尚更聞かれます。
嘘の説明をすれば、その後の就労にマイナスの影響を与えます。
お互いにとって悲しい結末を迎えることになるので、しっかりあなたの口から休職について話しておきましょう。
また、「うつ症状専門の就労支援サービス」もあります。
一度見学に訪れて相談するのも方法の一つ、気が楽になって次の職場への転職に良い話が聞けるかもしれません。
まずは転職・退職ではなく休職を選ぶべき

「仕事のストレスでなんだかやる気が起きない。。これってうつ病?」
気づかないうちに患う「うつ病」
そのまま働いていては危険を伴います。
まずは転職・退職ではなく休職を選びましょう。
休職を選ぶ場合、必ず上司に相談し、現状をありのままに話しましょう。
なぜストレスを抱えるようになったのか?職場に問題はなかったのか?業務量を超過していなかったか?
話すことでも気分は少し楽になります。
上司が話しづらいのであれば先輩や他の部署の人、同僚など周りのサポートを頼りましょう。
休職期間はどれくらい?
休職期間は会社の就業規則の定めによります。
企業によってこの休職期間の定めにばらつきがあります。
さらに、1年未満の社員は休職制度が適用されないケースも散見されます。
そのため、人事部に確認しておきましょう。
もしくはご自身の目でも必ず就業規則は確認しておくことが大切です。
関連記事:仕事をばっくれるとその後どうなる?【安全安心に退職できる方法あり】
休職期間満了から復職出来なければ退職になってしまう?
ただ、ここで気になるのが休職期間満了から復職出来なければ退職になってしまうのかどうか。
これは会社の就業規則の定めによります。
業務上の傷病とは異なり、私的な病気やケガを理由とする休職の場合には、法的な雇用保障はありません。休職期間が満了しても復職できないときは、退職とする場合と解雇になる場合があります。
つまり、休職に入る前に就業規則を必ず確認し、人事ともよく話し合いましょう。
解雇を未然に防ぐにはあなたの行動が必要となります。
結局、会社は穴が生まれても他で補充しようとします。
健康状態は良好で、働ける状態になれば会社と相談し復職の方向へ進めるように掛け合いましょう。
関連記事:経理の退職時期に悩むあなたに【結論タイミングはいつでも大丈夫】
休職後に職場復帰が難しければ転職を選べばいい
就業規則の定めによって、復職が難しい場合は解雇もあり得ます。
その場合は休職後に職場復帰が難しければ転職を選びましょう。
先にご紹介した通り、うつ病を患ったからと言って転職出来ないことは全くありません。
選考時に履歴書のブランクについて聞かれますが、正直に答えることが大切です。
また、今現在は健康で就労できる状況にあることもしっかり説明しましょう。
うつ症状専門の就労支援サービスを見学する
どうしても転職が不安な方はうつ症状専門の就労支援サービスを見学されてみることをおすすめします。
就職サポートや研修、就職までの流れなど詳しく説明してくれます。
今までに富士ソフトやDNA、マイナビなど大手企業への入社実績も多数掲載されています。
また、同じ境遇の仲間にも出会えます。
悩みを共有して、お互いに乗り越え、切磋琢磨出来る関係性が築けるのは今後の財産にもなります。
初めての転職、かつ心の病を患った経験のある方は、まずは『専門の就労支援サービス』を利用する事で不安も払しょくします。
その中でも特におすすめなのが見学予約もできる定着率90%の『シゴトライ』。
転職エージェントに相談する
転職に意欲的な方は転職エージェントに相談しましょう。
まだ希望する業界や職種が定まっていなくてもあなたに合った求人を紹介してくれます。
また、履歴書のブランクについても面接時のアドバイスをいただけます。
採用担当者が見ているポイントや履歴書、職務経歴書の書き方をプロの視点でサポートしてくれます。
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第二新卒枠を利用する
あなたが入社後間もない「第二新卒」であれば第二新卒枠を利用することが出来ます。
第二新卒とは、一度は就職したものの離職、数年のうちに転職や再就職を目指す場合を指します。一般的には、卒業後3年程度、おおむね25歳までを「第二新卒」として、一般の転職者とは分けて募集する企業が増えています。
つまり、何らかの理由で入社後間もなくして退社した新卒の受け皿として確立した採用枠の事。
第二新卒専門の転職エージェントも数多く出回っているほど、需要はますます増えることが予想されます。
経験者採用に比べて、ポテンシャル採用にあたりますので面接時の受け答えや答える内容が重要になってきます。
転職エージェントとしっかり対策を講じて、転職活動に向けて準備するのが非常に重要であり、内定獲得の近道とも言えます。
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まとめ:うつ病を患っても受け皿は準備されている
新卒がうつ病を患った場合の転職に関する情報をまとめてきました。
記事のポイントをまとめると
・しかし、企業側は採用に慎重になる
・休職して転職する場合は隠さず正直に話すのが大切
・うつ症状専門の就労支援サービスもあり
・内定獲得には転職エージェントの力が必要
うつ病を患ったから社会復帰できないのか?そんなことはありません。
企業側にも受け皿は準備されており、今まで以上にハキハキ仕事に取り組む方も多くいます。
まずは、自分と向き合い、上司など会社の人間と相談して休職を選ぶこと。
しっかり療養して復職出来るようであれば休職期間内に職場へ戻ること。
もし、復職後に元の職場に戻ることが出来なければ転職を選びましょう。
別の新しい環境で活躍できる人材も多くいます。
うつ症状専門の就労支援サービスもあれば、第二新卒枠を応募する企業も多くあります。
まだまだ可能性は広がりますので、まずは行動しあなたの目で確認してこの先の人生を決めていきましょう。
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