「経理の仕事って本当につまらない・・・どうしてこんなに楽しくないんだろう。辛くなってきた。どうすれば解決できるのかな?」
経理の仕事がつまらないのは、あなただけではありません。
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出典: Google検索「経理」
「経理 仕事 つまらない」
みんな検索して、答えを求めています。
このブログでは「経理の仕事がつまらないと感じている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 経理の仕事をつまらないし楽しくないと感じる理由
- 【体験談】私は一度もつまらないと感じた事はない
- 経理の仕事がどうしてもつまらない時の3つの解決策
「経理の仕事=つまらない」はあながち間違いではありません。
このように考えてしまう理由には、経理独特の業務内容と職場環境に真相が隠されています。
当ブログ管理人は、新卒入社から現職企業まで7年間管理部門畑を歩む生粋の経理マンです。
そんな私だから話せる「つまらない真相」とそうすれば解決できるのか?
体験談とエビデンスを用いて、主観と客観的事実に基づいて解説していきいます!
「今まさに経理の仕事がつまらなくて行き詰っている、会社に行くのも辛くなっている方は参考にしてみてください。心のモヤモヤを晴らすヒントになるかと思います。」
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なぜ経理の仕事はつまらないし楽しくないと感じるのか?
早速なぜ経理の仕事はつまらないし楽しくないと感じるのかの理由について見ていきます。
経理の仕事に関しては、とにかく多くの人が悩んでいます。
「経理の仕事の面白さは何ですか?6年ほど経理をやっていますが、ちっとも面白くなりません。あと何年かやれば面白くなるのかと、毎年思いながら続けてますが、なんのやりがいも感じられず涙が出ます。」
出典: Yahoo!知恵袋
なぜ、これほど経理の仕事に悩むのか。
つまらなくなって楽しくないとまで思ってしまうのか。
これには、経理の仕事上の特徴ともいえる3つの理由が挙げられます。
- 【理由1】基本ルーチンワーク
- 【理由2】地味でやりがいもない
- 【理由3】出来て当たり前の文化
順番に説明していきます。
【理由1】基本ルーチンワーク
「経理のやりがい・楽しさ。私は昨年の4月に入社しました21歳の女です。大手企業に入社しましたが、子会社出向。親会社の経理業務のアウトソーシングを行っております。 業務は伝票入力のみです。単純作業でつまらないです。ベテランの先輩方も伝票入力を行っているので、私もこのままずっと伝票入力かと思うと辛いです。。入社前までは仕事をしながら自分を成長させたいなって思っていましたから。」
出典: Yahoo!知恵袋
子会社に限らず、経理の業務は「基本ルーチンワークのオンパレード」
日次に加えて月次、四半期、年次それぞれの決算業務が経理の主な業務。
日次はコメントの通り、基本的には伝票入力や経費精算、売上確認など雑多な日次業務が多い。
かつ、月次に向けての前準備と言ってもいいでしょう。
とにかく毎日毎日同じ事を繰り返します。
月次になるとPL/BS/CSを作成し、取締役会報告の資料を作成する必要があります。
経理初心者にとってはやる事が多く、イレギュラーも発生するため対応に追われますが、ルーティンワークである事に変わりないです。
ただ問題は、四半期と年次決算。
短信と有価証券報告書を作成しないといけないため、この時期のみ徹夜続きになります。
ですが、業務量が多いだけで行う内容は至って変わりません。
連結仕訳や整理仕訳など特殊な仕訳はありますが、こちらも経験を積む事で対応できるようになります。
つまり、デザイナーやエンジニアなどの「クリエイティブな仕事」は経理にはありません。
『ルーチンワーク ⇒ 毎日同じ作業 ⇒ 成長を感じられない ⇒ つまらない』
つまらなくて楽しくないと感じる方は、上記の構図に陥ってしまっていると推察します。
関連記事:【経理はやめとけ】経理未経験の1年目は辛くしんどい【辞めたい毎日への対処法】
【理由2】地味でやりがいもない
「他の仕事と比べれば、経理の仕事にはやりがいはないでしょう。計算や数字データ自体が好きな人向けです。株式や野球などの数字データを見て、楽しさを感じるなら、合うと思います。また、簿記や税法などを興味深いと思う人が向いています。やりがいというよりは数字遊びと知識の探求が経理の面白さだと思います。」
出典: Yahoo!知恵袋
経理の仕事は「地味でやりがいも見出せない」
とにかく経理は地味です。
イメージとして、薄暗い日の当たらないオフィスの一角に集まる集団が経理チーム、といった印象でしょうか。
ルーチンワークにも記載しましたが、日次はとにかく毎日伝票入力。
1日中パソコン操作をする日もあれば、経理内でもコミュニケーションを取らない時もあります。
また、外部との交渉もほぼないため、外出もありません。
(上場企業であれば監査法人や税理士法人との定例MTGはあります)
そのため、営業職のように日夜外出、クライアント先へ出向き契約を取ってきた!
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と華やかな部署とは裏腹に、経理に打ち上げなどなく、やりがいを見出す事も難しいです。
経理は「コストセンター」と呼ばれ、売上を立てない事業部(費用だけがかかる事業部)なのです。
いかに経費削減できるか?使うシステムや賃借料は相見積を必ず取ります。
雑費は必ず安い物品を購入するように言われます。
自ら進んで「やりがい」を見出す術を身に付けないと「経理はつまらない仕事」で終わってしまいます。
関連記事:経理のやりがいや楽しさ、大変さとは何?【現役経理マンが忖度なしに解説】
【理由3】出来て当たり前の文化
経理職にも一応「努力評価」もあります。
失敗も許されて、チャンスも与えられます。
しかし、他の部署と決定的に違うと感じるのが「出来て当たり前の文化が経理にはある」という点。
仕事は、発注者の意図に沿ってアウトプットもしくは期待値以上の成果を出すのが基本です。
そのため、正確かつスピーディーな行動が求められます。
その結果、部署または会社から評価されて、表彰までされたら従業員のモチベーションややりがいに繋がります。
ですが、経理の場合が違います。
発注者がそもそも社内の部署もしくは関連会社という事もあり、出来て当たり前と思われがちです。
月一の取締役会報告に提出する資料も改善点を加えても特に評価なし。
提出期日より前倒しで完成、アウトプットできたとしても特に反応なし。
一方、わずかな月次決算でのミスを起こした時、降格させられたリーダーがいました。
数字のミスは誰にでもあります。
しかし、許容される範囲が経理の場合は狭いという恐ろしさ。
その後の改善提案とワークフローの見直し、ヒューマンエラーの軽減など。
今までの業務とは異なる、刷新する改革を起こすほどの声を上げれば評価に繋がります。
経理とは他の職種に比べても特に「割に合わない仕事」なのです。
関連記事:【悲劇】割に合わない仕事は人生の幸福度を下げる話【即転職を推奨】
【体験談】私は一度もつまらないと感じたことはない
経理の仕事がつまらないと感じる理由を解説してきました。
しかし、本音をいうと私は一度も経理の仕事をつまらないと感じたことはありません。
それはなぜか?
長年経理という仕事と職場を見てきて、経験から考察してみたいと思います。
結局は向き不向きの問題
結局は経理の仕事に対する「向き不向きの問題」です。
ルーチンワークに向く人は経理の仕事は天職ですし天国です。
地味でも自らやりがいを見出してモチベーションに繋げられる人は多くいます。
私はこれまで経理だけでなくルート営業やテレアポ営業、店舗開拓に財務、庶務、人事など。
様々な職種を前職のジョブローテーションで経験してきました。
その経験から言える事は私は営業は全く向いてません。
今後もやりたいとも思いませんし、経理職以外への異動&転職も考えていません。
しかし、経理の地味な仕事が大好きです。
やりがいも見出せます、それは社内の顧客をいかに満足させられるか?笑顔にさせられるかを常に考えているからです。
経理に1年以上勤務し、未だに「つまらない」と感じる方は向いていません。
経理に向いている人、向いてない人の性格や特徴をまとめた記事もあります。
改めて再確認の意味でも確認して、今後の社会人生活にお役立てください。
関連記事:経理に向いている人、向いてない人の性格は?【現役経理マンが徹底解説】
つまらないと思い込んでいるだけ
「経理の仕事=つまらない」
間違いではありませんが、『先入観』で考えてはいませんか?
つまり、「経理の仕事=つまらない」とただ思い込んでいるだけという事も考えられます。
特に、新入社員やまだ経理経験の浅い方に見られる傾向です。
これだけ「経理はつまらない!」と情報を見てしまうと勝手につまらないものだと先入観から判断してしまいがちです。
でも実際は、
・やりがいも見つかるし
・パソコン操作のスキルも向上する
・専門スキルが磨かれ転職にも有利にはたらく
全ては捉え方次第なのです。
「つまらない」と捉えるかはあなた次第なのです。
関連記事:経理は楽しい!面白さはズバリ自己成長【現役経理マンが語る楽しさ5選】
忙しかったら辛いと感じる余裕もない
経理業務には、繁忙期と閑散期があります。
繁忙期が、四半期決算と年次決算がある月。
これは私の経験談ですが忙しかったら辛いと感じる余裕もありません。
忙殺されて、毎日が何が何だか分からない。
しかし、月次を締めて報告完了した後の達成感は何ものにも代え難い幸福感と清々しさがあります。
つまり、仕事を惰性に取り組めば成長は感じられず、辛いと感じてしまっているという事。
自らを追い込んで、常に考え、昨日よりも今日、今日よりも明日と成長のためのステップアップを駆け上がる。
成長とは、与えられた環境で発揮できるのではなく自ら作り考え追い込む事で実現可能なのです。
何も成し遂げない内から「辛い」と感じるのは甘えでしかありません。
関連記事:経理は忙しい?この問いに答えます【結論は決算時期と月初が鬼多忙】
経理の仕事がどうしてもつまらない時の3つの解決策
経理がつまらない理由と私の体験談をまとめてきました。
「理由も分かった。結論、私は経理の仕事は向かないみたい。。」
そんな方に、経理の仕事がどうしてもつまらない時の3つの解決策を解説していきます。
仕事には必ず向き不向きがあります。
無理する必要などありませんし、あなたにも適職はあります。
問題なのは、適職に巡り合っていないだけです。
つまり、適職探しから始めるのが解決の糸口になります。
【解決策1】異業種に転職する
最も有効な解決策が「異業種に転職する方法」です。
経理が向かないのであれば異業種に転職しましょう。
転職する事で開花し活躍する人材はいくらでもいますし実際に見てきました。
現職に固執する必要などありません。
あなたにとっても会社にとっても為にはなっておらず、お互い不幸です。
ただ、異業種に転職するのにはハードルが高いです。
それは、転職の場合、即戦力を希望する企業が多いため、前職と関連性の高い人材を求めがちです。
スムーズに転職活動を進めて、内定獲得の成功率を少しでも上げた方は「転職エージェント」の利用を強くおすすめします。
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転職希望者に対して、的確なアドバイスとマッチした求人を紹介してくれます。
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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
【解決策2】ポジション変更を相談する
「現在の会社は辞めたくない!でも、経理の仕事が合わない・・・」
そんな方は、部署内のポジション変更を相談するのが解決策の一つです。
経理のポジションには、大きく分けて3つあります。
・管理会計(予算等)
・税務会計(税金計算等)
これまで経理の仕事として説明してきた内容は「財務会計」にあたります。
つまり、主計以外のポジションに担当変更する事でやりがいを見出す機会が得られます。
私も元々は財務会計でしたが、管理会計に途中から変更しました。
管理会計の方がシステマチックかつ常に業務改善とアウトプットが求められるため、どちらといえばクリエイティブな仕事が出来ています。
とてもやりがいに繋がっており、今後も続けたいと強く感じています。
上司にポジション変更の相談すれば今までもまた違った経理の側面が見えてくるかと思います。
経理の勉強からも内容理解は進みます。
ポジションごとのおすすめの勉強法もご紹介します。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・経理の勉強方法を知りたい方に ・まずは経理業務の種類と特徴を解説しつつ ・未経験から経験者までケース毎に ・適した勉強方法とおすすめ教材 …
【解決策3】部署異動できないか相談する
ポジション変更してもつまらない。
もしくは変更が叶わなかった時は、部署異動できないか相談しましょう。
経理から営業やエンジニア、マーケティングなど。
私の部署でも営業に異動した後、すぐに開花し毎月予算達成する後輩もいます。
向かない時は無理せず上司に相談しましょう。
(参考:異動希望は通らないのが当り前?【理由と部署異動したい時の伝え方と書き方】)
ただ、1年も経たずにすぐ部署異動するのは待ったです。
1年で経理の全業務サイクルが分かります、全体像を理解できなくても流れは掴めます。
その経験と現状のあなたの性格や特徴を鑑みて、最終的に決断しましょう。
また、自分はどんな人物なのか?客観的に調べたい方も少なくありません。
その場合に役立つのが「プロのキャリアコーチング」に相談する方法。
将来のキャリア選択に迷ったらまずは気軽に相談をおすすめします。
なぜなら、一人で迷うよりプロに相談するだけで悩みは解消されることが多々あるからです。
無料相談だけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。
✅自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選
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まとめ:経理がつまらないのは捉え方次第
経理の仕事がつまらないと感じる理由と3つの解決策に関する情報をまとめてきました。
改めて、本記事のポイントをまとめると、
- 経理の仕事はルーチンワークで地味
- 向き不向きからつまらないと判断してしまっている
- 向かない人は無理せず転職がおすすめ
経理は特徴的な職種です。
向かない人は向かないし、向いてる人にとっては天国のような職種です。
向かない人は、無理しても自分と会社のためにならないので即転職しましょう。
新しい環境とやりがいは、自らの手で掴み取るもの。
全ては行動によって変えられます、後は少しの勇気を出すだけです。
✅無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)
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