「やりがいのある仕事に就きたい!でも、そもそもやりがいって何?やりがいのある仕事って何?なにをしたいのか分からない・・・」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「やりがいのある仕事を探している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- そもそも「やりがいのある仕事」とは何?
- やりがい=価値観の見つけ方
- やりがいのある仕事ランキングTOP10
「やりがい」と聞いて、あなたは何を想像しますか?
このブログにたどり着いた「あなた」は何かしらの「仕事のやりがい」を探している途中と察します。
でも、衝撃的な事実を先にお伝えすると、「やりがいのある仕事」なんてものは存在しません。
この理由と具体的にやりがいに繋がる仕事をランキングトップ10でご紹介していきます!!
「今まさにやりがいを模索中の方は参考にしてください。「やりがい」の正体と仕事上では非常に重要な要素として働いているエビデンスまで示しながら解説していきます。」
そもそも「やりがいのある仕事」とは何?
まず初めに「やりがいのある仕事」とは何なのかについて解説していきます。
「やりがいのある仕事」の正体と現代社会における仕事上のやりがいに関するデータを以下の順番で示していきます。
- 内に秘めた湧き出る価値観
- 仕事上での最たる原動力は「やりがい」
- しかし仕事にやりがいを感じる人は極端に少ない
- 自己分析からやりがいを見つける
内に秘めた湧き出る価値観
まず、「やりがいのある仕事」とは何なのか?
この漠然とした問いについて解説します。
よく転職希望者の中には、「やりがいを感じない」「やりがいが分からない」と回答する人が非常に多くいます。
しかし、そもそもの話をすると「やりがいのある仕事」なんてものは存在しません。
この理由については、転職サービス大手の「マイナビ転職」が分かりやすく解説されていましたので以下に引用します。
「こんな商品をつくれたら、友達もみんな便利になるだろうな」「こんなサービスに携われば、親の世代も喜んでくれるだろうな」と、考えを広げていきます。こうして何かを提供することで得られる報酬、これを「やりがい」と名付けることで、やりがいとは会社や仕事そのものがもともと持っている性質ではなく、自分の中から湧き出てくる価値観であると言うことができます。
つまり、「やりがいのある仕事を探す」というよりも「あなたの大事にする価値観が何なのか?」を認識する事が先決と言えます。
なので、「やりがいのある仕事は存在しない」と言えるわけですね。
「え?じゃあ、私は何をやりがいにすればいいの?価値観って考えた事もない・・・」
とはいえ、すぐに価値観を認識するのも難しい話。
そこで、次に世の中の社会人がどれくらいの割合でやりがいを必要としているのか。
どんな理由でやりがいと感じているのか?について調べてみたいと思います。
関連記事:【驚愕】日本人の熱意は世界最下位?30代で仕事にやる気が出ない時の対処法
仕事上での最たる原動力は「やりがい」
まず、どれくらいの社会人が仕事上で「やりがい」を求めているのか。
この割合を大手転職サービス「エン・ジャパン」が公表する「仕事のやりがいと楽しみ方」調査から調べてみたいと思います。
以下のグラフをご覧ください。
【仕事において、やりがいは必要だと思いますか?】
約9,000人の「エン転職」利用者にネットアンケートを実施。
結果は「96%」もの大多数が「仕事上でやりがいは必要」と回答。
さらに、「やりがいが必要だと思う理由」についても以下の通り回答が並んでいます。
【やりがいが必要だと思う理由を回答してください】
男女ともに最大の理由は「仕事そのものが充実するから」
他にも「成長感が得られる」や「存在価値の実感」など、自己にフォーカスした内容がほとんどです。
先ほどやりがいは価値観だと説明しましたが、もっと具体的に説明すると。
人がそれぞれ“こうなりたい”という「自己実現の達成」を得るために欠かせないファクターになっていると推察します。
つまり、大多数の人がやりがいは必要と感じており、仕事をやる上で大きな原動力になっていると言えます。
関連記事:「転職=悪いこと」という危険な思い込み【古い考えは捨てて即退職】
しかし仕事にやりがいを感じる人は極端に少ない
しかし、悲しい事に現代社会において仕事にやりがいを感じる人は極端に少ないのが現実です。
組織づくり・組織強化の支援サービスを提供する「株式会社タバネル」が公表する調査結果で明らかとなっています。
以下グラフをご覧ください。
20~59歳の会社員177人にインターネット調査を実施。
この結果によると、自分の仕事にやりがいを「感じている」割合が「35.6%」
「どちらとも言えない」「当てはまらない」「全く当てはまらない」と回答した割合が「64.4%」
つまり、半数以上の社会人が現在やりがいを持って仕事に就けていない現状が浮き彫りとなっています。
それだけ「やりがいのある仕事(=大事にしたい価値観)」を探し切れていない、難しいということになります。
関連記事:大企業はつまらない?それとも楽しい?【大事なのはやりがいを持つこと】
やりがい=価値観の見つけ方
「やりがいは仕事上では必要な要素であるのはよく分かったけど、とはいえ、私にとってのやりがいや自己実現って何なのかまだ分からない!」
やりがいは仕事ではなく、価値観によってもたらされる自己実現の産物であることを解説してきました。
まだ漠然としている方も多いかと思います。
「やりがいのある仕事」を探す前にあなた自身の価値観や自己実現が一体何なのか?探す方法をご紹介します。
自己分析からやりがいを見つける
それは「自己分析」する事です。
自己分析をする事であなた自身の趣向や大事にする価値観までも見えてきます。
「自己分析のやり方がイマイチ分からない・・・」
自己分析のやり方については、アメリカの教育学者であり研究者の「ドナルド・E・スーパー」が提唱する「14の労働価値」が参考になります。
1.能力の活用 – 自分の能力を発揮できること
2.達成 – 良い結果が生まれたという実感
3.美的追求 – 美しいものを創りだせること
4.愛他性 – 人の役に立てること
5.自律性 – 自律できること
6.創造性 – 新しいものや考え方を創りだせること
7.経済的価値 – たくさんのお金を稼ぎ、高水準の生活を送れること
8.ライフスタイル – 自分の望むペース、生活ができること
9.身体的活動 – 身体を動かす機会が持てること
10.社会的評価 – 社会に仕事の成果を認めてもらえること
11.危険性、冒険性 – わくわくするような体験ができること
12.社会的交流性 – いろいろな人と接点を持ちながら仕事ができること
13.多様性 – 多様な活動ができること
14.環境 – 仕事環境が心地よいこと出典: 「働く理由 99の名言に学ぶシゴト論。」戸田智弘 著 ディスカバー・トゥエンティワン刊
この中からあなたが大事にしているorしたいものを探します。
それが、あなたにとっての仕事上の価値観に等しいことになります。
中にはやりがいより給料や年収を選択する方がいますが、全ての状況においてお金を選ぶのは危険です。
その理由とどんな状況下でお金を選ぶべきなのかについて、以下関連記事で詳しくまとめていますので参考にしてください。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・転職で「やりがい」と「給料」どちらを取るべきか悩んでいる方に ・結論とその選ぶ理由 ・転職活動者が重視するポイント ・目的を叶えるための …
転職のプロに相談する
探しきれない方は転職のプロに相談するのも方法の一つです。
転職のプロとはつまり「転職エージェント」の事。
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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
やりがいのある仕事ランキングTOP10
自己分析が済んだ方に、ここからは実際のやりがいのある仕事をランキング形式でまとめていきます。
ここでは、私の主観によるランキングではなく客観的なデータを用いて信憑性を担保しつつご紹介していきます。
その客観的なデータというのが大手人材紹介サービス「エン・ジャパン」が公表する「仕事のやりがいと楽しみ方調査」
この調査内容に公表された「仕事においてやりがいを感じる事」から適した職業や仕事のTOP10をご紹介していきます!
1位:お礼や感謝の言葉をもらえる仕事
最もやりがいのある仕事は「お礼や感謝の言葉をもらえる仕事」
この内容に当たる仕事(職業)は、
・医療関連(介護職、看護師、歯科衛生士)
・教育関連(保育士、学校教諭、塾講師)
・ファッション関連(美容師、ネイリスト)
など対面でのコミュニケーションが多い職業に見られます。
私は転職前に勤めていた企業でサービスの現場と管理部門の両面に携わった経験があります。
間違いなく、対面でやり取りするコミュニケーションが多い職場の方が感謝はされやすいです。
一方、管理部門は正確に資料を作成しても感謝されません。それが当たり前だからです。
むしろ数字を間違ったり、違った資料を出した時に激昂されることばかり・・・
人から感謝されたり、笑顔を届ける仕事にやりがいを見出せる方は、これらの仕事は間違いなく天職だと思います。
感謝される仕事に就くためには転職エージェントの「リクルートエージェント」を使うのがおすすめです。
なぜなら、ジャンルに捉われない幅広い求人を扱っていることと専門職(医療、教育)に関する求人にも強いからです。
2位:仕事の成果が認められる仕事
次に多いのが「仕事の成果が認められる仕事」
この内容に当たる仕事(職業)は、
・研究職(大学教授、ポスドク、研究員)
・メディア関連(出版、報道、ライター)
・映像関連(テレビ、映画、制作)
・音楽関連(アーティスト、プロデュース)
など実力主義、あるいは成果物を生み出して世の中に広く認められる仕事に多く見られます。
認められなければ淘汰される職業でもあり、アウトプットには繊細なまでのこだわりと情熱を注ぎます。
そんな職人気質の仕事にやりがいを見出せる方に相応しい職業かと思います。
これらのITやメディア関連の仕事に就きたい方は転職エージェントの「マイナビエージェント」を使われるのがおすすめです。
マイナビエージェントは、IT・ゲーム・WEB・クリエイティブ関連職種に強い転職エージェントとしても有名です。
きめ細かい支援と50万人の転職利用実績から名実ともにトップクラスの転職支援サービスと言えます。
※マイナビのプロモーションを含みます。
3位:目標を達成できる仕事
第3位は「目標を達成できる仕事」
この内容に当たる仕事(職業)は、
・不動産関連(建築、インテリア)
ほぼ全ての職業において目標は掲げられます。
その中でも特に上記はノルマや業績評価の指標、ゴールまでの目標が作りやすい職業に多く見られます。
具体的目標があれば人間は動きやすいです。
目標に向けての道筋、導線を自ら生み出し、動ける人材にとっては天職と言えます。
これらの仕事を探す時は転職エージェントの「doda」を利用するのがおすすめです。
キャリアコンサルタントとの二人三脚の転職活動から内定獲得に向けて、手厚いサポートを受ける事が出来ます。
私もdodaの紹介で受けた企業からいただいた内定先企業に転職しました。
4位:仕事をやり遂げられる仕事
第4位は「仕事をやり遂げられる仕事」
この内容に当たる仕事(職業)は、
・車両運転関連(タクシー運転手、バス運転手)
など与えられた業務をやり遂げることで評価される仕事に多く見られます。
また、どこまでやればいいのか?業務量も明確で自身の努力次第でも業績を上げやすい特徴があります。
これらのタクシー運転手の求人を探す際は、無料転職支援サービスの「タクQ」がおすすめです。
『タクQ』公式ホームページはコチラ!
5位:自分の成長を感じられる仕事
第5位は「自分の成長を感じられる仕事」
この内容に当たる仕事(職業)は、
・フィットネス関連(インストラクター、パーソナルトレーナー)
上記のように特に自己の成長が新記録として現れたり、選手を支えるサポーター側にも多く見られる仕事です。
また、大衆向けのフィットネスクラブに通う一般人向けのパーソナルトレーナーでも個人の成長を喜びに変えられる人は、自分の成長と重ねてやりがいにつなげる事も出来ます。
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6位:興味のある仕事
第6位は「興味のある仕事」
まずは、何に興味があるのか?
今までの経験をもとに自己分析を今一度行うのがおすすめです。
興味を持った仕事があなたにとってのやりがいに繋がる仕事です。
自己分析に自信がない方は「ポジウィルキャリア」に相談するのがおすすめです。
この先の将来をどう生きたいのか?
心から納得しうるキャリア形成のためのパーソナルトレーニングを実施。
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キャリアに迷ったらまずは気軽に相談をおすすめします。
なぜなら、一人で迷うより誰かに相談するだけで悩みは解消されることが多々あるからです。
7位:社会貢献が実感できる仕事
第7位は「社会貢献が実感できる仕事」
この内容に当たる仕事(職業)は、
・社会課題
上記に取り組む仕事に多く見られます。
例えば「医療従事者」。医師や看護師、介護士もこれらに含まれます。
また、広い視野で見ると温暖化は世界が注目する環境問題。
自動車の普及で排ガスが大気中に増えて、オゾン層が壊され温暖化の原因の一つとされます。
つまり、近年普及が加速する電気自動車など温暖化対策に寄与する自動車の研究開発に携わるのも環境問題に取り組む一環とも言えます。
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8位:尊敬できる人と一緒に出来る仕事
第8位は「尊敬できる人と一緒に出来る仕事」
どの企業においても尊敬できる人の一人や二人は出来ます。
私がこれまで勤めてきた企業で特に尊敬できる人に出会える確率が高かったのが
大企業ではなくベンチャー企業を選ぶ人の多くは信念を持っています。
企業のビジョンに共感し、社長の人柄や手腕に魅了され、多くの素晴らしい人材が集まります。
急成長するベンチャー企業は特に尊敬できる人が多く集まると私は思います。
関連記事:ベンチャー転職は後悔する?【大企業との違いから向き不向きを解説】
9位:新しい事にチャレンジできる仕事
第9位は「新しい事にチャレンジできる仕事」
この内容に当たる仕事(職種)は、
・新規事業関連(経営企画、M&A)
ベンチャー企業は特にチャレンジできる環境が揃っています。
若くして事業部の部長に昇格するケースも少なくない。
私も入社1年目でIRに就く事ができ、多くの投資家との面談を通して、企業の財務状況を知るきっかけができました。
また、新規事業に携わる事でも新しい事へチャレンジが出来ます。
その最たる職種が経営企画やM&A推進室。何でも屋とも呼ばれる職種で常に変化と進化が楽しめる方はやりがいにつながります。
関連記事:【新卒でベンチャー企業は危ない?】やめとけと言われる不安な理由と見極め方
10位:チームで出来る仕事
第10位は「チームで出来る仕事」
会社員である以上、全ての仕事はチームで取り組み、成果を上げます。
これらに関しても、興味のある仕事と同じく、まずはどんな仕事にやりがいを見出せるのか?
自己分析を改めて実施した上で、業界や職種を選ぶのがベストです。
関連記事:経理の転職に強いおすすめエージェント&サイト15選【転職に失敗しない全ノウハウ】
まとめ:やりがいのある仕事の探し方をランキングで紹介
やりがいのある仕事に関する情報をまとめてきました。
改めて、記事のポイントをまとめると、
- やりがいとは人それぞれが持つ価値観に依存する
- 仕事上での価値観とは「自己実現の達成」
- つまり、まずは自己分析から価値観を見出す必要がある
- その上で「やりがいのある仕事」を探すのがベスト
「やりがい」という漠然とした要因を明らかにし価値観を見出す方法まで解説してきました。
そして、ランキング形式で「やりがいのある仕事」をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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