メンタルが弱い人に向いてる仕事12選【特徴と続かない原因から適職へ転職】
落ち込む人

「メンタル弱すぎて仕事が手につかない。。いつも不安で何かを心配してしまってる。こんな私でも向いてる仕事や適職ってあるのかな?」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「メンタルが弱い人に向いてる仕事を探してる方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. メンタルが弱い人に向いてる仕事12選とその理由
  2. メンタル弱すぎて仕事が続かない最大の原因
  3. メンタルが弱い人の生き方は得意分野を見つけて適職に転職
  4. メンタルを強くする考え方と習慣

「メンタルが弱いのはデメリットでしかない!」

そうあなたも考えてはいませんか?
しかし、メンタルの弱さは性格特徴の観点から強みでもあります。

デメリットだと感じるのは、ただ強みを活かしきれてないだけなんです。

メンタルが弱い人の特徴や仕事が続かない最大の原因から向いてる仕事を詳しく解説していきます!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「メンタルの弱さや神経症に悩み、苦しんでいる方は、参考にしてください。メンタル弱い性格はデメリットでもなんでもなく、むしろ強みとして仕事上でも活かすことが可能なんです。」

メンタルが弱い人に向いてる仕事12選とその理由

早速メンタルが弱い人に向いてる仕事12選をご紹介していきます。

メンタルが弱い人に向いてる仕事は以下の通りです。

メンタルが弱い人に向いてる仕事

  1. コピーライター
  2. エンジニア
  3. 作家
  4. 翻訳家
  5. 編集者
  6. 脚本家
  7. 小説家
  8. 新聞記者
  9. ブロガー
  10. コラムニスト
  11. フリーランス
  12. ユーチューバー

業界でいえば、マスコミや広告関連、ITが向いてると言えます。

これらの仕事に共通するのは「言葉を使った仕事」
言語能力を活かした仕事がメンタル弱い人には向いています。

ではなぜ、このような結論に至ったのか?
それにはメンタルが弱い人の特徴に結論の理由が隠されています。

メンタルが弱い人の特徴は「神経症的傾向が高い」

「メンタルが弱い」とは、つまり「感情が不安定」だということ。
この感情の不安定さを心理学的には「神経症的傾向が高い」と言います。

具体的な性格特徴を見てみると、

・自己内省的、理知的、意識的である
・執着性が強い
・感受性が強く心配性
・欲望が強い

これらに共通する感情は「不安」
自身の感情をコントロールできず、不安感や考え込み過ぎて鬱っぽくなるリスクもはらみます。

逆に「メンタルが強い」とは「動じない」ということ。
感情が安定していることを指し、仕事においても生産性は上がります。

つまり、物事に対して常に「心配した状態(心配性)」にあるのが「メンタルの弱さ」の正体です。

関連記事:HSP(感受性が強い)に向いてる仕事36選【長所を活かした適職選びを解説】

心配性最大の強みは「言語能力に長ける」

しかし、メンタルが弱い人(心配性な人)にも強みがあります。

それは「言語性IQが高い」
つまり、言語を使った思考力や表現力が高く、文章や勉強が得意ということです。

心配性と言語性IQの高さは科学的にも証明されており、

レイクヘッド大学の研究で126人の学生に不安傾向を測るテストとネガティブ思考を測るテストを行いました。この2つのテストにより不安症や心配性な人を抽出し、その結果とIQテストの結果を合わせてその傾向を確認したものです。IQ自体にそれほど差は確認できませんでしたが、動作性IQと言語性IQの2つに分けると、差が確認されました。心配性な人ほど言語性IQが高く言葉を操る能力が高く、動作性IQは低く作業や運動には向いていないということです。

心配性な人は、過去と未来の出来事を細部に描写する能力に長けているとも言われています。

そのため、動作性IQが高い人以上に細部に注意が向けられます。
結果、強めに不安やストレスを抱いてしまう傾向にあります。

これらの傾向はデメリットに受け止められがちです。
しかし、細かく描写できるのは、注意力や分析力が高く、知能が高いという側面も持ち合わせています。

つまり、細部への注意が必要な言葉を使う仕事がメンタルの弱い人(心配性な人)には向いていると言えます。

言い換えるなら、頭と体を同時にこなす必要のある仕事はメンタルの弱い人には向かないということです。

関連記事:頭を使う仕事でおすすめ職種8選とその理由【もし苦手で向いてない人は転職推奨】

【余談】言語性IQの調べ方

余談ですが、あなたの言語性IQを調べる方法があります。

それが『遺伝子検査マイコード
人間の遺伝子傾向が分かるサービスを株式会社ディー・エヌ・エーの子会社が提供しています。

言語性IQと遺伝子の関係については、以下の遺伝子型を持つ人に傾向があるようです。

・TTの遺伝子型を持つ人は言語性IQが高いタイプ
・TCの遺伝子型を持つ人は言語性IQがそれほど高くないタイプ
・CCの遺伝子型を持つ人は言語性IQが高くないタイプ

言語性IQの高さは言語能力の高さと相関があります。
さらに、現役エンジニアやプログラマーは「TT」の遺伝子型を持つ人が多いようです。

関連記事:パソコンを使う仕事がしたい!おすすめ職業15選【高収入&未経験可を厳選紹介】

メンタル弱すぎて仕事が続かない最大の原因

メンタルが弱い心配性な人は言語性IQが高い。
つまり、言語能力に長け、言葉を操る仕事が得意と言えます。

しかし、仕事が続かない。
そんなメンタル弱すぎて仕事が続かない最大の原因得意なことを活かせていないのが原因です。

もっと言うと、強みや得意なことにまだ気づけておらず、不得意な仕事を選んでしまっているのが原因と言えます。

性格特徴は捉え方次第

メンタルが弱いのも性格の一つです。
しかし、多くの人がメンタル弱い性格はデメリットと捉えます。

メンタルが弱いから、
・すぐに諦めてしまう
・すぐに仕事から逃げてしまう
・すぐ嫌なことに音を上げてしまう

結果、「メンタルが弱い」=「私は仕事が出来ない人間だ」
と勘違いしてしまい、仕事が続かず負のスパイラルに陥ってしまいます。

自身の性格上の弱みばかりに意識が向き、強みを把握できていない。

ですが、性格特徴は捉え方次第でネガティブにもポジティブにもなります。
メンタル弱い性格にも、細部への注意力・分析力が高いという強み(メリット)があります。

関連記事:内向的で仕事が辛い原因はたった1つ【内向型人間に向いてる適職15選】

メンタル弱い性格はデメリットではない

メンタル弱い性格はデメリットでもなんでもありません。

先にもご紹介した通り、メンタルが弱い人ほど心配性な人が多い。
そして、心配だからこそ物事の細部まで描写し、入念な準備を行う性格特徴があります。

この性格は動作性IQの高い人間には真似できない強み。
唯一無二の強みであり、仕事上のメリットとして活かせます。

つまり、メンタル弱い性格をデメリットと捉える人は、
・得意なことが何なのかまだ把握できていない。
・そのため、不得意な仕事を選んでしまい、結果仕事が続かない。

性格特徴もすべては捉え方次第です。
まずは、自分自身の性格を把握し、得意分野は何なのか?見つめ直すことが大切です。

関連記事:器用貧乏に向いてる仕事とは【転職には短所の意識改革と適職探しが重要】

しかし気を紛らわすだけの行動は逆効果

しかし、中には心配や不安を避ける人がいます。
が、このような人たちの気を紛らわすだけの行動は逆効果です。

例えば、金銭面に不安を抱くも気を紛らわすためにギャンブルに走ったり。
健康面で心配する診断が告知されたにも拘らず飲酒に逃げたり。

このように不安から気をそらす行動を心理学用語で「マイナス・ディストラクション」と呼びます。

そして、マイナス・ディストラクションは不安要素の解決行動には繋がりません。

研究者も、マイナス・ディストラクションは一時的に不快な気分から目をそらすだけの効果しかなく、長期的には心配を長引かせる方向に働いてしまうと言われています。

大事なのは自身の行動に気づくこと。
強みのはずが、デメリットにはたらいて逆効果になっていないか。

振返って、マイナス・ディストラクションに陥っていないか客観的に評価するのが大切です。

関連記事:HSPの天職を3つの因子と尺度から解説【失敗しない仕事選び&転職術】

メンタルが弱い人の生き方は得意分野を見つけて適職に転職

仕事に悩む人

「メンタル弱い人ほど心配性で、注意力や分析力が他より長けている強みがあるのは分かったけど、どうすれば自分に合った、得意を活かせる仕事を選べるの?」

ここからはメンタルが弱い人の生き方と仕事の見つけ方についてまとめていきます。

まずは自己分析から得意分野の把握

まずは自己分析から得意分野の把握していきましょう。

メンタルが弱い、という性格は分かっている。
でも、仕事上の得意分野は何なのか把握しきれていない。

そんな方は自分自身を客観的に捉える必要があります。

得意なことが何なのか?
この手法は就職活動時に行った「自己分析」が適当です。

しかし自分自身を客観的に捉えるのは難しく、どうしても主観が情報の精度を下げてしまいます。

ではどうすればいいのか?
自己分析のやり方に不安を覚える方は、プロに相談するのが賢明です。

それが「プロによるキャリアコーチング」

自己分析に迷ったらまずは気軽に相談をおすすめします。
なぜなら、一人で迷うより誰かに相談するだけで悩みは解消されることが多々あるからです。

無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。

自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選

次に的確な求人紹介から適職に転職

自己分析からどんな仕事、職業が向いているのか把握できれば。
次に的確な求人紹介から適職に転職しましょう。

的確に求人紹介を受けるために「転職エージェント」を利用します。

転職エージェントは転職志願者の希望に沿った求人を的確に紹介してくれるサービスです。
他にも、面接対策や書類添削など内定獲得率アップに繋がるサポートまでしてくれます。

サービスは全て無料で受けられます。
これから転職活動を始める方には、利用しない手はどこにもありません。

しかし、エージェントサービスも現在まで数多存在します。
どのサービスを利用すればいいか迷う方も多いことでしょう。

当ブログ管理人は今まで10社の転職エージェントを利用した経験があります。

その中から特にサポートの質の高かった3社を厳選しご紹介します。
転職エージェントは複数社登録することで内定獲得率は格段に上がります。

120%活用して、充実した転職活動にしていきましょう。

無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

メンタルを強くする考え方と習慣

メンタルが弱い人に向いてる仕事と生き方を解説してきました。

「得意分野を見つけて適職に就く」ことが最適解です。
そのための行動として、自己分析と転職エージェントの利用を紹介しました。

ただ、分かっていても転職に躊躇する方がいます。
そこで!ここからはメンタルを強くする考え方と習慣をご紹介したいと思います。

覚悟を決めて行動しなければ豆腐メンタルのまま

落ち込む人

「転職活動に自信がない・・・行動するのが怖い。。」

しかし、行動しなければ何も変わりません。
行動なしにメンタルも強くなるはずがありません。

残念ながら覚悟を決めて行動しなければ豆腐メンタルのままです。

あなたは「出家」という言葉をご存知でしょうか。

出家とは、これまでの生活や家族、友人など修行の妨げとなる世俗の生活を捨て、仏教の修行をすることです。

「私」の思い込みを捨てていくこと。
覚悟を決めて、今までの固定概念や殻を脱ぎ捨てていくことが出家の本来の意味です。

今まさに行動に移せず悩んでいる方は以下YouTube動画をご覧ください。
佛心宗大叢山福厳寺住職の大愚和尚氏がメンタルが弱く覚悟が決まらない方向けに教えを説いてくださっています。

メンタルが弱くなる悪い習慣を止める

落胆する人

「いくら頑張ってもメンタルが強くならない・・・」

そんな方はメンタルが弱くなる悪い習慣を続けている可能性があります。

例えば、
・他人からの評価を気にする
・他人と比較して自己嫌悪に陥る
・他人の顔色ばかり気にしてしまう
・自分は出来ない人間だと卑下する

これらの「悪い習慣」が身についてしまい豆腐メンタルから抜け出せなくなります。

このような方々の対処法は「悪い習慣を止めること」
対処法はいくつかありますが、一つ改善に向けた習慣をお伝えします。

それは「ゲシュタルトの祈り」
ドイツの心理学者フレデリック・サロモン・パールズによって創られた「ゲシュタルト療法(心理療法)」で使われる「祈り」のこと。

詩の内容は以下の通りです。

『私は私のために生き、あなたはあなたのために生きる。私はあなたの期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。そしてあなたも、私の期待に応えて行動するためにこの世に在るのではない。もしも縁があって、私たちが出会えたのならそれは素晴らしいこと。出会えなくても、それもまた素晴らしいこと。』

この詩を毎朝読むだけで心は不思議と落ち着きます。

習慣を変える、止めるだけでメンタルに変化が見られます。
行動にも変化が起きて、ポジティブな思考を作りやすくなります。

メンタルが弱く落ち込みやすい方は、ぜひ実践してみてください。

関連記事:マイペースな人に向いてる仕事12選【自分のペースでできる仕事・職種に転職】

自己肯定感を高める5つの方法を取り入れる

悪い習慣をやめるだけでなく自己肯定感を高める方法も取り入れましょう。

自己肯定感を高める5つの方法は以下の通りです。

①自分の感情を定期的に紙に書きだす
②習慣を作る
③身体を鍛える
④変えられないことを受け入れる
⑤自分に優しい言葉をかける(セルフ・コンパッション)

関連記事:【会社=理不尽が当たり前?耐えるべき?】理不尽な仕事にイライラへの対処法5選

詳細は以下YouTube動画をご覧ください。

まとめ:メンタル弱い人の適職は細部への配慮が必要な「言葉を使う仕事」

メンタルが弱い人に向いてる仕事と続かない原因から適職の探し方まで情報をまとめてきました。

改めて、メンタルが弱い人に向いてる仕事をまとめると、

メンタルが弱い人に向いてる仕事

  1. コピーライター
  2. エンジニア
  3. 作家
  4. 翻訳家
  5. 編集者
  6. 脚本家
  7. 小説家
  8. 新聞記者
  9. ブロガー
  10. コラムニスト
  11. フリーランス
  12. ユーチューバー

メンタルが弱い人に向いてない仕事

  • 頭と体を同時にこなす必要のある仕事

メンタルの弱さはデメリットでもなんでもありません。

ただ、強みに気づけていないだけです。
仕事が続かないのは得意を活かした仕事に就けていないだけです。

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とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
自己分析のやり方、将来のキャリア形成に迷ったらプロに相談が賢明です。

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無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。

自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選