社内SEに後悔する人の特徴5選とおすすめの転職先【将来性・ブラック・つまらない】
仕事に悩む人

「社内SEになると後悔しますか?どんな人が転職・就職すると後悔するのか教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「社内SEに転職すると後悔してしまうのか調べているエンジニアの方」や「社内SEを目指すやIT非従事者の方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 社内SEに後悔する人の特徴5選
  2. 後悔どころか需要あり!社内SEの将来性は明るい理由
  3. 社内SEに後悔しないためのおすすめ転職先(業界・産業)
  4. エンジニア転職に強いおすすめの転職支援サービス9選
  5. 社内SEは向いてないなら後悔する前に考えたいキャリアプラン

社内SEに限らず、どんな仕事にも「理想と現実」は存在します。

当ブログ管理人も社内SEの就業経験があるので分かります。
どんな人が社内SEになったら後悔してしまうのか?向き不向きは?

社内SEに後悔する人の特徴にフォーカスしつつおすすめの転職先も紹介していきます!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「万が一社内SEが向いてない場合、後悔する前に考えたいキャリアプランもまとめていきます。今まさに社内SEに後悔しないか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください!」

本記事のポイント(社内SEに後悔する人とは?)

先に結論をお伝えすると、開発に専念したい方。
社内の調整などまとめ役ではなくプレーヤーとして活躍したい方は、社内SEに後悔します。

とはいえ、仕事には向き不向きが必ず存在します。
向かない仕事、後悔する職であれば職種を変えるのが賢明です。

向かないまま続けても、得られるメリットもスキル向上にも期待できません。

ITエンジニア経験者であれば求人数も他職種に比べて多いです。
現在も、今後も売り手市場は続き、異業界への転職にも期待できます。

情報収集を目的に、転職エージェントに無料登録しておくのも賢い行動といえます。

転職コンサルタントにキャリアの方向性。
アドバイスをもらうだけでも、今後の仕事選びの幅は広がります。

社内SE(ITエンジニア)転職に特化!経験者向けおすすめ転職エージェント3選

社内SEに後悔する人の特徴5選

情シスとも呼ばれる「社内SE」
ITエンジニアの転職希望職種で7割以上が社内SEを選ぶほど人気の仕事です。

ただ、とても人気の社内SEであっても後悔してしまう人はいます。

社内SEに限った話ではありませんが。
仕事には必ず向き不向きがあり、向かなければ後悔することになります。

つまり「人気だから」、などの安易な理由で転職するのは危険だということ

ではどんな人が後悔してしまうのでしょうか?
ここでは仕事内容と体験談から社内SEに後悔する人の特徴5選をまとめていきます!

【後悔1】ベンダーとの折衝よりシステム開発に携わりたい人

まず1つ目の後悔する人の特徴は「ベンダーとの折衝よりシステム開発に携わりたい人」

社内SEの仕事内容は大きく分けると以下4つに分類されます。

  • システムの企画・導入
  • システム開発やベンダーとの調整業務
  • システムの運用保守
  • 社員からの問い合わせ対応

この中でも特に重要な役割を担うのが「ベンダーとの折衝」
なぜなら日本の場合、社内SEがシステムを開発することは少ないから。

情報通信白書をみてもG7の中で最もICT企業の割合が高いことが分かります。

つまり、システム開発はベンダーなど外部委託がメイン。
社内SEは調整役であって、直接開発に携わることはほぼないということです。

実際、社内SEの求人票を見ても求める人物像には以下の特徴が目立ちます。

社内SEの求人票で目立つ求める人物像


「ベンダー折衝をメインにお任せします」
「外部ベンダーとのプロジェクトのリード経験」
「導入するシステムベンダーとの打ち合わせ」

従って、システム開発に直接携わりたい人にとって社内SEは後悔する可能性が高いといえます。

関連記事:日本のIT業界は終わってる?腐ってると言われる6つの理由を海外比較から考察

【後悔2】社内コミュニケーション(調整)が苦手な人

次に2つ目の後悔する人の特徴は「社内コミュニケーション(調整)が苦手な人」

社外だけでなく社内での調整も多い社内SE。
システムの企画・導入にあたって以下のような調整が必ず発生します。

社内SEの主な事業部間調整

  • 事業部への業務課題や改善点のヒアリング・抽出
  • 取締役へのシステムに関する企画の提案と予算確保
  • 予算策定チームとの折衝とコミュニケーション

ほぼすべての部署、従業員と携わるのも社内SEの業務の特徴といえます。

またシステムリリース後も現場から問合せ対応に追われます。
実体験として、導入後はほぼ毎回内線&メールの対応で1日が終わります。

問合せる従業員も基本ITリテラシーは低い人がほとんど。
なので分かりやすく、かみ砕いて説明しなければ伝わらない歯がゆさはあります。

つまり、社内でうまく立ち回れない人は後悔することになります。
コミュニケーションがあまり得意でない人には毎日苦痛との戦いになります。

関連記事:社内SEの大変さ5選と向いてる人の特徴【社外SEとの業務比較からも解説】

【後悔3】最先端の開発スキルや実務経験を積みたい人

3つ目の後悔する人の特徴は「最先端の開発スキルや実務経験を積みたい人」

業務内容で説明した通り、社内SEは「調整役」
システムの開発ではなく関係者の間に入って調整を担うのがメイン業務です。

つまり、高度なITスキルや次世代のプログラミングスキル。
システム開発にかかわる技術を積みたい人にとっては後悔することになります。

関連記事:社内SEを辞めたい?つらいなら転職すべき3つの理由とおすすめの転職先

【後悔4】ジェネラリストではなくスペシャリスト向きの人

4つ目の後悔する人の特徴は「ジェネラリストではなくスペシャリスト向きの人」

社内SEはとにかく業務の幅が広いのでも有名です。
もちろんPGなどのエンジニアも業務量・幅・裁量は広いです。

しかし社内SEは、「雑務」が多いのも事実。
その最たる業務が社内従業員に対する「ヘルプデスク」

実際、社内SEを募集する求人票をみると、

  • 荷物の受け取り・管理など、カンタンな雑務も担当します。
  • 運用保守をメインに、その都度ヘルプデスク業務や雑務に対応します。

上記以外にも備品の整理や調達。
総務部が行うような雑務も社内SEは担当することも多々あります。

つまり、社内のジェネラリスト人材が社内SEということ。
スペシャリスト志向で一つを極めたい人にとっては後悔することになりそうです。

関連記事:一点集中型の人に向いてる適職10選【求人の探し方と向いてない仕事も解説】

【後悔5】安定より挑戦できる開発環境で成長したい人

そして5つ目の後悔する人の特徴は「安定より挑戦できる開発環境で成長したい人」

基本的に社内SEのイメージは「守りのIT」
「腰を落ち着けてゆったりと働きたい」という人に人気の職種です。
(出典:日経クロステック「2021年の転職市場を予測」

日本企業もIT投資を行う多くの目的が「コスト削減」
米国企業のように「攻めのIT投資」という認識は薄いのが現状です。

つまり、社内SEを取り巻く環境は守りが主流。
積極的に攻める開発環境に身を置きたい人には物足りなさも否めません。

関連記事:IT業界に特化したおすすめ転職エージェント15選【未経験から転職する方法も解説】

後悔どころか需要あり!社内SEの将来性は明るい理由

ここまで社内SEに後悔する人の特徴を解説してきました。

社内SEのメイン業務は「調整役」
コミュニケーションも多く、理不尽な板挟みにもあう苦しい仕事です。

ただ社内SEの将来性で考えれば非常に明るいといえます。

なぜなら、社内SEの需要は近年増加しているからです。
需要が増える理由の一つに「システム内製化」の動きがあります。

特に以下3つの観点から企業の内製化は進んでいます。

企業が積極的に進める内製化の動き

  1. DX推進
  2. システム開発のコスト削減
  3. 情報セキュリティのリスク管理強化

実際、上流工程の内製化はDX推進と相関関係あり。
IT人材白書によるとDXに取り組む企業の『41.9%』が上流の内製化を進めていると報告。

そして内製化が進めば、IT人材(社内SE)の確保も活発になります。
(出典:パソナキャリア「DX推進に伴う社内SEの転職市場と求められる人材とは?」

つまり、社内SEの需要はDXを進める全ての産業に当てはまるということ。
今後も社内SEの人材需要は活況を呈することが経済市況からもうかがえます。

関連記事:儲かる仕事おすすめ12選!10年後の未来でも儲かる職業と衰退業界の違いも解説

社内SEに後悔しないためのおすすめ転職先(業界・産業)

DX推進によって、全産業に社内SEの必要性・重要性は広まっています。
ただ需要があるとはいえ、業界選定を間違えば後悔する結果が待っています。

なぜなら、業界によって労働環境は異なるからです。
同職種であっても異業界というだけでWLBが崩れる可能性は高いです。

実際、業界が違うだけで年収は大きく異なります。

給与面だけでなく待遇面でも違いはみられます。
つまり、社内SEに後悔しないためのおすすめ転職先(業界・産業)の見極めが重要だといえます。

では具体的にどの業界だと後悔しないのか?
将来性の観点からピックアップすると以下3つがおすすめです。

今後も将来性のあるおすすめ業界3選

  • IT業界
  • インターネット広告業界
  • ゲーム・エンタメ業界

さらに絶対に入らないほうがいい業界もあります。
詳しくは以下関連記事をご覧ください、客観的情報を用いて詳しく解説しています。

関連記事:絶対に入らないほうがいい業界6選と特徴【今後危ない業界の見分け方も解説】

エンジニア転職に強いおすすめの転職支援サービス9選

転職活動に成功

「社内SEの将来性や今後の需要から転職したい!転職に強い支援サービスはありますか?」

  • 社内SEに後悔する人の特徴
  • 社内SEの将来性は明るい理由
  • 社内SEに後悔しないためのおすすめ転職先

上記情報を確認し社内SEに転職を決意した方へ。
エンジニア転職に強いおすすめの転職支援サービスがあります。

その転職支援サービスが「転職エージェント」
ここでは以下目的別におすすめの転職エージェントをご紹介していきます!
(以下クリックすると知りたい情報から読み始められます)

【現役社内SE向け】おすすめ転職支援サービス

まず【現役社内SE向け】おすすめ転職支援サービスについてです。

おすすめの転職エージェントは「マイナビIT AGENT

社内SE求人紹介は1人あたり「58件」
大手からベンチャーまで幅広い求人を揃える特化型エージェントです。

\エンジニア経験者向け転職エージェント/
『マイナビIT AGENT』にまずは無料登録する
※マイナビのプロモーションを含みます。

【現役エンジニア向け】おすすめ転職支援サービス5選

次に【現役エンジニア向け】おすすめ転職支援サービス5選についてです。

まずは転職エージェントの比較表をご覧ください。
順番にサービスの特徴や強みなど情報を詳しく解説していきます。

転職エージェント比較表
(公開求人数)
ITエンジニア
求人数
社内SE
求人数
ITコンサル
求人数
特徴・強み
レバテックキャリア
(12,360件)
12,360件
(100%)
602件
(4.9%)
577件
(4.7%)
ITエンジニアが利用したいNo.1
転職で270万円年収UPの実績あり
アクシスコンサルティング
(153件)
-件
(-%)
-件
(-%)
153件
(100%)
IT業界・外資系のコンサル転職特化
シニアコンサル以上入社実績数No.1
TechClipsエージェント
(114件)
114件
(100%)
1件
(0.9%)
31件
(27.2%)
関東首都圏に特化したエンジニア専門
年収500万以上&事業会社の求人が豊富
ギークリー -件 -件 -件 求人数:30,000件以上
※2024年1月時点、非公開求人を含む
社内SE転職ナビ
(1,024件)
976件
(95.3%)
976件
(95.3%)
93件
(9.1%)
社内SE特化転職メディア
社内SEの求人紹介1人あたり7.3社

※2021年9月調査時点の情報

ちなみに転職に成功した人は「平均4.2社」利用しています。
つまり、複数に登録して転職活動を進めたほうが転職の成功率は上がるということです。

【おすすめ1】転職者の約77%が年収アップに成功の「レバテックキャリア」

公式サイト:https://career.levtech.jp

サービスの特徴・強み

  • ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1の経験者専門エージェント
  • 保有求人7000件以上のうち8割以上が年収600万円以上のハイクラス求人
  • 紹介可能な企業は大手IT企業からWeb系企業、スタートアップまでを幅広く網羅
  • 専門性の高いアドバイザーによる職務経歴書やポートフォリオ作成のアドバイス
  • 技術課題や面接の対策、就労後のフォローなどのエンジニア転職を徹底サポート

利用に向いている人

  • 20代後半~40代前半のIT/Web系エンジニア経験者
  • 現職以上のスキルアップ&年収アップを実現したい方
  • 関東・関西・九州の首都圏在住の方

【おすすめ2】ITコンサル転職に特化した「アクシスコンサルティング」

公式サイト:https://www.axc.ne.jp

サービスの特徴・強み

  • IT業界・外資系企業のコンサル転職に特化した転職エージェント
  • 20,000名以上の転職志望者と5,000名以上の現役コンサルを支援
  • アクセンチュアなど総合系コンサルティングファーム転職に強みあり
  • コンサル業界各社とのパイプが強く独自の求人も多数保有
  • (パイプがあるため、書類審査や面接前後に候補者を推薦できる)

利用に向いている人

  • 20代~30代のエンジニアなどのIT系人材や現役コンサルの方
  • エンジニアからITコンサルに転身したい方
  • BIG4など超有名企業に転職したい方

【おすすめ3】高年収&高待遇の求人のみを扱う「TechClipsエージェント」

公式サイト:https://agent.tech-clips.com

サービスの特徴・強み

  • 扱う求人は500万円以上のみで約4,500件の豊富な求人情報を保有
  • 紹介可能な企業は自社サービスを持つ事業会社に特化
  • 経験豊富なエンジニアがキャリアコンサルタントを担当

利用に向いている人

  • 3年以上実務経験を持つ現役エンジニアの方
  • 関東首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)で転職活動をしている方

『TechClipsエージェント』公式ホームページはこちら!
【TechClipsエージェントの評判が気になる方はコチラの記事をご覧ください】

【おすすめ4】驚異のマッチング率を誇るIT特化型「ギークリー(Geekly)」

公式サイト:https://www.geekly.co.jp

ギークリーの特徴・強み

  • IT・Web・ゲーム業界特化の転職エージェント
  • 希望条件を分析しマッチングを科学
  • 業界特化のキャリアコンサルティングが徹底サポート

利用に向いている人

  • 20~40代のIT、Web、ゲーム業界経験者の方
  • 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の一都三県在住の方
  • 都心での転職を希望している方

『ギークリー』にまずは無料会員登録する
【ギークリーの評判が気になる方はコチラの記事をご覧ください】

【おすすめ5】社内SEの転職に特化したメディア「社内SE転職ナビ」

公式サイト:https://se-navi.jp

社内SE転職ナビの特徴・強み

  • 転職支援実績約15,000人&紹介可能企業数約4,000社
  • 選べる3つのサービス(カジュアル面談/キャリア面談/オンライン面談)
  • 転職セミナー&座談会を随時開催中

利用に向いている人

  • 45歳未満のエンジニア経験者の方
  • 関東圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)/関西圏(大阪・京都)の勤務を希望する方

『社内SE転職ナビ』公式ホームページはこちら!
【社内SE転職ナビの評判が気になる方はコチラの記事をご覧ください】

【エンジニア未経験向け】おすすめ転職支援サービス3選

そして【エンジニア未経験向け】おすすめ転職支援サービス3選についてです。

プログラミングスキル習得に最適な方法が「プログラミングスクール」

今では多くのスクールがリリースされています。
中でも転職成功率が9割を超える優れた支援サービスをご紹介します。

未経験からITエンジニアに転身!転職成功率9割超のおすすめプログラミングスクール3選

社内SEは向いてないなら後悔する前に考えたいキャリアプラン

ここまでの情報を確認してみて、

忙しい人

「社内SEは、私には向いてないかも。。」

このように考える人も少なくありません。
仕事には必ず向き不向きがあって社内SEがすべてではありません。

そんな現役エンジニアの方を対象に。
最後に社内SEは向いてないなら後悔する前に考えたいキャリアプランについてもご紹介していきます。

【そもそも】仕事の向き不向きが分からない場合

そもそも「仕事の向き不向きが分からない場合」

  • 仕事の向き不向きが分からない
  • 強みや弱みが客観的に把握できない
  • 将来どんなキャリアを歩めばいいか迷っている

将来のキャリアに迷う人は多くいます。
それら原因の多くは「自己分析」できていないことが挙げられます。

自己分析とは己の強みや得意を理解すること。
強みが分かれば、向いてる仕事や将来のキャリア形成も自ずとみえてきます。

ただ自己分析のやり方に不安を覚える方は多いです。
なぜなら、自己を客観的に分析し理解するのは至難の業だから。

ではどうすればいいのか?
自己分析のやり方に不安を覚える方は、プロのキャリアコーチングに相談するのが賢明です。

自己分析に迷ったらまずは気軽に相談をおすすめします。
一人で迷うより誰かに相談するだけで悩みは解消されることは多々あります。

無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。

自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選

【プラン1】エンジニアとしてスキルアップしたい場合

まず「エンジニアとしてスキルアップしたい場合」
以下の観点から社内SEにおすすめの転職先をご紹介していきます。

エンジニアとしてスキルアップしたい場合

  • 社内SEで得た経験やスキルが活かせる
  • 調整役より開発者よりの仕事に就ける
  • 様々なシステム開発・アプリ開発に携われる

Webエンジニア

まず1つ目が「Webエンジニア」

Webサービスのシステム開発に特化したエンジニアのこと。
SEが設計した仕様書に沿ってWebシステムの開発を進めます。

なので社内SEで経験した上流工程のスキルが生きてきます。

またWebエンジニアの職種は大きく2つ。
「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」に分かれます。

使用される言語は、フロントエンドが「HTML」「CSS]「JavaScript」
バックエンドが「PHP」「Ruby」「Java」「Python」など頻度が高いです。

いずれも汎用性の高い言語で他にも移植できるメリットがあります。
つまり、一度身につければエンジニアとしての市場価値向上が期待できます。

SIer

2つ目の転職先が「SIer」

顧客からシステム開発を請け負う企業のこと。
実際に開発に携わるのは企業に所属するSEが担当します。

社内SEとSIerの関係でいえば要件定義の際にコミュニケーションを取る機会が多いです。

なので管理からシステム開発へ。
社内SEからSIerへ転職する割合も多いといえます。

またSEのエンジニア職種として重要なのは以下4つになります。
「アプリケーション」「ネットワーク」「セキュリティ」「データベース」

SIerの上流工程(営業やコンサル)で要件定義付け。
仕様書が決まれば開発部隊にシステム開発の依頼が回ってくる流れです。

機械学習エンジニア

3つ目の転職先が「機械学習エンジニア」

AIの中でも機械学習に特化したエンジニアのこと。
人工知能を活用したサービスの開発・設計を行います。

使用する言語は「Ruby」、「PHP」、「Python」、「Java」
プログラミング初心者でも習得しやすい、かつ汎用的な言語が用いられます。

なので社内SEの知見を活かしつつエンジニアとしてのキャリアを積むことも可能です。

フリーランスエンジニア

そして4つ目の転職先が「フリーランスエンジニア」

会社に所属せず個人でシステム開発を担う仕事。
社内SEからフリーランスエンジニア転身も可能です。

フリーランスエンジニアになるにはエージェント登録が必要です。

登録後、案件の紹介を受けてシステム開発に参画。
案件もプログラミングスキルのレベルに合わせて選べます。

高単価案件多数掲載!フリーランスエンジニアへの転身におすすめエージェントサービス&案件情報サイト3選

ただ全くプログラミングスキルがないと転身は厳しいのが現状です。

プログラミングを独学で一から学ぶにも効率が悪すぎます。
フリーランス転身を実現させたい方はプログラミングスクールの受講がおすすめです。

社内SEとしての経験やスキルはすでに備わっています。
あとはプログラミングスキルのみ習得できれば晴れてフリーランスの道が拓けます。

未経験からプログラミングスキル習得!おすすめオンラインスクール3選

【プラン2】エンジニア以外にキャリアチェンジしたい場合

次に「エンジニア以外にキャリアチェンジしたい場合」
以下の観点から社内SEにおすすめの転職先をご紹介していきます。

エンジニア以外にキャリアチェンジしたい場合

  • 社内SEの経験とスキルを活かしキャリアチェンジさせたい
  • プログラミングスキルより個々の専門スキルを身につけたい
  • 調整役ではなく客観的に評価できる市場価値を高めたい

ITコンサルタント

まず1つ目の転職先が「ITコンサルタント」

企業の抱える課題をIT戦略から解決する仕事。
ヒアリングから課題を抽出し適切なシステムの導入等を進めます。

ITコンサルとSEの共通項は「ヒアリング⇒課題解決」
解決する手段も助言なのかシステム開発なのかが違うだけで本質は同じです。

つまり、社内SEで培われたスキルを活かしつつスキルアップに繋がる仕事といえます。

データサイエンティスト

2つ目の転職先が「データサイエンティスト」

膨大なデータ(ビッグデータ)を抽出・分析する専門家。
活用されるデータはサービス開発や経営の意思決定など様々。

いまやデータの収集、活用はビジネス発展に重要な意味を持ちます。

急成長を遂げたGAFAの強みもまさに情報収集力。
様々なデータを収集し、デジタルサービスの創出から業容を拡大させています。

日本でもビッグデータの重要性は政府資料でも言及されています。
つまり、今後ますます需要が高まる職種の一つがデータサイエンティストといえます。

Webマーケター

3つ目の転職先が「Webマーケター」

Web戦略を策定し企業の売上を拡大させる仕事。
プロモーション戦略からブランディング構築までWebを使ったマーケ施策を担います。

身につくスキルはマーケティングやWeb戦略。
社内SEと同じくコミュニケーションを多用する仕事になります。

Webデザイナー

4つ目の転職先が「Webデザイナー」

Webメディアのデザインやデータ分析を担う仕事。
クライアントとのヒアリングから要望通りの成果物を生み出します。

身につくスキルはWebデザインやヒアリング力。
社内SEで経験したITベンダーとの折衝力や調整力も生きる仕事です。

まとめ:社内SEに後悔するのは開発に専念したいプレーヤー

社内SEに後悔する人の特徴とおすすめの転職先に関する情報をまとめてきました。

改めて、社内SEに後悔する人の特徴をまとめると、

社内SEに後悔する人の特徴

  1. ベンダーとの折衝よりシステム開発に携わりたい人
  2. 社内コミュニケーション(調整)が苦手な人
  3. 最先端の開発スキルや実務経験を積みたい人
  4. ジェネラリストではなくスペシャリスト向きの人
  5. 安定より挑戦できる開発環境で成長したい人

社内SE(ITエンジニア)転職に特化!経験者向けおすすめ転職エージェント3選

とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
将来のキャリア選択に迷ったらプロのコーチングに依頼するのがおすすめです。

「どう生きたいか?」でキャリアを決める転職トレーニングサービス。
無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。

自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選