「勤務地に不満がある・・・勤務地を理由に転職してもいいのかな?他にも同じ境遇で転職した人はいる?転職時の注意点などあれば教えてほしい!」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「勤務地が不満で転職を考えている方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 勤務地に不満を抱く人の割合
- 勤務地に固執すると満足度が下がる
- 勤務地の不満を解消する対処法
- 対処法でも解決しないなら「転職」一択
あなたは、勤務地に満足していますか?
「希望する勤務地ではない」「通勤時間が長い」「ライフスタイルに合っていない」「家族との時間が取れない」
様々な理由で「勤務地」に不満を持つ方が多くいます。
でも実は日本だけでなく世界で見ても同じように不満を抱く労働者が多いことをご存知でしょうか。
勤務地への不満を抱く人の割合や不満を解消する方法と注意点をまとめていきます。
確かなエビデンスデータと転職経験のある当ブログ管理人の体験談も交えながら解説していきます!
「今まさに勤務地に不満を抱き、転職を考えている方は参考にしてみてください。」
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勤務地が不満で転職したいあなたに
勤務地が不満で転職したいと考えるのはあなただけではありません。
多くの労働者、求職者が抱える悩みです。
勤務地など労働環境へ不満を抱く人の割合とその原因。
そして転職を考える際に、注意すべき点など以下の順番で解説していきます。
- 勤務地に不満を抱く人の割合
- 通勤時間が長いと幸福度が下がる
- 【体験談】勤務地での辛い経験
- ただ仕事上ではさほど重要ではない
- 【注意点】勤務地を理由に転職は危険
勤務地に不満を抱く人の割合
まず勤務地に不満を抱く人の割合についてです。
割合については、大手人材紹介会社リクルートホールディングスが公表する以下「20代、30代大卒の入・転職実態に関する調査」で明らかとなっています。
上記の調査結果によると日本はダントツで「労働条件や勤務地への不満(16.7%)」を理由に退職しています。
さらに、日本のみならずアジア圏のほとんどで同じ理由で退職している事もデータから明らかとなっています。
特に韓国は日本と並んで「16.0%」もの割合で勤務地への不満を抱いているようです。
この結果からも分かるように、勤務地への不満は多くの人が抱える悩みです。
決してあなただけの特別な感情ではないという事が分かります。
ではなぜ勤務地に不満を抱くのか?
理由の一つに「通勤時間の長さ」が関係しています。
関連記事:通勤時間が1時間半は長い?きつい?【短く改善できない理由と1つの根本解決策】
通勤時間が長いと幸福度が下がる
勤務地への不満の中に「通勤時間の長さ」が挙げられます。
この通勤時間が長いと幸福度が下がるという調査結果が米世論調査会社ギャロップより発表されています。
通勤時間が長いことによって、
- 満員電車に長時間揺られる
- 時間の有効活用が出来ない
- 朝早く起きなければならない
上記のように様々なネガティブ要因が増長し幸福度が下がってしまっています。
現在の東京や日本の通勤時間の平均はどれくらいなのか?
そしてリスクや通勤時間の有効活用術なども詳しく確認したい方は以下関連記事もご覧ください。
あなたの現在の通勤時間はどれくらいですか? 実は、通勤時間の無駄を省けば人生の幸福度は上がることをご存知でしょうか? このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・通勤時間が長くて毎日ストレスになっている方に ・ …
【体験談】勤務地での辛い経験
私の勤務地に関する体験談をお話しておきます。
転職早々に相当辛い経験をしていますので、何かの参考になれば幸いです。
転職エージェントの利用もあって転職活動を初めて2週間で現職の企業から内定を頂くことが出来ました。
採用時は東京本社勤務。ただ、世界展開するグローバル企業ということもあり海外勤務もチャンスとして起こりえる企業でした。
入社して数か月間は東京の本社で経理として勤務。
その後、経理の業務改善、RPA化の推進が全社的に推し進められ、私は経理セクションを主に配属する山口勤務となりました。
当初は新たなチャレンジできる環境、前職のベンチャー企業では経験できなかった大規模プロジェクトに参画できるとあって期待に胸躍らせて山口へと向かいました。
しかし、現実とは全く違うものが待っていました。
単身赴任という形で勤務していたため、東京へ帰ることも月に4回だけ。
私自身、結婚2年目の新婚ともまだ説明出来る家庭環境で山口への単身赴任はとても辛く、過酷な生活が待っていました。
また、私たち夫婦にはまだ子供もいません。
子供も望んでいるため、単身赴任という雇用形態では上手くコントロールする事も難しいという現実も味わいました。
幸い、山口勤務は私の直談判もあって半年間で勤務を終えて東京へと戻ってくることが出来ました。
しかし、1~2年という長期間にわたって勤務地が東京以外、かつ月に数回しか帰って来れないような状況では家庭環境は悪化の一途を辿っていたと感じています。
もし、あなたが家庭を持つ旦那や妻であれば勤務地は慎重に検討した方が良いでしょう。
最初は気にしないかもしれませんが、時間が経つにつれて状況は悪化する一方です。
より詳しい勤務地の辛い経験、不満を以下関連記事でまとめています。
今まさに悩まれている方は何かの参考になるかと思います。ぜひご覧ください。
生涯で経験しない人もいる「単身赴任」 しかし、単身赴任の生活はあなたの想像以上に過酷で辛いものが待っています。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・単身赴任中もしくはこれから経験する方に ・単身赴任は想 …
ただ仕事上ではさほど重要ではない
勤務地に対する不満は日本に留まらず世界でも抱かれる悩みです。
しかし、仕事をする上では勤務地はさほど重要ではないこともエビデンスから明らかになっています。
先ほどと同じ調査結果をご覧ください。
「仕事をするうえで大切だと思うもの」という問いに対して、最も回答が多かったのは「高い賃金・充実した福利厚生」
肝心な勤務地については、日本は「20.7%」と下から数えた方が早いほどランクを下げています。
この結果から私なりの考察として。
- 入社当初の優先順位は賃金や福利厚生(勤務地は考慮せず)
- しかし会社の異動や転勤によって勤務地が重要であることに気づく
- さらにライフスタイルの変化に合わせて労働環境を見直した結果勤務地への不満が高まった
つまり、入社前と後の「ギャップ」が大きな原因ではないかと推察します。
関連記事:【退職で後悔】前の会社・仕事に戻りたい!未練がある時の3つの解決策
【注意点】勤務地を理由に転職は危険
ただ勤務地を理由に転職を考えるのは危険です。
それは、実際に転職を果たすもその後の満足度に大きな変化がみられたからです。
大手人材紹介サービスを手掛ける「マイナビ転職」が転職経験者1,200人を対象に調査した「転職先を選んだ理由ランキング」と「転職先を選んだ理由別満足度ランキング」の結果から明らかとなっています。
【転職先を選んだ理由ランキング】
1位:15.2%「前職より給与が上がったから」
2位:11.3%「経験・スキルが生かせる仕事だと感じたから」
3位:10.8%「希望の仕事だったから」
4位: 8.8%「希望の勤務地だったから」
5位: 7.0%「希望の業界だったから」
「希望の勤務地だったから」転職先を選んだ人の割合は「8.8%」で4位。
なかなかの上位にランクインしていますが、しかし、以下の転職後の満足度を見てみると。
【転職先を選んだ理由別満足度ランキング】
1位:72.9%「会社業績・安定性に魅力を感じたから」
2位:70.2%「希望の業界だったから」
3位:69.2%「希望の仕事だったから」
4位:63.7%「前職より給与が上がったから」
5位:63.5%「前職より労働時間が短かったから」
6位:62.1%「休日・休暇が安定して取れる環境だと感じたから」
7位:61.4%「自身が成長できる環境だと感じたから」
8位:53.6%「土日に休める環境だったから」
9位:53.3%「希望の勤務地だったから」
10位:50.3%「経験・スキルが生かせる仕事だと感じたか」
問題の「勤務地」については満足度ランキングはなんと9位。
この理由について見てみると、
【転職者の声】
勤務地は満足だが、給与が下がったことが不満【キャリアアドバイザーの声】
「通勤が便利になった」「地元で働ける」という声がある一方、「どちらでもない」という回答割合がやや高いなど、勤務地を優先しすぎた結果、満足度が下がってしまったケースも。
勤務地を優先するあまりその他の重要な条件について疎かになってしまった結果満足度は下がった。
つまり、転職を考える際には「勤務地」だけでなく「その他の条件」についても慎重に考えた上で総合的に判断する必要があります。
関連記事:【体験談】現役経理の私が転職活動から内定獲得までの軌跡を赤裸々告白
【転職を考える前に】勤務地の不満を解消する対処法
勤務地への不満から転職に急ぎ、結果満足度が下がるケースもあります。
まずは転職を考える前に勤務地の不満を解消する対処法を施す事が大切だと私は考えます。
その対処法についてご紹介していきます。
【対処法1】望むライフスタイルが何かを考える
今現在のライフスタイルから何が最も重要で優先順位が高いのかを考えましょう。
もし、あなたが独身なのか家族持ちなのかによっても状況は大きく変わってきます。
独身であれば少しでも通勤時間を短くし勤務地にこだわるのもありでしょう。
しかし、家族持ちであれば子供を養う必要があるため給料や年収を意識する必要が出てきます。
このライフスタイルに合わせて何を優先すべきか、悩まれたら以下関連記事もご覧ください。
考える上で大切にすべきことを詳しくまとめていますので、何かの参考になれば幸いです。
こんな疑問、悩みに答えます。 このブログでは、以下の内容で記事を書いていきます。 ・転職で「やりがい」と「給料」どちらを取るべきか悩んでいる方に ・結論とその選ぶ理由 ・転職活動者が重視するポイント ・目的を叶えるための …
【対処法2】上司に相談する
もし転勤や出向によって勤務地が変更になったしまった場合上司に相談しましょう。
あなたの今のライフスタイルから勤務地が厳しい事。
その他の理由から勤務地を変更できないか交渉して見るのが良いでしょう。
関連記事:【上司が合わないから転職?】辞める前の対処法と退職決意の判断基準は1つ
関連記事:使えない嫌いな上司の5つの特徴と対策【ストレスを抱えない付き合い方】
【対処法3】部署異動を出す
上司に相談するだけでなく部署異動願いを出すという方法もあります。
部署によって務める勤務先が異なる会社も多くあります。
まずは人事部へ確認してみて、勤務地の不満が解消できるのであれば行動に越したことはありません。
関連記事:異動希望は通らないのが当り前?【理由と部署異動したい時の伝え方と書き方】
対処法でも解決しないなら「転職」一択
- 【対処法1】望むライフスタイルが何かを考える
- 【対処法2】上司に相談する
- 【対処法3】部署異動を出す
ここまで勤務地の不満を解消する対処法を解説してきました。
もし上記の対処法では解決しない場合。
最後の方法は「転職」一択となります。
転職で望むライフスタイルを勝ち取ることは可能です。
ここからは転職活動を行うにあたって知っておきたい情報や内定率アップの優れたサービスなど転職に向けた具体的な行動をご紹介していきます。
【行動1】市場価値の把握
転職活動を行うにあたってあなたの市場価値を客観的に把握しておくのがおすすめです。
なぜなら、市場価値を確認することで客観的にあなた自身への需要が分かり、活動の方向性が見えてくるからです。
さらに、何が不足して何を補うべきかの今後のライフプランが立てやすくなります。
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調べることで自信になり、今後の転職活動の有効なツールとして役立ちます。
【行動2】企業の情報収集
転職にあたって求人企業の情報収集は必須です。
なぜなら、勤務地だけではない情報を収集し転職後の満足度を意識しなければ、また転職する羽目になるからです。
企業の情報収集には「口コミ」が役に立ちます。
その中でも30万件以上の口コミが掲載された情報サイト「転職会議」の利用がおすすめです。
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また、ホワイト企業の見分け方については以下関連記事をご覧ください。
関連記事:ホワイト企業・優良企業の見分け方18選【探し方と転職におすすめの方法】
【行動3】転職のプロに相談する
内定アップのためにも転職のプロに相談しましょう。
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転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】
まとめ:勤務地への不満は転職活動時の情報収集で解決可能
勤務地への不満と転職する際の注意点をまとめてきました。
改めて、記事のポイントをまとめると、
- 勤務地への不満は世界的にも多い
- ただ勤務地ばかりに固執すると転職時の満足度は下がる
- 転職を決意する前に出来る限りの行動を取る
- それでも解決しないなら転職が最もおすすめ
多くの従業員が勤務地に不満を持っています。
しかし不満を抱くだけでは何の解決にも繋がりません。
現在の勤務地に不満があるなら。
全てはあなたの行動次第。
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とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
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