「大企業のリストラが止まらない・・・さらに、コロナの影響もあって給料カットや人員の配置転換など年代問わず影響を受けてる。リストラで悲惨な末路を辿らないために今できることって何?」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「大企業勤務でリストラにあうかもしれないと不安な方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 大企業でリストラ&希望・早期退職者募集の嵐!
- なぜ企業はリストラに踏み切るのか?理由を解説
- しかし優秀な人材は退職の引き留めにあう可能性大
- 大企業リストラで悲惨な末路を辿らない為にやるべき3つの事
2019年以降、大企業のリストラが増加。
さらに2020年にはコロナの影響も重なり、大企業の終身雇用神話はほぼ崩壊したと言っても過言ではありません。
大企業リストラで悲惨な末路を辿らない為に、今できることは何なのか?
大企業勤務の方や今後大企業の入社を目指す方に向けて取り組むべきことを詳しく解説していきます!!
「当ブログ管理人も従業員1万人以上の大企業に転職した30代です。大企業勤務ですが毎日危機感を持って過ごしています。それは“大企業だから生活は安泰”という時代ではもはやないから。これからは『個人の時代』です。今やれることに注力しましょう。」
何が起きてる?大企業でリストラ&希望・早期退職者募集の嵐!
はじめに大企業でリストラ&希望・早期退職者募集の状況についてまとめていきます。
まず、2020年10月に東京商工リサーチより公表された上場企業の「早期・希望退職者募集状況」を見てみると、
2020年10月29日までの募集企業は「72社」
2019年通年(35件)の2倍増と急増してしまっています。
募集人数も「14,095人」で2019年通年(11,351人)をすでに上回り過去最多を更新。
なぜ、これほどまで大規模リストラが決行されてしまったのか?
そして、今回のリストラは一過性ではなく今後も継続的に行われてしまうのか?
45歳以上のシニア社員を対象にした「黒字リストラ」が急増
2019年に決行されたリストラの「対象年齢」を見てみると目立つのが「45歳以上」
富士通、成長に向けたリソースシフト実施に伴う45歳以上の早期退職2,850名募集
コカ・コーラ、45歳以上の正社員を対象にグループで希望退職700名募集
日ハム、45歳以上の社員を対象に早期退職200名募集
まだまだ上場企業によるリリースはあります。
上記はほんの一例ですが、リリースする上場企業の多くには共通点があります。
それは、
2019年に早期・希望退職を実施した上場企業35社のうち、最終損益が黒字だった企業が約6割を占めた。これらの企業の削減人員数は中高年を中心に計9千人超と18年の約3倍に増えた。
2019年直近の決算が赤字ではなく黒字であるということ。
業績悪化によるリストラではなく「黒字リストラ」が急増しています。
つまり、45歳以上の正社員(シニア社員)が狙い撃ちされているということです。
関連記事:なぜまともな人から辞めていくのか?【有能な人ほど退職する本当の理由】
コロナの影響で2020年以降もリストラは加速
リストラは2019年だけでは留まりません。
東京商工リサーチは、2020年1月時点に同年以降すでに9社のリストラ実施が判明。
これらの企業も決算は赤字ではなく業績堅調な業界大手が多くを占めています。
さらにコロナの影響も加わって2020年以降もリストラは加速度的に増加しています。
中でも話題は航空業界で特に取り上げられているのが「ANA」
ANAのリストラ策がメディアで取り沙汰され、主な報道内容というのが、
・冬季賞与の支給見送り
・一般社員(約15,000人)の基本給削減
・今後はグループ傘下の他企業従業員(約33,000人)へも適用を検討
・希望退職に応じる従業員への割増金の増額
・無給で休職できる制度を新設(理由を問わず最大2年間)
ANAだけではありません。
コロナによる影響は今後2020年以降も避けられない状況です。
関連記事:地方・田舎に仕事がないのは本当?【転職先の探し方とおすすめの働き方】
40代以上でリストラ。。その後の末路は悲惨以外の何物でもない
もし、40代以上でリストラにあうとどうなるのか?
その後の末路は悲惨以外の何物でもないことがデータから明らかとなっています。
以下、企業が中途採用した年代別の採用状況を示したエビデンスがあります。
「正社員として雇用した実績がある」の結果を見てみると一目瞭然。
30代までは積極採用を行うものの40代以上は右肩下がり。
50代に至っては、30代と比較して『48.9pt』もの差がひらいてしまっています。
中途採用で40代以上の世代を採用した理由も明らかとなっており、
最も多い理由は「豊富な経験」
どの年代においても『40%』を超える理由となっています。
つまり、年齢に応じた豊富な経験や専門性の高さがシニア世代には求められているということです。
言い換えるなら、経験もスキルもない40代以上がリストラにあうと、悲惨な末路が待っているのは言うまでもありません。
40代以上で将来のキャリア形成に不安を覚える方。
そんな方は「ライフシフトラボ」に相談してみることをおすすめします。
人生後半も活躍し続けたいミドルシニアのための転職パーソナルトレーニング。
転職マーケットを熟知するキャリアコーチが、あなたの転職活動にマンツーマンで伴走します。
関連記事:【悲報】仕事がどうでもいいからと適当にした人間の末路【必ず対策を】
なぜ企業はリストラに踏み切るのか?理由を解説
- 45歳以上のリストラ拡大
- コロナによる影響拡大
大企業では今大規模リストラが進んでいます。
では、なぜ企業はリストラに踏み切るのか?
理由は大きく分けると「人件費圧縮」と「企業の構造改革」が挙げられます。
【理由1】人件費圧縮(多くは赤字リストラ)
巨額赤字を計上した日産自動車。
その代償は従業員の大リストラ計画である「人件費の圧縮」
このように企業が赤字を計上すると真っ先にテコ入れされやすいのが「人員削減」
なぜなら、人件費が最も厄介な固定費だからです。
変動費と違い固定費は、いつ何時でも一定額費用計上されます。
しかも基本的に給料は上がり続けます。
それは、春季労使交渉が毎年行われている通り、賃上げのベースアップが求められるためです。
関連記事:業務量は増えても給料が上がらない不思議【原因と根本的な解決行動】
【理由2】企業の構造改革(黒字でもリストラ決行)
リストラが起こる理由の多くは赤字の場合。
しかし、黒字でもリストラを決行するケースがあります。
その多くが、「企業の構造改革」
・賃金の高い45歳以上のシニア世代
・経験もスキルもない貢献度の低い社員
上記従業員の代わりに、
・20代、30代の若い世代
・今後の成長戦略を見据えた人材確保
企業内のリフレッシュ化を図るべく構造改革という名のリストラが行われます。
関連記事:経理は将来なくなる仕事?【将来性とAIに代替されないキャリアとは】
関連記事:これから伸びる将来有望の業界3選【2023年以降の転職に向けて】
しかし優秀な人材は退職の引き留めにあう可能性大
企業の赤字解消や構造改革の推進によってリストラ計画が決行。
希望退職者の募集が始まり、応募しようか迷っているあなた。
本当に希望通り退職できると思いますか?
実は優秀な人材は退職の引き留めにあう実態が存在します。
評価が高く優秀な社員には、今後も期待している旨を伝え、残ることを強く要請することになりますが、能力・意欲面で配置困難な社員や役職・職務などポストの関係で配置困難な社員は、希望退職制度に応募するように面談を行うことになります。
つまり、上司が面談によって希望退職の応募者をコントロールするケースもあります。
優秀な人材ほど企業の兆候に気づきます。
希望退職募集を計画してしまえば優秀な人材の流出は避けられません。
そこで、優秀な人材は残留し、退職して欲しい社員に対して執拗に応募を促すというもの。
今後生き残るために重要なのは、企業が求める人材となれるかどうか。
そして、企業に依存しない「個人スキル」を伸ばせるかどうかが重要になっていきます。
関連記事:退職引き止めがしつこい!その理由と違法性【残留判断は1つだけでOK】
大企業リストラで悲惨な末路を辿らない為にやるべき3つの事
「リストラに何かあいたくない!どうすれば回避できる?今のうちに取組める対策は?」
ここからは大企業リストラで悲惨な末路を辿らない為にやるべき3つの事を解説していきます。
【行動1】副業でスキルアップを図る
まずは副業でスキルアップを図りましょう。
幸か不幸か大企業の副業解禁が加速しています。
特に目立つのは副業解禁に合わせて、週休3日もしくは4日で働けるという制度がスタート。
つまり、働き方の転換点に差し掛かっていると言っても過言ではありません。
休みが増える分、当然給料は下がります。
生活苦で生活水準を下げなければいけない社員も増えることでしょう。
そんな中、企業に今まで通りしがみついてはこの先路頭に迷うだけ。
終いにはリストラにあい、40代以降で行き場を失い悲惨な末路を歩むことに。
悲惨な状況を回避するためにも今から副業に専念しましょう。
今では多くの副業が存在しますが、中でもおすすめは「フリーランスエンジニア」
平均年収はなんと「862万円」
エンジニア経験後フリーランスに転身する人も多いほど人気の副業です。
✅高単価案件多数掲載!フリーランスエンジニアへの転身におすすめエージェントサービス&案件情報サイト3選
- 正社員並みの保障&福利厚生が充実した『ミッドワークス』|最大の魅力は「給与保障制度」。月額契約単価の80%を日割りで受取可!収入を最大に、リスクを最小に抑えて独立をサポートするサービスです。
- 20年以上のフリーランス支援実績を誇る『ギークスジョブ』|平均年収820万円以上!高額報酬&安定受注が魅力のITフリーランス専門エージェントで、日本全国地方からも案件に参画可能な初心者向けサービスです。
- フリーランスエンジニア認知度No.1『レバテックフリーランス』|公開案件数は2万件超え&高単価案件も多数掲載中で、フリーランスエンジニアを生業にしたい方には必須のサービスです。
ただ、エンジニア未経験の方であればプログラミングスクールを検討されるのがおすすめです。
なぜなら、完全未経験からエンジニア転身は難しいのが実情。
IT業界はスキルを持った即戦力を採用する傾向にあるからです。
しかしプログラミングは食いっぱぐれない将来性あるスキル。
さらにスクールでは、同じ目標に向かって切磋琢磨する一生の仲間にも出会えます。
無料カウンセリングから現状把握と今後のキャリア形成に役立ててみてはいかがでしょうか。
✅未経験からITエンジニアに転身!転職成功率9割超のおすすめプログラミングスクール3選
- ITエンジニアに転職成功率99%を誇る『テックキャンプ』|14日間無条件返金保証&転職保証付!独自開発の学習サイクルで習得効率をアップし選べる受講スタイルが人気の国内最大規模プログラミングスクール。
- 受講料0円!最短2ヶ月でエンジニアになれる『ネットビジョンアカデミー』|20代限定×就職実績多数!完全無料の就職率98%&CISCO認定資格の合格率99%を誇る20代未経験者向け・就職支援サービス。
- 政府認定最大56万円給付あり『DMM WEBCAMP』|先行申込で最大5万円キャッシュバック!最短3ヶ月でエンジニア転職を保証する充実のサポート体制と未経験者のために開発されたカリキュラムが人気。
【行動2】転職活動から情報をアップデート
次に転職活動から情報をアップデートさせましょう。
ここでの転職活動の目的は「情報収集」
いつ、何時、リストラの嵐が起こるか分かりません。
常にアンテナ張って情報を仕入れ備えておくことが大切です。
また、副業解禁していない企業に務めている方は副業OKの会社に転職しておくのも吉です。
情報収集の手段で最も効率的かつ有益なのが「転職エージェント」
転職のプロによる先の転職市況や業界ごとの分析も無料で教えてくれます。
希望に沿った求人情報も的確に紹介してくれるため、転職を本格的に始めない方でも登録しておくと心強いです
✅無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)
- 転職決定人数No.1『ワークポート』|転職相談実績67万人超え!担当する転職コンシェルジュのレスポンスの早さと圧倒的な手厚いサポートで内定獲得に導く、満足度の高い創業20年になる転職エージェントです。
- 転職相談しやすさNo.1『第二新卒エージェントneo』|1人あたり平均10時間の手厚いサポートを実施!企業担当による面接対策も好評で内定獲得率は90.1%&支援実績は2.25万人超えの20代特化型支援サービスです。
- ハイクラス転職に特化『JACリクルートメント』|転職支援実績は43万人突破!年収1000万円超のハイクラス求人が多く、新たなステージで自己成長を実現したい方にマッチした最高レベルの転職エージェントです。
転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
【行動3】自身の市場価値を客観的に把握
さらに自身の市場価値を客観的に把握しましょう。
今現在のスキルや経験は何に活かせるのか?
どんな企業からオファーを受け取ることが出来るのか?
など「キャリアの現在位置の把握」はこの先のステップアップのためにも必要です。
そのために「自己分析」に取り組むことが重要。
なぜなら、自己分析が自身の市場価値把握に繋がるから。
しかし自己分析のやり方に不安を覚える方は多い。
自己を客観的に分析し理解するのは至難の業で一人では難しいのが本音です。
そんな自己分析のやり方に不安を覚える方は、プロのキャリアコーチングに相談するのが賢明です。
自己分析に迷ったらまずは気軽に相談をおすすめします。
一人で迷うよりプロに相談するだけで悩みは解消されることが多々あります。
無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。
✅自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選
- 40代・50代向けキャリアコーチング『ライフシフトラボ』|転職・独立起業・複業・定年後のセカンドキャリア準備をサポートし、人生後半のキャリア自律を叶える40代・50代向けのオンラインビジネススクール。
- 日本初の転職トレーニングサービス『ポジウィルキャリア』|無料カウンセリング実施中!キャリア相談実績1万人突破!「どう生きたいか?でキャリアをきめる」返金保証付のパーソナル・トレーニング。
- 満足度92%の2ヶ月で人生を変える『マジキャリ』|全額返金保証あり!自己実現するためのキャリア選択と具体的なアクションまで設計するコーチングサービス(無料面談で自己分析シートプレゼント)。
まとめ:早期の対策から大企業リストラの悲惨な末路を回避
大企業リストラで悲惨な末路を辿らない為に今やるべき3つの事について情報をまとめてきました。
改めて、本記事のポイントをまとめると、
- 2019年に黒字リストラが急増
- 45歳以上のシニア世代をリストラし構造改革を推進
- さらに2020年以降はコロナの影響でリストラが加速
- しかし優秀な人材は退職希望しても引き留めにあう
- つまり企業が求める人材および個人スキルの向上がカギ
以前にも増してリストラの嵐が吹き荒れています。
特に影響を受けているのが「45歳以上」
経験もスキルもないただ年齢を重ねた社員がターゲットとなっています。
一方、優秀な人材は引き留めにあう事実もあります。
つまり、今からできるリストラ回避策は十分にあります。
副業OKの会社に転職するなど情報収集から転職市況を見極め、求人の紹介を受けましょう。
行動しなければ何も変わりません。
スキルなく時間だけが過ぎれば、いつの間にか肩を叩かれているかもしれません。
✅無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)
- 転職決定人数No.1『ワークポート』|転職相談実績67万人超え!担当する転職コンシェルジュのレスポンスの早さと圧倒的な手厚いサポートで内定獲得に導く、満足度の高い創業20年になる転職エージェントです。
- 転職相談しやすさNo.1『第二新卒エージェントneo』|1人あたり平均10時間の手厚いサポートを実施!企業担当による面接対策も好評で内定獲得率は90.1%&支援実績は2.25万人超えの20代特化型支援サービスです。
- ハイクラス転職に特化『JACリクルートメント』|転職支援実績は43万人突破!年収1000万円超のハイクラス求人が多く、新たなステージで自己成長を実現したい方にマッチした最高レベルの転職エージェントです。