女性が多い職場は疲れる!【その理由5選とメリットや気をつけることも解説】
落ち込む人

「女性が多い職場って疲れる?今転職を考えてるけど避けたほうがいいのかな。万が一女性の多い職場に当たった時の気をつけることもあれば教えてほしい。」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「女性が多い職場は疲れるのかどうか実態を知りたい方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. 女性が多い職場は疲れる理由5選
  2. 女性が多い職場でストレスを感じているあなたに解決策は1つ
  3. 女社会は避けたい!女性が多い仕事5選
  4. 女性の多い職場で気をつけること・対処法3選

「女性が多い職場」と聞いて、あなたは何を連想しますか?

男性なら「モテる」「楽しそう」「女の花園」
ポジティブなイメージを抱く人が多いことでしょう。

しかし、残念ながら実態はそれほど甘くはありません。
男社会では起こり得ない独特の世界観が広がっています。

女性が多い職場は疲れる理由と気をつけること・対処法も詳しく解説していきます!

たかひろ@現役経理マンたかひろ@現役経理マン

「男女ともこれから転職を考えている方で女性が多い職場の実態はどうなのか?気になる方は参考にしてみてください。また今現在女社会で働いていてストレスを感じている方にも解決策をまとめていきます!」

女性が多い職場は疲れる理由5選【務めるメリットなし】

上図は保育士を対象に行った調査結果になります。

「女性が多い職場で働くことに、ストレスを感じた経験があるか」

この問いに対し全ての保育士が「YES」と回答。
さらに女性が多い職場ならではのストレスが原因で辞めたいと感じた割合も9割を超えています。

なぜこれほど女性が多い職場はストレスを感じやすいのでしょうか。
以下の女性が多い職場は疲れる理由5選を解説していきます。

  • 【理由1】男性より女性の方がストレスを感じやすいから
  • 【理由2】陰湿で陰口が多く人間関係の構築が難しいから
  • 【理由3】職場にいるお局が勝手にルールを作っているから
  • 【理由4】男性は出世争いで女性は派閥争いだから
  • 【理由5】上司が女性だとコミュニケーションが難しいから

【理由1】男性より女性の方がストレスを感じやすいから

1つ目の理由はそもそも性別の違いについてです。
男女の違いから分かる理由として「男性より女性の方がストレスを感じやすいから」

男女差でのストレスチェック(3年分)を実施した結果が以下のようになります。

いずれも女性優位の結果となっています。
つまり、男性より女性の方がストレスは感じやすいことが分かります。

ストレスを過度に感じると人間はどうなるのか?
医学的観点からみるとしばしば攻撃的になることが報告されています。

出来事や環境といったストレスにより神経が過敏になり、強い不安や過剰な心配、逆にイライラして攻撃的になる

またストレスに起因し発症する適応障害は独身女性に多いことから注意が必要です。
(出典:新橋スリープ・メンタルクリニック「ストレス性障害(適応障害)」

従って、女性自身ストレスを感じやすいことから女性が多い職場は疲れやすい環境といえます。

関連記事:【適応障害の天職】もう仕事の人間関係で苦しまない適応障害に向いてる働き方

【理由2】陰湿で陰口が多く人間関係の構築が難しいから

女性特有の職場環境から疲れる理由として「陰湿で陰口が多く人間関係の構築が難しいから」

どれほど人間関係の構築が難しいのか?
女性に職場の人間関係の悩みに関する有無を調査したところ『9割』もの女性が「ある」と回答。

【職場の人間関係で悩んだことはありますか?】

人間関係の構築が難しい理由に女性特有の性質があります。
それが陰湿で陰口が多く、さらには潰しあいが起こるという特徴。

疲れた人

「仕事のミスを陰口で話すこと。社員同士が協力するのではなく、潰しあいになっている状況。」
引用: 社団法人日本インターネットプロバイダー協会「女性労働環境アンケート結果」

男性であれば飲みにいけば簡単に打ち解け合えます。
しかし女性はそもそも業務時間外の交友を望まない割合が望む割合の3倍以上を占めています。

つまり、女性は仕事において親睦を深める機会が少ないことが原因として考えられます。

関連記事:職場の人間関係で孤立し毎日が怖いあなたに【原因と4つの対処法】

【理由3】職場にいるお局が勝手にルールを作っているから

女社会であればあるあるな「職場にいるお局が勝手にルールを作っているから」

女性が多い職場であればほぼ必ずいる「お局」
実際どれくらい職場にお局がいるのか?調べると確率は『6割以上』

そしてお局の特徴にはネガティブなものしかありません。
特にひどいのは、職場を掌握したかのように勝手にルールを作る点。

忙しい人

「自分には全く関係ないのに、職場内の出来事や人のスケジュール、プライベートをすべて把握しようとする!(24歳/公務員)」

お局に目をつけられたら最後。
社会人人生はストレスしか記憶に残らなくなります。

関連記事:仕事に行くのが怖いあなたに【不安やストレスを和らげる解消法8選】

【理由4】男性は出世争いで女性は派閥争いだから

社内政治も男女の違いが鮮明で「男性は出世争いで女性は派閥争いだから」

半数以上が女子社員の派閥は「ある」と回答。
(「知らない」の回答が多いため実態はもっと多いと推察)

会社は利益を生み出すために社員を雇っています。
出世争いは仕事の評価を勝ち取ることが目的で利益拡大に直結します。

一方で女性の派閥争いは単なる「気分」

落ち込む人

「女性ばかりの職場なので、一度いざこざが起こると、噂話が広まり状況が落ち着くまで時間がかかる。(28歳)」
引用: エンジャパン「女性の意識調査」

疲れた女性

「女性特有の妬みやひがみなど、間接的に噂話しているのを聞くのが苦痛です。」
引用: エンジャパン「女性の意識調査」

「あの子が嫌い」「新人が気に食わない」「仕事はこうあるべき」
会社のため、ではなく妬みや嫉妬など気分によって派閥は形成されていきます。

派閥争いに巻き込まれたら最後、仕事以外の場面でストレスを抱えることになります。

関連記事:職場で信用できない人の特徴10選と共通点【信用できる人の見分け方も解説】

【理由5】上司が女性だとコミュニケーションが難しいから

上司との関係性についても「上司が女性だとコミュニケーションが難しいから」

仕事のストレス上位に入る「上司との人間関係」
ただ上司が男性か、女性かでもその関係性は大きく異なることが以下調査結果から明らかとなっています。


男女ともに「自分の上司が女性だと、コミュニケーションが難しいと感じる」とする割合が「自分の上司が男性だと、コミュニケーションが難しいと感じる」とする割合より高いのが特徴です。

上司が男性より女性の方がコミュニケーションは難しいことが明らかに。
また、部下が女性だった場合でも男性よりもコミュニケーションは難しいことが結果に現れています。

つまり、職場内での女性とのコミュニケーションは疲れることが明白です。

関連記事:使えない嫌いな上司の5つの特徴と対策【ストレスを抱えない付き合い方】

女性が多い職場でストレスを感じているあなたに解決策は1つ

ここまで女性が多い職場は疲れる理由をまとめてきました。

女性が多い職場は何かとストレスが多い環境です。
避けれるなら避けるべきで居続けるメリットもありません。

しかし、すでに女性が多い職場で働いている方もいるかと思います。
そんな今まさに女性が多い職場でストレスを感じているあなたに解決策は1つです。

それは「転職する」ことです。
転職して新しい環境を手に入れることが最良の解決策です。

なぜなら、職場を変えるだけで簡単に現状を変えられるからです。
良くなる可能性も高く、人間関係で職場を選べば生活の質は上がることが報告されています。
(関連記事:人間関係の良い職場の特徴8選【転職から職場を変えるだけでQOLは上がる】

転職には必ず転職エージェントを利用しましょう。
求人紹介だけでなく会社の実情や社内の雰囲気なども事前情報として仕入れられます。

無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)

転職エージェントの利用が初めての方は以下関連記事もご覧ください。

関連記事:転職活動初心者なら転職エージェント利用は必須【理由と疑問に回答】
関連記事:転職エージェントは複数使うべきか?【何社掛け持ちがベストか理由も解説】

女社会は避けたい!女性が多い仕事5選

悩む女性

「今まさに女性の多い職場で働いてるけどストレスで疲れる!転職したいけど、転職先がまた女社会の職場だと困る・・・女性が多い仕事って何かあるのかな?」

転職したいけど女社会の仕事は避けたい。
女性が多い仕事にはどのような業界が挙げられるのでしょうか。

以下総務省統計局が女性の就業者割合が多い(男性を上回る)職業を公開しています。

  1. サービス職業従業者(64.7%)
  2. 事務従業者(62.4%)

上記2つの職業が女性の占める割合が高い職業となります。
そして、これらの職業を担う代表的な女性が多い仕事5選は以下の通りです。

  • 【仕事1】保育士
  • 【仕事2】看護師
  • 【仕事3】歯科衛生士
  • 【仕事4】飲食店スタッフ
  • 【仕事5】事務職

上記の仕事内容や特徴について解説していきます。
転職や就職で女性が多い職場だけは避けたい方は参考にしてみてください。

【仕事1】保育士

女性の多い仕事の代表格が「保育士」

2020年4月時点保育士登録者数は「166万5,549人」
では女性の割合はどれくらいなのか?厚労省発表によると割合は以下の通りです。

女性保育士の割合『95%』
男性保育士の割合『5%』

ほぼ女性が占める仕事と言っても過言ではありません。

男性保育士も年々増加傾向にはあります。
しかし、増えているとはいえ「保育士=女性の職場」のイメージは拭えないのが現状です。

参考:男女共同参画白書「男性の新たな職域拡大」
参考:就実論叢「男性保育者に対する保育学生の意識に関する調査」

【仕事2】看護師

看護師と同じく女性の仕事と定着するのが「看護師」

2018年時点の看護師の就業者数は「121万8,606人」
では女性の割合はどれくらいなのか?厚労省発表によると割合は以下の通りです。

女性看護師の割合『92.2%』
男性看護師の割合『7.8%』

女性が9割以上と圧倒的です。
まさに女性の多い仕事の代表格が看護師になります。

関連記事:【やりたくない仕事ランキングTOP12】したくない仕事への対処法も解説

【仕事3】歯科衛生士

女性に人気の職種の一つ「歯科衛生士」

2018年時点の歯科衛生士の就業者数は「12万3,831人」
では女性の割合はどれくらいなのか?厚労省発表によると割合は以下の通りです。

女性歯科衛生士の割合『99.94%』(123,754人)
男性歯科衛生士の割合『0.06%』(77人)

男性はわずか「77人」の『0.06%』
ほぼ女性しかいない職場で逃げ場もありません。

関連記事:デスクワークじゃない仕事でおすすめ職業8選【パソコン使わない仕事も紹介】

【仕事4】飲食店スタッフ

バイトの求人も多い仕事「飲食店スタッフ」

飲食企業における女性従業者の割合は以下の通りです。

飲食企業における女性従業者比率は、中小企業が62.7%、大企業が62.1%となり、中小企業が大企業を0.6ポイント上回った。なお、飲食企業においては、製造企業、卸売・小売企業に比べ女性従業者比率が高くなっている。

中小、大企業ともに女性従業者が6割超え。
さらに製造、卸売・小売業界と比べても女性従業者の割合は高くなっています。

関連記事:接客業に向いてない人の特徴5選【辞めたいほど辛いストレスなら即転職】

【仕事5】事務職

女性に特に人気の職業が「事務職」

人気の理由はワークライフバランスが取りやすい点。
dodaの調べでは残業時間は10時間を切る事務職もあるようです。
(出典:doda「残業の少ない職種・多い職種は?90職種別の残業時間ランキング」

そんな人気の事務職の2020年就業者数は「約1,351万人」
では女性の割合はどれくらいなのか?総務省発表によると割合は以下の通りです。

女性事務従業者の割合『60.2%』(813万人)
男性事務従業者の割合『39.8%』(538万人)

6割程度が女性の職場ということになります。
事務職の仕事内容はとにかくルーティンワークのオンパレード。

残業時間も少なくワークライフバランスは取りやすい。
一方でアグレッシブに挑戦したい積極的な方には物足りなさを感じるのは否めません。

関連記事:事務職はつまらない人生だと感じるあなたに【理由と3つの解決策】

女性の多い職場で気をつけること・対処法3選

転職は考えていないけど処世術は身に着けたい。
そんな方に女性の多い職場で気をつけること・対処法3選をまとめていきます。

【対処法1】お土産を購入して渡す

女性の世界で生き抜くための処世術の一つとして「お土産を購入して渡す」

お土産を渡して怒る人など一人もいません。
そして何より女性は甘い物をはじめ食べ物が好きです。

お土産を渡したら間違いなく喜ばれます。
人間関係もポジティブにはたらいて、仕事もやりやすくなります。

なので旅行に出かけたら職場の人へのお土産を購入して渡しましょう。

【対処法2】容姿の変化に気づく

女性にとって見た目も大事で「容姿の変化に気づく」

  • 髪を切った
  • 髪を染めた
  • 化粧を変えてみた
  • ネイルをしたor変えた
  • ファッションを変えた

小さな変化でも構いません。
気づいて褒めれば女性は承認欲求が満たされて喜びます。

【対処法3】セクハラ発言は絶対厳禁

対処法3は男性に対する注意点で女性に対する「セクハラ発言は絶対厳禁」

セクハラ対策は企業に義務化されています。
それほど社会問題化する企業にとって重大な課題といえます。

そのためか世の男性はセクハラを意識し過ぎて同性との仕事を望む人が多いようです。

男性は、女性と仕事をするよりも男性と仕事をするほうが楽であると考える人が4割以上を占めています。その背景には、セクハラへの配慮も少なくないようです。

男女平等かつ差別のない世の中を築くために。
個々人の意識だけでなくしっかりとした対策が求められます。

まとめ:女性が多い職場で疲れる前に転職を推奨

女性が多い職場は疲れる理由と気をつけることをまとめてきました。

改めて、女性が多い職場は疲れる理由と女社会になりがちな仕事をまとめると、

女性が多い職場は疲れる理由

  1. 男性より女性の方がストレスを感じやすいから
  2. 陰湿で陰口が多く人間関係の構築が難しいから
  3. 職場にいるお局が勝手にルールを作っているから
  4. 男性は出世争いで女性は派閥争いだから
  5. 上司が女性だとコミュニケーションが難しいから

女社会になりがちな仕事5選

  • 保育士
  • 看護師
  • 歯科衛生士
  • 飲食店スタッフ
  • 事務職

女性が多い職場に息苦しさを感じるなら。
早々に転職して、新しい環境を手に入れましょう。

環境を変えれば呆気なくストレスも解消されるケースが多々あります

女性の少ない業界や仕事はあります。
上記の女性が多い仕事5選を避けるだけでも見える景色は変わってきます。

転職エージェントに一度求人紹介を受けてみてはいかがでしょうか。

無料で手厚いサポートが受けられる!おすすめ転職エージェント3選(Web面談実施中)

とはいえ、転職するにしてもどんな仕事が向いてるのか。
仕事選びや将来のキャリアに悩む人は、プロのキャリアコーチングに相談するのがおすすめです。

「どう生きたいか?」でキャリアを決める転職トレーニングサービス。
無料相談を受けるだけでも非常に有益なアドバイスがもらえて、心のモヤモヤは軽くなります。

自己分析に役立つ!プロによるキャリアコーチングサービスおすすめ3選