【ESTJの適職12選】特徴と強みから幹部型の向いてる仕事・職業を分析
仕事に悩む人

「MBTIの診断結果が『ESTJ(幹部型)』だったんだけど適職は何?性格悪いとか融通が利かないとかいわれるけど、特徴や強みから向いてる仕事と向いてない仕事も把握して弱みを知りたい!」

こんな疑問、悩みに答えます。

このブログでは「MBTIで幹部型と診断され適職を探している方」に向けて、以下の内容・目的で記事を書いていきます。

  1. ESTJ(幹部型)の特徴と強みから向いてる仕事を解説
  2. 【ESTJ(幹部型)の適職12選】強みを活かす働き方
  3. ESTJ(幹部型)の弱みから向かない仕事とは

“幹部型”とも呼ばれるMBTIのタイプの一つ「ESTJ」

他のタイプにはない特徴や強みは何か?
強みが分かれば自ずと向いてる仕事(適職)も見えてきます。

ESTJ(幹部型)の特徴と強みから適職の紹介だけでなく弱みから向かない仕事も詳しく解説していきます!!

たかひろ@一人起業家たかひろ@一人起業家

「ESTJの向いてる仕事、適職を探している方は、ぜひ参考にしてみてください!」

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ESTJ(幹部型)の特徴と強みから向いてる仕事を解説

まずESTJ(幹部型)の特徴と強みから向いてる仕事を解説していきます。

ESTJの意味と特徴

最初に基本情報もかねてESTJの意味と特徴をまとめます。

ESTJとはMBTI診断結果の一つ。
外向(Extroverted)、感覚(Sensing)、思考(Thinking)、判断的態度(Judging)の頭文字を取った4文字(ESTJ)で表現されています。

MBTIで用いられる4つの心理的側面を表す軸と2つの極の関係性については以下図が分かりやすいです。

  • E.外向 or I.内向(エネルギーの方向)
  • S.感覚 or N.直観(知覚の方法)
  • T.思考 or F.感情(判断の方法)
  • J.判断的態度 or P.知覚的態度(外界との接し方)

4×2=16通りのタイプを性格診断できるのが「MBTI」
心理学の3大巨頭「ユング」が提唱するタイプ論をもとに研究開発された心理検査となります。

そして、ESTJの特徴(タイプ)は「幹部型」
幹部型の特徴は以下のようになります。

ESTJタイプの人は、具体的なニーズや事実に焦点を当て、長期的な目標よりも現在の目標に注力する傾向があります。状況をしっかり把握し、業務が体系的かつ円滑に行われるようにするために、周囲の環境を頻繁に見直します。伝統を重んじ、確立された基準と安定性を好みます。

一言でいえば「ザ・日本の管理職」

良くいえば地に足のついた判断が得意。
日本古来の伝統や規則を重んじて、慎重かつ無難にこなすことを好みます。

でも悪くいえば融通が利かない。
型破りな行為を避け、自分自身の世界に固執する側面もあります。

関連記事:マイペースな人に向いてる仕事12選【自分のペースでできる仕事・職種に転職】

MBTIの4つの指標から特徴を分析

次にMBTIの4つの指標を用いて特徴を分析していきます。

ESTJは4つの指標の頭文字を取って表現されています。
それぞれの表す要素は異なり、掛け合わせることで「ESTJ型」独自の特徴を導きだすことが可能です。

それでは、4つの指標の意味と要素を以下の通りまとめます。
(参考情報として極にあたる「INFP型」も記載します。)

【INFP型】 I.内向 N.直観 F.感情 P.知覚的態度
要素 ・大勢より少数
・一人の時間が必要
・趣味に凝る
・心の内面を意識
・理想主義者
・現在より将来
・大局観で抽象的
・ひらめきを重視
・感情的
・影響を受けやすい
・好きか嫌いか
・周囲の反応が気になる
・マイペース
・計画が苦手
・フレキシブル
・優柔不断
【ESTJ型】 E.外向 S.直感 T.思考 J.判断的態度
要素 ・少数より大勢
・仲間との時間が必要
・進んで人と関わる
・周囲との関係を意識
・現実主義者
・未来より現在
・局部的で具体的
・経験を重視
・論理的
・意志が強い
・正しいかどうか
・結論の正否が気になる
・規律正しい
・期限を守る
・物事に白黒つける
・決断が得意

上記の要素から分析し導き出せるESTJの特徴(心理機能)は、

  • 誠実かつ責任感もあり意志が強い(Te)
  • 物事の判断は論理的かつ客観的な現実主義者(Te)
  • 主観ではなく真実、事実、公式、信任を評価する(Te)
  • 規則に従い組織や常識人に従順な忠誠心の強さ(Si)
  • 事実に基づき長期計画を立てて実行するのが得意(Ne)
  • 多様な価値観の受け入れが苦手で判断も権威主義的(Fi)

忠誠心の強さがESTJ最大の特徴といえます。

規則に従い、論理的かつ客観的な判断軸。
上下関係を重んじて主観ではなく真実や事実に基づき評価します。

ただ悪く言えば現状維持志向。
多様な価値観の受け入れや新しいアイデアの創出は不得意といえます。

ちなみにINFPのタイプは利他の精神を持つ「仲介者型」
寛大で思いやり溢れるホスピタリティでできた利他的主義者です。

ESTJの強みは「忠実に従う正直さと意志の強さ」

そしてESTJの強みについてです。

MBTI診断を無料で行える「16Personalities」において、ESTJの強みを以下のように表しています。

  • Dedicated(ひたむきさ)
  • Strong-willed(意志が強い)
  • Direct and Honest(率直で正直)
  • Loyal, Patient and Reliable(忠実で、忍耐強く、信頼できる)
  • Enjoy Creating Order(ルール、構造、役割など計画的)
  • Excellent Organizers(優秀な主催者)

会社からみれば信頼できる仲間。
規則や伝統を重んじ、ひたむきなまで忠実に従います。

ESTJ自身も会社に忠誠を誓う意志の強さと責任感が強みといえます。

まさに「絵に描いたようなリーダー像」
率先してリーダーシップを発揮し、献身的に他者を導きます。

関連記事:職場で信用できない人の特徴10選と共通点【信用できる人の見分け方も解説】

ESTJに向いてる仕事を4つに分類

ESTJの「タイプ」、「要素」、「強み」
これらの分析からESTJの特徴をまとめると、

  • 他者を献身的に導く「リーダーシップの持ち主」
  • 論理的かつ客観的に判断する「現実主義者」
  • 忠実まで組織に従順な「忠誠心の高さ」
  • 規則と伝統を重んじる「責任感と意志の強さ」

つまり、ESTJに向いてる仕事を4つに分類されます。

  1. 論理に基づき長期的な戦略を立案する仕事
  2. 規則やルールに忠実に従って行う仕事
  3. 献身的に指導・マネジメントを行う仕事
  4. 組織を束ねる責任者を務める仕事

これらのESTJに向いてる仕事に適した具体的な職種(適職)を次章にまとめていきます!

【ESTJ(幹部型)の適職12選】強みを活かす働き方

早速ESTJ(幹部型)の強みを活かす働き方が実現可能な適職を12個解説していきます!

先に適職を列挙すると以下の仕事が当てはまります。
それぞれ分類ごとに仕事内容と特徴を解説していきます。

ESTJの適職12選

  1. 営業
  2. 経営コンサルタント
  3. 不動産売買仲介
  4. 財務
  5. 企業法務
  6. 公務員
  7. パーソナルトレーナー
  8. 塾講師
  9. コーチング
  10. 最高経営責任者(CEO)
  11. 最高財務責任者(CFO)
  12. 最高人事責任者(CHO)

①論理に基づき長期的な戦略を立案する仕事3選

まず「論理に基づき長期的な戦略を立案する仕事3選」は以下の通りです。
順番に仕事内容とESTJに向いてるポイントをまとめていきます。

論理に基づき長期的な戦略を立案する仕事3選

  • 営業
  • 経営コンサルタント
  • 不動産売買仲介

【適職1】営業

論理的かつ戦略的な思考が求められる「営業」

商品やサービスを提案し売上を立てる仕事。
売上獲得のための目標設定と戦略、コミットメント力が素質として求められます。

営業はどの会社・業種にも必要な人材です。
営業マンの働きぶりで会社の業績も左右するほど優れた人材が求められます。

つまり、物事の判断は論理的かつ客観的な素養を持つESTJが活躍できる適した仕事といえます。

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関連記事:営業から営業や他職種へ転職は可能?【結論可能でも転職成功には対策が必要】

【適職2】経営コンサルタント

企業の抱える課題に問題解決を担う「経営コンサルタント」

企業は大なり小なり日夜課題と戦っています。
時に企業の人間だけでは抱える課題の解決に近づけない場合があります。

そんな企業の抱える「イシュー」と向き合う精鋭部隊が経営コンサルタント。

経営コンサルの役目は企業への助言業。
課題を共有し問題を浮き彫りにした後、改善までの戦略を計画します。

つまり、論理に基づき長期的な戦略を立案する仕事。
ESTJの事実に基づき長期計画を立案する実行力を活かせる適職の一つだといえます。

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関連記事:生き残る仕事・職業となくなる仕事ランキング50【将来生き残るために必要なのは創造力】

【適職3】不動産売買仲介

不動産取引の仲介を担う「不動産売買仲介」

不動産の売主と買主の仲介をする仕事。
業務内容は、販売活動や契約条件の調整など引き渡しまでの事務手続きを主に行います。

不動産が売却されるまで長期的な計画が必要です。
販売戦略、ロジカルな営業手法、買主へのアプローチなど。

つまり、誠実かつ責任感もあり意志が強いESTJに適した仕事の一つといえます。

関連記事:宅建Jobエージェントの評判は?【不動産業界の転職に強いか口コミから検証】

②規則やルールに忠実に従って行う仕事3選

次に「規則やルールに忠実に従って行う仕事3選」は以下の通りです。
順番に仕事内容とESTJに向いてるポイントをまとめていきます。

規則やルールに忠実に従って行う仕事3選

  • 財務
  • 企業法務
  • 公務員

【適職4】財務

管理部門の中でも数字を扱う専門職が「経理&財務」

会計や経理財務規定に則って業務に取り組みます。
会社の数字を扱う部署である以上、求められる能力は「忠実さ」

規則やルールの遵守は絶対厳守。
嘘偽りなく規則に沿って実直に仕事ができるESTJに適した仕事の一つといえます。

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【適職5】企業法務

企業の法務担当を担う「企業法務」

企業運営にかかわる法律全般を担当します。
また会議体の事務局業務やコンプライアンスへの意識向上など。

事務手続きだけでなく企業運営上の啓蒙活動も行います。

法の番人である以上、規則に従い組織への忠誠心を持ちます。
つまり、ルールを遵守し多様な価値観も受け入れるESTJの特徴に適した仕事だといえます。

関連記事:ジャスネットキャリアの評判は?【経理・会計士転職や未経験に強いか口コミから検証】

【適職6】公務員

市役所や公共機関に務める「公務員」

法令や民法など法律の知識を用いて行政業務を担当。
公務員の仕事はすべて適切な法律に従って行われています。

国や地方自治体が定める規定、法律のもとに成り立つ仕事。
つまり、規則に従い忠誠心の高さに強みを持つESTJに適した仕事といえます。

関連記事:人のためになる仕事がしたい!【人の役に立つ仕事ランキングTOP15】

③献身的に指導・マネジメントを行う仕事3選

「献身的に指導・マネジメントを行う仕事3選」は以下の通りです。
順番に仕事内容とESTJに向いてるポイントをまとめていきます。

献身的に指導・マネジメントを行う仕事3選

  • パーソナルトレーナー
  • 塾講師
  • コーチング

【適職7】パーソナルトレーナー

顧客の身体づくりをサポートする「パーソナルトレーナー」

身体づくりのためのトレーニング支援や健康管理を行います。
他者を励ましつつ目標を掲げ、メニューを作成するのもパーソナルトレーナーの重要な仕事。

つまり、献身的にサポートするESTJに適した仕事といえます。

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【適職8】塾講師

子供の目標を間近で支援する「塾講師」

受験合格、成績アップ、勉強のやり方指導など。
子供に勉強の悩みや問題を解決へ導く重要な仕事です。

子供と一緒に目標に向けて成長できる素敵な仕事。
社会貢献性も高く、なくてはならない職業の一つといえます。

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【適職9】コーチング

問題の解決へサポートする「コーチング」

関連記事:人を幸せにする仕事とは【人を笑顔に&喜ばせる職種ランキングTOP15】

④組織を束ねる責任者を務める仕事3選

そして「組織を束ねる責任者を務める仕事3選」は以下の通りです。
順番に仕事内容とESTJに向いてるポイントをまとめていきます。

組織を束ねる責任者を務める仕事3選

  • 最高経営責任者(CEO)
  • 最高財務責任者(CFO)
  • 最高人事責任者(CHO)

【適職10】最高経営責任者(CEO)

会社のトップを務める「最高経営責任者(CEO)」

会社の社長であり経営の全ての権限を握る責任者。

関連記事:【ADHDの天職】ADHDで転職はやめとけ!その理由と向いてる仕事の見つけ方

【適職11】最高財務責任者(CFO)

管理部門のトップを担う「最高財務責任者(CFO)」

財務および管理部門の業務執行を統括する執行役員。

関連記事:経理の転職に強いおすすめエージェント&サイト15選【転職に失敗しない全ノウハウ】

【適職12】最高人事責任者(CHO)

人事部門の責任者を務める「最高人事責任者(CHO)」

人事および採用全般の業務執行を統括する執行役員。

関連記事:頭を使う仕事でおすすめ職種8選とその理由【もし苦手で向いてない人は転職推奨】

ESTJ(幹部型)の弱みから向かない仕事とは

ここまでESTJの特徴や強みから適職を解説してきました。

仕事に悩む人

「向いてる仕事は分かったけど、、ESTJの向かない仕事は何?弱みも理解できればより強みを活かせる仕事に就けると思う!」

強みがあれば弱みもあります。
適職に就くためには弱みもしっかり理解しておく必要があります。

ここからはESTJ(幹部型)の弱みから向かない仕事もまとめていきいます。

ESTJの弱みは「柔軟性に欠く融通の利かなさ」

まずESTJの弱みについてです。

強み同様に「16Personalities」からESTJの弱みを調べると以下のように表しています。

  • Inflexible and Stubborn(柔軟性がなく頑固)
  • Uncomfortable with Unconventional Situations(融通が利かない)
  • Judgmental(判断力)
  • Too Focused on Social Status(社会的地位に焦点を合わせすぎる)
  • Difficult to Relax(リラックスするのが難しい)
  • Difficulty Expressing Emotion(感情表現が難しい)

規則と伝統を重んじるESTJ。
組織に従順で忠誠心の高さが会社からも重宝される強みです。

その一方で、権威主義的な側面も持ちます。
今までのやり方に固執し柔軟性に欠ける結果、融通が利かなくなりがちです。

つまり、ESTJの弱みは「柔軟性に欠く融通の利かなさ」

関連記事:手先が器用な人に向いてる仕事13選【おすすめ職種と強みを活かせる資格も紹介】

融通が利かないのは価値観の受け入れが苦手だから

しばしばESTJは頑固者と呼ばれます。

なぜ頑固だと呼ばれるのでしょうか?
その柔軟性が欠ける最大の要因として融通が利かないのは価値観の受け入れが苦手だから

融通が利かないイメージを持たれることがありますが、これは、幹部型の人達が独りよがりの頑固者であるわけではなく、こうした価値観があるからこそ、社会が機能していると心から信じているためなのです。

ESTJの内なる「確固たる信念」
強力な信念が多様な価値観の受け入れを阻害する結果に繋がっています。

価値観を持つことは人間誰しもあること。
ただ、ESTJは価値観を他者へ押し付け配慮に欠ける点がみられます。

これがESTJの劣勢グリップ(Te-Ne)
支配的かつ攻撃的な一面を見せる傾向があります。

関連記事:完璧主義者に向いてる仕事20選【強みを活かせる適職に転職がおすすめ】

ESTJに向かない仕事は「抽象的かつ非社交的な業務が主な仕事」

よってESTJに向かない仕事は以下の通りです。

ESTJに向かない仕事

  • アーティスト
  • デザイナー
  • 事務職
  • データ入力
  • 輸送・運輸業

具体的かつ論理的な思考を好むESTJ。
一人ではなくチームで課題に取り組み、困難な道も先導し解決へと導きます。

組織でも優れたリーダーシップを発揮。
チームビルディングには欠かせない存在です。

つまり、ESTJに向かない仕事は「抽象的かつ非社交的な業務が主な仕事」

一人黙々と行う仕事がメインなどもってのほか。
強みや特徴は活かしきれず、劣勢グリップに陥ってしまうのは目に見えた光景です。

関連記事:一人で黙々とできる仕事15選【男女正社員でもコツコツできる種類を紹介】

まとめ:組織への忠誠心と責任感の強さを活かせる仕事がESTJの適職

ESTJの適職を特徴と強みから情報をまとめてきました。

改めて、ESTJ(幹部型)の適職をまとめると

ESTJ(幹部型)の適職12選

  1. 営業
  2. 経営コンサルタント
  3. 不動産売買仲介
  4. 財務
  5. 企業法務
  6. 公務員
  7. パーソナルトレーナー
  8. 塾講師
  9. コーチング
  10. 最高経営責任者(CEO)
  11. 最高財務責任者(CFO)
  12. 最高人事責任者(CHO)

当てはまる仕事、気になる職種があれば転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

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