【無能ではない】INFPは社会不適合?嫌われる性格?生きづらい3つの理由と生き方

「INFP」とGoogle検索してみると以下の関連語がヒットしました。

「infp 社会不適合」
「infp 生きづらい」
「infp クズ」
「infp 嫌われる」

落ち込む人

「ネガティブなワードばっかり・・・infpって仕事できない社会不適合な性格の持ち主なの?仕事をしていく自信を失う。。」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「MBTIでINFP型と診断され自分らしい生き方を模索している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. なぜINFPは社会不適合で嫌われる性格といわれるのか
  2. INFPが仕事上で生きづらいと感じる3つの理由
  3. 【仕事選び】INFPの生き方は自分にあった職場を見つけること

心理学者ユングのタイプ論をもとに開発された心理検査「MBTI」

検査結果は全部で16タイプ(16通りの性格分類)
そのうちの一つが今回社会不適合などネガティブワードで検索される「INFP」

なぜINFPは社会不適合やクズなどネガティブに思われるのか。
仕事上で生きづらさを感じる理由からINFPの生き方を考察していきます。

たかひろ@一人起業家たかひろ@一人起業家

「INFP型と診断されて自信を失っている方、今後どのように仕事を選べばいいのか不安を抱いている方は、参考にしてみてください!!」

本記事のポイント(INFPは社会不適合?)

結論からいうと、INFPは社会不適合でも無能でもありません。

INFPが生きづらさを感じる原因。
それは、生きづらい場所を自分で選んでいるのが最大の原因です。

INFPは、マイペースで内向的な理想主義者なあまり周囲に勘違いされやすい。
勘違いされやすくコミュニケーションも噛み合わない場面が散見されるためです。

でもINFPの強みを活かせる仕事はあります。
ただその仕事・職場が何なのかをまだ理解していないだけなのです。

INFPの理想郷は行動から勝ち取れます。
しかし行動なくして、理想の生き方・働き方を手に入れることはできません。

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なぜINFPは社会不適合で嫌われる性格といわれるのか

以下のようにSNSやネット掲示板でも多くの悩みが寄せられています。

落胆する人

「MBTIでinfpと診断されたのですが、コメントなどを見てみると発達障害だとか、社会不適合だなどのコメントしか見当たらないんですけど、自分はこの先生きていけるんでしょうか。とても不安です」
引用: 「Yahoo!知恵袋」

なぜINFPは社会不適合で嫌われる性格といわれるのか

それには特徴的な性格と心理状態が関係しています。
MBTIの指標(I/E,S/N,T/F,J/P)とINFP型を取り巻く環境から理由と結論を客観的にまとめていきます。

全人口の4%しかINFP型は存在しない

まず、人口比で見た時にINFP型は極めて希少タイプといえます。
それは全人口の4%しかINFP型は存在しないことがアメリカの調査結果で明らかとなっているからです。

全人口のわずか4%を占めているだけで、残念ながら、誤解されていると感じることが多いかもしれません。しかし、同じ考えを持つ人々を見つけて共に過ごす時、そこで感じる調和が、仲介者型にとって、喜びやインスピレーションの泉となるのです。

「希少タイプ」と聞くとどこか優越感にも浸れますが。
しかし、希少がゆえに周りからは「物珍しく」見られ、本人からすれば息苦しさを感じます。

同調圧力の強い日本において、集団の中で浮く存在は排除されがちです。
その証拠に上記記述の内容通り、同じINFPとの交流においては生きがいを感じられます。

つまり、96%のその他大勢からすれば僅か4%のINFPは社会不適合と勘違いされがちなのです。

関連記事:職場の人間関係で孤立し毎日が怖いあなたに【原因と4つの対処法】

INFPは誤解されやすい性格の持ち主

次にINFPの性格について考えたいと思います。
先に特徴的な性格を挙げるとINFPは誤解されやすい性格の持ち主です。

それはなぜか?MBTIの以下4つの指標から心理的側面が浮き彫りになります。

  • E.外向 or I.内向(エネルギーの方向)
  • S.感覚 or N.直観(知覚の方法)
  • T.思考 or F.感情(判断の方法)
  • J.判断的態度 or P.知覚的態度(外界との接し方)

4つの指標と2つの極をかけた16通りに性格分類したのが「MBTI」
このうち、性格の傾向を表す指標が「S/N」と「T/F」になります。

そして、INFPの「NF型」は以下のような性格特徴があります。
(参考情報として極にあたる「ST型」も記載します)

「NF型」の特徴 【N.直観】
・理想主義者
・現在より将来
・ひらめきを重視
・可能性について言及
【F.感情】
・感情的である
・影響を受けやすい
・周囲の反応が気になる
・好きか嫌いか
「ST型」の特徴 【S.感覚】
・現実主義者
・未来より現在
・堅実さに重きを置く
・事実について言及
【T.思考】
・論理的である
・意志が強い
・論理的に考える
・厳格な印象

上記の特徴から分かるのはNF型の性格は「理想を追い求める理想主義者」
表現方法は豊かで自らの純粋な意思に導かれ、感情のままに物事を判断します。

ただ未来志向型のあまり日常生活では、しばしば以下のような勘違いが起きます。
(S/Nの特徴を捉えたやり取り)

S:今何時?
N:もう少しで到着する。
S:いや、聞きたいのは時間だよ。
N:目的地はすぐそこだから間に合うよ。
S:だから、時間を教えて!
N:あと5分で到着するって!

「S」は事実(今何時か?)を確認したい。
それに対し「N」は将来(目的から逆算し起こること)のことを考え伝えます。

つまり、「S」と「N」では考える視点が全く異なるということ。
そのため、コミュニケーションでは勘違いが起きやすく、誤解されやすい性格と呼ばれがちです。

関連記事:マイペースな人に向いてる仕事12選【自分のペースでできる仕事・職種に転職】

仕事では独創的で相互の価値観を重視

さらにINFPの仕事上での特徴をまとめます。
以下の性格特徴から仕事では独創的で相互の価値観を重視する傾向が強いとされています。

【MBTI】INFP型 I.内向 N.直観 F.感情 P.知覚的態度
特徴 ・大勢より少数
・一人の時間が必要
・趣味に凝る
・心の内面を意識
・理想主義者
・現在より将来
・大局観で抽象的
・ひらめきを重視
・感情的
・影響を受けやすい
・好きか嫌いか
・周囲の反応が気になる
・マイペース
・計画が苦手
・フレキシブル
・優柔不断

何をするにも独創的で嘘偽りない姿勢で取り組み、締め切りが柔軟な仕事を好みます。自分の中に深い意味や真実を見つけることに興味があり、社会の期待に応えるよりも、自分自身に正直でありたいと考えています。しかし他人を批判することはなく、誰もが自分の道を見つけ、それに従うべきだと信じています。

非常に独創的で自身の価値観を大事にするマイペースな性格。
しかし、他者の価値観も同様に尊重する共感能力の高さを持ち合わせます。

つまり、他者への思いやりと柔軟な思考が強みです。
もっというと、クリエイティブな素養がINFPには身についているといえます。

ただ集団生活が苦手な典型的な内向型人間(I)
そのうえ、マイペースで計画性がなく(P)感情で情報処理(F)するため、どこか掴みづらい印象を与えかねません。

関連記事:【INFPの適職12選】特徴と強みからINFP型の向いてる仕事・職業を分析

INFPは無能でなければ社会不適合でもない

INFPは希少タイプで勘違いされやすい傾向にあります。

しかし同じタイプとの環境では生きがいを感じます。
さらに、仕事でも独創的かつ共感能力の高さが強みとして挙げられます。

つまりINFPは無能でなければ社会不適合でもありません。

生き生きと働ける環境は存在します。
性格特徴から強みを活かせる仕事・適職は必ずあります。

ただまだ、その環境の存在に気づいていないだけなのです。

関連記事:社会不適合者に向いてる仕事9選【特徴と就職や転職で環境も変わる】

INFPが仕事上で生きづらいと感じる3つの理由

ここまでINFPの性格や特徴をまとめてきました。

INFPには他にはない仕事上の強みもあります。
強みを必要とされる環境や活かせる職場は必ずあります。

しかし、INFPは生きづらいと感じてしまう。
INFP本人はなぜ生きづらさを覚えてしまうのでしょうか。

ここからはINFPが仕事上で生きづらいと感じる3つの理由を主観でまとめていきいます。

【理由1】理想主義者であるがゆえ現実的ではない

INFPは「理想を追い求める理想主義者」
夢追い人とも捉えられ、空想の世界に浸るのが好きな性格の持ち主です。

ゆえに現実的ではない思考回路が苦しめる理由になっています。

独創的なアイデアや発想は思い浮かぶ。
それも突然、何も前触れもなく訪れて行動に移そうとします。

しかし、現実的ではないため失敗も増えます。
その上繊細なため、結果自己嫌悪に陥りやすい傾向があります。

この自己嫌悪のループがINFPを苦しめる理由の一つになります。

関連記事:HSP(感受性が強い)に向いてる仕事36選【長所を活かした適職選びを解説】

【理由2】大人数の場ではストレスになりがち

さらにINFPは典型的な「内向型人間」
大人数より少人数や特定の人間と1対1で関わることを好みます。

そのため、大人数の場ではストレスになりがちです。
小さなコミュニティの中で一つの価値ある目的にのみ集中する傾向があります。

会社でも複数人のチームで動く仕事の場合。
ストレスを抱く上、勘違いされやすい性格から強みを活かすことは難しくなります。

関連記事:内向的で仕事が辛い原因はたった1つ【内向型人間に向いてる適職15選】

【理由3】共感力が高いあまり人間関係に疲れがち

INFPの「IFP型」は思いやりに溢れ利他的な精神を持ちます。
愛情深く寛大で他者への感情を示し、興味関心を向ける傾向があります。

しかし、共感力が高いあまり人間関係に疲れがちな反面も持ち合わせています。

他者の些細な感情の移り変わりも気になる。
繊細で内向的な性格も拍車となって自身の言動が気になる。

その結果、職場での人間関係に気苦労が絶えなくなり生きづらさを感じてしまいます

関連記事:人間関係の良い職場の特徴8選【転職から職場を変えるだけでQOLは上がる】

【仕事選び】INFPの生き方は自分にあった職場を見つけること

ここまでのINFPの特徴をまとめると、

INFPの特徴

  • INFPは人口比4%の希少タイプ
  • 周りにいないタイプのため社会不適合と思われがち
  • 性格特徴でも勘違いされやすいコミュニケーションが多い
  • 理想主義者で共感力が高いため大人数の環境では生きづらいを感じる
  • しかし同じタイプとの環境は喜びやインスピレーションの泉となる
  • さらに独創的かつ未来志向はクリエイティブな才能の持ち主

結論、INFPが生きづらさを感じる原因。
それは「生きづらい場所を自分で選んでいる」のが最大の原因です。

勘違いされやすくコミュニケーションも噛み合わない場面が散見されるためです。

しかし仕事上でも類まれな才能の持ち主です。
そして同じタイプ、同じ思考を持つ者同士の環境ではポジティブな感情が生まれます。

つまり、仕事選びにおいてINFPの生き方は自分にあった職場を見つけることが何より重要といえます。

仕事選びに困ったらプロに相談が鉄則

仕事に悩む人

「INFPが生きづらさを感じる原因は分かったけど、そもそも強みを活かせる仕事がどんな職場かが分からない。。。」

どんな仕事を選べばいいのか分からない。
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「餅は餅屋」という言葉があります。
この言葉の通り「仕事選びは仕事選びのプロ」に相談するのが鉄則です。

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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

客観的に自分自身の強みを調べる方法

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職場・会社選びに失敗したくないときの対処法

そして職場・会社選びに失敗したくないときの対処法もあります。

職場選びもINFPにとっては重要な要素の一つ。
選び方一つで、生きづらさを感じてしまう原因となります。

結論からいえば、ブラック企業を徹底排除した転職エージェントを利用することです。

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まとめ:INFPは社会不適合でも無能でもなく勘違いされやすい性格

INFPが社会不適合や嫌われる原因と生きづらい理由に関する情報をまとめてきました。

改めて、INFPが仕事上で生きづらいと感じる理由をまとめると、

INFPが仕事上で生きづらいと感じる理由

  1. 理想主義者であるがゆえ現実的ではない
  2. 大人数の場ではストレスになりがち
  3. 共感力が高いあまり人間関係に疲れがち

INFPは社会不適合でも無能でもありません。
マイペースで内向的な理想主義者なあまり周囲に勘違いされやすい性格になりがちです。

でもINFPの強みを活かせる仕事はあります。
ただその仕事・職場が何なのかをまだ理解していないだけなのです。

INFPの理想郷は行動から勝ち取れます。
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