いい会社と悪い会社の見分け方とは【転職成功に欠かせない7つの条件】
疲れた人

「またしても転職に失敗した・・・良い会社と悪い会社の見分け方ってないの?幸せになれる仕事・会社ってどんな条件で満たされるの?教えてほしい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「もう転職に失敗したくない方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. いい会社と悪い会社の見分け方
  2. 良い会社と悪い会社を見分ける具体的な7つの条件
  3. 転職に成功する最も大切な事

転職の全てが成功する訳ではありません。

慎重に企業を選んだにも拘らず悪い会社に入社。。
結果、その後の人生不幸ということも起こりえます。

就職も転職も気をつけるべきは、会社の見分け方を養った上で活動する事が非常に重要となってきます。

しかし、多くの人がこの「見分け方」と幸せになれる「条件」を知らないまま活動しているのが実情です。

このブログではエビデンスと当ブログ管理人の転職経験を交えて、転職に成功するノウハウをご紹介していきます!!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「今まさに転職活動に踏み切ろうとしている方は、活動前に知っておくべき情報を多く載せていますので、ぜひ今後の転職活動にお役立てください。」

ブラック企業を徹底排除!おすすめ転職エージェント3選

良い会社と悪い会社の見分け方とは?

まず初めに良い会社と悪い会社の見分け方について解説していきます。

ここでは、いくつかの見分け方の方法をご紹介していきます。
定番の方法から定量的な情報から見分ける方法まで、以下の順番で網羅的に解説していきます。

今から覚えるだけでも役に立つ実践的な内容になっているかと思います。ぜひ参考にしてみてください。

  • 【定番】転職したい企業ランキング
  • 【評判】口コミからリアルな声を確認
  • 【データ】人事情報から定量的に判断
  • 【情報収集】転職のプロからリサーチ

【定番】転職したい企業ランキング

まず見分ける方法のど定番が「転職したい企業ランキング」を確認する方法です。

大手人材紹介サービス「doda」が公表するビジネスパーソン約5,000人に聞いたアンケート調査。
「もし転職するなら、どの企業に転職したい?」という問いに対する答えがランキング形式で公表されています。

上位企業が転職したい会社=良い企業という事になります。

以下がランキングの一部になります。

1位:グーグル(投票数:5261)
2位:トヨタ自動車(投票数:5184)
3位:楽天(投票数:2334)
4位:ソニー(投票数:1525)
5位:アマゾンジャパン(投票数:1490)
6位:全日空(投票数:1444)
7位:キーエンス(投票数:902)
8位:パナソニック(投票数:853)
9位:三菱商事(投票数:736)
10位:アップルジャパン(投票数:733)

選ばれる理由は、待遇ややりがい、QOLの向上など様々な観点から選ばれています。
実際に働いてみての結果から見えてくるランキングでもあるため、再現性は極めて高いかと思います。

ただ、全ての人に当てはまる訳ではないため、より一般的な方法もご紹介していきます。

関連記事:やりがいのある仕事ランキングTOP10【理由と見つけ方・探し方】

【評判】口コミからリアルな声を確認

誰でも確認できる方法が「口コミからリアルな声」を確認する方法。

確認方法は企業の口コミが集約、掲載された「転職会議」を利用することで“リアルな声”が見えてきます。

「転職会議」には、実際に働いた社員によるリアルな声や転職活動を通じて経験した体験記など「300万件」にのぼる口コミが載せられています。

利用方法でおすすめなのは、気になる求人企業を見つけた時に「転職会議」で検索。
求人など定性的な情報だけでは見えてこない“企業の内情”を確認した上で転職活動を進める方法です。

これにより、効率的かつあなたの望む条件にマッチしているかの判断材料の一つになります。
無料登録から利用できますので、ぜひ転職活動前の事前準備にご利用ください。

東証プライム上場企業の『リブセンス』が運営するサービス【転職会議】
登録会員数は「700万人以上」。企業で働く社員、元社員が実際に働いて感じた口コミ「300万件以上」を掲載!掲載企業数も「400万社」を超えている豊富な情報が満載。登録料、利用料は一切かからず、無料会員登録後すぐに口コミ検索から企業の内部を知ることができます!失敗しない転職を叶えたい方におすすめの口コミサイト。求人情報も「17万件以上」を掲載し、口コミを見ながら求人も合わせて閲覧できる非常に便利なサービスになります。

【データ】人事情報から定量的に判断

データから見分ける方法が「人事情報」から定量的に判断する方法。

人事情報で最も有効なデータが、会社の「離職率」および「勤続年数」

離職率が高い企業は、ポジティブな理由よりネガティブな理由の退職が重なって上昇してしまいます。
また、勤続年数が短い企業も労働環境への問題や求職者とのミスマッチが原因で短くなってしまうケースが多くなります。

つまり、会社を離れる理由が以上に高い場合は注意が必要になります。

確認方法は「就活四季報」や上場企業が開示する「有価証券報告書」に平均勤続年数が記載されています。

ちなみに「転職したい企業ランキング」で2位にランクインした「トヨタ自動車」
トヨタの平均勤続年数は「15.7年(2019年3月31日現在)」となっています。

関連記事:ホワイト企業・優良企業の見分け方18選【探し方と転職におすすめの方法】

【情報収集】転職のプロからリサーチ

能動的に情報を収集する方法も効果的です。
その最たる方法が「転職のプロ」からリサーチする方法。

転職のプロとは「転職エージェント」のこと。

転職エージェントには業界に精通したコンサルタントを多く抱え、求人企業の定性情報だけでなく内情までも教えてくれます。

求人企業と何度も濃いコミュニケーションを図っているからこそ出来る業で社内で働く従業員よりも情報通な方も多くいます。

そのため、口コミや企業ランキングなどの定番の見分け方を一通り試してみて、気になる企業が見つかれば、転職エージェントに相談してみるのも“答え合わせ”になっておすすめです。

転職エージェントはただ求人を紹介するだけのサービスではありません。
求職者の希望に沿った会社、仕事を的確に紹介してくれ、濃いアドバイスまで提供してくれます。

転職活動時には必須のサービスと言えます(登録料も一切かからない無料)
複数転職エージェントを登録するのでも大丈夫(むしろ常識)ですので、ぜひ利用してみてください。

ブラック企業を徹底排除!おすすめ転職エージェント3選

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事も合わせてご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

良い会社と悪い会社を見分ける具体的な7つの条件

良い会社と悪い会社の見分け方について解説してきました。

ここからは良い会社と悪い会社を見分ける具体的な7つの条件についてまとめていきます。

7つの条件を紹介するにあたり参考にしたのはメンタリストdaigoさんが公開するYouTube動画「今すぐ転職すべき職場ランキングTOP7~心身崩壊するブラック企業の特徴」

条件に当てはまる企業は就職も転職も控えた方が良いでしょう。
もし、勤め先の企業が条件に当てはまる場合は転職をおすすめします。

見た目だけで企業を判断しても実際に就職してみると不幸になってしまう確率はググっと上がりますよ。

【条件1】労働環境

言わずもがな「労働環境」の違いが良い、悪いの条件に当てはまります。

分かりやすい例が「長時間労働を強いる企業や職場環境」

現在、「働き方改革」の推進によって、時間外労働(つまり残業)の上限規制が以下の通り設けられています。

残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。
臨時的な特別の事情があって労使が合意する場合でも、以下を超えることはできません。

・年720時間以内
・複数月平均80時間以内
・月100時間未満

上限規制以上に働かせる企業は完全ブラックです。
働き方改革を無視して労働を強いる企業に勤めていたらすぐに転職しましょう。

関連記事:【入社しないほうがいい会社】特徴10個と見分け方をランキングで解説

【条件2】仕事の裁量

与えられた仕事でどこからどこまでできるのか?
どれほどの決裁を与えられているかの指標が「仕事の裁量」

裁量が多ければ多いほど、業務をコントロールできます。
さらに、仕事へのモチベーションややりがいへと繋がります。

つまり、与えられた裁量によって仕事を通した幸福度も高まるという事です。

一方、裁量が全くない業務、例えば「指示されるがままにしか出来ない業務」
従って、自分の意思では決められない業務が多い場合はストレスの温床になりやすいとされています。

中には指示される業務だけをしたい、という方もいるかと思います。
しかし、そのような仕事では給料や年収は上がることなく、将来の幸福度も上がらないでしょう。

関連記事:【悲劇】割に合わない仕事は人生の幸福度を下げる話【即転職を推奨】

【条件3】仕事上の役割

ふとした時に「この仕事は何のためにしているのか」思ったことはありませんか?
この「仕事上の役割」が不明確な場合、やりがいやモチベーションへの弊害となります。

転職する際、「会社のビジョン」は非常に重要になります。
なぜなら、仕事そのものはどの会社に所属しても同じことができるから。

会社の目指すべき方向性や意義、サービスの内容に社会貢献といった「存在意義」を掲げる必要があります。

これらのビジョンに共感し多くの社会人が入社を決めていきます。
しかし、会社のビジョンも不明確で、さらに与えられた仕事も責任の所在が不明では、力を注ぐべき方向を見失ってしまいます。

方向性が定まらなければ、自ずとモチベーションは下がり、仕事への幸福度も結果的に下がります。

まずは会社のビジョンに共感できるかどうか。
ビジョンが曖昧な場合は、転職活動時にズバリ聞いてみるのが良いでしょう。

関連記事:仕事は好きでも会社や職場が嫌いだから辞めたい?【←正解!その理由とは】

【条件4】作業負荷

労働環境に近い条件の一つが「作業負荷」

作業負荷とは、時間あたりに与えられた業務量の大小を指します。
つまり、1時間あたりにやらなければならない仕事が多く、明らかに時間内では終われない状況。

これは、明らかに仕事の与え方や企業の体質に問題があります。

もし、日常的に作業負荷の高いやり方を強いられてしまうと心身ともに疲弊してしまいます。
しまいには、うつ病など心の病にまで進行してしまうため、早々に転職する事をおすすめします。

関連記事:仕事量が多すぎ!おかしい!【不公平さの原因とうつ発症前に対策を】
関連記事:仕事の割り振りがおかしい時の対処法は3つ【不平不満をもらす前に】

【条件5】人間関係

退職理由の上位に毎年ランクインする常連が「人間関係」

・使えない上司
・馬の合わない同僚
・生意気な後輩
・意見を聞き入れない傲慢な社長

人間関係の悪化はストレスの原因です。
また、人間関係の悪化は不眠と相関が確認されています。

つまり、人間関係のストレスで睡眠の質が悪くなることが分かっています。

関連記事:人間関係の良い職場の特徴8選【転職から職場を変えるだけでQOLは上がる】

人間関係が明らかに悪い場合は退職代行サービスなど使ってサッサと辞める事をおすすめします。

退職代行サービスは、大手メディアにも取り上げられる話題のサービス。
一切のストレスを感じず、現職から離脱したい方は以下サービス比較表を参考にしてみてください。

退職代行
サービス比較表
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退職代行サービスの内容について詳しく知りたい方は以下関連記事もご覧ください。
関連記事:労働組合の退職代行SARABAユニオンが話題【特徴やサービスを比較】

【条件6】コンフリクト

「コンフリクト」とは「矛盾」という意味を指します。

簡単に言えば「指示系統が曖昧」ということ。
仕事場で先輩から出された指示と上司から出された指示に矛盾が生じたことはありませんか?

片方ではAのタスクが出されたものの、もう片方からはBのタスク依頼が出て困惑。
しかも優先順位も曖昧で、何から手を付ければいいか不明瞭で動きづらくなる。

そのくせ、急がせてくる。
急いでアウトプットするとリクエストと違うと手戻りが発生。

結局何をすべきなのか不明。
結果、進むべき方向性が示されず当事者はフラストレーションばかりが蓄積してしまいます。

関連記事:使えない嫌いな上司の5つの特徴と対策【ストレスを抱えない付き合い方】

【条件7】ローコントロール

ローコントロールとは業務上の制限が多い状況を指します。
裁量権や意思決定権を活かせず、指示の通りに人材を使う会社も存在します。

しかし、人間は遺伝的に成長意欲を持ち合わせた生物。
自身の考えや意思が活かせないまま働いていてはやる気やモチベーションを保つことは困難です。

これらの状況下に置かれた従業員はうつなどの精神疾患の発症率が高まることが科学的に証明されています。

自分は上から言われたことに従うだけで何も決めることができない上に、お客様からは苦情を言われるばかりで、それを上司に伝えても何も変わらず苦しい状況は一切変わらず明日も続く、というような状況で働くと、メンタルはどんどん病んでいくわけです。これらの仕事によるうつ病の発症率が激増します。実際、精神疾患の14%の原因になっているということが分かっています。

抑制された状況では人間らしさを失います。
自由な発想も働く意欲さえも阻害されます。

選ぶべきは「人間らしい生き方ができる会社」

抑圧された環境では人間の幸福度は下がる一方です。

関連記事:『仕事辞めたら人生楽しすぎ』は事実!【でも準備と対策が必要不可欠】

【最重要】転職に成功する最も大切なこと

転職に成功する最も大切なことがあります。

それは将来のライフスタイルを計画しやりがいを見出すことです。

転職は人生において大イベント。
ターニングポイントになることは間違いありません。

そんなイベントを失敗してしまえばその先の人生にも大きな影響をもたらします。

転職の成功を勝ち取るためにも会社選びは非常に重要になります。
そのための将来のライフスタイル、何がしたいのか?キャリアプランや叶えたい夢。

会社員としての将来設計を早いうちから計画しておくことが非常に重要です。

そして、仕事上でのやりがいは何なのか。
仕事の種類はどの企業に所属しても同じことができます。

扱う商材、サービスが異なるだけで手段には変わりありません。
考えるべきは、あなたにとって「仕事とは何なのか?」ということ。

ライフスタイルややりがいを客観的に捉えるのが難しい。
自身の市場価値やどれほどの企業が自分のスキルを求めているのか?確認したい方は診断アプリの利用がおすすめです。

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まとめ:良い会社と悪い会社の見分け方は情報収集が何より大事

良い会社と悪い会社の見分け方に関する情報をまとめてきました。

改めて、本記事のポイントをまとめると、

本記事のポイント

  • 入社前に取り組める見分け方あり
  • 転職活動時に企業の情報収集は欠かせない
  • その際の利用すべきサービスが転職エージェント
  • そして、入社後にも注意したい点は7つある

転職を成功させるためには企業の見た目、定性情報だけでなく内情や定量情報にも目を向ける必要があります。

それらの情報は個人では収集するのは困難な場合が多いです。
その際に便利なサービスが「転職エージェント」

求人企業の内情に詳しくかつアドバイスまで提供してくれます。

転職活動は短期勝負、だらだら活動しても良い企業は見つかりません。
少しでも役立つサービスはとことん使って「失敗しない転職」が迎えられるように行動するのみです。

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