「正社員としての働き方にこだわってきたけど、昨今のリストラ増や賃金上昇が見込めない現実を突きつけられるとこだわることに懐疑的になってきた。。。これからの生き方はどうあるべき?」
こんな疑問、悩みに答えます。
このブログでは「正社員にこだわることに疑問を持つ方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。
- 正社員にこだわる働き方だと人生消耗する話
- さらに同一労働同一賃金施行で正社員の待遇差はなくなる
- 正社員にこだわらない令和時代を生き抜く働き方を解説
あなたは、未だに正社員は安定だと思いますか?
この問いに少しでも不安を覚えるならこの記事を読んでみてください。
正社員にこだわる働き方はもはや時代遅れ。
これからは「多様な生き方が認められる時代」
働き方を自由にかつ選択できるのが令和時代の新しい生き方です。
「当ブログ管理人も実践する働き方になります。また、正社員など雇用形態にこだわる時代はエビデンスからも終焉を迎えつつ時代遅れであることが分かります。令和の新時代に相応しい生き方、ぜひ参考にしてみてください!」
世の中は常に変化し続けています。
「昔」の働き方が「今」では陳腐化するのも至極当然の結果。
正社員というブランド価値も働き方の多様化とともに薄れつつあります。
その最たる理由が「同一労働同一賃金」の施行。
雇用形態の間での不合理な待遇差の解消を目指すのが狙いです。
もはや正社員にこだわるのは時代遅れと言わざるを得ません。
今は働き方を自由に、かつ柔軟に選択できる時代です。
つまり、雇用形態にこだわらない「個人の時代」を生き抜くのが令和の新しい働き方といえます。
正社員にこだわる働き方に疑問を持つ方。
新しい働き方を取り入れてみたい方は、こちらで詳しく解説しています。
正社員にこだわる働き方だと人生消耗する話
早速正社員にこだわる働き方だと人生消耗する話をまとめていきます。
まず大前提として、政府がまとめた報告書によると・・・
2035年には「正社員」や「非正規社員」と区別することに意味を持たなくなると言及。
2035年の企業は、極端にいえば、ミッションや目的が明確なプロジェクトの塊となり、多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属するが、プロジェクトが終了するとともに、別の企業に所属するという形で、人が事業内容の変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。その結果、企業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」のようなスタイルは変化を迫られる。企業に所属する期間の長短や雇用保障の有無等によって「正社員」や「非正規社員」と区分することは意味を持たなくなる。
出典: 厚労省「働き方の未来2035」
この時点でもはや正社員にこだわる理由もメリットも消滅してしまいます。
むしろ、正社員にこだわり続けることのデメリットの方が大きく、リスキーにさえ感じます。。
ただ、残念ながら他にもこだわると消耗する話があります。
働き方も生き方も多様化が加速する現代。
将来のライフスタイルに対する不安だけでなく、足元ですでに起きてる事象も取り上げていきます。
終身雇用も崩壊し「正社員=安定」とは限らない
最も正社員にこだわる理由が「安定」ではないでしょうか。
でも「正社員=安定」はもはや過去の話になりつつあります。
なぜなら、2019年から黒字リストラが増加しているからです。
さらに2020年には新型コロナウイルスの影響で企業業績が悪化し、リストラに拍車がかかっています。
2020年12月7日までに上場企業の早期・希望退職者募集が90社に達した。募集社数は、リーマン・ショック直後の2009年(191社)に次ぐ高水準に押し上がった。
ただ上記リストラが増加する前からすでに、終身雇用の崩壊は足音を立てながら近づいていました。
それは、トヨタ自動車社長の「終身雇用は難しい」発言。
大企業さえも会社員を守れない時代はすぐ近くまで訪れています。
関連記事:【あなたも対象?】大企業リストラで悲惨な末路を辿らない為に今やるべき3つの事
関連記事:【新卒でベンチャー企業は危ない?】やめとけと言われる不安な理由と見極め方
転勤や転籍など会社都合でライフスタイルも安定しない
さらに会社員は転勤や転籍など会社都合でライフスタイルも安定しません。
今に始まったことではなく昔からの話。
会社員である以上、会社の指示は絶対服従が原則。
人事権を振りかざし会社員を都合よくコマのように扱うのが企業の実態です。
ですので、会社員である以上、ライフスタイルの安定は保証されません。
関連記事:転勤のない仕事の探し方とおすすめ職業5選【転勤の目的と多い業界の特徴】
昇給も期待薄どころか平均給与はほぼ横ばい
会社員であり続ける魅力の一つが「給料」
毎月一定額が収入として担保されるのは経済的豊かさをもたらします。
しかし、ここ数年の平均給与の動向を見てみると昇給も期待薄どころか平均給与はほぼ横ばい
リーマンショックが起きた2008年から著しく減少。
その後、紆余曲折しながら2018年には433万円まで回復するも2020年にはコロナショック。
再び下降トレンドへと入り始めています。
過去高水準をマークした460万円台へ戻ることも夢のまた夢。
上るどころか下降トレンドから抜け出せない状況にあります。
関連記事:業務量は増えても給料が上がらない不思議【原因と根本的な解決行動】
業績が悪化すれば正社員であっても賞与なしは起こる
毎月の給与だけでなく賞与も正社員になる魅力の一つ。
しかし、驚くなかれ業績が悪化すれば正社員であっても賞与なしは起こります。
「経営悪化により社員全員ボーナスの支給はない」と上司から説明がありました。そしてこの経験から、正社員でも確実に賞与がもらえるとは限らないことを学びました。
費用圧縮の最初のターゲットになりやすいのがこの人件費。
安泰といわれ続けた大企業でさえ賞与カットは起きてしまいます。
リストラだけは避けれてよかった・・・
とポジティブに捉えることもできますが、不安は尽きません。
まともな待遇も受けられず、しまいには賞与カットも起こりうる正社員に、あなたはまだこだわりますか?
関連記事:「ボーナス出ないから辞めたい」なら即転職を推奨【理由と賞与なしの原因も解説】
さらに同一労働同一賃金施行で正社員の待遇差はなくなる
ここまで正社員にこだわる働き方だと人生消耗する話をしてきました。
正社員としての保障や安定はもはや過去の話。
安定はないのに転勤のリスクや昇給期待は薄いネガティブな実態が未だに存在します。
ただ消耗する話はもう一つ残っています。
それは、根本的に正社員の待遇や地位に大きな影響をもたらす「働き方改革の施行」
それが2020年4月より施行された「同一労働同一賃金」
本施行によって、正社員と非正規社員(契約社員など)の待遇差はなくなることになります。
同一労働同一賃金とは。同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。
本施策の目的は「多様な働き方を自由に選択できるようにすること」
今まで不合理を受けてきた非正規社員の待遇を改善し差をなくすことが目的です。
つまり、雇用形態においても正社員であるメリットが限りなく「無い」に等しくなります。
しかし施行によって影響を受けるのは正社員?
本施策の目的は「待遇差の改善」
非正規社員の待遇を改善することに主眼が置かれた施策です。
実際、大手パーソルグループでは本施策を受けて待遇改善に動いています。
【パーソルテンプスタッフ株式会社の同一労働同一賃金】
2020年4月から追加される予定の待遇をいくつかご紹介します。
・通勤交通費の支給
・半休制度の導入
・慶弔休暇の導入・慶弔見舞金の支給
しかし、あなたはご存知でしょうか。
本施策の対象者は非正規社員だけでなく正社員にも影響を受けることを。
しかも影響はポジティブではなくネガティブな内容。
つまり、正社員の待遇が非正規社員の待遇まで下がる恐れがあるということです。
すでに正社員の待遇を見直す動きを取る企業があります。
それが「日本郵政グループ」、“前代未聞の決断”として当時話題になりました。
日本郵政グループは今年4月、約5000人の正社員が受け取っている住宅手当を段階的に廃止するとともに、非正規社員に対して、これまで認められていなかった一部手当を支給する方針を打ち出した。
なぜこのようなことが出来るのか?
それは本施策に法的拘束力がなく、企業の決断に委ねられるからです。
関連記事:【厳選】ノルマのない仕事5選!辛い数字のストレスで辞めたい方必見
本施行は欧米・欧州ではすでに一般的な働き方
世界に目を向けると働き方の多様化は日本は遅れていると言わざるを得ません。
なぜなら、同一労働同一賃金は欧米・欧州ではすでに一般的な働き方だからです。
以下、欧州と日本におけるフルタイム労働者とパートタイム労働者の賃金水準に関する資料をご覧ください。
資料の見方として、例えばフランスの水準は『89.1%』
約9割とほぼほぼ正社員と同等の賃金がパートタイム労働者(非正規社員)に支払われていることを意味します。
一方、日本の水準は『56.6%』
正社員に比べて、約6割ほどしかパートタイム労働者は支払われていないことになります。
つまり、世界で見ても日本の働き方や労働政策は遅れている実情があります。
(ちなみにアメリカは正社員と非正社員の区別がそもそもありません)
関連記事:仕事は好きでも会社や職場が嫌いだから辞めたい?【←正解!その理由とは】
正社員など雇用形態にこだわるのは時代遅れ
結論、正社員など雇用形態にこだわるのは時代遅れです。
後追いで日本の政策や施策は海外の事例を取り入れています。
その一つが「同一労働同一賃金」であり、すでに企業も導入に向けて具体的に動いています。
つまり、正社員のメリットがなくなるのも時間の問題といえます。
あなたは、現状の動きを指をくわえて待つだけですか?
賢い人はすでに時流に合わせて、先読みし動いています。
それが、正社員など雇用形態にこだわらない生き方=「フリーランス」ということです。
政府がまとめた資料でもフリーランス人口は増加傾向にあると報告。
フリーランスのマッチングサービスの登録者数・取引実績の増加などからはフリーランス人口も増加傾向にあることが推察される。
先読みしている人は会社に縛られない「個人で生きる働き方」=「個人の時代」を見据えています。
・本当にやりたい仕事は何ですか?
・あなたがしたいのは正社員になることですか?
今一度、新たな時代に向けて自分自身に問いかけてみてください。
関連記事:会社員に向いてない社会人は仕事どうすれば?【サラリーマンの特徴から結論は1つ】
正社員にこだわらない令和時代を生き抜く働き方を解説
ここまで日本の働き方改革ならびに世界の労働政策も見てきました。
結論、正社員などの雇用形態にこだわるのは時代遅れと言わざるを得ません。
雇用形態にこだわらない「個人の時代」を生き抜くのが令和の新しい働き方といえます。
とはいえ生き抜く術も手段も持ち合わせてはいない。
そんな方に正社員にこだわらない令和時代を生き抜く働き方を解説していきます。
多様な生き方が存在することに気づく
まずは多様な生き方が存在することに気づくことから始めましょう。
働く上で会社に属することが全てではありません。
先にも紹介した通り、「フリーランス」や「起業」など個人のスキルや経験を活かした働き方は山ほどあります。
ただ、そのような生き方があることを今まで知らなかっただけの話です。
実際に会社に属さない生き方で成功を収めた3名をご紹介します。
【成功事例2】マコなり社長(経営者)
【成功事例3】ぶんたさん(起業家)
様々な分野で活躍される方々です。
以下関連記事にて詳細をまとめていますのでぜひご覧ください。
関連記事:就職しない生き方に憧れるあなたに【起業準備中の私が成功事例とリスクを解説】
食いっぱぐれないスキルが「ITスキル」
多様な生き方があることに気づいたら具体的に行動に移しましょう。
とはいえ「個人の時代」といっても何をすればいいのか?
何から始めたらいいか分からない方は食いっぱぐれないスキルを身に着けることをおすすめします。
そのスキルというのが「ITスキル」
そしてITスキルを用いてIT業界を牽引する「ITエンジニア」に需要が伸びています。
なぜなら、世界でITエンジニア獲得に熾烈な争奪戦が起きているからです。
日本でもIT人材の不足が懸念され「AI戦略」と題し育成を急いでいます。
(参考:食いっぱぐれない資格のはずが将来消える仕事?【大事なのは将来性のある仕事選び】)
つまり、現在最も需要の高いスキルがITスキルといっても過言ではありません。
ITスキルを磨く最短かつ有効な方法が「プログラミング学習」
効果的なカリキュラムが組まれたプログラミングスクールに通うことがスキルを磨く最短ルートです。
今ではITエンジニアへの転職保証付きのプログラミングスクールも多く存在します。
食いっぱぐれないスキルを身に着けたい方。
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複業系パラレルワーカーとしての生き方がおすすめ
順調にITスキルを身に着けたら複業系パラレルワーカーとしての生き方がおすすめです。
複業系パラレルワーカーとは何か?
複数の仕事を持つことです。副業と比較して、収入、要する時間、労力が大きく、限りなく本業に近い仕事といえるでしょう。本業を複数持っているとイメージしてもいいかもしれません。
最大のメリットは働き方が自由(会社に縛られない)
かつ個人のスキルや経験で勝負ができて会社員時代の年収以上の稼ぐも得られる点。
複業系パラレルワーカーを実現できる最もおすすめの働き方が「フリーランスエンジニア」
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もし現職の企業が副業NGの場合どうすればいいか。
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とはいえ「選択的週休3日制」など働き方が多様化する現代。
政府が改革を推し進めるこのご時世でも、未だ副業禁止の会社は時代遅れでやばいと言わざるを得ません。
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関連記事:【厳選】やばい会社の特徴12選!留まっても時間の無駄なので即転職を推奨
正社員にこだわるならこだわりを捨てよ(放下著)
正社員にこだわらない働き方を解説してきました。
ただ中には「どうしても正社員にこだわりたい!」
「非正規、契約社員は嫌だ!フリーランスも向いてない!」
このように考える方もいるかと思います。
そのような方には一つ「禅語」をお伝えします。
それは「放下著(ほうげじゃく)」
つまり正社員にこだわるならこだわりを捨てよということです。
「放下(ほうげ)」とは、投げ捨てる、放り出す、捨て切るの意です。「著(じゃく)」は命令の助辞(じょじ)で放下の意を強める為に用います。「放下著」、すなわち煩悩妄想はいうに及ばず、仏や悟りまでも捨て去る、すべての執着を捨て去れ、すべてを放下せよ!というわけです。
「正社員になりたい!」
この執着に対し「なりたい」ではなく「具体的にどうすればよいのか?」
創意工夫に意識を向けた方が結果に結びつきやすい。
目標や願いの執着を捨てた方がうまくいくと説いた言葉です。
結果(正社員になる)を求めるならこだわりは今すぐ捨てましょう。
「放下著」についての詳細は以下YouTube動画もご覧ください、新たな気づきが得られます。
まとめ:会社を選ぶのではなく仕事を選ぶのが令和の働き方
正社員にこだわる働き方だと人生消耗する話と多様な生き方に関する情報をまとめてきました。
2020年4月から施行された「同一労働同一賃金」
待遇格差の是正が目的のはずが、正社員の待遇を下げる事態も発生。
正社員であるメリットがなくなるのは時間の問題です。
雇用形態にこだわるのはもはや時代遅れ。
これからは会社に縛られることなく個人のスキルや経験を活かす時代の到来です。
現状に気づき先読みして動けるか。
現状の居心地の良さに負けて何も行動せず終わるか。
正社員にこだわる働き方だと「差」はますます広がる一方です。
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とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
仕事選びや将来のキャリアに悩む人は、プロのキャリアコーチングに相談するのがおすすめです。
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無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。
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