「毎日の満員電車、通勤だけでもストレスなのに職場に行けば人間関係もストレス・・・ほんと在宅勤務のテレワークって羨ましい!ずるい!私の会社も導入してほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「在宅勤務のテレワークに興味がある方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- テレワークはずるい!と感じる理由(メリット)
- 【体験談】メリットよりデメリットに注目すべし
- テレワーク導入に踏み切れない事情
- 不公平と感じるなら転職すればいい
多様化が進む現代社会において『テレワーク』は必須の働き方です。
政府の働き方改革の後押しもあってテレワークは注目される働き方の一つ。
そして、「新型コロナウイルス」が猛威を振るい在宅勤務を取り入れる企業が急増しています。
社会背景もあって、在宅勤務ではない会社員から見たら一部で「テレワークはずるい!」と感じてしまうようです。
しかし、不公平と嘆いても環境は変わりません。
行動から理想とする働き方はつかみ取る事は出来ます。
「この記事では、テレワークのメリット・デメリットや会社が導入に踏み切れない事情と具体的な行動について解説していきます。テレワークに興味や憧れがある方は、ぜひ読み進めてみて下さい!!」
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テレワークはずるい!と感じる理由(メリット)
「テレワーク」という言葉をご存知ない方に向けて簡単に説明すると。
テレワークとは、情報通信機器等を活用して、時間や場所の制約を受けずに、柔軟に働くことができる形態のことを指します。「tele=離れた場所」、「work=働く」という意味の単語を合わせた造語であり、遠隔勤務、転じて在宅勤務などの意味もあります。テレワークには「外勤型」「内勤型」「通勤困難型」の3つのタイプに分けられます。
つまり、会社に出勤しないで自宅やサテライトオフィスにいながら仕事が出来る働き方・制度の一つ。
テレワークという働き方の「満足度」で見ても、以下の通り利用経験者の実に『7割以上』が満足していると回答。メリットの多さがうかがえます。
【テレワーク経験者に聞きます。テレワークの働き方に満足していますか?】
※エン転職ユーザー10,207名の回答を元にグラフ化
従って、今後の働き方に必要不可欠な制度と言えます。
「テレワークがずるい」と感じるのも無理はありませんが、では羨ましがる具体的な理由(メリット)は何なのでしょうか?
【メリット1】満員電車に乗らなくて済む
真っ先にメリットとして挙げられるのが「満員電車からの解放」
東京など首都圏在住の方であれば全員経験しています。
「満員電車の異常なストレス」
早朝から満員電車に揺られて会社に向かう地獄絵図。
特に東京はどの電車に乗っても混んでいて空いているためしがない。
ストレス以外の何物でもない満員電車から解放される働き方は誰もが望む理想です。
ですので、在宅勤務が可能なテレワークは誰もが羨ましくもずるいと思ってしまいます。
ちなみに、東京の電車の混雑率は「163%」
特にひどい路線は、東京地下鉄「東西線」の「木場 → 門前仲町」で「199%」の混雑率。
さらに通勤時間も長いため、満員電車のストレスは長時間続くことになります。詳しくは以下関連記事もご覧ください。
首都圏で働く社会人であれば誰もが一度は経験したことのある「満員電車」 出勤するため、仕事をするためには電車移動は必須。 しかし、そのままの状態を続ければ、心身ともに負担がかかる上、幸福度は下がることをご存知でしょうか? …
電車内は濃厚接触が容易に生じてしまいます。
そのため、今回の新型コロナウイルス対策としてテレワークが積極的に導入されています。
しかし、ウイルス対策だけでなくテレワークは日常的に取り入れたい働き方の一つ。
ぜひ、この機会に導入が加速する事を祈るばかりです。
【メリット2】在宅勤務は仕事に集中できる
職場と違って雑音が無い事から「在宅勤務は仕事に集中できる」
職場にいると周囲の声や電話、会議などで雑音が入りやすい環境で働く事になります。
慣れているとは言え、雑音のない生活の方が集中力は高まります。
つまり、生産性も向上する事がメリットとして挙げられます。
また、通勤が不要になるため、今まで費やしていた通勤時間がまるまる余暇に充てられます。
子供がいる家庭であれば、子供の送り迎えも余裕のある生活が送れるようになり、QOLも上がると言えます。
在宅勤務に向いている職種にはどんな仕事があるのか?
転職も視野に情報収集したい方は、以下関連記事も合わせてご覧ください。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、「在宅勤務が可能なテレワーク導入企業に転職したいと考えている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。 ・テレワーク(在宅勤務)に向いてる仕事・業務の特徴 ・特徴 …
【メリット3】人間関係のストレスがない
職場で生じるわだかまりや不要なやり取りから起きる「人間関係のストレスがない」
直接的なやり取りが減るため、特にストレスが溜まりやすい人間関係とも一線を引く事が出来ます。
しかも自らの意思で人間関係を断るのではなく、会社の制度で止む無く関わらなくて済むため、自然と距離が置けるのもメリットの一つです。
職場の人間関係に嫌気がさして転職してしまう会社員は非常に多くいます。
退職理由のランキングに毎年上位に食い込むほど、人間関係は非常に難しい問題です。
不要な関わりを減らして、ストレスフリーの生活を送る方が人間らしい生活と言えます。
会社にとっても持続的にかつ健康的に働いてくれる社員であって欲しいと願うのは当然の事です。
そのためにも、働き方の多様化に向けた「テレワーク」という選択肢は今後も増えてもいいのではないかと思います。
人間関係や仕事上のストレスが限界に迫っている方は以下関連記事をご覧ください。
ストレスに対する5つの対策と3つの対処法をまとめています。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・仕事を辞めたくて限界に達している人に ・仕事のストレスを感じているサイン ・放置していたら危険な状態になる事 ・事前の対処と対処法につい …
【体験談】メリットよりデメリットに注目すべし
未導入の企業で働く会社員がテレワークをずるいと感じるほど羨ましがる理由について解説してきました。
メリットの方が多そうなテレワーク。
特に在宅勤務については、会社にわざわざ出勤せずに家で仕事が出来るため、一見したらメリットしか感じられません。
しかし、デメリットも存在する事を忘れてはいけません。
ここからは、体験談をもとにメリットよりデメリットの方に着目してみたいと思います。
【デメリット1】仕事とプライベートの区別がつけにくい
在宅勤務は家で仕事をする訳なので正直「仕事とプライベートの区別がつけにくい」
特に、保育園に預ける前の小さな子供がいる家庭であれば、職場以上に集中力が散漫になる可能性が高いです。
仕事は会社の職場で。プライベートは家に帰ってきたら。
普段から切替している人にとっては、在宅勤務の働き方は慣れるまでに時間がかかってしまいます。
私もその一人です。
いざ、会社のパソコンを開いてもいつもの本調子では仕事が出来ない期間がありました。
生産性が上がるはずが、下がってしまってはそれはデメリットでしかありません。
ですので、経験者から一つコツをお伝えします。
在宅勤務のテレワークが本格的に導入する運びになったら、事前に自分自身で予行演習するのがおすすめです。
自宅のパソコンを会社のパソコンと見立てて(もしくは仕事用パソコンが持ち込めるなら専用のパソコンを使って)仕事風にしてみる。
また、仕事用の部屋を準備するのも効果的です。
慣らす事で本番を迎えた時のギャップは少しでも埋めることが出来ます。
関連記事:【体験談】家族の為の仕事でも過ごす時間が少ないのは不幸【対策は5つ】
【デメリット2】コミュニケーションロスが発生しやすい
テレワークは人間関係が全くない訳がありません。
テレビ会議やチャットなど使って、プロジェクトの進捗管理、定例MTGなどは行われます。
つまり、直接的な関係はないにしても間接的には必ず起こりえます。
その際に非対面で起こりやすい「コミュニケーションロスが発生しやすい」
職場にいるからこそ仕事が捗る時もあります。
それは近くに責任者や進捗管理者、確認したい人がいるから。
すぐに聞ける環境は仕事を進める上で効率的かつ確実です。
しかし、テレワークは周りに同じ働いている人が一人もいません。
営業職のように単独で進める仕事であれば問題ありません。
ですが、たいていの仕事、職種はチームで動いてアウトプットを生み出します。
この「進みにくい煩わしさ」もテレワークには潜むデメリットです。
人間関係から逃れられるメリットの裏には必ずデメリットも存在しますので注意です。
関連記事:【コミュ障におすすめ仕事10選】転職で辛く続かない日々からの脱出
【デメリット3】時間管理にムラが出る
周りに同じく働く人がいるから頑張れる!という人いませんか?
私もその一人です(笑)
モチベーションの高い人たちと一緒に働くからこそ、刺激を受けて仕事の進みも捗り、時間管理も徹底できる部分はあります。
しかし、管理者がいなければ必ず「時間管理にムラが出る」
人間は基本怠ける生き物。周りに誰もいなかったらさぼります。
タイムスケジュールが組めない人は仕事の効率化も生産性も低下してしまいます。
つまり、テレワークの導入によって生産性が落ちる従業員も一定数いるという事です。
テレワークの導入に踏み切れない企業の悩みは「従業員との関係性」について模索しています。
関連記事:【仕事の要領が悪くて辛い】悩みを改善する15のコツと強みを活かす方法
テレワーク導入に踏み切れない事情
在宅勤務でのテレワークのデメリットをご紹介してきました。
では、具体的に会社がテレワークの導入を踏み切れない事情は何なのでしょうか。
PCメーカー大手が行った以下調査結果で明らかとなっています。
【テレワークが利用しにくいと思う理由(n=200/テレワーク従事者全体)】
※あてはまる~あてはまらないの5段階評価のうち「あてはまる」「ややあてはまる」合計値
- セキュリティが心配(42.0%)
- 資料などデータの共有がしにくい(41.5%)
- 職場で実施される会議に参加できない(37.5%)
セキュリティが心配(42.0%)
最も最多の理由は「セキュリティが心配(42.0%)」
会社のパソコンを自宅に持ち帰って仕事をするため、まず気になるのがセキュリティですね。
顧客の個人情報を大量に扱う会社、職場であれば繊細になります。
個人情報の漏洩は大問題に発展しますので、企業は特に注意を払う部分です。
また、家での仕事中のセキュリティも気になります。
しかし、それ以上に注意したいのが「通勤途中でのセキュリティ」
何かといいますと、過去に通信大手のワイモバイル社員が顧客データ1,000人以上保存されたパソコンを紛失。大きな話題となりました。
(出典:コミュニティサイトの利用者情報が記録されたパソコンの紛失について)
パソコンにロックがかかっていたとは言え、人為的なミスであり、テレワークでも起こりかねない事故です。
資料などデータの共有がしにくい(41.5%)
次に多かったのは「資料などデータの共有がしにくい(41.5%)」
企業の体制にもよると思いますが、対面でのやり取りが無い以上、クラウドやサーバーに繋がっていなければデータ共有は難しいです。
特に、ITやデザイナーなど進捗管理を口頭だけでなくデータを用いて確認する職種は必須です。
テレワークを取り入れる前にこのような基本的な体制が整っていなければ導入も難しいと言えます。
職場で実施される会議に参加できない(37.5%)
3番目に多いのが「職場で実施される会議に参加できない(37.5%)」
テレワークも会社によっては実施する部署としない部署があります。
横断的業務に携わる従業員は、とにかく会議が多い、別部署とのやり取りも多くなります。
つまり、やり取りが多い職業や従業員にとってテレワークは取り入れたくても出来ない働き方になります。
全ての部署、従業員が一斉にテレワークを導入すれば出来なくはありません。
が、しかし、会社全体で取り入れてしまっては、今度は会社自体が回らなくなります。
従って、会社の規模や事業内容によって、テレワークも向き不向きはあるという事が言えます。
不公平と感じるなら転職すればいい
「テレワークの働き方が理想だけど現職は到底導入されないだろうね。。。毎朝の満員電車はまだまだ続きそうだ涙」
まだ諦めるのは早いです!
テレワーク企業に憧れや現職への不公平を感じているのであれば、導入企業に「転職」する事で悩みは解決出来ます。
なぜなら、テレワークを導入する企業は年々増加傾向にあるからです。
テレワーク導入企業は年々増加
以下グラフをご覧ください。
IT専門調査会社「IDC」が公表。
大企業、中小企業それぞれの2017年から2022年までの国内テレワーク導入率の推移が公表されています。
調査結果によると2017年の「4.7%」から2022年は29万社(企業導入率「9.7%」)になると予測。
特に、大企業の導入は著しく、優秀な人材確保の目的でも多様な働き方を受け入れるべくテレワークはその先駆けとも言えそうです。
また、現在の新型コロナウイルスの影響も背中を押す形で積極導入、実施する企業は増えてきています。
つまり、大企業に転職する事でテレワークなどの働き方を手に入れる事は可能と言えます。
(私も大企業に勤めていますが、テレワークはすでに導入されています)
関連記事:ベンチャー転職は後悔する?【大企業との違いから向き不向きを解説】
大企業への転職には転職エージェント利用は必須
大企業への転職は「転職エージェント」利用が最も内定獲得の近道です。
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まとめ:多様化する働き方に即した一つがテレワーク(在宅勤務)
在宅勤務のテレワークに関する情報をまとめてきました。
改めて、記事のポイントをまとめると、
- テレワーク経験者は総じて満足度が高い
- メリットも多いがデメリットもあり
- 導入に踏み切れない企業の最大の懸念は「セキュリティ」
- ただ大企業から積極導入が進んでいる
- テレワークを望むなら転職が手っ取り早い方法
満足度の高い働き方は今後も積極的に導入すべきでしょう。
ただ、企業側の自助努力にもよる部分があり、「今すぐに」とはいかない企業も多いのは確かです。
中小零細企業がこれらに当たります。
一方、大企業は従業員が多いからこそ「多様な働き方」を取り入れていくのが社員満足度につながります。
大企業の仲間入りしたい方は間違いなく「転職エージェント」を利用して転職するのが手っ取り早い方法です。
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